バティスタ


「お互い人為らざる身。

 ならば同じ存在である私がここで引導を渡そう」

  • 身長:140cm
  • 体重:32kg
  • 3サイズ:70/49/69
  • 誕生日:??/??
  • 血液型:?
  • 能力:隷約(れいやく)FLS(ファルス)「レストリクション」
  • 武器:紅翼(こうよく)七花(ななか)

自律神経回路(オートノミックナーヴ)』と呼ばれる人の形をした古代の生体兵器。
悠久とも呼べる程の遠い過去から、虚無(イモータル)と虚ろの夜の監視者としてこの地に眠らされていたうちの一体が彼女であった。
ここ最近での不自然な偽誕者(インヴァース)の増加、急激なEXS(イグジス)の増減を察知し、永い眠りから目覚めることとなる。
目覚めた彼女は、自身に刻まれた(プログラム)に赴くまま、虚ろの夜の中心の『深淵』へと向かう。
その目的はEXSを食い荒らす元凶となる存在の調査と殲滅。
彼女にとっては虚無も偽誕者も、等しく敵と認識される。
(UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[st] 公式サイトより、一部改変)

フランスパンによる2D対戦型格闘ゲーム、『UNDER NIGHT IN-BIRTH(アンダーナイトインヴァース)が誇るロリコンホイホイに登場するキャラクター。
WWEに所属していた元プロレスラーではない。なお、「バティスタ(Batista)」というのはラテン圏のなので女性のバティスタさんも普通にいる
(さらにバティスタの語源を辿ると「洗礼者」という意味になり、後述の設定などからその辺りも名前の由来になっているのかもしれない)。
太古の昔に作られた生体兵器「自律神経回路(オートノミックナーヴ)」の一体。
CVは 東山奈央 女史。

見た目は小柄なジト目の幼女。地面に付くほどに長い銀髪にアホ毛を持ち、額には目を思わせる楕円形の赤い石が埋め込まれている。
耳はエルフのように尖っているが、戦闘時はヘッドギアに隠れている。
ゲストキャラのエルトナムからは「白いそっくりさんがいたりするのか」と言われており、ある程度は某キャラを意識しているらしい。
虚無のような赤い模様が施されたゴスロリ風のドレスを着用している。
なお、「自律神経回路には不要のもの」とハイドに出会うまでは一糸纏わぬ姿で街中をうろついていた
(まぁ「虚ろの夜」の中なので一般人の目には映らないが)。
背中には紅翼・七花が翼状に展開しており、戦闘時には伸縮して相手を突き刺したり、刃のように切り付ける芸当が可能。
ぱっと見間違えやすいがバティスタ本体には直接ついておらず、彼女の周囲を漂っている。

所謂ロボ娘であり、基本的には無表情で抑揚のない声で話すが、現代の人間社会の発展ぶりに驚くなど独自の感情を持ち合わせている。
しかし、全裸で街を歩くことからも分かる通り、普通の人間から見ると相当に言動がズレている。
機械に生まれながら人の心に目覚めつつある存在であり、人でありながら虚無に向かいつつあるメルカヴァとは対照的な存在。
なお、メインプログラムとは別に監視・応答を行うサブプログラムが存在し、クロニクルモードではこちらが語り部として登場する。

製作者(主と呼ばれる)についての詳細は不明。そもそも人間であるかどうかも定かではない。
生成に魔術が関わっており現在の文明技術で再現するのは不可能。故に「虚ろの夜」の消失秘術とされている。
顕現の力とそれを扱う偽誕者や虚無の監視、殲滅を行うようプログラミングされており、
有事に備えて「夜刀」の人間が力に目覚めるはるか前から、環境の地(このゲームの舞台)で眠り続けていた。
かつては姉妹機が多数存在したが偽誕者に破壊されるなどした結果、現存するのはバティスタも含めて3体のみ。
その内の一体は現在リヒトクライスが所有しており、短時間ながらも行動可能な事がオリエの口から語られている。

アーケードモードでは行く先々で偽誕者達を慌てふためかせたり片づけたりした挙句、
今回の騒動の中心人物であるアムネジアの首領・ヒルダを打倒し、窮地に陥っていたハイドを救った。
戦いを終えた後は、終了命令が出ない事から事件の元凶が未だに潜んでいると判断、2,592,0000秒(日数に換算して30日)公園に待機しようとするが、
「人が一ヶ月も同じ場所に突っ立っていたら問題になる」とハイドに止められお持ち帰りされる。
以後は城戸家の居候としてリンネらと共に暮らしているようだ。
ストーリー


原作中の性能

プレイアブルキャラ中で最小。「くるくる~」「ねむねむ」など、一々台詞や仕草が可愛らしい
ニュートラルのまま放置すると立ったまま寝てしまう)。
上記の通り、現世に目覚めたばかりのはずなのに、台詞にネットスラング的なものが多いのが特徴の一つ。
なお、プロフィールにもあるように本作品では偽誕者(人間)以外の存在の能力はFLSと称されており、ゲーム上のゲージもFLS表記となっている
(バティスタ、メルカヴァのみの特殊仕様。他はEXS表記)。

性能としては、後ろタメ前で放つ遅い弾速の飛び道具「ルーメンステラ」、下タメ上の無敵対空サマソ「ルベルアンゲルス」といった一般的タメ技
前タメ後ろで出せるビーム「ミコルセオ」、上タメ下の急降下技「トラスウォーラス」、
ボタンホールドタメの「シデウスフラグメンツム」とタメ技の申し子のようなラインナップ。
また、必殺技硬直中に攻撃を受けてもカウンター判定を貰わないというバグ独自仕様がある。

基本的には飛び道具主体の所謂シューティングキャラであるが、必殺技の多くにタメを必要とするため少々操作感に癖がある。
どんなに離れても画面端まで一瞬で届く上に発生も早いミコルセオと無敵対空で待ちガイル的な要塞のような戦い方も可能だが、
接近戦では弱いかと言われるとそんなことは全くなく、高速中段として機能する低空トラスウォーラスや、
ボタンホールド設置を駆使した独特のキャンセルルートからのラッシュなどで固めや崩しも得意。

この手のキャラのお約束として体力は低めかと思いきや、標準のキャラから100多く、無敵対空もあり
身体も小さいためコンボを落とされやすく、上述のカウンターヒットが無い仕様と相俟って防御力は最高クラス。

唯一の悩みは単発火力が低くIWの最低保障ダメージも少ないため、火力が伸び悩む点。
その点を考慮しても、立ち回りの強さから稼動初期からずっと強キャラと評価されている。

コンボムービー



MUGENにおけるバティスタ

byaria氏の製作したものが公開中。MUGEN1.1専用。
再現が難しかったのか紅翼・七花はオミットされている。
特にこれと言ったシステムのようなものはない。原作に比べて弾幕性能が大幅に強化されている。
AIはデフォルトで搭載済み。カラーによる性能差あり。
ランクは作者によれば1~2Pが狂下位、3~4Pが狂下位~狂中位、5~6Pが狂中位、7~8Pが狂中位~上位、9~10Pが狂上位、
11~12Pが狂上位~狂最上位?との事。

上記の他にもバジル氏によるものと、ゴンドワナ氏による「バティスタNEO」が存在し、前者はhamer氏によって代理公開されている。

出場大会



最終更新:2024年02月07日 15:51
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