矢吹真吾


「おいっちに、さんしっ!…

 真吾、一番手!行っきまーす!」

  • 格闘スタイル:(自称)草薙京直伝、草薙流古武術
  • 誕生日:4月8日
  • 身長:178~179cm
  • 体重:69~71kg
  • 血液型:O型
  • 趣味:リザードマンフリーク、怪談、探検、
               チョコ菓子のおもちゃ集め、フィギュア集め
  • 大切なもの:命、彼女(~『2001』)、
                          生徒手帳(草薙流の技などをメモしてある)、
                          草薙さんからもらったグローブ(『'98』~)
  • 好きな食べ物:冷凍うどん、イワシ、チョコレート
  • 嫌いなもの:牛乳、怖そうな人(特に八神庵七枷社山崎竜二
  • 得意スポーツ:水泳、水球

THE KING OF FIGHTERS』シリーズに『'97』から登場する名(迷)キャラクター。読みは「やぶき しんご」。シリーズを代表する三枚目担当。
自称の一番弟子。全くの一般人だが凄まじい行動力を持ち、努力と根性で徐々に格闘家として一人前になりつつあるが…?
モデルはSMAPの香取慎吾氏。これは真吾登場時既に草薙、五郎とSMAPメンバーと同じ名前のキャラが偶然2人いたためらしい。
ただし芸文社発行の『KOF97キャラクターズブック』によると、コンセプトとして京はSMAPで真吾はTOKIOとKinkiKidsで進められたが、
真吾本人のモデルとなる人物はいないとされている。このあたりの前後関係は不明。
TVアニメ版『サムライスピリッツ』にて氏が覇王丸の声を当てていた事にちなんだネタなのかもしれない。
担当声優は『ガンダムW』や『∀ガンダム』、『ガンダムSEED』にも出演した 子安武人 氏。
ちなみに真吾の趣味である「リザードマンフリーク」とはそのまんまの意味。
『KOF97キャラクターズブック』によると「リザードマン」に関するものならなんでも収集してしまう、という事らしい。

 世界中のメディアで放送された『KOF'96』の中継で見た京に憧れ、
 偶然にも同じ高校の先輩(留年)だった事を知り速攻で弟子入りを志願する。
 一族でない者が草薙の炎を使いこなせる訳もなく、京は弟子を取る気も一切無かったが、
 真吾の熱意に押し切られ、「面白半分」と「いいパシリ」程度の気持ちで草薙流を教えるようになる。
 …と言っても京は昼食をパシらせる代わりに目の前で一度技を見せるだけで、
 あとはひたすら真吾が見様見真似で練習していただけなのだが。

しかし覚えの早さとがむしゃらさは京も認めるものがあり、不恰好ながら短期間で多くの技の型を習得してしまう。
炎を使えない事から、草薙流の技を自分流にアレンジしており、応用力も優れている
(琴月を肘打ちから奈落落としで叩き付ける技にしたり、本来必殺技ですらない鳳麟を助走を付けて行う事で超必殺技「駆け鳳麟」に昇華する等)。
他にも自分で技を開発して使っている事も多く、師匠である京は技を開発したかと思ったら元から草薙流にある技だった、
というオチが付いた事を考えれば、特筆すべき事だろう。
体力も常人離れしており、普通10分はかかるコンビニまでのパシリを3分で済ませて帰ってきて京に呆れられたらしい
(実際、得意スポーツに挙げられている水泳と水球がどちらも多大なスタミナを要するのでこれ位は平気なのだろう)。

その後練習だけでは限界があると感じた真吾は、自らの力を試すべく『KOF'97』にシングル出場。
一般個人予選を勝ち抜き、本編の設定では決勝大会(ゲーム中のKOF本大会)、
嬉野秋彦氏の小説では八神庵とのシングル本選決勝にまで残る活躍を見せ
(決勝前夜に庵に突っかかってボコボコにされたが、この成績が運営側にも評価されて『'98』では招待状が送られている)、
ゲームで京と組んだ際の特殊EDでは褒美として京に草薙の日輪入りのグローブを貰った。
『'97』では普通のリストバンドをしていたが、『'98』以降はこの日論のグローブを愛用する事になる。
今となっては『'97』の白いリストバンドを着用している姿はかなりレアなものとなった。
なお、前述の小説版ではストーリーの関係上、京からグローブを貰っていない
そのため小説版『'98』の挿絵でも真吾はリストバンドを付けている(流石にややこしいためか、小説版『'99』からはグローブになったが)。

以後もストーリーのある『KOF』本編にはほぼ毎年出場。
『'99』では紅丸と一緒にネスツに拉致られた京を探していた所を、K'マキシマの「京を誘き出す」任務のための餌にされ、
エディット専用キャラからなんと主人公チームの一員に大出世。まあK'からは素人扱いされているのだが…。
 『2000』ではに気安く話しかけて殺されかけたりエンディングで空気だったり、
 『2001』では京に一人立ちしろと突き放された直後に成り行きで柴舟に弟子入りしたり、
 『2003』では毒咬みで一瞬炎みたいなのを出せたり(紅丸&大門+スタッフ曰く気のせい)、
 京がいないと思って調子に乗っていたら真吾ー!うしろー!うしろー!だったり、
 『XI』では暴走した庵にボコられたり(常人ならまず死んでる…というかマチュアバイスはそれで一度死んだ
 しながら毎度毎度頑張っている。
『XIII』のバックストーリーでは、庵にボコられた原因が京を庇おうとしたためだった事や、
その結果全身骨折などでたったの全治数ヶ月の重症を負った事が明かされている。
同作のストーリーは『XI』からさほど時間が経ってないため、真吾と言えど流石に病院でお留守番する事になった。
逆に言えば、彼が京を守り抜いたお蔭で京は比較的軽傷で済んで『XIII』に参戦できたという事になるので名誉の負傷と言っていいかもしれない
(この辺りの活躍を京も評価したのか、『XII』の京のバックストーリーでは、真吾を紅丸や大門に並ぶ「頼もしい仲間」と認めている)。
一応、背景にて無数のお相撲さんに紛れて出演する事はできた。
家庭用ストーリーモードでは、病み上がりのちづると一緒に観戦に来ている姿が確認できる。
『XIV』でも参戦はしなかったが、後のDLCキャラクター発表のシルエットから「まさか真吾が!?」とファンを湧かせた(実際はロックだったが)。
後述のコミック『炎の起源』によれば、『XIV』終了時点でようやく完治してリハビリ中らしい。
『XV』では、2023年1月17日より満を持してDLCキャラとして復帰を果たしている
(『XV』公式サイトのストーリーによれば特別推薦枠として招待された模様)。
今までとは別デザインのジャージ姿

ドリームマッチタイトルでは扱いが難しいためか、『'98』ではやはりエディット専用で乱入キャラクター、
『2002』では家庭用から追加のやはりエディットキャラクターとなっている。
しかし、『'98UM』では同じ乱入エディット枠として藤堂香澄如月影二と共にまるでチームのように並んでおり、EDでも共演。
一応この時の彼らは公式チーム扱いではないようで、特に専用イラストが用意されていたりはしない。
『NEOWAVE』では「混合チーム」として師匠の草薙柴舟と何故かクーラ・ダイアモンドと組み、
『2002UM』では「ジョンチーム」としてジョン・フーンから無理やり修行に付き合わされてと組むなど、
誰が見ても余り物で強引に組まされたようにしか思えないような編成となっていた。

クロスオーバー物では、『CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』において、京のEDで台詞のみ登場する。

格闘をやっている事に関しては、両親は心配し姉は呆れ妹だけは応援しているとの事。
そりゃまあいくら世界的に有名な大会でも、怪しげで曰く付きで出場するメンバーも一癖も二癖以上もあるような大会では、
両親が心配するのも当然と言えば当然かもしれない。

ともあれ本編では長らく放っとかれっぱなしだった真吾だが、2021年にはなんと彼が主役のスピンオフ漫画、
『THE KING OF FIGHTERS 外伝 ―炎の起源― 真吾、タイムスリップ! 行っきまーす!』が水曜日のシリウスにて連載された。
シリウス本誌で『XIV』のコミカライズ版『A NEW BIGINNING』も手掛けたあずま京太郎氏による執筆で、かなりの好待遇と言えよう。
上記の妹や姉のビジュアルも初めて公式で明かされた他、最後の戦いでは遂に……?


京をベースにした「三枚目で普通の人」というコンセプトのもとに作られた未熟な素人キャラ。
開発当初は「鈴木真吾」だったらしく、当時の担当スタッフは今でもこの平凡な名前を気に入っているとか。
ちなみに、彼の雛形となったデザインは八神庵の没デザインとなった物の一つであり、
そのデザイン画から各ロボットアニメのパロ台詞を言うような熱血キャラだった模様
(なお、このキャラは『KOF95』のムックや設定資料集等で拝む事ができる)。

 意図的に弱キャラとしてデザインされており、
 クリティカルなどの変則要素でプレイヤーを楽しませるために投入されたキャラだった。
 のだが、『'97』稼動前からシルエットが発表され、中の人は大物・子安武人氏という事で話題に。
 さらにOPでかなり目立つ位置ででっかくピンで登場したとあって、
 プレイヤーの間では否応なく重要キャラの一人だという認識が広まり、「こいつがオロチなのでは」という噂も出回った。
 実際開発段階では「オロチ憑依の依代オロチ八傑集→京のクラスメイト→京の押しかけ弟子」
 と、どんどん重要度が下がっていったというなんとも悲しい経路を辿ったらしい。
 ちなみに、オロチ憑依の憑代だった時点で京の弟子になる予定だったが、
なんと母親の入院費と弟妹の生活費を格闘で稼ぐために京に弟子入りしたという非常に重い設定を背負っていた。
そして京もまた、初めてできた弟子を、オロチを払う者として自ら引導を渡す宿命を背負うはずだったわけである。
この展開にならなくてよかったような気もするし、見てみたかった気もしなくもない。

そのキャラ設定や性能からよくダンさくら、後発のショーンとの類似性を指摘されるが、
ダンのように性能が極端に低く設定されている訳でもなく、さくらのように(色々な意味で)特別な優遇をされる訳でもなく、
ショーンのようにうっかり強くなりすぎたり、反動で逆に弱くなりすぎたりもせず絶妙のポジションをキープしている。
コメディリリーフとしても上手く機能しており、設定と性能が程よく噛み合ったキャラであると言えるだろう。

+ 子安氏あれこれ
子安武人氏が初めて演じた格ゲーキャラ。氏はかねてから格ゲーキャラを演じてみたいと思っていたため、
自身のラジオ番組「子安・氷上のゲムドラナイト('96~'02)」において、SNKに仕事の斡旋をお願いしたという逸話がある。
その為かキャストのほぼ一新が図られた『XIV』以降も氏が続投している
(『XV』に先駆けて登場したアプリ『ALLSTAR』でも、SNK本部開発ではないながら同氏による新録が為されている)。

他にもSNKとゲムドラの繋がりはかなり深く、タイトルにも名を連ねている氷上恭子女史は高嶺響の声を担当、
後に加入した麻績村まゆ子(現おみむらまゆこ)女史も一条あかりの声を担当している。
真吾の打撃当身「オレ式・月肘」(げっちゅー=get you)のネーミングもこのラジオで募集した中から決定した。

また、SNKのドラマCDは殆どここで放送されたもので、極め付けが「ネオジオDJステーション in ゲムドラナイト」。
響が真吾に一目惚れしてストーキングしたり、香緋と話をしている真吾を色々勘違いした結果、
「こうなったら真吾さんを殺すわ!そうすれば、彼は永遠に私のモノ…うふ、うふふふふ!」
とのたまい刀を手に大暴れなど、さながらヤンデレの様相を呈したりしている。
その他、山崎が三流芸能プロの社長をしていたり、K'がジゴロをやっているなど、好きモノにはたまらないドラマCDである。

年が変わるごとにセリフがよく変わるのも真吾の特徴。
特に負けセリフは顕著で、
  • 『'97』「草薙さんごめんなさあぁぁぁぁい!」
  • 『'98』「俺って進歩ねえぇぇぇぇ!」
  • 『'99』「草薙さあぁぁぁん!」
  • 『2000』「ぅありがとおぉぉぉう!そしてさようならあぁぁぁぁ!」
  • 『XI』「やっぱ無理でしたぁぁぁぁ!」
  • 『XV』「俺じゃ駄目なのねぇぇぇぇ!」
…と非常に手が込んでおり、もはや芸人の域である。前任はこいつだし。
それ以外にもパロディセリフや『'98』の肘落とし(仮)での「名前募集中!」、緊急回避での「ぅゎすっごい危ない」、
極め付けは挑発な、殴ったねアンタ!お、お、親にも殴られたことないのにぃ!!とのたまうなど楽しいセリフが多く、
毎年プレイヤーを楽しませてくれる。録音現場でのアドリブでセリフが変わる事も多いとか…テラ子安
ちなみに「真吾」「進歩」という単語が、何度録音し直してもチ○聞き間違えられる
なお、『2001』までは彼女がいた事になっているが、スタッフによると「幼馴染の子を勝手に彼女と思い込んでいただけ」という、
アイタタタな勘違いだったらしい。そこには女性人気の底上げを図ろうとする意図が見え隠れうわなにを(ry
実際の所、真吾が彼女と勘違いしてた設定は、『KOF'97』のキャラクターブックで既に初出のものであり、
芸文社のアンソロジー小説でもその辺を拾った作品が存在する。4年も気付かなかった真吾が不憫である
なお、嬉野小説版では『'97』の時点では彼女とちゃんと付き合っているような描写になっている(『'98』でちゃんと詳細が説明された)。
真吾から彼女との付き合いについて京が相談される展開なので、京視点では真吾と彼女が付き合っているように見えたとも解釈できるようにはなっているが。
ちなみに嬉野小説版の真吾はKOF参戦中に彼女に国際電話かけようとしたり、手紙送ろうとしたりしているのだが、彼女の親御さんが色々と厳しいとボヤいている。
まぁ、親御さんの気持ちも分からなくはない。


原作中の性能

所詮は京の劣化コピー…と思いきや、連係が少ない分単発の火力が高い一発屋となっており、差別化ははっきりしている。
草薙流の技ほぼ全てに「オレ式」や「未完成」などが付いている通り、性能そのものは京や柴舟に劣るが、
対空・突進・当て身打撃投げとラインアップは充実しているため比較的扱いやすい。
作品によっては技の繋がりやすさや破壊力に優れ、京よりも強くなる事がたまにある。
『'98』まではクリティカルでたまにダメージが上がるという要素もあった。
『'96』以降の京と同じく中距離戦が得意だが、ラッシュ力は低いため牽制をきっちり当てていく事が重要。
各種通常技と「真吾キック」や「百拾四式・荒咬み 未完成」など突進力のある技が立ち回りの要となり、
『2003』からは優秀な「移動避け」が加わったため間合調節がかなり楽になった。
しかし、基本的にダメージソースがゲージ頼りであり、またヒットしても根元当てでは反確の技がある、無敵技が無い、
ランダムで隙の出る技がいくつかある、などイマイチ安定性に欠けるため、中堅~下位に落ち着く事がほとんどである。
ただし、『XI』ではリーダー超必殺技「真吾謹製 オレ式・朧火車」の性能が大幅に上がり、
『'98UM』では荒咬みの性能強化、ひじ落とし(仮)が『2001』同様の月肘となり中段判定に、小技からバーニングSHINGOが繋がる、通常技の性能強化など、
また『2002UM』でも小技からオレ無式が繋がる、どこキャンコンボの爆発力など、
作品を重ねるに連れて十分に上位を狙える性能に上がっているため、「弱キャラ」という印象は薄れつつある。

久々に登場の『XV』では懐かしのクリティカルヒットが復活。運が絡むものの、発生すれば威力アップや追撃可能になるなど火力が大きく向上する。
また、イマイチ頼りなかった「鬼焼き 未完成」がなんと無敵時間を獲得。対空技としてかなり信頼が置けるようになった。
毒咬みは『2003』と同じくランダムで火花が出る仕様。その場合「なんか出た!?」と驚いて隙が増える点もそのままだが、
相手を強制ダウンさせるようになったので大幅に使い勝手が向上。さらにEX版はクリティカルヒットでも驚くモーションを取らなくなる。
それだけでなく動作を途中で中断するフェイント版を新たに習得し、攻めの幅が増加。
そして本作のクリティカルヒットはEX必殺技でも発生するため、運と条件が揃えば2.5ゲージ使って6割以上減らすコンボも可能。
しかも超必殺技抜きで、である。レシピも非常に単純かつ簡単。
他にも「轟斧 カッコだけ」の単発版が中段判定になって遂にカッコだけじゃなくなったり
(それでも技名は「カッコだけ」のままだが、師匠に遠慮しているのだろう。謙虚だなーあこがれちゃうなー)、
下段技の「オレ式・水切り」、中段技かつダウン追撃属性を持つ「オレ式・奈落落とし」等の新技、
打撃投げだった「オレ式・錵研ぎ」が純粋なコマンド投げになるなど過去作と比べて崩しが強力に。
他にも真吾版大蛇薙とも言える「真吾謹製 オレ式・大蛇突」の習得、「バーニングSHINGO」がロック式になる等、かなり性能が底上げされている。
ランダムで発生するクリティカルヒットの有無を瞬時に確認してコンボのレシピを変える必要があるため、安定感に欠ける上に知識と経験が問われるものの、
「使っていて楽しい」というコンセプトはそのままに、波はあるがハマった時の高い爆発力を兼ね備えたキャラへと仕上がった。
もう草薙さんの下位互換とは言わせない!
……が、本作の師匠はアプデを重ねるたびに強化されて今や最強クラスの強さなのに加え、
爆発力はあるが立ち回りやコンボにどうしても運の要素が絡む真吾よりも安定している京を使った方が確実で強い、
ということで結局真吾は下位互換気味の扱いになっちゃうのであった。なんというか実に真吾らしいオチのつけ方というか…。
がんばれ真吾!火力だけは高いからワンチャンあるぞ!
……なんかここまで含めてどっかでも聞いた感じでもあるが、師匠を超える強さを手に入れた結果、続編で大幅弱体化して1弱となった弟子もいるので、
いい所に落ち着いたと言えるのかもしれない。

ちなみに『'99』『2000』でストライカーに設定すると、相手の足にしがみ付いて動きを止めるという無茶をやる。
そのためジョーセス程ではないものの、当時は真吾をストライカー要員とする者もちらほら見られた。
汎用性が高いので大抵のキャラと相性が良く、真吾で動きを止める→ラルフの「ギャラクティカファントム」等が成立する。
元ネタは『痛快GANGAN行進曲』の方の草薙さんの舎弟である勝男。
超必殺技「友情の熱血合体パンチ」での「(草薙)条さん、やっちゃってください!!」「行くぜ、勝男」という台詞から。



  「技は…他に技はないのか?」


MUGENにおける矢吹真吾

人気キャラ故に国内外、原作再現やアレンジを問わず多数製作されている。
見分け方はエフェクト効果音桃子の存在など。

+ 別府氏製作 XI仕様
  • 別府氏製作 XI仕様
「移動避け」や「空中真吾キック」、「朧火車」などがしっかり搭載されており、
一定確率で毒咬みが二段技になって炎(気のせい)を発するなど、かなり『XI』オリジナルに近い操作感覚を再現。
パワーゲージやスキルゲージも搭載されている。

AIはデフォルトで搭載されており、前転を上手く使いながら攻めて来るが、
肝心な所で攻め切れなかったりする真吾らしい動きをしてくれる。
プレイヤー操作(7:26~)

+ CCIRON氏製作 '97~2001アレンジ仕様
  • CCIRON氏製作 '97~2001アレンジ仕様
「荒咬み」「毒咬み」など必殺技は『'97』~『'98』ベース、
「真吾謹製 オレ無式」など超必殺技は『2000』~『2001』ベースと思われる。
「錵研ぎ」や強「朧車」の一段目などが空中受身を取れてしまうので、性能としては恐らく一番厳しい。
ゲージ溜めがあるので、コツコツ溜めて一発を狙うのが有効か。
対人用の簡易AIが搭載されている。

+ ニマイメ氏製作 草薙の焔を纏う矢吹真吾
  • ニマイメ氏製作 草薙の焔を纏う矢吹真吾
ねんがんのくさなぎさんのほのおをてにいれたぞ!
  『そう かんけいないね』
ニア 『殺してでも うばいとる』
  『ゆずってくれ たのむ!!』
  『キョオオオオオォォォォォ!!!』

京を更にパワーアップさせたような感じのドリーム真吾。
「荒咬み」「毒咬み」からの連係が可能で、未完成だった技が全て完成している。
また念願の「完璧マッ○ルスパークだぁー!」では無いが完成された「最終決戦奥義・無式」を使う事ができる。
残念ながらAIは入っていない。そして後述の桃子コンビとは違い、こちらは完全に公開停止になってしまっている……哀。

+ ニマイメ氏製作 真吾&桃子
  • ニマイメ氏製作 真吾&桃子
何故か桃子と一緒に参戦。マルチシフトのように任意に交代できるようになっている。
何故桃子なのかは製作者に聞いてください。
iswebライト終了によるサイト消失に伴い、現在はOneDriveへ公開の場を移している。

真吾の技は草薙の焔を纏う真吾に似ており、「荒咬み」「毒咬み」連係も可能。
EXモードではなんと真吾と桃子の技が入れ替わり、桃子が「錵研ぎ」や「朧車」を出したり、
真吾が「ももこんぼ」を出したりするという、違う意味でドリーム仕様。
また、草薙京系のキャラと対峙すると、真吾が京を挑発して逃げてそのまま試合中使用不可能になったり、
単体の真吾、桃子と対戦する時は対象のキャラが使えなくなるなど、面白い一工夫が練られているキャラである。

AIをデフォルトで搭載しており、執拗に荒咬み連係や毒咬み連係を狙う。
後の更新であまり連係を空振らなくなり、よく交代し合うようになった。
プレイヤー操作(4:59~)

+ MDK氏製作 M_Shingo
  • MDK氏製作 M_Shingo
表は『2001』~『XI』仕様、裏が『'97』~『'98』仕様。
1ゲージ消費する事でSC・DCが可能となっている。
名無し氏によってAIパッチが製作されている。

+ Mouser氏製作 '98+2001仕様
  • Mouser氏製作 '98+2001仕様
『2001』モードと『'98』モードを選択可能。
『'98』モードの「錵研ぎ」が『'99』以降の仕様(弱Pから繋げないとスカる)以外はほぼ原作再現されており、
『2001』モードではMAX「外式・駈け鳳燐」→「外式・駈け鳳燐」→「朧車」なども可能。
Nori氏によるAIが製作されている。

+ 斑鳩氏製作 '98仕様
  • 斑鳩氏製作 '98仕様
後述のアレンジ仕様の公開停止後に新たに作られた原作再現仕様。
クリティカルヒットなどの細かいシステムだけでなく、勝利デモや待機キャラも搭載されているなど、演出面でも高い再現度を誇る。
反応速度の調整可能な段階式AIもデフォルトで搭載されている。

+ アレンジ仕様版について
  • アレンジ仕様版
現在は公開停止かつ動画使用も禁止。
氏が製作したオロチ編京のスプライトを差し替えて製作したキャラ。だが炎は出ない
元のキャラのシステムは継承しており、オレ無式ではMAX2のカットインが入る。
『XI』の低確率で発動する毒咬みがEX必殺技になっており、威力こそ高いが最速で起き上がられると反撃確定なので画面端での使用は控えよう。
EX鬼焼きには京の強版並の無敵時間があり、切り返しの手段に欠ける真吾にはかなり重要な技である。
AIもデフォルトで搭載されており、氏の他のAIと同様にガンガン攻めていく。

+ 高崎舟氏製作 2000~2001+アレンジ仕様
  • 高崎舟氏製作 2000~2001+アレンジ仕様
こちらはカラーによって『2000』・『2001』・SPの3モードが選択できる。
ストライカーとしてコスプレイヤー京子アナザーロバートKUSANAGI、紅丸が呼べる他、ブリス技にも対応している。
AIはデフォルトで搭載済み。

+ Vans氏製作 2002UM仕様
  • Vans氏製作 2002UM仕様
MUGEN1.0以降専用の原作再現仕様。
AIもデフォルトで搭載している。

+ JFCT555氏製作 Shingo-SP
  • JFCT555氏製作 Shingo-SP
『2002UM』と『XI』がベースとなっており、MAX発動からのどこでもキャンセル(『2002』)や、SC、DC(『XI』)が可能。
さらに『2002UM』と『XI』の技以外にも、『'97』~『2000』版の「バーニングSHINGO」も使用可能となっている。
性能的には『2002UM』にある技は『2002UM』基準(但し錵研ぎは『XI』)、それ以外は該当する作品基準となっている。
MAX2が2つ搭載されており、前者は『2002UM』でのMAX2であり、後者はストライカー動作で相手の足を掴み、
霧島翔が「セクシャル・キリシマ・ダイナマイトを繰り出す。余断だがこのセクシャル・キリシマ・ダイナマイト、
実は真吾や相方にも当たり判定があるので回避しないと巻き添えになる。
AIは搭載されていない。

+ RYO2005氏製作 ROTD仕様
  • RYO2005氏製作 ROTD仕様
同氏のレイドラ仕様K'に続いて、レイドラ仕様真吾も公開された。
技の性能は『'98』がベースのようだが、ネスツ編以降の技も搭載されている。
Mage氏によってAIが製作されている。

+ 119way氏製作 Shingo-AS
  • 119way氏製作 Shingo-AS
スプライトが新規に作り直された真吾で、キャラ名は「Shingo After School」。
必殺技も京風にアレンジされ、闇払いも出せるようになっている。
CMDファイルの一部が文字化けしており、編集した場合起動せずエラーが出てしまう。
完成度は高いが、AIは未搭載。

+ 風花氏製作 F-Shingo
  • 風花氏製作 F-Shingo
一見すると普通の真吾だが、パワーアップで京と庵の技を使う事ができ、京や庵との合体技まで使用する事が可能。
だが、一番の特徴は京と庵の召換で、一度呼び出せば倒されるまで居座り続けるため、
多人数のキャラ(例:カンフーメン)と戦わせるとカオスな光景が展開される。
AIもデフォルトで搭載されている。

+ BAL氏製作 草薙勇吾
  • BAL氏製作 草薙勇吾
ストーリー動画『BELIEVE AGAIN!!』の同名キャラを意識して製作された改変キャラ。現在は夏恵氏のサイトで代理公開されている。
真吾と違い、炎を使って戦う。AIもデフォルトで搭載済み。
なお、Readmeに「動画で使用する際には酷い扱いはしないで欲しい」
とあるため、使用する際は注意しよう。

+ BAL氏製作 草薙敬吾
  • BAL氏製作 草薙敬吾
上記の勇吾と同じ経緯で製作されたキャラ。同じく夏恵氏のサイトにて代理公開されている。
同氏の闇巫女の技が多く移植されている。AIもデフォルトで搭載済み。
勇吾と同じく、動画で使用する際には酷い扱いはしないで欲しいとの事。
MUGEN界隈では、製作者の意向を無視したために公開停止になる事も少なくないため、十分に注意しよう。

+ アフロン氏製作 オメガ真吾
  • アフロン氏製作 オメガ真吾
真吾をベースにグラフィック描き換えによって、オメガルガールのテイストを加えたアレンジキャラ。
直前まで闘っていたであろうキャラクターを吹き飛ばしながら登場したり
相手を「身の程知らず」と罵るなど、言動が荒っぽくなっている。
基本的なシステム・操作性はスタンダートなKOF仕様にて構成されており、
技の面においては真吾の技をベースとしたオメガ仕様のオリジナル技が多数搭載されている。
たまにルガール本人がストライカーで来たりするけど
鬼焼きの性能向上により対空が信頼できるようになったり、無敵時間の付いた技が増えた事により割り込みが強化されたりと
オメガ化した事によりかなりのパワーアップが施されている。
ただし、ベースであると思われる『'98』と違ってクリティカルヒットは出ない。
一部超必殺技や登場する際の演出から、後述するBAD Shingoの影響を受けていると思われる。

AIは未搭載だが、2015年10月にshao氏及びちゃんこ氏により外部AIが公開された。
前者のものはAIレベル、ガードレベル、反応速度レベル(レベル11で超反応)、ゲージ増加レベル(レベル5でゲジマユ)、
お手玉解除スイッチなどといった設定が可能。
プレイヤー操作

+ 翼翔氏製作 BAD Shingo
  • 翼翔氏製作 BAD Shingo
庵ボガードを手掛けた翼翔氏によるアレンジキャラ。
大ポトレクリザリッドを改変したものとなっており、ニュートラルも通常の真吾とは異なる。
庵ボガードもカオスなキャラだったが、こちらもイントロでテリー・ボガードを派手に吹っ飛ばしつつ登場したり、
まんまデスペレイト・オーバードライブな技を繰り出したりと、負けず劣らずのインパクトを誇るキャラとなっている。
また、京との掛け合いも用意されている。
ちなみにボイスは中国語だが、何を言ってるのかはわしにも分からん・・・・カデニャッ!
参考動画

+ 大会ネタバレ注意
V.G.MUGEN タッグバトル」において、御剣珠緒と共に「あの人に憧れて…」チームとして参戦。
抜群の連係プレーを見せ、決勝まで1ラウンドも取られなかったという圧倒的強さを見せ付け優勝した。
ちなみに、この大会の中で二人共チーム名にある「あの」を直接対決で乗り越えている。

また、この大会の続編である「V.G.MUGEN 男女タッグバトル」にも引き続き「あの人に憧れて…」チームとして参戦。こちらでも優勝を収めた。
そして「男女タッグ祭り2010」通常枠にもこのコンビで参戦し、見事に優勝。やはりこの二人は強いコンビなのだ。

EPO成長トーナメント【えぽ】」では新規勢としてデフォルトステートからスタート。
順調に成長を重ね、最終的にLIFE5366、ATK671というバケモノと化した。
前々作からのステを引き継いだキム・カッファンとほぼ互角のステで準決勝に挑むも惜しくも敗北。
しかし、キムが逆成長を引いて大幅に弱体化してしまい、「3位決定戦が決勝」と言われる状況を作ってしまった
(ちなみに、キムの決勝相手も同様に弱体化してしまい、結果的に決勝は接戦となった)。
3位決定戦ではシャドウ・ザ・ヘッジホッグの高速ガン逃げ&弾幕戦法に苦しめられるも、
倍以上のステを生かして1チャンでねじ伏せた(ただし最初のラウンドは落としたが)。
「成長だけを見ると事実上の勝者」と言われるバケモノ化に、視聴者は「こんなシンゴ見た事がない」と戦慄した。

真吾まとめ






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最終更新:2024年01月02日 23:18