清姫





「サーヴァント、清姫。こう見えてバーサーカーですのよ?
 どうかよろしくお願いしますね、マスター様」

プロフィール

 真名:清姫(きよひめ)
 性別:女性
 身長:158cm
 体重:41kg
 出典:『清姫伝説』
 地域:日本
 属性:混沌・悪
 分類:地

 筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:E 幸運:E 宝具:EX

iOS&Android用アプリ『Fate/Grand Order』に登場するバーサーカーのサーヴァント。
サービス開始当初から常設の召喚(=ガチャ)で出現する他、1章クリア報酬であるため1回は確実に入手できる。レア度は5段階中の☆3(レア)。
CVは天々座理世役などで知られる種田梨沙氏。同作ではアサシンのマタ・ハリ、ライダー/キャスターのマリー・アントワネットを演じている。
(なお同氏はメインヒロインであるシールダーのマシュ・キリエライトも演じていたが、同氏が病気療養に入った為マシュの声優は高橋李依氏が継ぐことになった)

サーヴァントとして召喚される以上”英霊”ではあるのだが、伝承での彼女は妖怪同然の存在である。
格闘ゲーム界隈だと一条あかりの「劾鬼・清姫」にて敵の頭上に落とす釣鐘に巻き付いた蛇の姿で登場。後述の伝承通り鐘が赤くなるまで火を吐き、閉じ込めた敵を蒸し焼きにする。
角はFateの清姫ような枝分かれした角ではなく夜叉や般若のように湾曲した形となっている。

+ 『清姫伝説』とは

+ Fateのサーヴァントが真名公開ってどういうことなの…という方へ

一人称は「わたくし」。緑髪の幼い白拍子風の格好に竜の角が生えているが、生前の彼女は竜の血を引いていたり竜の因子をもっていたわけではない。
TYPE-MOON的に 愛、執念、狂気、思い込みだけで竜に変化した 驚異の逸話を反映してこの姿と宝具、加えて発火能力を得ている。
バーサーカーであるため「狂化」スキルを有している(ランクはEX)が穏やかに会話し、意思疎通は可能である。
――が、もちろん彼女はバーサーカー、真っ当な精神の持ち主のはずがなかった。
彼女はただ「自分」と「マスター」のみあればいいと思っており、それ以外、世界の存亡にすら興味は無い。マスターが自分を愛しているかどうかだけが清姫の関心事である。あらゆる言葉もこの思考をベースに解釈してしまうため、大抵の会話は絶望的なまでに噛み合わない。これが狂化EXの正体。
マスターのことをかつて愛した安珍の生まれ変わりと思い込み、マスターは「想い人」ないし「旦那様」、サーヴァント(当然自分のことのみ)は「あなたの妻」と変換する。
ハーレムでモテモテぐらいは笑って許してくれるが、清姫以外の誰かのルートに入ろうとすると積極的に虚無の目で見つめてくるという……

さすが、狂気の逸話一つでサーヴァント化した ただの女の子 。多くの英霊が、狂化スキルを付加してバーサーカーとして召喚することが出来るのは知られているが、バーサーカー以外の適正を持たないのは今のところ清姫だけである。

システム上『Fate/Grand Order』ではマスターの性別を男女から選べるが、男であろうが女であろうが清姫にとっては「愛しい安珍様の生まれ変わり」であり献身的に尽くす。つまり主人公を女にした場合、ヤンデレに百合の要素も加わったクレイジーサイコレズと化す。
また、かつて安珍に裏切られたことから嘘を嫌い、マスターにも嘘をつかないように頼む。もしその願いを裏切れば、令呪を奪う可能性すらあるという。
嘘を嫌いながらもマスターには(真偽不明であり確かめるすべのほぼない)安珍の生まれ変わりであることを否定させない、それが彼女の矛盾であり狂気である。
誰が呼んだか、可燃性ミリオン安珍。

狂気を秘めた少女であるが、清姫を裏切らない(嘘をつかない、安珍の生まれ変わりであることを否定しない)限りは気立ても良く料理も上手いよく出来た嫁であるだろう。
…その「嘘」の判定が 強がりや善意(絶体絶命で清姫を安心させる目的で「自分は大丈夫」と空元気するのも)でもアウト という無理ゲーの域なのが問題だが。一応「大丈夫かも?」などの疑問系であればギリギリセーフらしい。ちなみに彼女が聖杯に願いをかけるとしたら「嘘のない世界をつくること」という某第98代皇帝のようなものになるという。
しかし、「嘘を許さない」のが仇となって後述のランサー版が「通常版と併せて2倍愛せる」と発言したらマスターに「こっちの気苦労も2倍だ」と突っ込まれ、 本当の事なので言い返せないと凹んでしまった事もある
というか、自分が面倒な女という自覚あったのか…

なお同じく良妻を自称するキャス狐とはメル友である。
清姫の恋愛観に関してはキャス狐曰く
「安珍さんだってアナタのことを憎からず思ってはいたはず、だけどアナタの愛は憎からず思っている程度の人間には重すぎます」
「その好き(ゼロ)か嫌い(イチ)かのデジタル思考をまず何とかしなさいな」 とのこと。

『Fate/EXTRA』ではキャス狐の話の中に名前だけ出てくるだけだったのだが、
2015年エイプリルフール企画では清姫のイラストやコメントが登場し、ついに『Fate/Grand Order』にて本格的に登場したのであった。
嘘が大嫌いな子がエイプリルフールのイベントで姿を初披露とかどんないやがらせだよ。

  • 『Fate/Grand Order』では
メインシナリオでの主な出番は第一章「邪竜百年戦争オルレアン」。
マスター不在のはぐれサーヴァントとして中世フランスに召喚され、作中でエリザベート・バートリーと竜に縁のあるサーヴァント同士ながら
そりがあわず口喧嘩をしていたところに主人公達と出会う。
仲裁されてもお互いの喧嘩をやめず、人類の危機である為力を貸してくれと両者に頼んだマシュに口喧嘩の矛先を向けてしまったところ、
マシュをバカにされた主人公が怒り戦闘に突入、叩きのめされる。
その後は主人公の何かに惚れてしまったのか、味方陣営として戦ってくれることとなる。
そして無事フランスを救い、時代の歪みが修正されて一同が全てなかったことになり英霊の座に帰るはずだったのだが、
なんと彼女、第一章クリア報酬としてプレゼントボックスにやってきているというストーキングスキルの本懐を見せるのだった。
報酬宝箱が「ガタタッ」と時折動く絵面に「え?まさか…」と恐怖したユーザーは何人いたことか。
そして彼女のプロフィールテキストに書かれている生前の安珍との顛末の心境文で更に身の毛がよだつこととなる。

「愛しくて、恋しくて、愛しくて、恋しくて、裏切られて、悲しくて、悲しくて、悲しくて悲しくて悲しくて、
 憎くて憎くて憎くて憎くて憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎憎
 ――だから焼き殺しました」

ゲーム上のキャラ性能としては、比較的耐久寄りのステータスと、殴り合い重視のバーサーカーらしいスキル構成が特徴。
本作はバーサーカークラスは全クラスにダメージボーナスが入るが、
同時に自身も全クラスからダメージボーナスが入ってしまう(いずれもシールダー除く)という相性上高火力紙装甲というピーキーなもの。
キャラごとに設定されているコマンドカードの配分は、バーサーカーの標準となっている火力上乗せのBusterカードが三枚で、狂化EXによる高いBuster威力上昇を活かして手軽にダメージソースとなれる。
変化スキルで防御力を少し上げられる為紙装甲のカバーが出来なくもない他、ストーキングスキルで相手一体を防御力ダウン(ただし攻撃力が上がるが)、
焔色の接吻スキルでバスターカード効果アップとこれでもかと爆発力に長けているキャラである。
上述の通り第一章をクリアすれば必ず一人手に入る為、無課金等で戦力不足な序盤では間違いなく育てれば活躍してくれる。
に抵抗がなければ大事にしてあげるのも悪くない。

「これより逃げた大嘘つきを退治します。『転身火生三昧』!」

宝具は対人宝具(自身)「転身火生三昧(てんしんかしょうざんまい)」。
自身を炎の蛇龍へと変化させ、相手を蜷局を撒く如く業火で包み込む全体攻撃宝具(確率スタン+火傷のデバフ効果あり)。
バスターカード宝具である為、前述のバスターコンボに組み合わせやすく更なる火力を期待出来る。
尚、清姫的には頭から蛇になっていく変身をとる。 男主人公「ラミア的な変身を期待していたのに!」(某RPGの不死鳥じゃなくて下半身が蛇の魔物)
+ 「これ良さそう…」

戦闘力はバーサーカーバージョンでは着物で分かりにくいが、後述のランサーバージョンの姿を見る限りかなりのものをお持ちの様子。
尚彼女、このサーヴァントとして召喚された肉体の年齢的には伝承通りなら「12~13歳」である。ロリ巨乳ってレベルじゃねーぞ!?
(当時の倫理観でも嫁に迎えるにはギリギリな年齢である。そりゃ安珍も断るわ)

そして肝心の安珍であるが、相手を焼き殺すような愛の重い子とはいえ一応美少女のこの清姫から逃げたわけであるが、
どうやらメインシナリオライターたる奈須氏の日記の寸劇文によるとFateの世界的には女よりも男の方が…らしい。
儚げな美形僧侶で、美人な英霊達に話しかけられても口数が少ない様子だったが、佐々木小次郎を見かけた途端猛烈に熱をあげて喋りだす辺りガチである。
清姫ちゃん、惚れた相手が悪かった。

+ ランサーバージョン

ヤンデレながら、そのあまりにも「マスターすきすき♡」っぷりから一定層の人気を得ており、
「俺こそが私こそが彼女の安珍だ」と宣言するユーザーは結構な数である。シナリオ報酬で必ず序盤から手に入る為愛着もわきやすいのだろう。
公式コミックアンソロジー等でもとりあえずマスターの色恋沙汰の話となるといつのまにか影が差し、
「浮気ですか?」「嘘はいけませんよ」と鬼嫁(龍だけど)っぷりを発揮してひと騒動は定番。
メインヒロインたるマシュや、静謐のハサン等とりわけ主人公に対し本気の恋をしているキャラクターと今日も恋のさや当てを彼女は行っている。


MUGENにおける清姫

多数の東方キャラ金剛の製作者であるへちょ氏による手描きのものが存在。
2017年1月に1.0版が公開された。

東方心綺楼のドット絵の改変で、自他のグレイズがある以外はスタンダードな3ボタン仕様。
扇から放たれる火炎による固めや制圧力に優れる他、崩し手段も豊富に取り揃えている。
ゲージ技はゲージ全消費の宝具「転身火生三昧」のみだが、ノーゲージでもしっかりコンボを繋げば5割前後の火力を出せる。
ただし耐久が初期値では720と難があり、負ける時はあっさり負ける。原作バーサーカークラスの高火力紙装甲を意識した作りになっている。
上記動画の公開後も技追加、不具合修正、性能調整などがこまめに行われており、2017/6/18時点でバージョンは1.1。

デフォルトAIは搭載されていない。
外部AIは現在、ちぃたま氏のAIが氏のOneDriveで公開されている。
独自強化として4Pと11P選択で行動可能な時常にゲージがMAXになる。(6章モードレッドのギフトをイメージしたもの)
この他に、Air氏のAIも公開されていたが現在は削除されている。

また、ヴェールヌイ氏による強化パッチも公開された。
原作のスキルを再現し、変化(防御上昇)、ストーキング(攻撃上昇・防御低下)、焔色の接吻(攻撃上昇)、狂化(攻撃大幅上昇)を設定可能。
各種概念礼装によるステータス以外の強化もあり、更に7P以降だと攻撃中無敵が付き概念礼装やストーキングと焔色の接吻も強化される。
桜色と若草色のカラーパレットも追加され、見栄えもいい。なお6Pと12P(若草色)は不夜の薔薇(リザレクション付与)以外の全強化がONになる。
AIは付いていないが、変更点は-2.cnsとカラーだけなので他のAIと共存可能。
これに合わせちぃたま氏AIが3月12日の更新で9Pと10Pが強化パッチを当てているのを前提とした動きをするようになった。
9Pは多少動きにムラがあるが10Pは攻撃中無敵を最大限に利用するため、10P全強化ONや12Pなら(即死に弱いものの)狂上位まで達する。
9P全強化OFFでも狂下位相当であり、適宜強化をONにすることでさらに上まで調整が可能となっている。
さらに同月14日の更新で8Pも強化パッチ前提カラーになり、無敵を利用しつつコンボ出来る時はする10Pと9Pの間の動きになっている。

「嘘のつけない世界……素敵だと思いませんか?
 聖杯は叶えてくれるでしょうか?」


出場大会