ブルース・リー


Don't think, feel.
        ~考えるな、感じるんだ~

香港人の映画俳優であり、格闘家としても一流の名を為した人物。漢字表記は「李小龍」(リー・シャオロン)。
よく間違われるが「ブルー・スリー」ではない。したがってワンツーも存在しない。
「ブルーファイブあたりがジャッキーチェンとちゃうんかなぁ?」
スーパー戦隊シリーズの『超電子バイオマン』にはブルー・スリーとかピンク・ファイブとか居たけど。
映画のアクションスターとしては「ドラゴン怒りの鉄拳」など世界的ヒット作を生み出し、
主演だけでなく脚本・監督・演出までも担当。
武術家としては詠春拳を学び、截拳道(ジークンドー)を創始する。
また、アクション映画でヌンチャクを武器として一番最初に使用した人物*1でもある。
1973年、32歳の若さで急死する。死因には謎が多く、香港当局が裁判を開くほどに紛糾したが、「死因不明」と結論づけられている。

その知名度と人気の高さから、当時の格闘界では「映画スターである彼の実力は本物なのか」が議論の的となっており、
「ブルース・リーは本当に強い」「彼の強さは映画の中の作られた筋書きとスタントシーンによるもので実戦で通用する武術では無い」
「多くの映画俳優はそうだろうがブルース・リーは本物」「本物の中国拳法家はブルース・リー程度のものとは比べものにならないほど強い」
などなど、なにせ言ったもん勝ちの様相を呈していた時代でもあったので様々な説が飛び交った。
当時の格闘漫画でも、
主人公が世間からもてはやされている拳法家気取りの映画スターを一撃でぶっ倒して度肝を抜くシーン、
武術家が本気で強い映画スターの実力に感服させられる展開など、
漫画によって設定が全然違う役どころが与えられていて評価の混乱ぶりを現代に伝えている。


格闘ゲーム等におけるブルース・リー(をモデルにしたキャラクター達)

その知名度と人気の高さから、彼をモデルにした格闘ゲームのキャラは数多く存在する。
最も古いものはアーケード版イー・アル・カンフーのラスボス、ブルースであろうか。
このwikiにページがあるキャラでは『ダブルドラゴン』のビリー・リー、『ストリートファイターII』のフェイロン
ワールドヒーローズ』のドラゴン、『モータルコンバット』のリュウ・カンらが挙げられる。
変則パターンとして現実世界でのパロディ作品『クローン人間ブルース・リー 怒りのスリードラゴン』(ブルース・リー死後の作品なので当然本人無関係)にて、
ブルース・リーのクローンという設定でそっくりさん(のつもり)が3人も出てくる怪作があるのだが、
これのパッケージをさらにパロったのが『トリオ・ザ・パンチ』のインパクトがあるキャラ選択画面で、もはやブルース・リー要素が皆無になってしまっている。
(なお、『ロックマン』のブルースの名の語源は音楽ジャンルの「ブルース」で、ブルース・リーとは無関係である)
ブルース・リーから影響を受けたキャラ達が戦う参考動画
破裏拳ポリマー』は当時のカンフーブームに乗った作品の一つであり、
漫画作品では、何と言っても『北斗の拳』のケンシロウである。
ブルース・リーが叫ぶ「怪鳥音」と呼ばれる独特のかけ声は強烈なインパクトがあり、
もはや「アチョー」と言えば中国拳法と一般的に通じる位の知名度になっており、
これがケンシロウの「あたたたたーっ」を生み出している。


MUGENにおけるブルース・リー

chuchoryu氏製作

フェイロンを素体にスプライト改造したとおぼしきキャラ。当然ながらイメージはぴったり。
技はやはりフェイロンをもとにした打撃必殺技の他、ホンフゥをもとにしたヌンチャクによる技が搭載されている。
AIもデフォルトで搭載されているが、動きは結構適当。

上記chuchoryu製のものができる前にも存在したらしい。
狂-1 グランプリに出場している。
(試合内容はライユーに一方的にやられるだけで、動画からはAIが入っているのかどうかも良く分からない)

出場大会



最後に、当然の話だがブルース・リー氏は実在した人物である。
当人に迷惑を掛ける事は絶対に許されない行為であることを忘れてはならない。
使用する場合は失礼のないように気をつけよう。


*1
よくブルース・リーのヌンチャクの師匠は日本人と言われているが、実際は間違いであり、
正しくはダン・イノサントというフィリピン人(「死亡遊戯」で共演している)。
「和製ドラゴン」の異名を持つ俳優・倉田保昭氏からプレゼントされたことから混合されてしまったものと思われる。



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