陰陽雲水天和







   

「ばあさんどうやらまた死にそこねたようじゃ…」

名前:陰陽雲水天和(おんみょううんすいてんほう)
年齢:63歳
流派:天和流陰陽術
身長:150cm
体重:40kg
舞台:蓮華堂
武器:獅咬剣“韓羅獅子”
声優:関本しのぶ

公式ストーリー -陰陽暗示-

「半島…よりも東。ジパングか」
老人は白くなった髭をさすりながら考え込む。
最近の大気の不穏な気配を占ってみた結果、その源は極東の島国にあると出た。

この香港に移り住んで四十年、故郷である韓の半島に何かが起こっているのではと思ったが、
占いはもっと東の地を指し示していた。
この地に渡ってから習得した道士の稼業はすでに息子が受け継いでいる。
天和流陰陽術の始祖として活躍したが、今や郊外で自然と戯れる悠々自適の楽隠居の身である。
しかし、最近の大気の震えに鳥たちもおびえ、自分自身も妙な不安を感じる。
陰陽道士としてのカンなのか、それとも他の要因なのか…。
「いずれにしても放ってはおけんのう、いってみるか、祖父の国へ」
もとよりさすらう血筋であったのか、祖父が若いころに住んでいたというかの国には興味があった。
このただならぬ気配の源に飛び込んで、生きて還ることは難しいだろう。
だが、今さらこの年になって未練もない。もともと好奇心が旺盛で、色々な土地を渡り歩き散々危険な目にも逢ってきた。
いくつになってもその心は変わらない。体が動く限りは無茶がしたいものだ。

息子夫婦や孫たちに別れを告げる。いつものようにちょっと遠くへ出かけるといった程度の会話であった。
まだ見ぬ祖国の国に渦巻く怪しい気配。どちらかというと生まれた土地に骨をうずめたかったが…。
「なーに、どこで死んでもばーさんのところにはいけるじゃろう」


存在自体が忍んでいるADK最後の格闘ゲーム『ニンジャマスターズ 覇王忍法帖』に登場するキャラクター。
大抵の格ゲーに一人は存在するジジイ枠のキャラにして、お札や八卦鏡、木剣を武器とする正統派(?)な道士キャラ。
日本人の祖父を持ち、韓国出身の中国人というちょっとややこしい経歴を持つ。
シリアスなバックストーリーの割にかなりのスケベジジイであり、エンディングでは美女を侍らせてご満悦(ページ下部の台詞はその時のもの)。
また、勝利デモでは毎回入浴シーンを見せ付けて来るという誰得なサービス精神に溢れたジジイでもある。


原作での性能

身長が小さいので相手のコンボを受けづらい代わりに、リーチが非常に短いトリッキーなインファイター。
当たれば相手を一定時間停止させ追撃を含めれば大ダメージを狙える飛び道具や、
壁に張り付く特殊技など、他のキャラにはない独特な要素を持つ。
更に高難易度ながら永久も持つなど、使いこなせばハイスペックな性能を持つ高性能おじいちゃん。


MUGENにおける陰陽雲水天和

FLAM氏製作の天和が存在。
氏の他のニンマスキャラと同じく、1~6Pは原作よりの性能でゲージは原作仕様。
6Pは常時真息吹(キャラクターの攻撃力が上昇する。また、真超力、闇超力、闇コンボが1度だけ使用可能)状態になる。
7P以降は強化カラーであり、12Pは更に強化が入る。
AIもデフォルトで搭載されており、11段階に調整可能。
永久スイッチもついているが、OFFにしてもコンボが非常に痛いので要注意。
もちろん勝利デモも搭載されているので、ジジイの入浴シーンが見たい人も安心である。


「ワッハッハハ」
「いやぁ~極楽極楽!!」
「この国のおなごは美人ばかりじゃのう」
「ばあさんや、まだまだ迎えにこんでいいぞっ ワッハッハハ」

出場大会



最終更新:2023年10月16日 01:46