エンカー








「歯を食いしばれー!ダー!」

カプコンより発売されたGBのアクションゲーム『ロックマンワールド』に登場するキャラクター。
番号はRKN.001。名前の由来は「演歌」から。
Dr.ワイリーが作り出したロックマンキラーの第一号。
バスターを吸収する槍「バリヤードスピア」を所有し、吸収したエネルギーを衝撃波として撃ち返す「ミラーバスター」という固有技を持つ。
ただし吸収する際は自分もダメージを受ける
ロックマンを倒す事だけに執念を燃やしているが、それ以外の事柄には無関心で、仲間からは冷たい奴と思われている。
槍を持った黄金の騎士とも言える外見だが、流石に雷の魔法までは使わない。

+ ロックマンキラーとは
本来ファミコン作品をベースにGBに移植した作品であるワールドシリーズにおいて登場した、
ナンバリング作品に登場しないオリジナルのキャラクター達。
従来のワイリーナンバーズと異なり明確にロックマン打倒用戦闘ロボットとして作られた機体であり、
エンカー、パンクバラードの3機がこれに該当する(未来のロックマンを改造したクイントは除外)。
このため、単純なスペックは従来のワイリーナンバーズを上回るという設定であり、
扱いは作品によって異なるが、初出の作品では全員が8大ボスを倒した後で戦闘を行うという、
ストーリーにおける大ボス・ライバルポジション相当の扱いを受けている。
ナンバリング作品で明確なライバルポジションを確立した打倒ロックマン用戦闘ロボットの登場により、ライバルとしての印象は薄くなりがち。
特にボンボン版で噛ませ犬にされたバラードは泣いていい
一応ギャグマンガ『ロックマンさん』などの描写などから、
公式でもロックマンキラーはワイリー製のロボの中ではフォルテに準ずる実力者と見なされてはいるようだが。

彼らとスペースルーラーズの存在により、ワールドシリーズは単なる携帯ゲーム機への移植作としての評価以上の人気を獲得する事になる。
これにより、関連作品の『ロックマンX』シリーズでも完全リメイク作品である『イレギュラーハンターX』を除き、
GBの移植作品である『サイバーミッション』、『ソウルイレイザー』でナンバリング作品に登場しないオリキャラが登場するなど、
「ロックマンシリーズの移植作品ではオリキャラが登場する」という恒例行事が生まれる事になった。


原作中の性能

主な行動パターンはいくつかの軌道で突進してからエネルギー吸収体勢に入り、
与えられたダメージに応じて威力と攻撃の大きさが変動する「ミラーバスター」を放つ、という動きを繰り返すというもの。
吸収体勢の時は無防備だがダメージを与えれば与えるほど「ミラーバスター」が強力になるので注意。
また、『ワールド1』ではチャージショット、E缶は存在しないため難易度が高め。

後の『ロックマンワールド5』でも他のロックマンキラー及びクイントと共に登場。
ただし、攻撃は全体的に弱体化しており、慣れていれば苦戦する事は無い。

『ロックマン10』のスペシャルステージでは、他のロックマンキラーと共にまたまた登場。
こちらは動作が機敏になっており、エンカー史上最も手強いとされている。

鬼畜なロックマンでお馴染みの池原しげと氏のコミックボンボン版『甦るブルース』にも登場。
バスターを吸収する際に負荷がかかる事を見破られ、吸収が間に合わないほどバスターを撃ち込まれて敗北。
ブルースが全ての黒幕である事を告げて息を引き取った。

『ロックマンズサッカー』ではワイリーステージの最初のボスを務めている。

有賀ヒトシ氏の漫画『ロックマンメガミックス』では全く登場しなかったものの、
有賀氏によってアレンジされた設定画が復刊版『マニアックス』に掲載されている。


MUGENにおけるエンカー

Rage氏&O Ilusionista氏の製作した新MUGEN専用キャラが存在。
海外サイト「Brazil Mugen Team」にて、専用ステージと共に代理公開されている。
槍術を駆使したスピーディーな戦闘スタイルが特徴。
コンボ性能も高く、一度懐に飛び込んでしまえば瞬く間に押し切る事が出来る。
また、「ミラーバスター」も技として再現されている。
AIもデフォルトで搭載済み。
紹介動画(DLリンク有り)

出場大会

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最終更新:2023年03月28日 16:02
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