柳京ホテル

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柳京ホテル(リュギョンホテル、りゅうけいホテル、朝鮮語:류경호텔)は、朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市普通江区域にて建設途上にある大型商業宿泊施設である。

平壌市普通江区域、平壌教員大学の近くにあり、平壌市主要部のいずこからもよく見える特徴的な三角形のフォルムをしている。
矢羽のような三角錐状の外観は非常に特徴的で、安定性を重視した設計がなされているとされる。

建物の形状は安定性の高い三角形だが、ホテルがある普通江地域は大同江の支流である普通江に取り巻かれた地帯でその中でもホテルの建物は水田が多数存在した川岸の地盤の悪い土地に建っており、この劣悪な地盤と設計ミスにより建物の傾きが判明している。

北朝鮮が1988年のソウルオリンピックに対抗して開催したとされる第13回世界青年学生祭典(1989年)に間に合わせるべく、1987年に起工。
北朝鮮の威信をかけた「世界一のホテル」として、当時高さ世界一のホテル「ウェスティン・スタンフォード・シンガポール」よりも高くすることを目指したとされる。
ホテル名は平壌の旧称である「柳京」から取られ、建設段階から国外へ向けての宣伝を行い、地図にも掲載されていた。

しかしあまりにも巨大な施設のため世界青年学生祭典には間に合わないことが明らかになり、急遽両江ホテルと西山ホテルが建てられた。
延べ建築面積は約36万平米、朝鮮労働党中央委員会総書記・金正日の教示があった日である10月5日にちなんだとされる105階建(114階、117階説もある)で、客室数3,000室以上を有し、最上階には3つの回転展望レストランを用意する予定であった。
その後ホテルの完成そのものが危うくなるにつれ、北朝鮮当局は不足している資金や建設技術を日本など西側の外資を誘致することで解決しようと画策、建設中にもかかわらず外国人ツアーの経路に柳京ホテルを入れたり、投資会社を設立し、カジノを設置して日本人観光客を誘致する案を打ち出したりした。
しかし1992年に建設は完全に中断され、15年以上にわたり備品はおろか窓も外装すらないまま放置された。
中断の原因は資金不足や電源不足、広汎な飢餓のためと推測される。

長らく放置されたことで単独の建築物としては世界最大の廃墟であると言われ、アメリカのファッション雑誌『Esquire』は2008年に「人類史上最悪の建物」という題で柳京ホテルを「傾いた北朝鮮式シンデレラ城」と紹介した。また『CNN』の選んだ「世界で最も醜い建物」の第1位に選出されている。
国際メディアからは「滅びのホテル」「幽霊ホテル」と呼ばれている。

2008年5月、16年ぶりに建設が同年4月より再開されたことが報じられ、窓ガラスの取り付け工事が始まった。
建設には北朝鮮で携帯電話事業の展開を計画中のエジプト企業オラスコム・テレコム社が関わっていたとされた。
2012年4月15日の金日成の生誕100周年までの完成を目指しているとされたが、この目標もついに達成されることはなかった。

2012年11月1日、欧州のホテルチェーン企業ケンピンスキーが営業を請け負うこととなり、2013年中ごろに一部開業するとの見通しを明らかにした。
その後ケンピンスキーのレトー・ヴィットヴァー会長が韓国メディアに対し最上部に最大150客室規模をオープンすることを発表、同社ミヒャエル・ヘンスラー中国支部長も柳京ホテルは国際基準を満たしているとし、5つの回転式レストランやスパ、宴会場、商業施設、地下には劇場や映画館を備える計画を発表するなど当初ケンピンスキーは北朝鮮での事業展開に積極的な姿勢を見せていたが、2013年3月にケンピンスキーの幹部は現時点では平壌でのホテル産業には参入できないとし、開業は事実上白紙となった。さらに4月9日には最終的に開発を断念すると発表した。

その後、しばらく建設に関する報道はなかったが、2016年12月15日に韓国の聯合ニュースが2017年中に開業する可能性を報じた。
2017年7月27日にはAP通信が「ホテルの正面に看板が取り付けられた」と報じている。



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