ロキ

アメリカの出版社『マーベル・コミックス』の関連作品に登場するヴィラン(悪役)。
原作漫画では主にマイティ・ソーやアベンジャーズ絡みの話に登場する。
元ネタは北欧神話に登場する神・ロキ。
映画版ではトム・ヒドルストン(日本語吹き替え:平川大輔)がその役を演じている。
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』のCVは武藤正史。
『アベンジャーズ・アッセンブル』および同じ世界観を共有しているアニメの日本語吹き替えのCVは三戸耕三。

フルネームはロキ・ラウフェイソン。ラウフェイソンはソーの「オーディンソン」と同様に、「ラウフェイの息子」という意味。
マーベル・ユニバースにおけるロキその人という設定だが、家族関係は北欧神話とはやや異なる。*1

ちなみにマーベル・ユニバースには北欧神話の他にもエジプト神話、ギリシャ神話、日本の神話の神々も本人設定で登場する。*2
「ヴァルキリープロファイルとか… あっアベンジャーズにいた顔色の悪い人ですよね!?」

元々は巨人族の王ラウフェイ*3の息子だったのだが、アスガードの最高神オーディンに父を殺されたのち、拾われて養子になる。
そのためオーディンの実子であるソーとは義兄弟の関係である。
アスガードの神として成長し、魔術の才能を開花させていくが、精神面・肉体面ともに義兄に劣っていたため、
周囲から冷遇され、自身もまたソーに対して憎悪と嫉妬心を抱くようになっていく。
こうして成人したロキは邪神となり、アスガードを支配するために数々の戦いを行い現在に至る。
この戦いが地球に飛び火し、ロキがハルクを操って暴走させたことがアベンジャーズ設立の直接のきっかけである。

直接闘うよりも裏で悪知恵を巡らせ、魔術を駆使し相手の人間関係を壊すやり口を好む策士タイプのキャラだが、
一方でその策が裏目に出て痛い目を見たり、調子に乗って逆に相手に利用されたりなど小物臭い一面も目立つ。
特に映画やアニメではその傾向が顕著であり、登場キャラから小馬鹿にされることも多い。
毎回出てきては毎回撃退される陰謀系キャラしかもデビューから長いために敗戦歴もかなり積み重なっているわけで……。
視聴者はそんな彼をいつしか 笑いの神 と称し崇めたのであった。
ただ、その実力はソーに劣ると言うだけで、地球の一般人から見たら充分すぎるほど超人的であり(なにせ正真正銘本物の神様なのだ)、
魔術に至っては不可能な事がほぼ存在しないレベルで万能であり、脳筋なソーを度々苦戦させている。
そもそも、ロキに対抗してアベンジャーズが設立されたということは、
マーベルの並み居るヒーロー達が力を結集しなければロキ一人にすら対抗出来ないという証拠でもある。
毎回慢心の果てに酷い目にあってるので作中ですら軽んじられがちだが、
本来は我々の理解を超えた、まさに神レベルと呼ぶべきスーパーヴィランなのである。
まぁ「地球の神レベル」では「宇宙の神レベル」である「コズミックビーイング」より格下なので、どんどん立場が低くなっていっているが…。
インフレってホント非情

毎回毎回同じように出てきてはやられるとマンネリになってしまうためか、 女体化 したなんて事もある。
尤も元ネタの方でも「メス馬の姿に化けて八本足の白馬・スレイプニールを生む」なんて事をやらかしている。
(なおスレイプニルはオーディンに献上されてオーディンの愛馬となった)
スレイプニールの他にも異母兄弟(?)としてオーディンを丸飲みするほどの巨大な白狼・フェンリル
そのフェンリル以上の巨躯を持ちトール(ソー)と刺し違えた毒蛇・ヨルムンガンド、地獄の由来にもなった冥府の女王・ヘルを生み出している。
ブラッドヴェイン?いや、あれはオリキャラだしモデルになったと思しきニーズヘッグもロキと関係ないし。

またベテラン悪役キャラのお約束として、さらなる強敵が現れた時にソーやオーディンと共闘する展開を見せることもある。
セントリーの一件では(例によって)自分の策謀が失敗したせいでアスガードそのものが崩壊の危機を迎えてしまい、
「ソーよりも自分の方が上手くやれる事を見せたかっただけなのに。アスガードを滅ぼすつもりなんて無かった」と本音を吐露し、
秘匿していたマジックアイテム「ノルンの石」の力でセントリーに倒されたアベンジャーズを復活させる。
直後に(回復担当を狙えという当然の方針か)セントリーの標的とされ、ノルンの石の魔力も及ばず倒されてしまったが、
彼の奮起がソーの戦意を高揚させ、アベンジャーズ最後の反撃から勝利へと繋げる展開となった。

その後は ショタに転生し ソーに保護される(なおこの際に一部記憶と能力が戻った模様)。
人格も歪む前に戻り、素直で優しく、義兄を尊敬し慕うという180度違うキャラになった。
近年は『ヤング・アベンジャーズ』に加入するなど、今後の展開に目が離せない所である。
一部のファンの間では『魔探偵ロキ』のパクりパロディではないかと噂されており、
こちらのロキも悪行が過ぎた罰としてオーディンにより ショタに転生 させられ、魔術も封印されている。
(なお、魔界探偵より古い作品である)


MUGENにおけるロキ

+紹介動画(youtube)
skhsato123氏&Arkady氏によるものが公開されている。mugen1.0以降専用。
ドットは複数のキャラの改変。
魔術を使って戦うトリッキーな性能なキャラであり、移動性能はあまり高いとは言えない。
必殺技は飛び道具から当身・分身まで揃っており、使いどころを見極めて上手く相手の動きをかき乱していくのが基本的な戦法。
超必は威力はやや安いもののリーチに優れたものが多い。
AIは搭載されていない。

出場大会

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*1
「なぜ北欧神話とマーベルユニバース内の北欧神たちの構成が異なるのか」という設定を説明した話も作られており、
一度ラグナロクで滅んだ神々の生き残りが合体して第二のオーディンとなり、神々を再生させていったという事になっている。
つまり、マーベルユニバースの北欧神たちは皆二代目なのである。
さらに運命が循環して今の世代でもやはりラグナロクが起き、ソーらの活躍でさらに再生を果たしている。

*2
他にも大型クロスオーバー『インフィニティ・ガントレット』ではサノスと戦うべく地球の様々な神話の神々が集結する場面があり、
さながらその様子は『女神転生』のよう。
イツァム・ナーとかテトカトリポカとか……。

*3
マーベルユニバースでは男性キャラになっているが、北欧神話では女性。



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