- 分類:しんかポケモン
- タイプ:ノーマル
- 高さ:0.3m
- 重さ:6.5kg
- 特性:にげあし(野生のポケモンから必ず逃げられる)
てきおうりょく(タイプ一致による威力の補正が1.5倍から2倍になる)
- 隠れ特性:きけんよち(相手が自分の弱点となる技や一撃必殺技を持っているかわかる)
様々な姿に進化する。
イーブイの遺伝子は
進化の秘密を解き明かすカギだ。
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担当声優 |
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かないみか
- 1997年アニメ版(シゲルの手持ち)、『XY』(セレナの手持ち)
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林原めぐみ
- 『アドバンスジェネレーション』(ハルカの手持ち)、『ピカチュウの海底大冒険』
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西村ちなみ
- 『ダイヤモンド&パール』(ウララの手持ち)、『ベストウイッシュ』『覚醒への序章』(バージルの手持ち)
- 吉岡聖恵(いきものがかり)
- 『神速のゲノセクト』(ナツキとユキノの手持ち)
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伊瀬茉莉也
- 『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』
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美波わかな
- 『サン&ムーン』ナギサ(スイレンの手持ち)の声
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悠木碧
- 『Let's Go! ピカチュウ/Let's Go! イーブイ』、『ソード/シールド』、『マスターズ』
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真堂圭
- 2019年アニメ版(コハルの手持ち)
- 佐藤恵
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ(『for』~)
悠木女史は『ベストウイッシュ』でアイリスの声を担当している。
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任天堂のRPG『
ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。第1世代(『赤・緑』)から登場している。
名前の由来は進化を意味する「
EVOLUTION」から。
四足歩行型の小動物ポケモン。大きな目にウサギのような長い耳と
キツネのような尻尾がチャームポイント。
周囲の環境の影響を受けやすい、極めて不安定な遺伝子を持つ。
一部の鉱石や天体から発せられる放射線により容易に突然変異し、多くのポケモンに進化する可能性を秘めているが、
その体質の代償なのか個体数は極めて少ないとされる。
(以上、Wikipediaより一部抜粋・改変)
ファンからの人気も高く、2018年11月発売の『ポケットモンスター Let's Go!』では
ピカチュウに次いで、御三家以外の相棒ポケモンとしてパッケージを飾った。
また同作以降、鳴き声はSEではなく悠木碧女史のCVが採用されており、こちらも大谷育江女史演じるピカチュウに次ぐ快挙である。
初代から3種類という最多数の分岐進化を持ち、その後も世代が進むごとに進化体が増え続け、
現在は8種類の進化体を持つに至っている。
ポケモン数多しと言えども、ここまで多数の分岐進化を持つのはイーブイのみである。
これらのイーブイとその進化形は全てまとめて「ブイズ」とも呼ばれており、
ユーザーの中にはパーティの6枠を全てブイズで統一してプレイするファンも存在している。
『ポケモンスタジアム2』から色んなポケモンの3Dモーションが作られるようになったが
イーブイは
やたら縦に高速回転して相手に突っ込んでいく飛鳥文化アタック動きを見せてくれる。
『ポケモンコロシアム』では進化系のエーフィとブラッキーが、
『ポケモンXD』ではイーブイ自身がシナリオモードの主人公の最初の手持ちとなったが、
御三家やピカチュウに決して見劣りしない相棒ポケモンとしての役割を果たした。
第7世代では専用Z技「ナインエボルブースト」を獲得。
トリガーとなる技は「とっておき」で、全能力2段階上昇という強烈な積み効果を得る。
とはいえ、イーブイ自身の戦闘力はさほど高くないため、「バトンタッチ」で後続に渡す戦術が基本になる。
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進化系統と入手の条件 |
エーフィ(エスパータイプ):十分なついた状態で朝・昼にレベルアップ
ブラッキー(あくタイプ):十分なついた状態で夜にレベルアップ
リーフィア(くさタイプ):「こけむした岩」がある場所でレベルアップ(作品ごとに場所が異なる)
グレイシア(こおりタイプ):「こおりでおおわれた岩」がある場所でレベルアップ(作品ごとに岩の場所が異なる)
※第8世代ではそれぞれ「リーフのいし」「こおりのいし」を使用するものに変化
ニンフィア(フェアリータイプ):イーブイをポケパルレ・ポケリフレでハートを2以上に上げ、フェアリータイプのわざを覚えた状態でレベルアップ
※第8世代ではハートの代わりに「なつき度」最大が条件
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個体が少ないはずなのだが、アニメ版ではブイズを揃えて所持している兄弟や姉妹が多く登場し、
『Pokemon GO』ではアニメで登場した各進化系のトレーナーの名前をつけて進化先を確定させることが可能という小ネタがある。ただし、使えるのは一度限り。
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対応する進化系と名前一覧(ネタバレ注意) |
- ブースター→あつし
- サンダース→らいぞう
- シャワーズ→ミズキ
- エーフィ→さくら
- ブラッキー→たまお
- リーフィア→ルネ
- グレイシア→シズネ
なお、同作では「太陽の石」を除く進化の石が登場しないので、進化する際は第1世代の3種類からランダムとなる。
エーフィとブラッキーはイーブイを相棒に指定して10km歩いた状態で進化させる必要がある。時間帯で進化先が変わるのは原作と同じ
(但し先述した名前ネタを利用する場合はこの制限に引っかからない)。
幸い(?)にもイーブイは野生で多く出現し、 コイキングやポッポなどと違って メタモンが化けている心配もないので、当時はイーブイの乱獲が横行した。
確率は低いものの第1世代の3種類は野生としても出現し、特にシャワーズは 水タイプなので、川や海など水のある場所を歩いていれば比較的遭遇しやすい。
また、進化の石の代わりにポケモンをゲットしたり博士に送って変換してもらうことで入手する「アメ(飴)」を一定数消費することで強化と進化が可能。
イーブイの場合は25個とお手軽なので比較的早く進化できる。
アニメネタの進化は他にも存在し、ケムッソも「 ハルカ」でカラサリス(アゲハント)、「ムサシ」でマユルド(ドクケイル)に確定させられる。
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『Let’s Go!』では『イーブイ』版の相棒ポケモンとして登場。
移動時は頭にちょこんと乗る形で一緒に移動し、ふれあい、着せ替えも可能。
このイーブイは進化させることこそできないものの、種族値が通常のものより高く、
さらにブイズのタイプにちなんだ8+1つの専用技を覚えることができる。
ノーマル技はおんがえしの上位互換で、それ以外は全て追加効果付きの攻撃技となっている。
状態異常、HP吸収効果はもちろん、やどりぎのタネ効果、壁を貼る、味方全体の状態異常回復など、攻撃技としては前代未聞の追加効果を持つものもある。
第8世代『ソード・シールド』ではキョダイマックス可能なポケモンの1匹として選出された。これも1つの進化の形態…なのだろうか?
このキョダイマックス可能なイーブイは野生では出現せず、『Let's Go! イーブイ』のプレイデータが入ったSwitchで連動を行う事により入手できる。
このイーブイの放つノーマルタイプの技は固有技「キョダイホーヨー」となり、
ダメージと同時に、放ったイーブイと性別の異なる相手ポケモン全員をメロメロ状態にする。
ちなみにキョダイマックスポケモンにも身長の設定があるが、イーブイのそれは
ちょうど18mで、
よくネタにされる
可能性の獣とは残念ながら1メートルちょっとの差で不一致。
初代のほうとはお揃いだけど
また、第8世代では二足歩行で人語を喋る固体が登場…と思いきや、なんと着ぐるみ姿の少女。
その正体は第4世代にも登場した子供の
ポケモントレーナー「ポケモンごっこ」であり、
本作では着ぐるみがピカチュウからイーブイに、髪も茶髪から黒髪に変更されている(ピカチュウの着ぐるみは男の子用として続投)。
グラフィックも
ドット絵から3DCGになったことで、一目で人間だと分かる外見になった。
ちなみに、レイドバトルでは『Let's Go! イーブイ』の中の人ネタと思われるイーブイの使い手の「ポケモンごっこのアオイ」が助っ人NPCとして登場する。
第9世代『スカーレット・バイオレット』では、主要キャラの一人であるボタンがイーブイのリュックサックをトレードマークとしており、
戦闘でもブイズ統一パーティを使用する。
進化系の中で手持ちにいない種類は当人の置かれていた生活環境が影響が原因で入手できなかったと思われる
(片方は進化アイテムが店売りしていない、もう片方は日中に外出出来ない)。
このボタンが使用するイーブイリュックもリアルで受注生産で販売された。
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メデイアミックスにおけるイーブイ |
アニメではシゲルの手持ちとして登場しているのだが、
当時ゲームのピカチュウ版でライバルのエースになっていた影響もあり、
彼の最初のポケモンである ゼニガメ( カメックス)を差し置いてエース扱いとなっていた。
後々シゲルが再登場した際にはカメックスが相棒に戻っているが、ジョウト編で再会したときはブラッキーになったイーブイを連れていた。
そのため『Pokemon GO』にブラッキーが実装された当時は、
ニックネームに「シゲル」と入力して進化させたら違うポケモンになって混乱したトレーナーもいた。
また、ハルカもイーブイ(後にグレイシアに進化)を所有するトレーナーだった事から、
グレイシア実装当初はグレイシア欲しさに「ハルカ」と名付けたら別のポケモンに進化し、歴史は繰り返された。
また、第7シーズンではコハルの手持ちとして登場している。
漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では第一章に、 ロケット団の元から脱走した野生ポケモンとして登場。
この個体はロケット団の手で 生体改造を受けており、 フォルムチェンジのように自在に 3種類へ進化・退化し直すという能力を獲得していた。
こんなバグ技めいた改造にイーブイ自身の肉体が無事な筈も無く長期戦は不可能。
初戦闘で主人公レッドに倒された際には、戦闘不能の「ひんし」ではなく本当に命の危機に瀕する有様であった。
その後、紆余曲折を経てレッドが保護という形で手持ちとしたが、当然その章で戦闘には一切参加していない。
この実験体イーブイを預かった事によりレッドや、その故郷マサラタウンがロケット団に狙われる事になり、
以上の事からPTメンバーというよりは、シナリオ的に「ロケット団と主人公達との 因縁」を決定的にする存在であった。
レッドの手持ちとしての初戦闘は二章。レッドが「使っても無くならない進化の石」を入手して進化を補助できるようになり、
シバ戦ではそれを用いて 単身で四天王のシバを倒す活躍を見せた。
しかしそれも負担が軽減されるだけでゼロにはならなかった為、
続く三章では (原作でレッドがエーフィを使ったのを良い事に)エーフィへと進化、変化能力そのものを無くさせる選択をした。
そもそもロケット団がこのような改造を施したのは、初代・伝説の鳥ポケモン 三匹を合体させるという、
『 メガテン』もビックリのポケモン3身合体を実現させる為の実験体であったのだという。
また、『ポケスペ』作中では「異なる三属性の技を揃えて撃つと莫大な威力を発揮する」という、
メドローアの三すくみ版、あるいは後の『 スマブラ』の 「さんみいったい」のような理論が確立しており、
『ポケスペ』も少年漫画である以上「合体攻撃」のロマンには抗えないのか二章以降も敵味方問わずちょくちょく使用していたりする。
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MUGENにおけるイーブイ
2体のイーブイが確認されている。
第1世代出身のブイズの中では最後のMUGEN入りを果たしたキャラである。
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YochiIsC00lest333(Николай Бессонов)氏製作 『SvP』仕様 |
- YochiIsC00lest333(Николай Бессонов)氏製作 『SvP』仕様
氏が開発していたコンプゲー『SvP( ソニックvsポケモン)』(2022年にα版を以て製作停止)用に製作されたキャラ。
スピードに秀でた近接向けのキャラだが、各進化体に進化して、
「 かみなり」や「 オーロラビーム」を撃ち出すなど漫画版のブイを意識した必殺技で戦う。
その後の更新で完成度100%となり、進化体を ストライカーとして出す技も搭載されている。
AIも搭載済み。
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Charlotte the Jigglypuff氏製作 |
- Charlotte the Jigglypuff氏製作
6ボタン形式のシステムで作成されており、主に突進系の技を中心に戦うキャラである。
スピードこそ速いが突進技の移動距離が長く、小回りはあまり効かない。
基本近接向けの性能だが「スピードスター」や「 すなかけ」などの 飛び道具も備えている。
超必殺技は「スピードスター」を連射する遠距離攻撃となっている。
AIは未搭載。
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出場大会
最終更新:2023年12月06日 09:48