「俺は───里見蓮太郎は藍原延珠を信じる!」
年齢:16歳
身長:174cm
体重:62kg
学年:匂田高校二年生
趣味:料理
神崎紫電氏のライトノベル『ブラック・ブレット』の主人公。
アニメでの担当声優は
梶裕貴
氏。
天童民間警備会社所属の民警(プロモーター)。相棒のイニシエーターは藍原延珠。
物語開始時のIP序列は12万3452位。後に210位まで昇格している。
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原作について |
本作は蓮太郎と延珠をメインキャラとして、人間を怪物化する寄生生物「ガストレア」の出現によって、結界の内側に人類が追いやられた近未来を舞台に、
ガストレアウイルスとその抑制因子を 体内に宿すことでガストレアに対抗する力を持った少女「イニシエーター」と、
彼女らを指導する「プロモーター」によって組織された「民間警備会社」通称民警の戦いを描く。
現在7巻まで刊行されているが、2015年以降作者の諸事情により、長らく新刊は未定になっている。 8巻まだですか先生
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10年前に起こったガストレア
戦争により両親を失い天童家に引き取られるが、屋敷に迷い込んだガストレアから天童木更を庇い、
左目と右腕、さらに右足を失う瀕死の重傷を負う。
そこで、生きるために人間がガストレアに対抗するためのプロジェクトの一つ「新人類創造計画」の被験者になり、失った部位を機械化して
サイボーグになった。
天童家では当主の菊之丞の方針により、天童式戦闘術や
政治家・仏師になるためのスキルを教え込まれるが、15歳の時に木更の出奔に付き従い、
天童民間警備会社を立ち上げ民警となる。
口調はぶっきらぼうだが、誠実で世話好きな所があるなど内面は情に厚く、
家事スキルも高い。
生き物全般に詳しく、『ファーブル昆虫記』を愛読書にするなどの一面もある。
零細警備会社に所属し、収入が少ない上に、ボロアパートに相棒の延珠を居候させているため常に金欠状態。
普段着も満足に買えない有様のため、常にブラックスーツのような制服に身を包んでいる。
その点もあってか端正な顔立ちにも拘らず、周囲からの印象は
「不幸顔」「タロットの吊られた男」「死神」と散々なもの。
幼い頃から一貫して木更に惚れている。両思いなのだが、蓮太郎がヘタレな上に、木更が来歴・精神状態共に複雑な事情を抱えているために中々進展しない。
その性格から子供には好かれやすく、延珠や自らが助けたティナ・スプラウトなどの「呪われた子供たち」には好意を持たれている。
また、司馬重工の社長令嬢・司馬未織から気に入られて、蓮太郎・延珠ペアの装備品を条件付きで無償で提供してもらったり、
法医学教室の室長・室戸菫は蓮太郎の
人造人間化に関わり、現在でも義手・義足・義眼のメンテナンスを行っているなど、彼を取り巻く異性はやたらと多い。
とはいえ日常的に命懸けな世界なので、呑気にラブコメをやっている場面はそんなに多くないのだが……。
菫や延珠が好き勝手に吹聴するデタラメによって周りからロリコンや変態扱いされる場面が多く
(「呪われた子供たち」はガストレア大戦時以降に生まれた、先天的にウィルス抑制因子を持っている子供のため当然10歳以下限定。
しかもガストレアウィルスが遺伝子に影響を与えるために全員少女)、
誤解を解くために彼が毎回苦心するのが半ばお約束となっている。
ただし延珠に対して深い愛情(と言っても娘に対する家族愛に近い)を抱いているのは間違いなく、
延珠が行方不明・生死不明といった状況に置かれた際には精神的に非常に不安定な状況に陥る。
そのため、あながち事実無根とは言えない。やっぱり小学生は最高だぜ!!
戦闘では天童式戦闘術と司馬重工から提供されたXD拳銃およびバラニウム弾を用いる。
基本的には延珠のサポートに回り(イニシエーターと常人では基礎戦闘力が段違いなので、作中では標準的な戦術)、
肉弾戦特化の延珠のカバーをするため
射撃を行うが、あまり得意とは言えない。
彼自身の本領は格闘にあり、義肢内部に仕込んだカートリッジを炸裂させることで、脅威的な高速戦闘を行うことが出来る。
義眼は
演算装置になっており、最大で1秒間を2000秒間に体感させる程の
高速思考を可能とするが、
処理に付いていけずに脳死する危険性があるため、リミッターがかけられている。
余談だが、天童式戦闘術は「轆轤鹿伏鬼(ろくろかぶと)」「雲嶺毘湖鯉鮒(うねびこりゅう)」といった、
異様に難解な名前の技が多い。比較的シンプルな方では「焔火扇(ほむらかせん)」など。
これらは下記の『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』にも登場しており、技名も一通り叫ぶ。
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』における里見蓮太郎
2014年7月14日より追加キャラクターとして参戦。
サポートキャラに延珠も登場している。
原作の世界観が重いのを反映してか、他のキャラとの会話も比較的真面目なものが多い。
特にストーリーモードでは
ラスボスの絶夢に対して只一人歩み寄りを見せず、ビターエンドに終わってしまう。
他方、家庭版や『IGNITION』での他キャラとのやり取りはコミカルなものが多い。
ちなみに
美琴によると顔付きが「
あのバカ」に似ているらしい。
動きは原作6巻までに見せた技を参考にしている。武術主体の戦闘スタイル(
拳銃も使うが)ゆえに、
非戦闘要員やらファンタジー風やら多種多様な個性入り乱れる本作の中において一般的な格ゲーっぽさでは随一。
瞬間的な打撃強化と機動性、高い
コンボ火力が持ち味。一方でリーチが短く(拳銃も斜め撃ちだったり発生が遅めだったりする)、小回りが利かないのが欠点。
また、
結城晶程ではないもののボタン強弱で必殺技やその性質が大きく変わるので、使いこなすには一定の慣れが必要。
MUGENにおける里見蓮太郎
シャナなどの電撃キャラを手掛けてきたkohaku氏による、
『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』の
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用キャラが公開中。最新版は2017年9月20日更新。
原作の技はおおむね再現されているが、システムは氏独自のオリジナル仕様となっており、
SP、AP、アシスト(
アシストキャラ:藍原延珠)の3つの特殊ゲージが搭載されている。
また、更新によってペルソナ風の
カットインなどが用いられるなど、演出も異なる。
AIは未搭載だが、shao氏による外部AIが公開されている。
AI・ガード・反応速度レベル・ゲージ増加レベルを変更可能な他、特殊カラーも用意されており、
11Pは常時ゲージMAX、12Pは常時ゲージMAX+常時HP回復+常時SPMAX(EX→EXキャンセル可能+覚醒可能)となる。
デフォルトでは
飛び道具の拳銃で牽制しつつ、接近戦で一気に相手の体力を削ってくる。
この他にちぃたま氏によるAIも小物ロダ(語るスレ用に非ず)にて公開されているが、最新版には非対応。
こちらは近接主体のAIであり、現状ベータ版ではあるがストライカーやシステムを利用し確実にコンボルートを遂行するなど魅せる動きをする。
出場大会
最終更新:2023年08月18日 01:29