コリンク

          
 分類:せんこうポケモン
 タイプ:でんき
 高さ:0.5m
 重さ:9.5kg
 特性:いかく(場に出た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる。
        手持ちの一番上に入れると、レベルの低い野生ポケモンが出にくくなる)
    とうそうしん(相手が自分と同じ性別なら技の威力が1.25倍、異なる場合は0.75倍になる。
           性別不明には効果無し)
 隠れ特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる。やけどの攻撃力低下を無視する)

その身 震わせ 電気を 生む。体格に 反し 気性は 荒く 手懐けるには 忍耐を 要す。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第4世代(『ダイヤ・パール』)。
『ゼルダの伝説』の主人公とは無関係。紛らわしいがリンクの少年時代は「こどもリンク」または「ヤングリンク」と呼ぶ。
名前及びデザインのモチーフは子供のオオヤマネコ(リンクス)と思われ、実際に下あごの毛の特徴が合致している。

尻尾には星のような部分があり、前足に筋肉の動きで電気を作る仕組みを持ち、ピンチになると全身の体毛を光らせ、相手の目を暗ましてその隙に脱出する。
頭部にハネっ毛があり、オスとメスでほんのわずかに長さが異なる。
デビュー作である第4世代では数少ない序盤で出現するでんきタイプだったため、お世話になったプレイヤーも多い。

『LEGENDS アルセウス』では従来の作品では見られなかった闘争心の高さにスポットが充てられており、
縄張りで発見されるとプレイヤーを複数体であっという間に包囲し、電撃と突進で仕留めようとする。
特に操作に慣れていない序盤では厄介なポケモンとしてプレイヤーに知られている。

アニポケでは『ダイヤモンド&パール』でテルヒコの手持ちとして登場。担当声優は 津村まこと 女史。
同作ではアオイの手持ちとしても登場し、こちらは 川上とも子 女史が演じた。


原作中の性能

特殊型が多いでんきタイプには珍しい物理寄りのポケモンで、でんきタイプでありながら「でんきショック」を覚えない。
早い段階で物理のでんき技「スパーク」を覚え、特性の「いかく」も野生避けの恩恵があるため、育てておいて損は無い。
ただし中盤以降はタイプ一致物理技の「スパーク」「かみなりのキバ」の威力が65と低いため、火力でジリ貧になりやすい。
序盤ポケだけあって能力値は低めなため、「いばる」などの補助技を駆使する、他のポケモンと差し替える、
育て屋に預けてタマゴ技で「ほのおのキバ」や「こおりのキバ」を習得させて代替わりさせる、などの工夫が求められる。

続く第5世代では高威力なタイプ一致物理技「ワイルドボルト」を習得可能になった。
さっさと進化させて能力値を補うか、習得を早めるためコリンクのまま根気強く育てるかはプレイヤー次第。

+ 最終進化後のレントラーについて
コリンクからレベルアップによりルクシオに、さらにレントラーに進化する。
エレキブルと並び数少ない物理アタッカーのでんきタイプ。
進化しても能力値が大幅にアップするだけでタイプや技などに大きな変化はないため、戦闘スタイルはコリンクの型をそのまま流用できる。
特性の「いかく」は、弱点が地面タイプだけという、でんきタイプの優秀な耐性とマッチしている。
また、隠れ特性の「こんじょう」も火力を底上げできるため悪くない。
その外見に反して素早さは平均以下だが、でんきタイプ御用達の「でんじは」や先制技「でんこうせっか」で一応補うことはできる。

欠点はメインウェポンである「ワイルドボルト」が反動技であること。
「いかく」込みでもシングルでは長時間の居残りは難しい。

なお図鑑設定として透視能力を持っており、上述の『LEGENDS アルセウス』ではこの設定を忠実に再現した結果、
どこに隠れようとも障害物をガン無視してこちらに襲いかかってくるなど進化前以上に厄介な敵となっている。

+ その他ニコニコなどの動画ネタ
ニコニコでは、ニンテンドーDSソフト「ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊」
…を、チートコードでバグらせた動画『バケモン混沌のダンジョン 罵愚の探検隊』の主人公「たるお」として有名。
元々の名前は「はるお」だったがいつの間にか改名されている。
パートナーの まろうこん によって海に沈められたリ(稀に地上でもおぼれている)マグマを飲まされるなどひどい目に遭うが、
目を輝かせながら喜んだり大笑いするなど自他共に認めるマゾ
まろうこん曰く、回を重ねるごとに壊れていってるもよう。

ちなみに、MUGENではまろうこんも国内で製作されている。

20年間本家や外伝シリーズに一切触れていなかったイラストレーターの伊東ライフ氏が配信で行っている、
遭遇したポケモンを名前と図鑑の説明だけ見て姿を予想して絵を起こし視聴者の採点が高ければパーティに入れられる縛りでプレイする、
通称「伊東ライフのお絵かきポケモン」のプラチナ編では当然エンカウントし、「コイル&リンク」と勘違いする場面こそあったが、
顔付きや尻尾の先のデザインはかなり近いデザインで書いた……のだが、カラーリングが色違いのそれにしたため、
ルールに則り第一回から色違い耐久を余儀なくされる羽目になった。
幸いにもたった1週間の耐久(感覚麻痺)で無事色違いをゲットしたが。


MUGENにおけるコリンク

Crowsar氏の製作したキャラが公開中。
ドットは第5世代のものを改変したスプライトが使用されている。
キャラは小さく通常攻撃のリーチも短めだが、代わりに機動力は高い。
また、「スパーク」、「でんこうせっか」、3色キバなどの突進技や、画面端まで吹っ飛ばす「ほえる」など、接近戦は強い。
3色キバは特に相手を凍らせて動きを封じる「こおりのキバ」が優秀。
これらの突進技の移動距離は大きく、小回りがききやすい。
正面と斜めに発射できる「チャージビーム」、相手の頭上に雷撃を落とす「かみなり」など飛び道具も多彩。
最大の技は、2ゲージ消費して放つ全体技「ほうでん」。
通常攻撃のリーチがネックであることを除けば、飛び道具・ふっ飛ばし技を完備し、
遠近問わず多彩な必殺技を使い分けることができる堅実なキャラに仕上がっている。
デフォルトでAIも搭載されている。
DLは下記の動画から

また、同製作者によって進化系のルクシオも公開されている。
基本的な技や操作性は同じだが、攻撃の威力やゲージ回収率が上昇しており、
実質的な上位互換のキャラとして作られている。
特に「ほえる」はふっ飛ばし判定を数回起こすなど、著しく強化されている。
こちらにもAIが搭載されている。
DLは下記の動画から

さらに2016年11月11日に最終進化系のレントラーも公開された。
やはり基本的な技は一緒のコンパチキャラとして作られているが、
技の威力はルクシオより上昇している。ついでにエフェクトも派手になっている。
なお、進化前のキャラとはコンボの繋がり具合がやや異なる。
AIも上記2体同様デフォルトで搭載済み。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2024年04月07日 15:05