金剛阿羅漢雲仙







   

「悪鬼によって希望をなくした民のために、
 未来を築こうぞ」

 名前:金剛阿羅漢雲仙(こんごうあらはんうんぜん)
 年齢:36歳
 流派:我流
 身長:203cm
 体重:150kg
 舞台:雪厳寺
 武器:六角鉄槌“滝崩し”
 声優: 矢野雅彦

公式ストーリー -羅漢号泣-

「またお主か、雲仙」
呆れた表情で和尚はいった。今度は托鉢の道中で乱闘騒ぎを起こしたそうである。
もちろんこやつが怒りだすには、よっぽどの理由があったのであろう。
普段はおとなしいが、1度切れるとまったく見境がなくなる。
彼の周りには、恐らく止めに入ったのであろう仲間の僧たちが傷だらけで気まずそうに下を向いている。
このところ雲仙の様子は確かに変だった。妙に落ち着かずイライラしている。
雲仙自身もその原因をまだわかってはいなかった。

雲仙はもともと寺の者ではない。巨大な体躯を生かし、家を建てたり橋をかけたりの土木作業をして暮らしてきた。
しかしある晩、彼らの建てた屋敷の完成祝いの席で、そこの主人である高貴な身分の者と酔って口論になり重傷を負わせてしまう。
我に返って一目散に逃げ出し、たどりついたのがこの寺であった。
和尚にわけを話し罪を詫び、さらにその性分を直すために寺に止まることを頼み込んだ。
和尚もそれを許し、重傷を負わせた相手との話しもつけてくれた。

つらい修業生活のためか最初のうちはいつも騒ぎを起こしていたが、どことなく憎めない普段の性格や、
力仕事での頼もしさに、寺の者も苦笑しながら彼を見守っていた。
最近は雲仙もおとなしくなってきたな…と思った矢先にこの事件である。

「今までのように寺の中で騒ぎを起こすのなら目をつむることもできるが、今度ばかりはそうもいかん。
今日限り破門とする。…だがな雲仙、この寺を出ても、今までの修業を怠ってはならんぞ。
この寺で学んだこと、外に出ても忘れるな」
雲仙を気遣う和尚の優しさが彼の骨身に染みた。乱暴者の自分をそれでも心配してくれている。
不安な気持ちも自分の修業不足だと思い、山を降りてからも1人修業を続ける。
彼はその不安の原因が覇王の復活が近いためであることをまだ知らない。


存在自体が忍んでいるADK最後の格闘ゲーム『ニンジャマスターズ 覇王忍法帖』に登場するキャラクター。
白目をむいたキャラセレ画面や試合中の言動はどう見ても三下悪役のそれだが、
上記の通り、気は優しくて力持ちな心が優しいタイプ。
しかしキレると手が付けられない。

どうやら最近のイライラの原因は信長にあるようだが、そのことは公式ストーリーではちょっとしか触れられておらず、
どうして雲仙が信長の復活を感知できたのかなどは一切説明されていない。
裏設定にて団子屋の娘さんを挟んで雷牙と因縁があるらしい。


原作での性能

雷牙と違ってコマンド投げがタイランコマンドで出せるので地上から普通に狙っていけ、
打撃でも実用的な即死コンボを持つ。ネオジオフリークでは最強キャラの一角とされている。
しかし見た目通り鈍重でリーチも短いためカムイサスケ相手には苦戦する。


MUGENにおける金剛阿羅漢雲仙

ニンマスキャラを数多く手掛けているFLAM氏のものが存在。
氏の他のニンマスキャラと同じく、1~6Pは原作よりの性能でゲージは原作仕様。
6Pは常時真息吹(キャラクターの攻撃力が上昇する。また、真超力、闇超力、闇コンボが1度だけ使用可能)状態になる。
7P以降は強化カラーであり、12Pは更に強化が入る。
AIもデフォルトで搭載されており、11段階に調整可能。
永久スイッチも付いているが、OFFにしてもコンボが非常に痛いので要注意。


「無益なる戦に勝利し 食らう団子はすでに百と八つ」

出場大会

凍結


最終更新:2023年10月16日 01:48