バイラス


「最後の手段…私はどんなことをしてもガメラを殺す…」

1968年3月20日に公開されたガメラシリーズの映画『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』に登場した怪獣。別名「宇宙怪獣」「分裂怪獣」(『宇宙怪獣ガメラ』では「水中怪獣」)。
身長96m、体重120t(共に巨大化時)。デザインのモチーフはイカ
「バイラス」という名前は「2倍、4倍」と巨大化することからつけられたものとのこと。*1

肩書や外見からして怪獣のように見えるが、設定的には怪獣というより宇宙人である。
宇宙一優秀なバイラス人にとって、我々以外の物は全て不必要」という発言もあり、他の生物を見下している。
主な攻撃方法としてはその長い足を使い相手の手足や首を締めたり豪快に投げ飛ばすことができる。
また頭部を閉じて槍状に変化させることも可能で、ガメラとの戦闘時にはこの状態でガメラに突撃し腹部を貫いた。

+ 劇中での活躍

画像のような姿を見せたのは劇中後半になってからであり、当初宇宙船の内部で主に見られたのは地球人のような姿をした「バイラス人」であった。
その正体は分裂したバイラスが人間に寄生し、行動を支配しているもので、腕がちぎれてもすぐに元に戻るなどもはや人間ではない。
最終的にはボスが巨大化するときに首をはねられてしまい、中身のバイラスが正体を現しボスへと融合していった。
ちなみに彼らは目だけを光らせた黒いシルエットのような不気味な姿を見せるが、電球を仕込んだアイマスクをまぶたに貼り付けて撮影されたため、電球の熱でまぶたをやけどしたらしい。

『ガメラ対ジャイガー』と『宇宙怪獣ガメラ』では、上記の映画の映像を流用する形で登場。
特に『宇宙怪獣ガメラ』では肩書の「宇宙怪獣」がガメラにとられてしまったため「水中怪獣」に変更されていたり、単独の侵略者ではなく宇宙海賊の手先という設定になっている。

+ 作品についての余談



MUGENにおけるバイラス

レイザースゲルカドンを製作したバリ音スクス氏によるバイラスが2015年11月29日に公開された。
氏が以前手掛けたガドルフォドンとバギラジグラをベースに製作されている。
手書きで書かれており、劇中の姿や頭部が槍状に変化するところもしっかり再現されている。
通常技、ゲージ技、超必殺技のいずれも搭載されているが、劇中での使用技よりもバリエーションが大幅に増えている。
相手に突撃する「水平突き」やガメラの腹部を貫いた「急降下突き」が強力であり、更に円盤からの「スーパーキャッチ光線」や「スーパーキャッチ光線逆回路」という誘拐していたという設定でジグラやギロンをストライカーとして出す事もできる。
AIは未搭載。

出場大会

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*1
ウイルス(virus)の英語読みでもあるが直接は無関係(「ウイルス」はラテン語読み)。
日本でもかつては業界によってはドイツ語由来の「ビールス」と発音されていたこともあったが、今では「ウイルス」に統一されている。
そのためそっちの意味での「バイラス」は日本では馴染みは薄く、特撮ではこの後40年以上はしないと出てこない。


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