水野麗

    


第二章 迷える信徒


「格闘神様を倒しに来たですって?
      あのかたの敵はわれらの敵です。
      私がここであなたを倒します」

プロフィール

年齢:19歳
出身:日本
体得武術:骨拳法

ジャレコの対戦格闘ゲーム『デッドダンス』のキャラクター。
古くは飛鳥時代から受け継がれてきた「骨拳法」を扱う女格闘家である。
又、「式」(霊魂)を扱う呪術師でもあり、炎帝や水龍の力を操る事が出来る。

発売時期から考えて、名前の元ネタは水野亜美火野レイであろう。
年代と琴乃の流派「 九鬼 真伝流忍術」から見て、前年まで放映していたアニメ『ゲンジ通信あげだま』の九鬼麗も入っているかも知れない。

原作でのキャラクター

いかにも気の強そうな凜々しい風貌、敵対的ながら丁寧な口調、着物に袴姿で戦う姿が魅力的な少女。
世紀末だから無意味に服に肩当てを付けるファッションでも流行っていたのか、着物の肩に、鎧武者が付けるような肩当てをくっつけている。
だが、それを使って防御するとか、肩から体当たりして攻撃に活用するといった事はしないため、 完全にただのファッションである。

格闘神ジャドーを本気で神と崇めて心酔しており、ジャドーを守るため戦いを挑んでくる。
これまで戦ってきたキチガイ2名とは打って変わった、あまりにも大真面目な相手で、当然琴乃からは戦いをやめて塔から出るよう諭される。
琴乃から「ここから出て」ではなく「ここから 逃げて 」と言われるのはやっぱり直前でミサイル基地を見て来たからであろう……。

だが戦闘前のタイトルは「迷える信徒」。なぜだ。
倒すとジャドーの行為に疑念を抱くようにはなってくれるが、それは拳による説得の結果であって、洗脳が解除されて正気になったという感じではない。
ジャドーに心酔していたのはあくまで彼女自身の意思なのだ。
戦うまではジャドーを完全に信じ切っているし、負けて初めて「迷いが生まれた」という感じなので、どうにもこのタイトルは不自然である。

ステージはそれまで通ってきたカサンドラ風の入り口と塔の中にあるミサイル発射基地から一転して
阿修羅像が置かれている板張りの和風の部屋。わざわざ蝋燭で灯りをとっている本格派。
それぞれ本人の趣味で内装を作らせたのだろうけど、この唐突な変化は驚かされる。

体得武術の「骨拳法」と言うのは骨法の事なのだろうが、
日本古来からの秘伝武術と称して世間に広まっていた骨法が どうもうさんくさい代物らしい と判明してきた時期だったからか
イメージを残しつつも完全に「骨法」の名を使うのは避けたらしい。
アンディもいつかプロフィールから骨法の名が消えて「不知火流体術」に変わるような気がする。

原作中の性能

骨拳法は通常技で、必殺技では符を用いて呪術を繰り出してくる。
電撃の弾を放つ「雷牙拳」、足下に炎を走らせる「獄炎爪」、
光に包まれた拳を繰り出すアッパー対空技、のように見えるが、実は符を掲げて光で攻撃している「蛇光撃」、
体の周囲に水龍を召喚する「水龍撃」と多彩な術を使う。

実は麗も前溜めコマンドを持っており、そのコマンドは「前方斜め下で溜め」とさらに捻っている。
一応、前進して行かないぶんだけ「6溜め」よりは操作に迷惑ではなく、
「ガードを放棄して下方向溜め」という意味なら同類の「真下溜め」という技は格ゲー界にいくつか例がある。

蛇光撃の「3溜め4」はコマンドとしてまだ分かるが(斬影拳の左右逆)
水龍撃の「3溜め6」は本当に奇抜すぎる。格ゲー全体を見ても他に例が無いのでは……。
しかも見た目通りの狭い攻撃判定しかなく、対空っぽい技でありながら対空には使えない。
むしろ姿勢の低さを活かし、相手の上段技をスカしての切り返しを狙う技である。……密着してないと当たらないけどね。

一本歯の高下駄を履いており、これを武器にも使う。
ジャンプパンチの際に 空中で急いで下駄を脱いで、手に構え、相手を殴り、着地までに履き直す という超人的スピードを必要とする動作をやっている。
着脱に必要とする時間はわずか3F(=3/60秒=1/20秒=0.05秒)。
呪術師として符を使うから普段は手に別の武器を持っていられないと言う事情は分かるが、そんなことやってたら着地失敗の危険の方が怖い。
やっぱり骨拳法と言うのはうさんくさい武術だったんだろうか……。


MUGENにおける水野麗

原作に近い仕様のものと、大幅なアレンジが施されたものの2体が確認されている。
この他、上述の専用ステージもJAM氏によって公開されている。
ギースステージとして使ってもたぶんバレないと思う

The Aboriginal One氏製作

原作のドットを使って作られている。もとはSFCのゲームなのでかなり小さい。
氏の他のデッドダンスキャラ同様、技は原作のものを搭載しており、超必殺技などは無い。
だが技の仕様は原作とは異なり、獄炎爪の炎の速度が妙にゆっくりな上に削りダメージが無かったり、雷牙拳が連射可能になっていたりする。
また、バグか仕様かは定かでないが、立ち小攻撃を連打していると攻撃モーションのまま固まり、その間攻撃判定が出っ放しになるという謎現象が発生する。
なお水龍撃や蛇光撃のコマンドは 変わっていない ものの、溜め時間が大幅に短縮されて出し易くなった。……が、性能は相変わらずなのでやっぱり使えない

AIは搭載されていない。

Zion氏製作 アレンジ仕様

原作のドットを使って作られており、サイズは上記のThe Aboriginal One氏のものと同じ。
音声がスト3のまことのものを使っているようで やけに野太く力強い声で叫ぶ。
3ボタン式になっている他に、必殺技や超必殺の追加、
歩行速度が異様に遅くなった代わりにバックステップやショートダッシュを搭載するなど、大幅なアレンジが施されている。
また、立ち弱×2から中強攻撃に繋ぐと通常とは違う技を繰り出す事が出来、相手を浮かせたりチェーンコンボの様な芸当が可能になる。
更にジャンプ強攻撃では火炎やで殴りつけたりと、原作とはまた違う呪術を身に付けた。

既存の技もアレンジされており、雷牙拳があまり飛ばなくなり(地味にモーションも変わっている)、
獄炎爪は削除、蛇光撃も波動が出ないアッパーカットの様な技に変更されている。
水龍撃に至ってはなんと超必殺技に昇格し、その名の通り巨大な水龍を足元から召喚するという原作でのしょぼさが嘘の様な派手な技に。
射程は短いものの縦方向全体をカバーし、威力はそこそこで持続も長く、更には発生時に無敵があるという優秀な性能。
ちなみに当然と言うべきか前下ためコマンドは不採用なのでご安心を。
もう1つの超必殺技は某錬金術師のごとく無数のトゲを発生させるもので、威力は低いがこちらも発生時に無敵があり、地上全域をカバー出来る。

この様に中々面白いアレンジキャラに仕上がっているのだが、
いかんせん火力の低さやサイズ差から来るリーチ不足などから、一般的な格ゲーキャラと渡り合うには少々厳しい。

AIは搭載されていない。



「格闘神様こそ真の光です!」


出場大会

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