ビクトル・フォン・ゲルデンハイム






「おれは 『じんぞうにんげん』
    さいきょうのおとこだ」

初出作品: ヴァンパイア The Night Warriors
出身地: ドイツ
生年月日: 1830年製造 誕生日は不明。
身長: 249cm
体重: 230kg
種族: フランケンシュタイン

「怪力の屍」「哀を抱く人造人間」
ヴァンパイア』シリーズに初代より登場する人造人間。
フランケンシュタイン(正確には「フランケンシュタインの怪物」)というだけあって、それらしい外見をしており、
全部で37のパーツを縫い合わせて作られたという設定どおり、筋肉質の逞しい体の至る所に縫い合わせた傷がある。
「ビクトル」という名は元々は製造者であるゲルデンハイム博士の名前。
これはモデルとなったフランケンシュタインの製造者の博士の名前を指していたものが、
いつの間にか作り出された人造人間その者の名前になってしまっていることに由来する。
性格は温厚で純粋。だが知性に乏しく単語を並べたような喋り方をし、その為か彼の台詞は全て平仮名で表記される。
CVは登場するゲーム作品全てにおいて徳丸完が出演。ドラマCD及びカセット等では千葉一伸が演じた。

キャラクター設定

+ ゲルデンハイム博士の研究とその成果
+ ゲルデンハイム博士
+ エミリー

+ ストーリー

ちなみに、何故かシリーズ初期の頃にはデミトリを差し置いて『ヴァンパイア -終末の使者ビクトル-』(作:若宮弘明)と言う漫画の主人公に抜擢されている。
…のだがこの漫画、他のヴァンパイアのコミカライズとは違い、 かなり原作を投げ捨てた内容となっている。
+ 漫画版の設定

キャラクター性能

  • 『ヴァンパイア』
下位グループではあるが、見た目通りのパワーキャラで(コンボがきっちり決まれば)かなり火力が高い。
しかし反面、機動力が致命的に無い(ダッシュも無い)ため、相手に近づくまでが苦労するキャラ。
無敵技などを駆使して相手に接近し仕留めるという、下位の中でもロマンあふれる単純明快なキャラとなっている。
まあそれでもカッチやモリガン等上位グループの強さには全く敵わないのだが…。

「どうかんがえても おれ さいきょう」
  • 『ハンター』
「終わっている。以上。」
と、ある攻略サイトに本気で書かれてしまうほど弱い。
ダイヤグラム上ではドノヴァンを抜いてぶっちぎり最下位と言う散々な結果だった。

まず必殺投げである「メガスパイク」は高威力のため主力として狙っていきたいが、特別間合いが広い訳ではないので、飛び込みから直接狙っていく事が多くなる。
しかし、肝心の飛び込み自体が遅く落とされやすい上に、ビクトルはこのゲームで唯一「前ダッシュ」が無いキャラなため、
飛び道具や牽制の強力なキャラには飛び込みの間合いに近づく事すら難しい。
間合いを詰めるのに適した技として「ギガバスター」や「ギガハンマー」などもあるが、
残念ながらこれらはタメ技なので、飛び道具や牽制の強力な相手には出す暇がない。
一定時間「前ダッシュ」が可能になる「グレートゲルデンハイム」と言う技もあるが、
「グレートゲルデンハイム」中は主力となる「メガスパイク」が使えなくなるため、使う意味がない。
ぶっちゃけてしまうと、他のキャラが持っていなくてビクトルのみが持っている強み、というのが見当たらない。
強いて言えば電撃の通常技の判定が強いことのみ。
電撃中攻撃はカウンター気味に相手の通常技を潰すことが出来るし、
電撃立ち強Pはリーチが長く上下に判定が厚いため、動こうとした相手に当てる事が出来る。
だが、前述したようにこれらの技が当たる間合いに入ることさえ難しいキャラが多いため、あまり意味が無い。

『ハンター』ビクトルの絶望のダイヤグラム(攻略サイトより)
ビシャ ガロン パイ フォボ モリ オル ザベル カッチ アナ デミ フェリ レイ ドノ 合計
ビク 1 2 1 1 2 2 1 2 2 2 3 3 4 26
まさに絶望。
二番目に弱いと言われるドノヴァンですらダイヤグラムの合計は「41」である。
このため某攻略サイトではとうとう「ビクトルは勝つことを想定していないキャラ」とまで言われてしまった。

現在ビクトルを使うプレイヤーはほぼ存在しないので、試合では相手の対策不足に付け込んでわからん殺しをするのがセオリー。
しかし相手がビクトルとの戦い方をわかっていた場合全く何も出来なくなる。
「どうやってダメージを取るんだビクトルorz」

「おれ さいきょう これ あたりまえ」
  • 『セイヴァー』
システムの救済のおかげで弱キャラでも頑張れば上位キャラを食えると言う事が可能になり、
その使用率は格段に増加。『ハンター』から考えれば充分すぎるほどの強化がなされた。

ビクトルの強さで一番光るものと言えば電撃チェーンからの強力な二択。
まずは電撃チェーン。電撃食らいモーション中の相手はヒットバックしないため、ほぼ確実にフルチェーンを叩き込むことが可能。
近距離なら食らい判定は小さく攻撃判定は大きいため割り込みに適した近弱Pから電撃チェーンへと移行し、
中距離なら多少リスクは伴うものの電撃遠中P or 中Kから電撃強攻撃へとつなぐチェーンが強力である。
これらの締めを電撃遠強Pにすれば相手を吹き飛び状態に、屈電撃強Kにすればダウンを奪える。
そこからの二択として、発生した瞬間から投げが成立するコマンド投げと、強い判定を持った飛び込みという二択がかけられる。
起き上がりに空ジャンプ2回転という選択が単純かつ強力なのは言うまでもないし、
飛び込みはそう簡単に落とされないのでガードされても攻めを継続出来る。
このほか、非常に判定の強い対空技、発生さえすればほぼノーリスクなGCなど、戦える要素は増している。

しかしそれでも下から1~2番目の弱キャラであることに変わりはない。
飛び込みは強いが落ちないわけではないし、割り込み性能は高いがモーションが悉く大振りでガードないし外すとフォローが難しい場面が多く、
コマンド投げは強力だが、外すと投げスカリが出てしまい、そこから死に直結する反撃を喰らう可能性のある『セイヴァー』では、無闇に頼れるわけではない。
長所とされた要素がハマれば強いが、空回る可能性も高いため、安定性が皆無なのである。
また機動力は相変わらず低いので、相手に逃げに入られた時はもちろん、一歩距離を置いて待たれただけでも追い込めない場面が普通にある。
「はかせおれをつよくつくった だからおれ ぜったいまけない」
スタッフは強く作ってくれなかったようである。

そんなハンデだらけのキャラであるにも関わらず、キャラ差にビクともしない隠しキャラこと「ビクトル」。

ダークフォースは「グレートゲルデンハイムS」と「グレートゲルデンハイムL」。「S」は効果時間中、全ての立ちPが掴み動作になり掴めると専用の投げ技が出る。「L」は立ち状態の基本技が全て近距離版になり、地上で出せる中と強の基本技が全て電撃版になる。ただし、遠距離弱技が出せず、通常版の中or強も出せないため使い勝手はあまりよくない。

MUGENにおけるビクトル

  • CNGSOFT氏作
ハンターのアレンジで、セイヴァーで削除された技と追加された技が同居している。
サシの勝負ではそれほどでもないが、タッグになるとその判定の強さと広いリーチから繰り出される火力の高い攻撃が無類の強さを発揮する。
デフォルトでAIが搭載されている他、cafe氏が大会用にAIを作成し後に公開したことがあった。(現在MUGEN引退により抹消)

  • TIN氏作
基本はセイヴァーで、コンフィグで「ハンターっぽいモード」との性能切り替えができる。
他にはオリジナル技の有無の設定、グレートゲルデンハイム3を簡易コマンドにするかどうかを設定可能。
AIは入っていないが、ホルン氏のAIが公開されている。

出場動画

削除済み
更新停止中

登場ストーリー


*1 :ビクトルがしばしば鼻に指を突っ込むのは、パーツの元となった人間の癖だとも、
鼻の縫合が甘く、それが気になるからだとも言われている。