ケイオス




「私の名はケイオス、覚えておきたまえ
                                                                 フォッフォッフォッ~」

 年齢:?歳
 生年月日:8月16日
 国籍:香港(中国)
 身長:185cm
 体重:?
 血液型:B型

コナミから発売された格闘ゲーム『マーシャルチャンピオン』に登場するキャラクター。
名前の綴りは「Chaos」。カオスの英語読みで、メジャー所で言えばイグニスの技や『ゼノサーガ』の味方キャラ、『太陽曰く燃えよカオス』の歌詞で有名。
格ゲーでは『プライマルレイジ』に同名のキャラが存在するが、「混沌」を意味する一般名詞に過ぎないので特に関係はない。
海外版ではティティ肖像問題から彼女と名前が入れ替わりになっている。

香港出身の、素性が謎に包まれた怪しすぎる男。
キョンシーのような格好をした作中きってのイロモノで、額に札(「死」と書いてある)が貼られていたり、足首のみで跳ねるように移動したりする。
両手に装備した鉄の爪をメインウェポンとし、一旦戦い出すと誰にも止められない残虐性を見せるという危険人物である。
元ネタはキョンシー…なのはもちろんとして、爪のデザインから某エルム街の殺人鬼も入っていると思われる。
更にはED(後述)を見るに、ティム・バートン監督の映画『シザーハンズ』も混ざっていると専らの評判。

異様に白い肌にやたらと長いつま先や、上半身を全く動かさないまま足を宙に浮かせて蹴りを繰り出したり、舌を異常に伸ばして攻撃したり、
どこぞの犯罪組織のナイフ使いのごときジャンプ攻撃でアクロバティックに襲いかかったり、
大破壊投げよろしく通常投げでは片手一本で相手をぶん回す怪力を披露したりと、外見や挙動のことごとくが変態的人間離れしている。
とは言え、人間なのかキョンシーなのかは実の所良く分からない(専用ステージにはっぽい人がいるけど)。
ひょっとしたらそれら以外のナニカ、という可能性も捨て切れない。
また、似た様な得物を使う方々と同じく戦闘中は奇声を発して暴れ回るが、その勝利セリフは意外と紳士的な口調である。
戦いになるとテンションが上がるタイプなのかも知れない。

必殺技は前方へ連続突きを繰り出す「百烈突拳」と、炎を纏った異様に長い舌で攻撃する「カメレオンアタック」。
見た目はともかく性能自体はオーソドックスな部類だったりする。
威力・間合い共に高性能な通常投げも持っており、イロモノながら結構扱いやすいキャラと言える。

+ 「またこの手で…人を、キズつけてしまった…」
「これからは、世の中の役に立つ事に、この技を使おう…」

EDでは自らの行いを悔い、戦いから身を引く事を決意する。そして…


「奥さ~ん。植木のカット出来ましたよ~ん」

……そこには庭師へと転職し、自慢の鉄の爪で植木の剪定に勤しむキャラ崩壊を起こした彼の姿があった。キョンシールックのままで
色々と言いたい事はあるが、まずはその格好をなんとかしろ。まぁ「混沌」らしいっちゃあ、らしいが。

……とまぁ、アクの強い面々の中でも際立つ個性を持ったイロモノである。
だが悲しいかな、同作には彼女が君臨していたのでそのままひっそりと埋もれていったのであった。
「十分濃ゆいのにもっと凄い奴がいたので目立てなかったイロモノ」という点では、後発のこの人と相通ずるものがある。…かも知れない。


MUGENにおけるケイオス

2体ほど確認されている。

+ Joey Faust氏製作
  • Joey Faust氏製作
富士山バスター』キャラを多数手掛けたJoey Faust氏のケイオス。
キャラクターサイズが縮小されておらず、後述のサクラカ氏版よりもデカい。
キャラ名は海外版…即ちティティである。と言ってもmasa00341氏のティティとはファイル名が被らないので安心。
当然勝利時のアナウンスもティティだったが、2017年7月の更新により、
名前(と勝利時のアナウンス)を国内版同様「ケイオス」に変更する事が可能となった。
なお、当初はコンプゲーキャラとして公開されており、入手にはキャラパックをDLする必要があったが、現在は単体でも公開されている。
ちなみに同氏のボビー、マハンバ、ホイも同じパックに入っている。
引き続きキャラパックからも入手は可能だが、他のキャラもセットになっているだけに容量が大きく、
特に更新verは解凍前2.15GB、解凍後3.65GBと半端ではない。
だが、他の『マーシャルチャンピオン』のキャラや、多くの怪しげな珍しいキャラも同時に入手出来るので損は無いだろう。

他キャラも同様だが、原作の上・中・下段の3ボタン式ではなく、弱・中・強パンチ/キックの6ボタン式。
他、弱攻撃がかなりの連打が利く、カメレオンアタックが多段になっている等アレンジは割と利いている。
特に弱攻撃連打は根元から当たればノックバックも少なく、かなりの体力を奪い去る事が可能。
ボイスは原作の物だが、プレイの直撮りらしく、後ろでマハンバステージのBGM(アフリカンチックなもの)が鳴り響いている。
AIはデフォルトで搭載されているが、簡易的なものであるためか、上記の弱攻撃連打などは使って来ないようだ。

+ サクラカ氏製作
  • サクラカ氏製作
2017年7月公開。現在はリンク切れにより入手不可。
何気にゴルリオに次いでサクラカ氏が2番目に製作した男性キャラであるが、
製作理由は「その頃ちょうど昔の香港のキョンシー映画を見たから」なんだそうな。ガハハハ!まったく理由たならんわ!
ちなみに国内と海外で名前が違うので、フォルダ名は「kyonsi」になっている。

NGI氏のをベースに製作されたそうだが、原作のシステムは再現されておらず、MUGENデフォルトの仕様で試合をする。
必殺技は原作の2つの他に、オリジナルの投げ超必が2つ追加されている。
音声は「同じ名前のよしみ」で『闘神伝』シリーズのカオスのものが使われており、
「残酷カットォォ!!」と叫びながら百烈突拳を繰り出し、前述の投げ超必や、やられボイスの一部では異様な奇声を放つ。
……が、そもそも両者は甲高い奇声を上げつつキモい動きで戦うイロモノ同士だったので違和感は全く無かった

追加された2つの超必殺技はいずれも強力。
この内、2ゲージ消費の移動投げは突進後、相手の上に正座馬乗りになって高速で突きを連打する技で、
突進中無敵、投げ技なのでガード不能、突進距離はかなり長く、回避できても突進の終わり際に隙が全く無い、とかなりの高性能。
ただし、相手との間合いが近すぎるとすり抜けてしまうため要注意。後述のAIは相手の必殺技へのカウンター気味に用いてくる。
それ以外でも変態的なキックを始めとする怪しい動きから繰り出される技はリーチが長く、中でも残酷カット百烈突拳は隙が少なく削りに重宝する。

AIはデフォルトで搭載されている。
リーチの長い通常技でチクチク攻めつつ、ゲージが溜まると跳び込みから1ゲージ超必投げを狙ってくる嫌らしい戦法が得意。
最大ゲージ数が5本と多いため連発してくる事があり、中々侮れない強さを持っている。
なお、基本技を食らった相手が赤く点滅する仕様となっているので、
気になる人は「palfx.time = 20」を一括置換で「;palfx.time = 20」へ変更しておこう。
製作者による紹介(15:12~)

この他、Cenobite53氏が前述の専用ステージを公開している。


「貴方の血で私の勝利を乾杯しよう」

出場大会

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最終更新:2023年09月17日 00:15