想鐘サキ






「助けに来ました!」




 年齢:16歳
 職業:国家公務員(地球防衛軍所属)
 身長:162cm
 3サイズ:B84/W57/H86
 好きな食べ物:カレーライス
 キャッチコピー:地球防衛系彼女
 CV: 根谷美智子 (MVC)、 本名陽子 (タツカプ)


 1996年のカプコンの恋愛クイズゲーム『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』に登場する、
 7人のヒロインの内の1人(移植版ではナビゲート役の妖精と敵の悪魔っ娘も攻略キャラに昇格)。
 ちなみに本作は1989年の『アドベンチャークイズ カプコンワールド』から始まった、
 一人用アーケードクイズゲームブーム末期の作品であり、
 2003年にネット対戦型の『クイズマジックアカデミー』が登場するまでは、
 アーケードクイズゲームは(新作も作られてはいたが)冬の時代を迎える事になる。
 アーケード版ではヒロイン達の名前は製菓会社を元ネタにしており、
 彼女の名前も元々は「鐘紡(カネボウ)サキ」だったのだが、
 翌年に発売された移植版では問題になるのを避けるための自主規制で現在の名に変更された。

怪獣に立ち向かう地球防衛軍の隊員で、戦闘の際には赤いボディスーツと光線銃で武装する
(スーツの元ネタは『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流・アスカ・ラングレープラグスーツだとか)。
真面目な性格で原作当時から人気も高く、原典からして戦闘に参加しても違和感が無いキャラだという事もあって、
メインヒロインの森次めぐみ(森永めぐみ森次ってもしかして?)を差し置いて同社格ゲーにゲスト出演している。
なお、原作は「ヒロイン達に宿った7つの封印のクリスタルを集めて復活した魔王を倒す」ゲームな上、
魔王戦では彼女も他のヒロイン達と同じく主人公を応援をするだけの存在に過ぎない
(一応、戦闘前イベントで主人公に対する魔王の攻撃を防いでいるが、あくまでも演出でしかない)。
そもそもクリスタル1つにつき魔王戦のノルマが1減るだけなので、クリスタル無しでも魔王は倒せる。当然エンディングはぼっち確定だが

+ EDネタバレ
その正体は地球を守るためにやってきた宇宙人であり、『ウルトラセブンのパロディをかましながら主人公に正体を明かして故郷に帰っていった
(ただしセブンとは違い変身とかはしないので、元から地球人と同じ姿のようだ。つーか地球人並みの戦闘力しか無さげなのですが…)。
と思いきや、最後に呆気なく主人公の前に帰ってきた。

格闘ゲームにおける想鐘サキ

MVC』初代にスペシャルパートナーとして参戦。
後方から援護に駆けつけ、光線銃からレーザーを撃ち、決めポーズを取ってから撤退する。
決めポーズなんかしてないでさっさと帰ってくれた方が回転が速くなって実戦的だったのに。でも可愛い。

このゲームはコロッサスサイロックの圧倒的使用率の高さのため他のパートナーは全然使われなかったが、
その中でも性能は高いとは言えず、微妙な存在ではあった。ビーム使うなら名無しの超戦士の方がいい。でも可愛い。
『虹色町』と発売時期も近かったため、意地で使い込んだファンも居たとか。

だが対戦はもちろんCPU戦でもボスと相性は良くなく、サキでオンスロートを撃破するのは非常に困難。
高難度撃破挑戦やりこみプレイとしても、サキに輪をかけて絶望的なソーデビロット姫が存在するため、あらゆる面で目立てなかった。 でも可愛いんだ。
余談だが、『虹色町』にはデビロット姫を元ネタにしたヒロインも存在する。性格は別ものだが…。

『タツノコ vs. Capcom』では家庭用追加キャラクターとして登場。プレイヤーキャラクターになった。
飛び道具を主体に戦うが、火力に欠けるのが難点。


MUGENにおける想鐘サキ

Gladiacloud氏とBeximus氏による共同製作のサキが存在。MUGEN1.0以降専用。
『MVC』のスペシャルパートナーとして登場した時のごくわずかなドット絵を基に、
『タツカプ』を再現したと思われる『MVC』仕様のキャラとして作られている。
ドットの完成度は商業格ゲーに劣らない出来であるが、SEとは対照的にボイスのボリュームが小さいのが残念な所。
あと、勝利時に「助けに来ました」と喋るなど所々で日本語が間違っているが、そこは海外製なので仕方が無い。

優秀な飛び道具と設置技を持ち、どこぞのバイパーとまでは行かないが、かなりの制圧力を見せる。
また、MVCキャラらしくリーチや機動力などの基本性能が優秀なので、接近戦もそつなくこなせる。
……というか、シビアながら小P連打で成立する永久があったりする。
反面火力や削り能力が低く、切り返し手段も心許ないという欠点を持ち合わせているため、アドバンシングガードを上手く活用したい所。

AIは未搭載だが、ホルン氏およびCool氏による外部AIが公開されている。
ホルン氏のものは巧みなアドバンシングガードと持ち前の制圧力で相手を寄せ付けず、隙あらば接近してコンボを狙う立ち回り
想定ランクは強との事だが、コンボレベルを最大にした場合は上記の小P永久を自重しなくなるため要注意。
Cool氏のものは遠距離攻撃を中心とした動きを見せる。
紹介動画(公開先へのリンク有り)
Cool氏AI


「民間人は下がって下さい!」
  MUGENでは本来戦闘能力皆無のはずの民間人でも怪獣を倒せる事が多かったりするが

出場大会

プレイヤー操作



最終更新:2023年08月09日 21:47