オボロ










「行くぞ、遅れを取るな!」


原作でのキャラクター

アクアプラス(18禁版はLeaf)の戦国ADV+SLG『うたわれるもの』及びその派生作品に登場するキャラクター。
エクサムの2D格ゲー『AQUAPAZZA』にもプレイアブルキャラクターとして参戦している。
CVは桐井大介氏。

北のはずれの國・ケナシコウルぺにて義賊として活動していた青年。
真っ直ぐで優しく、熱い性格の持ち主。
ヒロインの一人であるユズハの異母兄。病弱な彼女を溺愛しており、そのため後先考えず暴走してしまう事もしばしばある。
配下としてドリィとグラァの双子(美少女に見えるが男)を従えている。*1

当初はユズハに近づくハクオロに敵愾心を抱いていたが、インカラ皇への共同戦線を通じて「兄者」と呼び慕うようになり、
彼に忠誠を誓う第一の臣となる。
所謂主人公の悪友ポジションであり、それ故日常ではハクオロやヒロイン達の騒動に巻き込まれたり、防壁にされたり、
自分から地雷原を突っ走って悲惨な目に合うシーンが多い。
ついたあだ名はオボロボロボロ。

が、臣下としては間違いなく有能であり、元々義賊だったためか武術や隠密活動に非常に優れる。
ゲーム上では二刀流を操り、素早い動きで相手を翻弄する。
最終的には作中トップクラスの武人であるベナウィの打突を捌き切り、後一歩の所まで追い詰める程の腕前に成長した。

もともとは皇族の出身。祖父はケナシコウルペの先代皇だったがインカラの先祖との権力闘争に敗れ皇の地位を奪われ没落していた。
ハクオロからは自身の後継者に任命されていたが、
戦争終結後「俺はまだ未熟でオゥロ(皇)としての器じゃないし、何より柄じゃない」としてベナウィに國の事を託し、
ユズハの遺した子供を連れて修行の旅に出て行った。
原作のファンディスクに収録されたミニゲームでもユズハの墓参りをするシーンがあった。

続編の『偽りの仮面』・『二人の白皇』では無事トスクゥルの皇となった姿で登場。
威厳を持たせるためなのか、いまいち似合ってるのか良く分からない髭を生やしている。
妹の忘れ形見であるクオンの事を溺愛しており、しばしば暴走する場面があった。


AQUAPAZZAでの性能

『Version2.0』でプレイアブルキャラクターとして追加。
素早いスピードで相手を翻弄し、キャンセルしやすい通常技でコンボに繋げていくキャラクター。
ワンコンボで相手を端まで追い詰める攻撃性能がある一方で、
赤テンになると防御力が下がり、青テンでは紙装甲、レジストはしゃがみに当たりにくいなど、攻められると弱い。

追加される前は背景モブとして登場しており、加勢しようとして部下のドリィ&グラァに制止されていた。
MUGENではこのステージも作られているが、入手が容易なEx-Cham氏製は原作と違って背景にモブが配置されていない無人の城となっている。


MUGENにおけるオボロ

CSX氏によるものが公開中。MUGEN1.1専用。
『AQUAPAZZA』スプライトが用いられている。
原作の大半のシステム、技が移植されており、再現度は非常に高い。
氏の他のうたわれ勢と同じく、アシストキャラの選択が可能。
デフォルトで8段階調整可能なAIが搭載済み。ランクは強~凶。
対戦動画(DLリンク有り)

キャラクター化以前にも、あおひげ氏のエルルゥ召喚される形でMUGEN入りしていたが、あおひげ氏が引退したため入手不可能。
柊竹梅氏のリメイク版も存在したが、こちらも現在は公開停止中。
エルルゥの背後から現れて、相手に接触すると二弾ヒットする斬撃を放つ。
初段が当たらなくても二発目で真上に飛び上がるため、ジャンプによる回避は困難。
リメイク版のAIはオボロで打ち上げた相手をカミュやトウカで追撃し、ゲージに余裕があると更に強力なコンボを繋げる事もあった。
また、隠し要素として一定回数オボロを呼ぶと…。

「なぜ俺を一番に呼ばない!」
「呼ぶわけないじゃん!」

出場大会



*1
アニメでは双子と完全に事後と言いたくなるような川の字同衾してたりするが男である。┌(┌^o^)┐ホモォ…
余談ながら、彼らが少女ではなく少年なのはキャラクターデザインのみつみ美里が強硬に主張したからとPC版付属の設定書で明らかになっている。

最終更新:2020年04月25日 17:18
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