古代神マヘーシュヴァラ

        

ファイトフィーバー』の続編的な作品である『極超豪拳』(海外名は『The Eye of Typhoon』)のラスボス
中ボスであるパウエル少佐のストーリーなどから推測するに、どうやら極超豪拳の秘伝書を全て集めると出現するらしいのだが、
いかんせんゲーム本編にその辺りの説明が一切無いため、詳細はわしにも分からん・・・・。
なお、「マヘーシュヴァラ」とはヒンドゥー教(インドの神話)の神・シヴァ神の仏教における名前である。
漢字では「摩醯首羅(まけいしゅら)」とも書くが、日本ではむしろ別名である「大自在天」と言った方が通りが良いだろうか。
曼荼羅では妻である烏摩妃(うまひ。ヒンドゥー教でいう女神パールヴァティーの事)との男女一対で表される事が多く、
こちらのマヘーシュヴァラが男女二つの姿を持つのもその辺りが元ネタと思われる。

『極超豪拳』におけるマヘーシュヴァラは倒されると形態を変化させるタイプのボスキャラで、
1ラウンド目はセクシーな女性の姿をしているが、一度倒されると 筋骨隆々とした半裸の男性 に変身して戦う。
神様だから性別の違いなど問題にならないのだろうか。
女性形態の際はニュートラルポーズで「台座に座って足を組んでいる」という変わった姿勢をしており、そういった意味でも異色のキャラである。

本作は『ファイトフィーバー』と同じ会社が作ったとは思えないほど洗練されており、キャラの出来もかなり進化している。
このマヘーシュヴァラもそんな中の一人であり、(他所のキャラと比較すればまだまだだが)デザインや技のアイディアなども秀逸である。
VS古代神


MUGENにおける古代神マヘーシュヴァラ

BoyBoyz氏により、第一形態と第二形態のマヘーシュヴァラがそれぞれ別キャラとして作られている。新MUGEN専用。
第一形態はMUGEN1.0で動作する。第二形態の方はdefファイルを見るとMUGEN1.1用となっているが、1.0でも動く。
両形態とも、ほとんどの攻撃をワンボタンで出せる。コマンド技であっても後ろ入力とかその程度だけでOK。
前後ダッシュとジャンプが搭載されており、内部的にはしゃがみ処理も存在するようだ。
両方にデフォルトでAIが搭載されている。

第一形態の方はあまり激しく動き回る事が無く、回転する三角形の飛び道具を撃つ技を主に使って攻撃してくる。
この飛び道具は正面へ撃つ他、撃った後に上昇させる事も可能の様子。連発も可能。
目の前に出現した時点で攻撃判定が出ているため、相手の接触を阻むバリアのような使い方も見せる。特に根元から当たるとダメージが大きい。
相手によってはこの飛び道具の連発で削り殺したり、パターンにハメたり、思わぬ効果を発揮する事もある。
近距離では衣装の飾りを前方に伸ばす技を用いる。こちらもかなりの威力。技の間、胸がモロ出しになるが、プレイヤーからは見えない上にすぐ手で隠してしまう
唯一の投げ技である移動投げでは、相手を拘束してキスする。第一形態の技の中ではこの技が一番高威力。
起き上がり動作がやや特殊で、隙が多いため、一度ダウンを奪われるとあっさり起き攻めを喰らって敗北する事も。
勝利ポーズの際に胸を反らすものがあるが、生足を翻して天を仰ぐ姿がちょっとエロい。

第二形態はリーチの長い技を複数持ち、より威圧的な戦い方をする。
第一形態ほど飛び道具連発をしてこないため、場合によっては第一形態より弱いと感じられる場合もあるが、そこはボスであるため甘く見てはいけない。
黒い渦巻きのようなものを飛ばす飛び道具や、目の前に拳の連打を放つ技、地面から不気味な怪物を上昇させる技、
口から化け物を吐き出す技、指をくるくる回して飛び道具をはね返す技などを所持している。
また、AIの使用頻度は少なめだが、通常投げも持っている。
拳の連打は特に強力で、起き攻めなどで使ってくる事が多いが、威力が凄まじく高い。うっかり喰らうと甚大なダメージを受ける。
技の隙は多めなので動きの速いキャラクターなら畳み掛ける事ができるが、各種技の攻撃判定のデカさが尋常ではなく、
技に引っかかると軽視できない被害を被るため注意が必要である。
ゲージ技として高威力の全画面攻撃も持っており、中々侮れない強さを持つ。

出場大会

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最終更新:2020年03月05日 20:23