虎尾伊吹






「手加減はしないよ!」

 性別:女性(後天的な両性具有)
 誕生日:4月30日
 年齢:15歳
 身長:156cm
 スリーサイズ:89・56・85
 血液型:不明
 趣味:狩り
 特技:体術全般
 大事なもの:使命(猿梨市地下に眠る赤死龍バラナスドラゴンの復活)
 好きな料理:肉類全般
 嫌いな料理:和菓子
 好きなもの:獲物を切り裂くときの感触
 嫌いなもの:性的な話題

2015年9月15日に公開された、スミス中尉氏によるオリジナルキャラクター。
名前は「とらのお いぶき」と読む。由来はそのまんま高山植物の「イブキトラノオ(伊吹虎ノ尾)」。
CVはネット声優のナユキユズ氏。
同氏の鎌口紗絵とは世界観を共有しており、共に小説『猿梨学園伝奇部』に登場している。

猿梨学園都市の敷地内に住む少女。
学園都市の教育課程を受講しておらず、風紀委員から害獣駆除、犯罪者捕獲などの仕事を貰って生計を立てている。
10年前に両親の無理心中に巻き込まれて行方不明になった過去を持ち、戸籍上は死亡扱いになっている。

耳が異様に長く垂れ下がっているのが特徴だが、殆どの人からは「変わったファッション」程度に思われている。
人間離れした身体能力に加え、両腕・両脚から牙状の突起物(通称「伊吹ブレード」)を突出させたり、
「赤死獣」と呼ばれる人外(バイオハザード2G第4形態変形後のような怪物)の姿に変身する能力を持つ。
赤死獣の力として現実改変能力も有しているが、過度の使用は自我の喪失を招く為、形態変化時の補助など限定的な行使に留めている。
イブキトラノオの花言葉の通り、「洗練」された戦闘技術で都市に巣食う怪獣をその身一つで圧倒し、屠る。

人見知りなのであまり他人と会話する事がなく、寡黙でクールな性格に思われているが、知り合いには割と素直で甘えがち。
常に腹を空かせており、機嫌を損ねても食べ物を奢るとすぐに忘れる傾向がある。
鎌口紗絵とは仕事上の付き合いが多く、共闘した際には絶妙なコンビネーションを発揮する。
しかし、実は二人とも内心では相容れないものを感じて警戒し合っており、特に伊吹は鎌口の下ネタ発言にウンザリしている。

鎌口ほどではないが戦闘力は高く、初期版のカットインでは揺れる
また、相手の肉を食い千切る通常投げや、伊吹ブレードを展開する際に腕の皮膚が抉れている描写もあるため、
見た目に似合わず全体的に演出がグロテスクなのが特徴。


性能

手足から展開する「伊吹ブレード」を用いた接近戦を主体とし、スピーディーなコンボで相手をザクザク切り刻む。
豊富なコンボルートを持ち、始動技の「蹴上」からエリアルコンボも可能だったりと中々に爽快。
コマンド入力が苦手な人のためのオートコンボ機能もあり、
ワンボタン連打でスタイリッシュにコンボを繋いでくれる親切設計となっている。
その反面、全体的にリーチが短めな事に加え、単発火力も然程高くはないため、とにかく手数で押していくのが重要となる。

伊吹ブレードを蹴り放つ「散牙」や空中から斬撃を飛ばす南斗爆星波「空牙刃」といった飛び道具
中段突進技の「旋風牙」に、サマソな対空技の「顎裂」と、遠近バランス良く技を取り揃え
上・中段、下段それぞれに対応した当て身技「致命撃」「報復斬」やブロッキングガードキャンセル技の「赤死咆」といった切り返し手段も充実している。
超必殺技も使い勝手が良く、1ゲージ技の「赤死爪」及び「赤死牙」はぶっぱやコンボの〆に最適。
2ゲージ消費の「赤死獣」は発生が遅く単発での運用は厳しいものの、威力が非常に高い上に当て身技から繋がる。
特殊カラーも用意されており、10P以上からはダッシュに飛び道具無敵付与&コンボ補正無しのボスモード、
12Pは攻撃・防御力の大幅強化&常時ゲージMAXの暴走モードとなる。
特に後者は標準的な体力のキャラ相手ならワンコンボで即死級の火力を叩き出す他、「散牙」が3wayとなり、当たり所が良ければこれまた相手は即死する。

ちなみに、「報復斬」成功時のモーションがダークカブトの「ダークライダーキック(PS2版)」まんまだったり、
「赤死牙」で大切断!!と叫んだり、赤死獣の咆哮が某スペースビーストの声だったりと、
分かる人には分かる特撮ネタがちょくちょく盛り込まれてたりする。
また、世界観を共有している同氏の鎌口紗絵をはじめ、御曉切奈フィアー・メイス・ローゼンクランツなど、
複数のMUGENオリジナルキャラクターに対する特殊イントロを搭載している。

デフォルトでAIが搭載されており、隙は大きいが範囲の広い下段技「牙薊」からのコンボを執拗に狙う。
簡易AIとの事で、「赤死牙」を空振りしてしまったり「赤死獣」をぶっぱするなど隙が多いが、コンボはしっかり繋いでくるので油断は禁物。
また、2020年8月にはカサイ氏による外部AIが公開された。
こちらはステップで距離を詰めてからの猛ラッシュを得意とするガン攻めタイプで、
デフォAIがあまり使わない技も積極的に使用し、回収したゲージを惜しみなく注ぎ込んで大ダメージを狙ってくる。
特に画面端へ追い込まれると固めからゴリゴリ削られてしまうため、切り返し手段を持たないキャラは苦戦を強いられる事だろう。
付録として後述の専用ステージ2種も付属している。

なお、初期版(2017年11月5日更新以前)は鎌口紗絵と同様、素手による攻撃(X)、伊吹ブレードによる攻撃(Y)、射撃(A)の3ボタン式で、
通常時でも「散牙」が3wayだったり「赤死獣」が味方殺し技だったりするなど、最新版とは仕様や技性能にかなりの差異があるため注意。
初期版にはIX氏がAIパッチを製作しており、対応している本体も引き続き公開中。
5段階のAIレベル、3段階の挑発レベルの設定に加えて「待つかいなか」の設定が可能。
通常時は積極的な攻撃を仕掛けてくるが、待ちモードに入ると散牙による牽制を主体とした卑怯堅実な戦法に移行する。

この他にも、芭菜子=アマソネの作者oga氏がVRChat用のアバターを、
カサイ氏が2種類の禍々しい専用ステージ「箱庭病院跡地」「首都圏外郭放水路」をそれぞれ公開している。
キャラ紹介動画
VRアバター紹介動画
カサイ氏AI(3:54~)
プレイヤー操作で旧バージョンと対決(5:18~)



        
 「だああぁい……切断ッ!!」


イブキ・ビーストマックス


「お肉を食べたいのです」

鉄屑氏製作。赤死獣を模したマシンに乗る伊吹クン。
くんしょうも氏ののりのもと及びあなろぐ餅米氏のお覇王をベースに製作されている。
のりものらしくスーパーアーマーを備えているが、ちゃんと歩きモーションややられモーションもある。
肉弾戦主体で戦うが、コマンド投げやトゲを飛ばす飛び道具、大口径ビーム技などを持つ。
また、伊吹同様に複数のMUGENオリジナルキャラクターに対する特殊イントロを搭載している。
AIも搭載されてはいるが、改変元であるお覇王デフォルトのものとの事。
スミス中尉氏により、声をナユキユズ氏のものへ差し替えるボイスパッチも公開されている。

出場大会

【イブキ・ビーストマックス】

プレイヤー操作

出演ストーリー



最終更新:2023年09月30日 14:58