ポワルン




                        
分類:てんきポケモン
高さ:0.3m
重さ:0.8kg
タイプ:ノーマル
特性:てんきや(天候がはれ、あめ、あられの時、姿とタイプが変わる)

てんきによって すがたが かわる。
みずの ぶんしと そっくりなことが さいきんになって はっけんされた。

+ 担当声優
水樹奈々
『アドバンスジェネレーション』第83話
羽田千尋
『アドバンスジェネレーション』第93話

水樹女史は当時売れたての時期だったとはいえ、現在では実現しそうにない一発キャラのキャスティングである。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。
初出は第3世代であり、特性の概念が追加されたこの世代において、「フォルムチェンジ」の要素が取り入れられた最初期のポケモンでもある。
小さい体を守る為、大自然のパワーを使える習性を会得しており、天気によって姿とタイプが変化する特性を持つ。
加えて、気象が変われば気性まで変わってしまう。
英名は「Castform」と無駄にかっこいい。


原作中の性能

HP:70
攻撃:70
防御:70
特攻:70
特防:70
素早さ:70
合計:420

種族値自体は全体的に平均一歩手前という控え目な数値だが、ポワルンの最大の特徴は特性「てんきや」であり、
天候が晴れならほのお、雨ならみず、霰ならこおりにそれぞれタイプが変化する。
これに加えて、天候に応じてタイプが変わる元専用技「ウェザーボール」がメインウェポンとなり、
晴れ及び雨であれば、タイプ一致補整×天候補正を上乗せして強力な一撃を放てる。
この他にも、これらの天候とのコンボが可能な「だいもんじ」、「ハイドロポンプ」、「ソーラービーム」だけでなく、
ぼうふう」、「かみなり」、「ふぶき」など天候に関わる技は一通り覚える。
変化技は天候変化の「にほんばれ」、「あまごい」、「あられ」に加えて、
「ドわすれ」、「コスモパワー」などを取得できる。
なお、「てんきや」はすなあらしデルタストリームには対応していない。
「ウェザーボール」はすなあらしでもタイプが変わるが、ポワルン自体は砂パーティとの相性は悪いため、まず採用されることは無い。

初見ではどのタイプに変化するか分かり辛いポワルンの特性はメリットではあるが、
種族値の低さに加えてフォルムチェンジ自体に種族値を強化する効果は無いため、
「ようりょくそ」や「すいすい」など、強力な補正を受ける特性を持つ天候要員に採用枠を奪われがちである。

ちなみに「ウェザーボール」は、第4世代以降はポワルン以外のポケモンも覚えるようになったとはいえそれでもさほど多くはなかったのだが、
第8世代『ソード・シールド』ではわざマシンの1つとなったことで覚えるポケモンが大幅に増加した。
ダイマックスわざで天候変化のハードルが低くなったこともあり、サブウェポンとして搭載しているポケモンも少なくない。
残念ながら、元祖使い手のポワルンは本作には登場できなかったが…。


メディアミックスにおけるポワルン

アニポケでは『AG』時代にゲストポケモンとして登場したことがある。

『ポケットモンスターSPECIAL』では、主人公の1人であるルビーの手持ちとして登場。
本来はツワブキ社長の手持ちだったが、紆余曲折を経てルビーの元に渡った。
以降の章でもルビーはツワブキ社長に返却していないが、
当のツワブキ社長がルビーのことを「私のポワルンを預かってくれている」と語っており、公認されているようである。

スマートフォンアプリ『Pokémon GO』にも登場し、やはり天候に応じた4つのフォルムを有し、
リアルでの天候に合わせた姿で出現するようになっている…のだが、
フォルムは出現時のもの固定であり、一度捕獲すると後日の天気が違っていてもフォルムが変わることはない。
例えば、普通の天気の日には通常フォルムのポワルンが出現するが、これを捕獲した場合、数日後に雨が降っても通常フォルムのままである。
そのため、別のフォルムが欲しければ天気が違う日に改めて捕まえる必要が出てくる。
この仕様のおかげで雨水(雨雲)と太陽(晴れ)はともかく、季節も地域も限られる雪雲(霰)だけ異様に捕まえるのが難しくなってしまっている。

カードゲームでも特性を再現しており、「太陽のポワルン」「雨水のポワルン」「雪雲のポワルン」が個別に存在し、
素のポワルンのポケパワー「おてんきへんげ」により、自分の山札からこの内1枚を選び出し入れ替えることができる仕様となっている。


MUGENにおけるポワルン

Starmie氏の製作したキャラが公開中。
スプライトはJoshR691氏から提供されたものを使用しているとのこと。
攻撃の度にフォルムチェンジしながら戦うキャラで、
飛び道具や全体攻撃の「あられ」を駆使した遠距離タイプの性能となっている。
簡易的なAIも搭載されている。

2020年5月には、大幅に性能を更新した最新版が公開された。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2023年12月23日 22:27