ザ・ハンド


マーベルコミックスに登場する忍者集団。億泰スタンドではない。
映画やドラマ版では「ヤミノテ(闇の手)」と表記される事もある。

日本を本拠地にしており、リーダーはマツオ・ツラヤバ(現在は死亡している)。
後にキングピンがリーダーを務める他、セイバートゥースもリーダーを務めた事がある。
マーベル世界ではかなり有名な犯罪者組織でもあり、ジャパニーズ・ヤクザはもちろんの事、
世界各地の裏社会に繋がりを持っている。
日本にあるという「慈悲と怒りの谷」に根城を構えているが、世界中に支部が存在する。
起源は16世紀の日本まで遡り、カゲノブ・ヨシオカの手によって誕生した。
元々は普通の忍者組織だったが、
ザ・ビーストという悪魔(紛らわしいがX-MENのビーストではない。区別のため「ザ・ビースト・オブ・ザ・ハンド」とも)から魔術を授けられ、
邪教集団に生まれ変わる。
その秘法は肉体強化から死者蘇生まで多岐に亘ると言われている。
かのDr.オクトパスを死後甦らせた実績がある。

日本の組織にしては出番は結構多く、スパイダーマンX-MENアベンジャーズなど、
著名なマーベルヒーローズの大半は一戦を交え、何がしかの因縁を抱えている。
その中でも、デアデビルエレクトラサイロックは一度は組織に所属し、キャラクターの根幹に関わってくるなど、
かなり根深い関係である事が窺える。詳しくは該当ページなどで調べるといいだろう。
また、『ミュータントタートルズ』の敵組織フット団の元ネタ(手→足)としても有名なのだが、
日本ではパロディ側の方が元ネタより知名度が高いという、どこかのヒーローみたいな事態にもなっている。

その特徴は何と言っても人海戦術である。
登場すると大概は赤装束(たまに黒)の忍者が一斉に群がってヒーローに襲い掛かってくるため、
ページが忍者で埋め尽くされる。その様は必見。
アメコミでは名有りの敵はあまり死なず刑務所送りになる事が定番だが、
このように無個性かつ無尽蔵にいる雑魚敵キャラならばそのような配慮は無用という事か、結構な頻度でバンバン死ぬ。
まあ出てくるキャラとか担当ライターとかにもよるけど。

一応、忍者らしく刀や手裏剣を武器に戦う者が多いが、草刈り鎌や鉤爪はともかく、何故かヌンチャクやら薙刀やらを振り回す奴まで混じっている。
忍者とはいったい・・・うごごご!
某赤黒い忍者の世界観に影響を与えている」と言われる事もあるが、
そもそもザ・ハンドに限らずアメリカでの「ニンジャ」のイメージはこんなんがデフォルトである。割とマジで。
詳しく知りたい方は米国ニンジャブームの発端となったエリック・ヴァン・ラストベーダーの『ザ・ニンジャ』をどうぞ。


格闘ゲームにおけるザ・ハンド

カプコンのゲームでは、『X-MEN vs. STREET FIGHTER』のキャミィのエンディングに出演している。
シャドルーの洗脳が解けて記憶を失ったキャミィを騙して勧誘しようとした所をサイロックに叩きのめされた。


MUGENにおけるザ・ハンド

buanbuan氏によるボーナスステージキャラが公開されている。
龍虎の拳』のボーナスステージ「体力鍛錬の行」の改変で開始時に「体力鍛錬の行」としっかり言ってくれる
30秒間に左右から湧いてくる忍者達を倒し、その数を競う。
出て来る敵は徒手空拳で戦う普通の忍者一回り大きいマッチョな巨漢忍者に、素手の他に刀や鉤爪を使う武装忍者の三種類。
他はともかく不破は一発で分かるのでバイトに来てるように見えてしまう
キャラにそれほど大きな差はなく、大体強攻撃一発で片が付く。
ただし、投げは無効であるため投げ技主体AIだと記録を思うように伸ばせないかもしれない。
プレイヤー自らが操作して画面に溢れる忍者達を蹴散らして行くのが一番だろう。

この他に、MatreroG氏によるMUGEN1.0以降専用のステージ「The Hand Fortress Stage」も存在する。
是非とも併せて活用し、忍者共を薙ぎ倒そう。
DLは下記の動画から

キャラ以外では、Wucash氏&UltimateTeam製作のデッドプール超必殺技の一つに、
デップーの知人の戦闘員ボブがトレインしてきた大量のザ・ハンドに相手を轢き潰させるものがある。OH,NINJAS!
また、FEDE DE 10氏&LESSARD氏のエレクトラも、ザ・ハンドを召喚する超必殺技を所持している。

出場大会

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最終更新:2022年09月02日 13:05
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