テキーラ


「てめぇら皆殺しにしてやる!」

コロコロコミックにて連載されていた漫画『コロッケ!』を原作とする対戦型格闘ゲーム、
『コロッケ!2 闇のバンクとバン女王』に登場するシシカバブーの幹部にしてレッドタワーの門番
担当声優は同作でクシカツを兼任した 坂口候一 氏。

二本の大剣を二刀流で軽々と振るう戦闘狂であり、快楽殺人鬼でもある。
カラスミやアンチョビ曰く3流のバンカーらしいが、「千人切りのテキーラ」と呼ばれているあたり実力自体は高いと思われる。
というかカラスミ(原作第2部のラスボス)と比較したら大抵のバンカーは3流バンカーに分類されるだろう。

同作品は登場人物の名前が全て食べ物や調味料に由来しており、テキーラの場合は彼女の好物でもあり、
某波紋使いが女装しながらナチスの基地に忍び込む際に持ってきた酒が元ネタなのは言うまでもない。
「あたしはテキーラ酒をもってまいりましたの~」
他にも『魔法少女まどか☆マギカ』のクライマックス回で流れた『世界ウルルン滞在記』のCMでの、
「謎の白い液体の正体」ことプルケもこれにあたる


原作での活躍

初登場時は洗脳したキャベツと共にフォンドヴォーが破壊た闇のバンクのかけらを探しに来ていた。
最初は満月を見た影響で犬になった状態のT-ボーンを軽々と吹き飛ばし(T-ボーンは犬に変身すると究極体アンチョビに匹敵するパワーを得る)、
強キャラ感をプレイヤーに植えつけた。
ウスター、T-ボーン、キャベツで撃破後、バジルの下へ行き、絶海の孤島へ戻る。
同島ではウスター、フォンドヴォー、アンチョビ、アブラミーの部隊がレッドタワーに突入した際に番人として立ちふさがる。
勝利後、ウスターがうっかり落とした闇のバンクのかけらをすかさず回収してシシカバブーに届けた。
が、重傷のためシシカバブーにその後処分されてしまった。

裏シナリオでも役回りが変わらず、強いて言えばバジルに置き去りにされるどうやって絶海の孤島に帰ったんだくらいしか違いがないが、
表と同様にレッドタワーの番人を務めている。
また、実はカラスミに殺されていたことが判明し、裏ボスを撃破した真EDではバジルと共に消滅していると思われる。


原作での性能

意外にも『2』、下手をするとシリーズ唯一のノーコスト飛び道具の持ち主。
というか原作の時点で飛び道具を持っているキャラが少ないため必然的にゲージ技持ちや飛び道具持ちが少ない。

性能としてはガン攻めキャラ。
一旦攻められると手を付けられないキャラで二刀流のため、他キャラとリーチの差が長くテキーラ自身は攻められにくい。
ガン攻めだから防御が弱いかと言われるとそんなことはなく、
むしろボス補正で起き上がりの時間が短くなるので非情に厄介。
攻守共に高い性能を持っており、シシカバブーや裏ボスを差し置いてテキーラが『2』最強だという声もある。千人切りの異名は伊達ではない。
また、レッドタワーのテキーラ戦後にアンチョビとも連戦で戦うため、そこも加味して難易度は高い
(が、アンチョビはテキーラよりは下の性能のため、ライフが残っていれば割となんとでもなる)。

特にゲージが3以上溜まっている時にノーコストで発動可能なテンション技「ソードフィッシュ」は脅威。
「喰らいな!」といいながら持った刀を水平に投げつける技だが、威力が高い上に連打されると中々隙が無く、
CPU戦においてもテキーラを操作すると距離をとってRボタンを連打すればあっさり勝てるほど強い。
必殺技「シザースホーン」は突進して2本の剣で相手を持ち上げ、落下したところをクロス字に切るという残忍性の強い技。
突進の速度が速い上、ライフゲージを1本の6割ほど削るなど威力は高い。


MUGENにおけるテキーラ

KuR氏によるテキーラが存在する。
彼の通常攻撃2の飛び道具は原作ではそれほど脅威ではなかったが
テキーラ自身が他の格ゲーキャラに合わせてスプライトが拡大されている事や、
MUGENの画面が原作より小さいということもあり、相対的に強化された格好となっている。

AIはデフォルトで搭載済み。
カオス同盟氏によるAIも公開されている。

出場大会

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最終更新:2024年01月29日 17:39
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