高坂桐乃







「バッカじゃないの!?
 アンタさー、生きてて恥ずかしくならないワケ?
 もう死ねば?」


 身長:165cm
 体重:45kg
 学年:中学2年生
 BMI:16.53
 スリーサイズ:B82/W54/H81
 バストサイズ:D
 CV: 竹達彩奈

伏見つかさ著、電撃文庫のライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(通称「俺妹(おれいも)」)に登場するヒロイン。
主人公にして語り部の高坂京介の実妹。

県内でトップクラスの進学校に通い、陸上部では期待のエース。
更には雑誌の専属モデルを勤め、友人も大勢いるなど、表向きは文句の付け所の無い美少女
しかしその実態は美少女ゲームやアニメ、ゲームをこよなく愛する筋金入りのオタク
世間体を気にして、誰にもオタク趣味を打ち明けられず悩んでいた所、
偶然に京介に秘密を知られてしまい、それまで冷戦状態であった兄に人生相談を持ち掛けた事から物語が始まる。

妹もののギャルゲーをこよなく愛しており、プレイしながら興奮して奇声を上げたり、ベッドを転げ回ったり、
京介に推しのゲームをノートPCごと押し付けて一通りやるよう強制的にノルマを課すなど、
一度バレてタガが外れてしまうと色々とアレで残念な事になった。
しかも、押し入れの秘密のスペースには本来は未成年が買ってはいけないR-18のエロゲーも山積みになっている。
なお、この事実が警察官であり厳格な性格の父に発覚した際には当然のように家族会議が開かれ、大変な修羅場となった。
みんなも年齢制限はちゃんと守ろう!
ちなみにこれらの軍資金は自身のモデルの仕事で稼いだお金を使用している。

類が友を呼ぶのか、元々仲のいい読者モデル仲間や、オフ会で知り合ってぶつかり合いながらも段々と打ち解けていったオタク仲間など、
仲良くなる相手は何故か大変アクが強い人物ばかり揃っている。
そして濃い人物達の軋轢の中で割を食うのは、当然我らが主人公である。ラノベ故致し方なし…

本項冒頭の暴言…もとい台詞や立ち絵からも察しが付くように、可愛いのは外面だけで基本口は悪い。
アニメ版では兄や同級生への暴力に加えて、竹達女史の演技も相まって生々しさが加速。
アニメから本作を知った人からの彼女への拒否反応は大きかったようで、
ニコニコニュースで行われた「以外で嫌いなアニメキャラ」のトップ3になるなど、
特に前記で述べた二面性とツンデレの大半がツンなキャラ性に抵抗のあるファンや、暴力を振るわれたキャラクター達のファンからの反発も少なくなかった
他のトップ3も大体同じ理由でランクインしている)。
そのため桐乃が腹パン(ボディーブロー)を受けるイラストも多数投稿されるようになった一方で、
「中の人ネタ」と言うとばっちりで『アイドルマスター・シンデレラガールズ』の輿水幸子も腹パンされるイラストが多数投稿されるようになってしまった。
両者は「同じ声優」「自分の可愛さを売りにしている」という点が共通している。
また、公式のコミックスでは 顔面に水をかけられる というある意味腹パンより酷い扱いを受けているシーンもあるが、
それは碌に説明もしなかったプロデューサーに唆されたためであって、幸子側には全く非が無い。
…と言うか幸子は所謂「ウザかわ(ウザさが可愛い)」キャラなので、ギャグ補正と見た方が良いだろう。
また、『スターライトステージ』作中で幸子の家庭の闇を仄めかすシーンがあり、元々が風評被害だった事から腹パンネタは風化しつつある。

しかし、それらは作品命題である「可愛くない妹」を表現する上で必要不可欠な要素であり、
実際の彼女は常に兄、友人の事を慮る優しさがある事を忘れてはならない。
そして、そんな「可愛くない妹」が実は下記という話に心を撃ち抜かれた人々も多く、アニメ放映当時は凄まじい盛り上がりを見せた。
ハルヒと同じく、悪評も大きいが人気も非常に高いキャラである。

+ ネタバレ注意
実は幼い頃から実の兄である京介に惚れている
陸上をやっている理由も「兄の背中に追いつきたかったから」というのが原典。
…のだが、ある女性からその想いを否定された事で京介から距離を置くようになり、それがやがて冷戦状態になった。
妹もののギャルゲーに執着するのも、「ゲームの中なら兄と妹でも結ばれる」からである。
そりゃ京介の幼なじみの女の子から「気持ち悪い」と思われても致し方ないか
そのせいで攻撃特化型のヤンデレな妹と評される事も。
作品自体は兄と妹という決して結ばれない関係にごまかさず真正面からぶつかっており、兄妹が如何なる答えを出すのか、その最後の選択は必見である。


電撃文庫FIGHTINGCLIMAXにおける高坂桐乃

素早い動きと様々なコスプレで戦う、傍若無人なトリックスター。
予測不能な行動で元気良く駆け回り、相手にラッシュをかけて翻弄する。
セガの宣伝隊長コスプレもあるぞ。

(以上、公式サイトより)

なお、ラブコメもののラノベ出身なので、当人に特殊能力だとか戦闘能力は無い筈なのだが、
まぁそこは格ゲー補正なのだろう。女子小学生も殴り合いに参加してるし


MUGENにおける高坂桐乃

kohaku氏によるものが存在する。MUGEN1.0以降専用。
『電撃FC』のスプライトを使用しているが、製作者のオリジナルシステムを使用しているため、
原作と同じような感覚で使おうとするとやや戸惑うかも知れない。
性能は火力の低さを機動力の高さで補う形になっている。
飛び道具対空技・突進技の三種の神器持ちの為、比較的誰が使っても扱いやすいと言える。

デフォルトAIは搭載されていないが、ホルン氏、shao氏が外部AIを製作している。
どちらも細かい性能の調整が可能。
キャラ紹介動画(非最新版)


これ以前にも国内でゆ~とはる氏によって原作再現仕様の桐乃が製作されていたのだが、
司波深雪の製作動画削除を受け、氏の意向で公開及び紹介と動画使用や外部AI製作が一時期禁止となっていた。
しかし2017年12月26日に解禁宣言となり、めでたく再公開された。なお後述通り「動画使用の際は自己責任」という条件が新たに付け加えられている。
こちらもデフォルトAIは搭載されていないが、史上最強の弟氏が外部AIを製作している。

2017年12月現在、ある程度年月が流れ、kohaku氏などによりアレンジ版が製作された事によって再び『電撃FC』のキャラを動画で見かけるようになった。
桐乃も今後は目にする機会も増えていく事だろう。
ただし、版権キャラ故に権利者権限で動画が削除される可能性が消えたわけではない事に注意。

出場大会



最終更新:2022年12月25日 21:26
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