仮面ライダータイガ






「ごめん。君は大事な人だから、君を倒せば僕はもっと強くなれるかもしれない…」
 ■スペック
 身長:197cm
 体重:97kg
 パンチ力:250AP(12.5t)
 キック力:400AP(20t)
 ジャンプ力:ひと跳び45m
 走力:100mを5秒
 FINALVENT「クリスタルブレイク」:6000AP(300t)
 (1AP=0.05トン相当)

概要

仮面ライダー龍騎』に登場する仮面ライダーの一人。
変身者は東條 悟(とうじょう さとる、演:高槻純)。
ライダーの中で唯一右手でデッキをかざして変身するが、これは仮面ライダーZXのオマージュだそうな。また、変身時のポーズが複雑怪奇。
白虎型の二足歩行モンスター「デストワイルダー」と契約している。
召喚器は「白召斧(びゃくしょうき)デストバイザー」で、常用武器としても使用。
名前や召喚モンスターから分かるように、をモチーフにしており、 (仮面ライダーガイと違い白銀色)と を基調にしたデザインをしている。
胸部アーマーは仮面ライダー1号のコンバーターラング(胸アーマー)がモチーフとなっている。
龍騎、ナイトゾルダに続く初代仮面ライダーの一部分をリスペクトしたデザイン、
龍虎相打つ」ということわざや「大牙(タイガ)」という当て字が設定されていたことなども含め、
初期の構想では龍騎のライバルポジションとして登場する予定だった。
(実際は東洋龍の龍騎とユナイトベントで融合されたドラゴン王蛇の東西対決に落ち着いた)

後述の香川英行の手で複製品が開発されたが、あくまでミラーワールドを覗き見る事しか出来ず、変身機能は備わっていない。
また、擬似ライダーシステムである「オルタナティブ」及び「オルタナティブ・ゼロ」は、
神崎士郎が遺した資料とタイガのデッキのデータを元に開発された。

+デッキ構成など
  • ADVENT(アドベント)
デストワイルダーの契約カード。5000AP。
デストワイルダーが相手の背後からの奇襲を好むため、成功率が高め。
  • STRIKE VENT(ストライクベント)
デストワイルダーの両腕を模した 「デストクロー」 を両腕に装着する。3000AP。
仮面ライダーの装甲をも貫く鋭い爪と敵の攻撃を防ぐ厚い手甲を持つ。
  • FREEZE VENT(フリーズベント)
対象のモンスターを瞬間凍結し使用不可にする。1000AP。
ファイナルベントは召喚モンスターがいなければ使用できないため、相手は実質的に必殺技を封じられた形になる。
その性質上ほぼ初見殺しであり、ファイナルベントと並ぶ東條のもう一つの切り札と言える技。
  • RETURN VENT(リターンベント)
特殊カード。コンファインベントで打ち消された効果を再発動する。
相手によっては非常に強力なのだが、初登場時には既にコンファインベントの使用者が脱落していた為に本編未使用。
  • FINAL VENT(ファイナルベント)『クリスタルブレイク』
6000AP。相手の背後から出現したデストワイルダーが相手を叩き伏せ、タイガの所まで引き摺りつつ地面との摩擦熱で相手を加熱。
運ばれてきた相手にタイガがデストクローを突き刺して極低温の冷気を送り込み、熱疲労を起こして結晶爆発させるというなかなかにエグイ技。
使用回数はかなり多く、相手の背後からの奇襲のため初撃の成功率は高いのだが、
途中で邪魔が入ったり、脱出に成功するケースも多々あり、最後まで完遂したのは2回のみ。
技の性質上、過程が長いのが最大の欠点。
ただし、インペラーを事実上戦闘不能にするなど、引き摺り回しただけでも相手に十分なダメージを与えることが可能。
龍騎の必殺技がライダーキックなのに対し、対となるライダーパンチとも言える必殺技であるためか結構人気が高い。

スペック・デッキ構成ともに近接戦を得意とするパワー型。
東條の性格もあり、デストワイルダーとのコンビネーションによる奇襲や、裏切りを駆使することで、
3人のライダーを敗北に追いやり(ただし一名はあくまでも事実上であり、とどめを刺したのは王蛇)、
ゾルダと王蛇相手に金星を挙げるなど、結果だけ見るならサブライダーとしては破格の戦果を持つ。
しかし手の内を一度でも知られた相手と戦ったり、自らが不意打ちを受ける場合には驚く程の脆さを見せ、
上の二人相手にも再戦時にはほぼ完敗を喫するなど、素の実力はあまり高いとは言えない。

+変身者の設定
かつて神崎士郎が在籍していた清明院大学院の学院生(25歳)で、香川研究室に在籍。
教授の香川英行、同門の仲村創と共にミラーワールドを閉じるべく行動している。
愛読書はフランツ・カフカの『変身』。
表向きは優秀な好青年ではあるが、その本質は 情緒不安定かつ「自分を好きにならない人間」の命を平然と奪う残虐性 を秘めており、
香川からは「君は命を無駄に奪いすぎます」と嗜められている。
神崎士郎にはその強い「英雄」への憧れと異常な精神性を買われ、「許せないライダーは倒せばいい」とカードデッキを与えられた。
英雄になる為にライダーとして戦っているが、その理由は強い正義感からとかではなく「英雄になれば皆が自分を好きになってくれるから」というもの。
短絡的かつ身勝手な理由だが、後述する佐野満に助けられた際に「優しくしてくれた人は香川先生以外では初めて」という旨の発言をしているため、
幼少期に虐待されていたのでは?」と考察するファンもいる。

自身を高く評価してくれた香川に協力こそしているが、
上述の歪んだ英雄観から、神埼兄妹への復讐心で動いていた仲村を「英雄的ではない」という理由で殺害
どうして殺したと詰め寄る城戸真司/仮面ライダー龍騎に対し「だってもう殺しちゃったし」などと言ってのける一方で
仲村の死に対して涙を流す という矛盾した行動を見せる。
その後、香川が神埼に自身の家族を人質に取られ、オルタナティブを渡し全てを破棄するか、このまま戦い続けるかの選択肢を突きつけられた際、
(断腸の思いではあったが)これを跳ね除け「真の英雄になる為には大切なものを切り捨てる覚悟も必要」と戦い続ける事を選ぶが、
東條はその様を見て大切な人を手にかければ英雄になれる」と自分に都合よく曲解してしまう。
更に真司達の力によって香川の家族が無事だった事を知って安堵した彼に不興を抱くようになり、
それを危険視した香川が自身の家族との触れ合いの機会を設ける事で人間性を取り戻させる事を試みたものの益々不興を募らせ、
遂には優衣を抹殺しようとした香川を不意打ちの形で殺害。
目的も『ミラーワールドを閉じる事で英雄になる事』から『ライダーバトルで勝ち残り英雄になる事』へと変化してしまった。
「先生、僕・・・ミラーワールド閉じるの嫌になっちゃって・・・。」
「ライダーの戦いに勝ち残るのが、真の「英雄」かなって。」
「先生は僕にとって一番大事な人でした。だから犠牲になってもらわないと。」
「僕が「英雄」になるために。ごめんなさい、先生。ごめんなさい・・・。」
上記のセリフを 自身が殺害した恩師の亡き骸を両腕で抱え、笑いながら涙しつつ言い放つ 姿はどうみてもサイコパスである。
ニチアサキッズタイムなのに……。

その後、浅倉威/仮面ライダー王蛇との戦いで敗走し満身創痍になった所を佐野満/仮面ライダーインペラーに助けられ
(佐野からすれば「助けたら味方になってくれるかもしれない」という打算ではあったが)
自身に優しくしてくれた事から友情が芽生えるも、「大切な人を倒せば英雄になれる」と思い込んでいる東條は、
後の戦いで冒頭の台詞を以って幸せの絶頂にいた佐野を手にかけようとする。
が、これは龍騎に止められてしまい、インペラーは重傷を負いつつもその場から逃亡。
その後インペラーの脱落(死亡)が伝えられたため、彼自身は友人を倒してより強くなったと思っていたが、
リベンジのために挑んだ浅倉から「インペラーを殺った(トドメを刺した)のは俺だ」と告げられた事で情緒不安定に陥ってしまい、再び敗走。
更には北岡秀一/仮面ライダーゾルダからも「英雄ってのは英雄になろうとした瞬間に失格」と指摘された上で敗北。
自暴自棄になってしまい、この時点で生き残っていたライダーたち全員によるバトルロワイヤルを画策。
3人(龍騎を除くナイト、ゾルダ、王蛇)が集まって戦う中、自身はわざと遅れて参戦。
3人が疲弊したところに奇襲を仕掛けまとめて始末しようとするが逆に反撃を受けてボコボコにされてしまい逃亡。
「ライダーなんて最低な奴ばっかりだよ」「あんな奴らがライダーになる資格なんて無いんだ」などと言いつつ
3人がミラーワールドから現実世界に帰還したところで事前に罠として仕掛けたガソリンで焼殺しようとするが、
これも失敗してしまう(構想の一つにはこの罠によってゾルダと王蛇が脱落するものもあったらしい)。
そして、重傷を負い、自身の行動の意義さえも見失ったまま路頭を彷徨っていた際、
見ず知らずの親子がトラックの暴走により轢かれそうになった場面に偶然遭遇。
朦朧とする意識の中、親子の姿にかつての恩師香川教授とその息子の面影を見た彼は咄嗟に親子を庇い命を落とす。
翌日の新聞には三面記事ではあるが「親子を救った英雄」と記され、自身の死を以って願いが叶うという皮肉な結末を迎えた。
「じゃあ…どうやって英雄に…なるのかな…」
「香川先生、次は僕…誰を…」

その後、最終回である「やり直しされた世界」にも登場。
ガス欠になったバイクを押して歩いていた真司に自転車に乗って衝突し、バイクを倒してしまう。
「ああ、ごめんね……」と心配そうに謝った直後、「大丈夫だよね?」と言ってそのまま去ってしまった(バイクは壊れたまま)。

と、ある意味では「戦いたいから戦う」シンプルな浅倉よりも危険な人物であり、
お人好しの真司からも「浅倉の方がまだ分かりやすい」と評され、
浅倉も「あんなにイライラする奴は初めてだ」と一時期は北岡そっちのけで標的にしていた程。
視聴者からは 「『仮面ライダー龍騎』という物語を鬱なものへと決定付けた要因の一人」 と言われてしまう事に。

尚、演じた高槻純氏は「ウルトラマンネオス」において主人公カグラ・ゲンキを演じており、
「正義感の強いキャラクターを続けて演じた反動で、東條悟を悪役として演じた」という旨の事をインタビューにて語っている。

TVSP版にも登場。
終盤の大乱戦にインペラーと共に参戦する(実はこれがTV初登場)。
変身前は画面に映らず、キャラがわかるような台詞はなく、また作中に登場する住所録に東條(と佐野)の名前もなく、
代わりに「湯村敏幸」と「椎名修治」という名前があったため中身は別人であったという説もある。

また、放映時にPSで発売された格ゲーでは
「ミラーワールドは僕が閉じる!」「勇気があれば、誰でも英雄になれる!」等の勇ましい発言が目立つキャラクターとなっていた。
恐らくこちらのほうが初期構想の「龍騎のライバル」として設定されていた人物像と思われる(あるいは終盤のネタバレ回避のためか)。
因みに同作でのファイナルベントの演出が若干簡略化されており、
「デストワイルダーが殴り飛ばし、すっ飛んできた相手をタイガがデストクローでぶん殴る」という豪快なものになっている。
(後に発売された『クライマックスヒーローズ』シリーズではTV版に準拠した演出になっている)

+「俺が組むのは弟だけや」
海外版『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』では仮面ライダーアックスと呼ばれており、ダニー・チョウ(演:マイク・モー)が変身する。
吹き替え版では櫻井孝宏が担当する。

弟のアルバート・チョウ(演:トニー・サン・吹き替え:村井良大)と共に強盗をした後に
ゼイビアックスと出会い、莫大な報酬を引き換えに仮面ライダーへと選ばれる。
多少格闘の心得はあるが、戦士としては決して強くはなく、
仮面ライダースピアー(仮面ライダーインペラー)へと変身したアルバートがベントされた事でキットを狙うようになり、独断行動にも出るが、
それがゼイビアックスの怒りを買ってしまい、仮面ライダーストライクにベントされてしまう末路を迎えた。
…と、元のキャラクターを全然留めていない人物となっている。『DRAGON KNIGHT』ではよくあることだが。
原形留められていてもそれはそれで困るし

物語終盤では本来の変身者であるハントも登場。
こちらも同じ人物が演じており、命令以外では弟としか組まないなど似ている所が多い。ただし、性格は冷静沈着。

ちなみに吹き替えではチョウ兄弟とハント共に何故か関西弁で喋る
中の人が過去に別の作品で関西弁キャラを演じていたのが関係しているのかどうかは不明である。

(以上、Wikipediaより抜粋・一部改変)

MUGENにおける仮面ライダータイガ

藤山氏による手描きキャラが2016年に公開。
最新バージョンから初期バージョンまでダウンロード可能。
他の龍騎勢との特殊イントロが搭載されている他、勝利ポーズではオルタナティブ・ゼロ(香川英行)も登場する。
性能はリーチが短めだが通常技の攻撃力は高く、軽くコンボを決めただけでも相手のHPをゴリゴリ削ることが出来る。
超必殺技は3種類あり、組み合わせ次第では強力だが、最新版では回数制限があり、
フリーズベント(相手を一定時間行動不能にする)は1試合に1回、ファイナルベントは1ラウンドに1回しか使えない。
特にファイナルベントは派手で見栄えが良いものの、火力はそこまで高くはなく、
性質上相手が動いてると外れやすいため、出しどころを考えなければ、完全に無駄に終わってしまうため注意。
基本的にはフリーズベントとの併用が望ましいと思われる。
ななび氏による最新版対応のAIが公開されている。

ガ・タキリ・バ氏によって同年にMUGENデビューした仮面ライダーたちを紹介する動画が投稿されており、タイガもその一人として出演している。

出場大会

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