クラッカー・ジャック






 格闘スタイルボクシング+野球+サッカー
                          (雑誌『ストリートファイターぴあ』)
 出身地:アメリカ
 誕生日:6月14日
 身長:189cm
 体重:98kg
 血液型:B型
 好きなもの:野球 サッカー その土地土地の酒
 嫌いなもの:群れる事
(以上、格闘スタイル以外は『シャドルー格闘家研究所』より)




「張り合いがないんだよ!」

CAPCOMの3D対戦格闘ゲーム 『ストリートファイターEX』 シリーズに登場するキャラクター。「C.ジャック」とも略記される。
担当声優は 銀河万丈 氏だが、後の続編『ファイティングEXレイヤー』では 下山吉光 氏に変更された。
デビュー当初は「クラッカー・ジャック」と表記されていたが、実はアメリカの老舗スナック菓子のブランドに同名のものがあり、
家庭用版『EX2 PLUS』以降では同ブランドに配慮してジャックのみの表記になっている。
語源としては「一流のもの」という意味であるため、一流の用心棒という事なのだろう。やっぱ一流だよなぁ~
シリーズの途中で衣装が変更されたキャラの一人であり、
初期は黒いテンガロンハットに白いシャツ、赤いネクタイと黒いズボンという服装だった。
その外見は『快傑ズバット』で宮内洋氏が演じた主人公「早川健」がモチーフであり、実際開発中での名称も「ミヤウチ」だった。
変更後の白い服装も同じ宮内氏が演じた『ジャッカー電撃隊』の「ビッグワン」こと「番場壮吉」がモチーフなのだろう。

ラスベガスの用心棒組織「クラッカーズ」のナンバーワンと言われた男
ボクシング蹴り技も使う)と野球サッカーを組み合わせたまったく新しい格闘技の使い手。
帽子を目深に被っているのが特徴。そういや『風魔一族の陰謀』版の声でしたな?
ブレア・デイムの旅に用心棒として同行する。

組織の名前は『ストV』公式サイト内のCAPCOM公式ブログ『シャドルー格闘家研究所』にて上記の個人プロフィールと共に初めて明かされ、
封印されてしまった「クラッカー」という名前の設定が組織名「クラッカーズ」として残った形になる。
さらに「自由な生活とライバルとの戦いを終わらせるためにクラッカーズを抜け、現在はフリーの用心棒をしながら世界を旅している。木製のバットが宝物」
という設定が公開された。つまり「今ではもうクラッカーでは無くなって、ただのジャックである」という説明にもなっている。
なお、公開当初は「出身国:日本? 誕生日:アメリカ」という盛大な誤植があったがすぐに修正されている。
ちなみにこの「日本?」とは後に公開されたガルダのコピペミスなのだが、
少し前に『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』のD.D.が本名「出島大介」なる日本人だというダサめの驚愕の設定が判明していたため、
公開当初は彼も実は日本人だったのか等と噂される事になってしまった(実際には前述通りジャックはアメリカ人である)。

必殺技溜めコマンドの突進技「ダッシュストレート」に「ダッシュアッパー」、
ボタン同時押しで溜めて溜め時間に応じて腕が巨大化して威力が増える「ファイナルパンチ」と、
ほぼM・バイソンコンパチと言っていい構成をベースに、
バイソンの課題であった飛び道具対策として、弾をバットで打ち返す「ホームランヒーロー」と弾を蹴り飛ばす「サッカボールキック」を持つ。

『EX』シリーズは作品が進んで行くにつれて無印ストIIに出演した面々は含めて全員参戦したのだが、
その中で本田とバイソンだけが欠場
バイソンの場合は間違いなく性能丸かぶりのこいつがいたからであろう(つまり性能的にはバイソンも登場していたようなもの)。
本田は……うん、人気が無かったんじゃないかな……




「どうだい!参ったか!」


MUGENにおけるクラッカー・ジャック

armin_iuf氏による手描きドットのジャックが存在する。
技は原作に存在したものを搭載しているが、ファイナルパンチは無い模様。
作者が外国人なので日本語がよく分からなかったのか、登場シーンで「どうだい!参ったか!」と言ってしまう事があるのはご愛嬌。
ちなみに、フォルダ名は「jack」になっているのでターナー氏など別のジャックを上書きしてしまう危険性がある。
「c_jack」などに変更しておいた方がいいかもしれない。

3ゲージ技(メテオコンボ)の「ホームランキング」はヒットすれば7割5分持って行く凄まじい火力を持つ。
是非ともこれを狙っていきたいものだが、1ゲージ消費技も頼りになる技が揃っており、
攻撃発生まで無敵が続く突進技「クレイジージャック」と打撃技「グランドスラムスマッシャー」による切り返しや
体力3割持って行く移動投げ「レイジングバッファロー」による崩しなどが有力。
3ゲージ技のためにゲージを温存するか、1ゲージ技を適宜活用して戦うか、どちらも魅力的である。

エクセルやガードブレイクといった原作のシステムは無く、エリアルレイブなどの『MVC』要素が多少入っている。
すぐに分かる特徴はチェーンコンボが可能な事。単純に手数が増え、飛び込みでも空中から複数回の攻撃ができる。
なお、挑発のモーションに喰らい判定を付け忘れているらしく、終わるまで完全無敵の攻撃避けと化している。

AIはデフォルトで搭載されている。
ゲージ技を積極的に使っていくタイプなので、ホームランキングを拝める機会はほぼ無いだろう。
また、行動の精度がいささか甘く、特にエリアルレイブをしょっちゅう失敗するのが残念な所。

出場大会



最終更新:2023年08月09日 23:06