テッカグヤ



 コードネーム:UB04 BLASTER
 分類:うちあげポケモン
 タイプ:はがね / ひこう
 高さ:9.2m
 重さ:999.9kg
 特性:ビーストブースト(相手を倒す毎に自分の最も高い能力値が上昇する)

このせかいでは いしつで きけんだが
ほんらい すんでいる せかいでは ふつうに みかける せいぶつらしい。

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。
初出は第7世代(『サン・ムーン』)で、異世界のポケモンであるウルトラビーストの1種。
ムーン及びマイナーチェンジ版のウルトラムーンにのみ出現する。
モチーフは竹(門松?)とかぐや姫だが、くさタイプではない。

また、ひこうタイプの弱点となる岩・氷タイプの技を鋼で軽減できる反面、
くさタイプ同様ほのおタイプに弱い。

「うちあげポケモン」の名の通りロケットの要素も入っており、両腕からの可燃性ガスの噴射で宇宙まで飛ぶ事ができる
そのせいかタイプはがね・ひこう、と見事な初見殺しである。
ただし生態としては土に埋まって養分を吸収する植物のような要素も持っており、くさタイプの技も結構覚える。

『USUM』でポケモンの舞台となる世界とは別の世界「ウルトラバレー」に生息している事が明かされている。
図鑑には両腕からのガスの噴射で森を焼き払ってしまうという説明が書かれているが、
ウルトラビーストの設定を考えると悪気があってやっているのかどうかは疑わしい。
実際にアニメの登場エピソードでは、テッカグヤ自身はただ飛んでいきたいだけであり、
その余波で地上に被害が出ないように人間側が奔走するという話になっている。

身長・体重共にウルトラビースト最大という巨大なポケモン
体重についてはカビゴンやグラードンをも凌ぎ、ポケモン全体ですら堂々の一位タイである。
都市伝説の「八尺様」に喩えられることもある。

このような巨体に加え、噴射口がずらりと並ぶ本体から独立した巨腕や節くれだった長い首という異形じみた身体を持ちながら、
一方で十二単の長髪でメカクレの女性のような可愛らしさすら見出せる容姿が同居しており、
多くのモチーフを感じさせながら調和の取れたデザインは人気がある。


原作中の性能

HP:97
攻撃:101
防御:103
特攻:107
特防:101
素早さ:61
合計:570

尖った性能の多いウルトラビーストの中では珍しく素早さ以外バランスの取れた種族値が特徴。
このおかげでビーストブーストは、厳選の労力さえ気にしなければ、個体値及び努力値の調整次第でどれでも上昇できる。
加えてはがね・ひこうという組み合わせから、10タイプの攻撃を半減以下に抑える耐性を持ち、かつ対はがね対策で多用される「じしん」が通じない。
メインウェポンは物理が「ヘビーボンバー」、「アクロバット」。特殊が「ラスターカノン」、「エアスラッシュ」。
相手との体重の差でダメージ計算を行う「ヘビーボンバー」は、
その体重のせいで相手ポケモンの体重が200kg未満ならば常に最大威力の120で放つ事ができる。
やや飛行技の素の威力が心許ないが、特性で楽に火力を上げられるため大した問題ではない。
さらにこの複合タイプの中では珍しく、「タネばくだん」「ストーンエッジ」「じしん」「ニトロチャージ」、
「しねんのずつき」「ギガドレイン」「かえんほうしゃ」「でんげきは」など、サブウェポンが豊富。
特に、同じ複合タイプのエアームドが苦戦するほのおやでんきにも弱点を突ける事や、耐性に優れたはがねタイプでありながら吸収技を持つのが評価点。
また、補助技も素早さを補える「ボディパージ」や耐久合戦で役に立つ「やどりぎのタネ」がある。
このため、初見で何をして来るか分からず、物理型、特殊型、耐久型のいずれもが一線級で戦えるポテンシャルを備えている事、
複合タイプとサブウェポンのせいではがね対策のセオリーが通じない、非常に厄介なポケモンと化している。


MUGENにおけるテッカグヤ



紹介動画

+ …じゃ紹介にならないので
ゲッコウガを製作したTBM氏など含めた、複数の製作者の共同製作によるボス仕様のキャラが公開中。
巨大な腕からビームや光弾を射出して攻撃したり、腕を振り回して相手を叩き潰すなどダイナミックかつ広範囲の攻撃が強力。
的は大きいものの、相手の飛び道具に自動的に光弾を放つカウンター技も備えている。
また、相手を抱えて空中で「だいばくはつ」を起こす即死技も持っている。
AIは未搭載。

出場大会

  • 「[大会] [テッカグヤ]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2022年05月16日 19:38