Flowey

"Howdy!I'mFLOWEY!FLOWEY the FLOWER!"
(やあ!ボクはフラウィー!お花のフラウィー!)

Toby Fox氏を中心とするチームが制作したWindows/Mac用RPG『Undertale』の登場キャラクター。
日本語表記は「フラウィー」が主流。

金色の花びらとデフォルメされた顔がついた喋る花のモンスターでゲーム中主人公が最初に出会う事になるキャラクター。

+ネタバレ
一見すると可愛らしいお花だがその本性は悪意に満ちており口も悪い。モットーは"In this world, it's kill or be killed."(殺るか殺られるか)
その為日本のプレイヤーからは「クソ花」と呼ばれる。

ゲーム開始早々主人公にアドバイスをすると称し、騙し討ちを仕掛け殺そうとするがToriel(トリエル)の妨害により失敗に終わる。
その後Toriel戦後に再登場し、そこまでのプレイヤーの行動によって内容の違う煽りを行う。
それ以降はしばらく登場しないものの特定の場面で引き返すと地面に潜る瞬間を見る事が出来ずっと主人公を監視している事がわかる。
そして地下世界の王、Asgoreとの戦闘後に満を持して登場しこれまでに集めた6つのソウル*1を奪い吸収
Photoshop Flowey(もしくはOmega Flowey)となり主人公のソウルも取り込むべく戦闘となる。このルートのラスボス

動画を見てもらえばわかると思うが、グロテスクなモンスターの上に、奇妙なモンスターの顔と人間の顔(実写)が映し出されるモニターが乗っている*2という形容しがたい姿となっており、その攻撃の激しさや後述する特殊な仕様もあってプレイヤーに恐怖と絶望を与えてくる。
この戦いではまず、一定回数Floweyの攻撃が完了するまでこちらは攻撃できない。仮に攻撃ができても、1ダメージ程度しか与えられないという殺意満々のふざけた仕様の中でコイツの猛攻を何とかしのぐ必要がある。
なんとか耐え抜くと、ディスプレイにFloweyの手に入れたソウルが映され、場面が切り替わる。
そこでも攻撃は続くのだが、しばらくすると「ACT」というコマンドが表示され、触れると回復アイテムが出現するようになる。
そして、そこから場面が戻って再びFloweyの攻撃を受ける……というのを6回ほど繰り返すと、ようやくまともにダメージが与えられるようになる。
だが、攻撃頻度が非常に早いうえに範囲の広い弾幕も多く、ダメージ自体はそれほど大きくないもののパターンもかなり多彩で対処が難しい。
加えて、戦闘が進むにつれて戦闘の場面を一時的にセーブして、別の攻撃の最中にロードするというややこしい行動までとってくる。
一応こちらの移動範囲も広がっていたりと救済も多く、上記のような要素があるにも関わらず攻略自体は絶望するほどの難易度ではない。
…こんな初見殺しの嵐に耐えられればだがあとキモい見た目とか

また、この戦闘後Floweyを生かす選択肢を取る事でクリア後にプレイ内容に応じて様々アドバイスや小話が聞ける。
プレイヤーの行うセーブやロード、リセットを感知する事が出来る為、行動に応じてかなりメタ的な反応を見せる事も。 ファンクラブでも作る?

+別ルートネタバレ
"Finally."(終わりにしよう)
"I was so tired of being a flower. "(僕はもう花でいることに疲れてしまったんだ)

"Howdy! ※※※ are you there?"(やあ!<プレイヤー名>そこにいたの?)
"It's me. Your best friend."(僕だよ、君の一番の友達の)

"ASRIEL DREEMURR"
敵を1体も殺さずかつ条件を満たす事で突入するPacifist Route(通称Pルート)にて本当の姿を現す。
その正体はAsgore(アズゴア)とToriel(トリエル)の実の息子、Asriel Dreemurr(アズリエル・ドリーマー)。
主人公が地下に落ちてくる遥か昔に死んだはずだったが王国科学者であるAlphys(アルフィス)の実験によりFloweyとして復活していた。
+死んだ経緯と復活した経緯
ある日モンスターの王子Asrielは地下世界に落ちて来た一人の人間を発見し、救助した。
その後その人間は国王Asgoreと王妃Torielに引き取られ、Asrielと義兄弟かつ親友となり、
彼らに迎えられて本当の家族のように暮らしていた。
しかし、ある日人間は重い病にかかり死亡してしまう。人間は死に際に地上の故郷の村の花畑を見たいと言っていたが、
結界に閉じ込められている状態のモンスター達にはどうする事も出来なかった。
悲しみにくれたAsrielは思わず人間のソウルを取り込んでしまい、その瞬間彼はおぞましい姿へと変貌してしまう。
新たな力を得たAsrielは親友の遺言を果たすべく、遺体を持ち出して結界を突破し地上に飛び出す。
人間の村に辿り付いたAsrielは、村の中央の金色の花畑に人間の遺体を横たえる。
だが、それを地上の人間達に見られてしまい「凶悪なモンスターが人間の子供を殺した」と勘違いされ、
村の人間達の猛攻撃に遭って袋叩きに遭い致命傷を負ってしまう。
Asrielはソウルを取り込んだことで村の人間達を皆殺しにできるほどの力を持っていたのだが、
一切反撃する事なく遺体を抱きしめて笑顔のままその場を去り、地下世界に戻った後、城の庭園で力尽き死亡。
Asrielの遺体は灰になり、庭園に散って消えた。
一日で2人の子供を失ってしまった両親は泣き崩れ、Asgoreは今後落ちてきた人間を全て殺すことを宣言するようになり、
その惨たらしさからTorielは別居して遺跡に閉じこもり、落ちてきた人間たちを我が子と呼んで保護しようとしたが…。
(実はこの話にはソウルを取り込んだという部分に が存在する。事の真相はこちらのページも参照。)

後にAlphysにより、人間の生きる意志を抽出した"determination"(決意。ゲーム中ではセーブポイントでも使われており、モンスター達は通常であれば希薄ながら持っている)と呼ばれる物質を意志を持たないものに与えるという実験のサンプルとしてAsrielが死んだ庭園の花が使われた事により、Asrielは花と一体化する形で復活した。
しかし、ソウルが無いまま"determination"のみで復活したAsrielは、他者を思いやる感情が抜け落ちた存在になってしまう。
ただそれだけでなく、Asriel(Flowey)は生前に人間のソウルを取り込んだ影響なのか、はたまた注入された"determination"の影響なのか、
"セーブ"と"リセット"という能力に目覚めることになり、それを利用して住民や主人公よりも前に地下に落ちてきた人間達に干渉するという行動をとるようになった。
最初は困ったモンスター達を助けるなど良いことに使っていたが、ループを繰り返す内に徐々に同じような事柄に飽きてしまい、
ある時から何度も何度も実験や虐殺などを行い、そしてその都度リセットを繰り返すという常軌を逸した行為も行うようになってしまった。
そういった経緯があったために、Asriel本来の優しい性格は歪みきってしまい、上記のような性格になってしまったという。
しかし、主人公が地下に落ちてきた際により強い決意を持つ主人公にセーブとリセットの権限を奪われてしまう。
そのことに驚いたFloweyは予測出来ない存在である主人公を利用しようと考え、本編中での暗躍へと至るのだった。
Asrielの目的は主人公からリセットを行う権限を奪い最初からやり直させるため。
初対面のはずのAsrielが主人公に執着するのは主人公をかつての親友と勘違いしているためであり、
主人公との戦闘を通じて心を取り戻し誤解を解いた後は結界を解除してくれる。
残念ながら ちなみにFloweyのときと違ってAsrielとは和解するため、戦闘終了後に許すか否かの選択肢がなく、とどめを刺すことは不可能。戦闘中に攻撃しても当たらない。
そのため、上げてから落とす外道プレイ(Floweyだったときの行いを考えれば因果応報か)ができなくてがっかりした クソ花に毒された ファンもいたとか。

ぶっちゃけた話、主人公に遠くに行って欲しくないという駄々とも言えるのだが、上記の経緯を思うとあまり責められないとも思えるだろう。
でもFloweyだった時に散々煽られたことを思うとやっぱり責めたくなる不思議
曲がりなりにも「親友と離れたくない」という純粋な想いや最終的に心を取り戻す結末、そして最終決戦の逸品な演出などから、ファンからの人気は高い。
あと子供時代の姿が所謂ケモショタなのでその手の界隈からも人気が高かったりする。
あとは、なんだかんだでFloweyの方も良いキャラしてるからだろうか。 顔芸のバリエーションもやたらと豊富だし

エピローグでは花の姿に戻るがハッピーエンドを見せられて心境が変わったらしく、奪い返そうと狙っていたセーブとリセットの能力にも興味をなくし、みんなのことはそっとしてあげてほしいと言い残してどこかへと去っていく。

ちなみに彼の本名であるAsriel Dreemurrは両親の As goreとTo riel から採られていると同時に、
serial murderer連続殺人鬼)」のアナグラムでもある。
また、名前の方はイスラム神話の死の天使である「Azrael(アズラエル、アズリエル、アズラーイール)」、
苗字は英語の「dreamer(夢を見る人、空想家)」とも掛けたネーミングになっている。

+更に別ルートネタバレ
出てくるモンスターを全て殺害する事で突入するGenocide Route(通称Gルート)においては主人公の協力者となる。
このルートでも主人公を親友と思い親しげに接し、物語終盤では何故自分がこんな性格になったのかを話してくる。
しかし最終的には主人公が『自分の道を邪魔するものは何であろうと排除する存在』であることを理解し、ソウルがないのにも関わらず主人公に恐れを抱くようになる。
そして、エンディングでは完全にソウルレスと化した主人公にAsrielの顔つきで命乞いをするも空しく殺害されてしまう
他のルートでは「くっ、殺せ!(意訳)」と比較的潔かったのに対し、こちらは上記の命乞いの直前で保身のために実の父親を売っていることもあってみっともないと否定的なクソ花ファンも少なくない。

ちなみに、Gルートをリセットするなどして止めた後にNルートEDに行くと、Floweyにがっかりされたような台詞言われる。
どないせいっちゅうねん

MUGENにおけるFlowey

  • Mickes氏製のFlowey
基本的に原作のドットを用いているが氏によって多数のモーションが書き加えられており
根(?)の部分を変形させて様々な攻撃を行う事が出来るようになってる。
特に空中攻撃はシュールの一言(ジャンプが出来る時点でシュールとも言えるが)。
AIは無い。

  • Endercreeper氏製のOmega Flowey
オメガタイガーウッズ風のFlowey、なのでOmega Flowey。つまりネタキャラ。
元ネタの滅茶苦茶感を踏襲しつつ原作要素も取り入れており一発ネタとしてはよくできている。
デフォルトでAIも入っている。
原作のあれもMUGEN入りはしているが、AIが無いので動画で見る機会はない。

出場大会

  • 「[大会] [Flowey]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
このゲームのストーリーを大雑把に説明すると
「大昔に人間とモンスター間で戦争が起こり、結果人類が勝利。人間達は魔法で結界を作り、モンスターを地下深くに封印した。
しかしモンスター達は地下から出る事を諦めておらず結界を破るのに必要な7つの人間のソウル(魂)を集めており6つ集まったところに7つ目である主人公が落ちてきた」
といった感じである。
また結界を破らずとも通り抜けるだけなら強いモンスターのソウルと人間のソウル一組があれば可能。
どちらにせよ人間のソウルが必要であり主人公が命を狙われるのはこのため。
*2
他に戦闘するキャラクターは他ルートのラスボスを含めても皆2Dの白黒ドットなのに対し、コイツだけはフルカラーでぬるぬる動くのも特徴。
ちなみにこのディスプレイに表示される人間の顔のモデルは作者のToby Fox氏である。


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