仮面ライダー1号


時代が望む時、仮面ライダーは必ず蘇る

仮面ライダー・本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは、世界制覇を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは、人間の自由のためにショッカーと戦うのだ。

概要

1971年に石ノ森章太郎原作、並びに東映によって制作された特撮テレビドラマシリーズ『仮面ライダー』に登場するヒーロー。
仮面ライダー2号は当該リンクを参照。

演じるはせがた三四郎や探検シリーズでおなじみの藤岡弘(現在は改名して「藤岡弘、」)。
変身しなくてもガチでショッカーを倒せそうな人である。あとトータス藤岡とは無関係。
映画『オールライダー対大ショッカー』以降のオールライダー作品やCMでは一部を除き、稲田徹氏が声を務めている。
(クライマックスヒーローズやライダージェネレーションといったゲーム作品でも稲田徹氏が担当)
映画『THE FIRST』『THE NEXT』では実写版『美少女戦士セーラームーン』で古幡元基を演じた黄川田将也氏。
黄川田氏は同時期の『仮面ライダーカブト』に(明言こそされてないが)本郷役でゲスト出演している。

ゴジラウルトラマンと並び、日本を代表する特撮キャラクターの一人である。
この内、ウルトラマンとは既にビデオ作品『ウルトラマンVS仮面ライダー』において共演しており、
巨大怪獣相手に巨大化して立ち向かった。

また、バンプレストのクロスオーバーゲーム、コンパチヒーローシリーズでも幾度となく参戦し、ウルトラマンやガンダム、スーパー戦隊、ゴジラマジンガーZ宇宙刑事ギャバンゲシュペンスト等々、多くのヒーロー達と競演している。
バトルドッジボールやバトルサッカーなどの一部スポーツ系作品ではライダー系ヒーローチームの数合わせのために量産されていたりするが。

ニコニコ動画では2014年から2016年にかけて 東映特撮ニコニコおふぃしゃる にて、
仮面ライダーBLACK RX』の全話配信完了と入れ替わりで配信が開始された。
現在は全98話が有料だが視聴可能。まだ見ていない人、もう一度見直したい人はこれを機に見てみよう。

説明するまでもないが、その正体は城大学(第1話では城大学)の研究室に通う学生、本郷猛(ほんごう たけし)。
IQ600にしてスポーツ万能という類まれな才能の持ち主だが、そのために悪の秘密結社「ショッカー」に拉致され、
世界征服の尖兵とするべくバッタの能力を持つ改造人間へと改造手術を施されてしまう。
しかしショッカーの協力者だったかつての恩師が良心の呵責に耐え切れず反逆したために脳改造の前に脱出することに成功。
人間では無くなった事に苦悩するも、人類の自由を守るために「仮面ライダー」となってショッカーと戦うことを誓う。

「おやっさん」の愛称で有名な立花藤兵衛は本郷のオートバイにおける師であり心強い協力者であり、心のよりどころである。
また、ショッカーを追っていたFBI の犬 捜査官・滝和也ともオートバイを通じて知り合っている。

設定では48の技を持つとされ、「力の2号」に対して「技の1号」とも呼ばれる。
怪奇モノとして設定された話のイメージから黒が多いダークな配色であったが、
夜間での撮影の際の都合もあって第53話以降は明るめな色使いに変更された。
そのためファンは暗い方を旧1号(この配色だった1~13話を旧1号編と呼ぶことも)、緑がベースの明るい方を新1号と呼んだりする。
また、2号との初共闘を果たした際に新調された旧1号スーツを、初登場時のロケ地から桜島1号と呼ぶこともある。
ちなみに旧1号時代はヘルメットから若干髪がはみ出てたり、首元がライダーのスーツで隠し切れていなかったりする。
この点は『仮面ライダー 正義の系譜』や『新仮面ライダーSPIRITS』(どちらも後述)でもしっかり再現されていた。
設定上では新1号は旧1号に比べてパンチ・キックの威力が4倍、一飛び15mだったジャンプ力が25~35mに向上しているが、
これに関しては「特訓によるパワーアップのため」「死神博士にわざと捕まって再改造を受けたため」などの説が存在するものの、
OPや回想シーンで再改造シーンらしき新規撮影カットがある以外触れられておらず、はっきりとした答えは出ていない。
なお、『新仮面ライダーSPIRITS』では桜島1号は旧1号が戦いの中で自己修復を繰り返した結果、能力が強化された形態という解釈になっているが、
新1号が同様の理由で変化した形態なのかは現状不明。

なお、公式ガイドブック『仮面ライダーthe 40th コレクション』によると彼が倒した戦闘員は1003人だそうである。
このガイドブック、主役ライダー一人ずつ数字が書かれていて1号はこの「倒した戦闘員の数」である。
他にはバイクに乗っていた時間や「おばあちゃんは言っていた」の回数、中には入浴シーンの総時間などもあり
中々面白い雑誌である。

ショッカーとの戦いが終わった正確にはゲルショッカー壊滅後、デストロンとの交戦で行方不明になった後、本郷や一文字は世界の平和のため、各地で新たな敵との戦いに身を投じている。
後の昭和ライダー達の救援のため、来日することも度々で、この辺りはウルトラ兄弟と近い位置づけとなっている。
本来一番フォローが必要であったはずのV3では行方不明になった後中々姿を見せず、おかげで風見はV3としての能力を手探りで探る羽目になったが、存在感がデカ過ぎるから仕方ないね
なお、『ストロンガー』の時点で、一文字と並び「伝説」の存在とされている。
……「伝説」という言葉を文字通りに解釈して彼らの存在を完全に無視したマシーン大元帥はとてつもないマヌケである。
大首領も内心頭の痛い思いをしていたに違いない。

+リメイク映画『THE FIRST』『THE NEXT』の1号
リメイク版の映画『仮面ライダー THE FIRST』では設定そのものが変わっている為、「力の1号、技の2号」になっている。
(本家シリーズでも『ストロンガー』の特番でおやっさんにそう呼ばれたことがある)
これは、1号が「改造人間ホッパーとして予想以上の力を持った優良種だが、改造されたばかりで戦いに関しては素人である」のと
2号が「ホッパーとして既にある程度活動しているため戦闘経験に優れるが、スペック通りの力しか無い」ためである。
1号は改造に対する拒絶反応が一切発生しないというこれまでの改造人間にない特性を持つが、2号は度々拒絶反応に苦しんでいる。

こちらでは城南大学で『水の結晶』と水の記憶を研究している大学院生という設定。
ショッカーによって改造人間ホッパーへと改造させられ、マインドコントロールを受けてしまい
そのまま数々の破壊工作に参加・成功させるという衝撃の展開を見せる。脳改造先にやれと言った結果がこれだよ!
しかし、スパイダーとの共同作戦(スパイダーの犯行の目撃者粛清)中に降ってきた雪で洗脳が解け、
そこからショッカーを離脱するが、彼の研究を取材していた記者・緑川あすかから婚約者を殺害したと誤解され、
憎まれながらも彼女と「美しいもの=命」を守るため仮面をかぶってショッカーと戦い続けることになる。
さらには刺客として送り込まれた一文字隼人=2号からも恋敵と認識されることに…。
レーサーという設定はなく、立花藤兵衛との関係が特に語られることはないが、バイクの腕は相当なもので
常人には乗りこなせないカスタムバイク・サイクロン号を改造後のことではあるが乗りこなしていた。
本作の主要要素の一つである恋愛についてはかなり奥手で、あすかに対する好意を積極的に見せることはほとんどなかったが
一文字との戦闘の中で徐々にその思いに気づくようになり、最終的に誤解も解けて結ばれた。 続編にあすか出てこなかったけど。
なお同じ研究室の女性・めぐみからも好意を寄せられていたのだが、こちらはめぐみの性格的な問題もあるせいかまったく気づかなかった。この朴念仁め。

続編『THE NEXT』ではショッカーとの歴戦による擦り傷で色が薄くなって桜島1号への変化を再現している。
製作スタッフは「怪我の1号、病気の2号」と呼んでいたそうだ。
さらに戦闘経験も積んだため、前作以上に洗練された戦い方をするようになりパワーアップしている。
前作から2年の時が流れて、城南大学付属高校教師になっているが生徒からは呼び捨てにされるなどバカにされ、担当クラスは学級崩壊寸前。
ある時超人的能力を発揮してしまったことで生徒からは逆に畏怖の対象とされることになるが、これによって教え子の菊間琴美を救い
彼女からは信頼されるようになり、彼女が追っている風見ちはる失踪事件の解決に尽力することになる。
一文字やちはるの兄・風見志郎=仮面ライダーV3との共闘でちはるを利用したショッカーの計画を打ち砕くが、
前述の事件で保護者から抗議を受け学校を退職することになった。


+後のシリーズへの影響
冒頭の言葉から分かる様に、仮面ライダーの力は基本的に“敵と同種の力”である。
(原作者の石森氏が好んだ設定であり、仮面ライダー以外でも『サイボーグ009』『人造人間キカイダー』『ロボット刑事』『変身忍者嵐』等多く使われている)
昭和シリーズの話だが、誕生に敵との係わりが一切無い、本来は深海開発用のXライダーと宇宙開発用のスーパー1が居るが。
が、平成ライダーシリーズでは昭和ライダーシリーズの定番だった、「悪の改造人間vs正義の改造人間」という
図式の作品は作られなくなった。
これは医学技術が進歩し、臓器や皮膚の移植などが普及した現代では、
子供向け番組で『体を改造された人間=異形の怪物』とする表現は虐めの温床になるから、という複雑な事情がある。
(ただし「部分的に」でも改造人間の設定を継承している場合もあり、いずれにしろ「機械的な改造」といった表現は避けている)
ただし「主人公の力は敵と同種の物」と言う部分は守られており、
等、全く新しい図式でストーリーを展開しつつも基本スタンスを守り、
同種と戦う事への躊躇いや、自分の体が敵と同じ異形のものになっていく苦悩といった
昭和ライダーと同じテーマを組み込んでいる。*1
(中には主人公がライダーになる前から怪人になってたり実は敵のボスそのものという作品も)
同じ力を持っていても使いようによって善にも悪にもなる、というのが影の共通テーマになっているのである。
その設定は後に続くシリーズへも基本設定として盛り込まれ、殆どのライダーは形さえ違えど
何らかの事情で「やむを得ない事情、もしくは図らずも力を得てしまった者」とされている。

漫画『仮面ライダーSPIRITS』では仮面ライダーを仮面ライダーたらしめているのは『魂』であるとされており、
滝和也、立花藤兵衛、がんがんじい、谷源次郎らを初めとする、普通の人間でありながら
仮面ライダーと『魂』を共にする仲間達と共にバダンに立ち向かう… という物語になっている。
事実、同作第一話では滝和也が、ある事情から「仮面ライダー」を名乗って怪人達と戦うのだが、
駆けつけた本郷は「今夜は、お前と俺でダブルライダーだからな」と滝の『魂』がライダーそのものであると認めている。
テレビシリーズでもこの考えは現れており、V3に登場したライダーマンはプルトンロケットから東京を守るために、
命を顧みず所持していた爆弾で空中爆発を起こさせ東京を救う、
この時に空に散ったライダーマンに対してV3が「俺はお前に仮面ライダー4号の称号を贈るぞ」と言葉を送った事で、
ライダーマンは初めて仮面ライダーとして認められたのである。
このテーマを継承したキャラクターは平成ライダーにも見られ、
『クウガ』で一般の刑事でありながら主人公・五代雄介を戦闘面、精神面においてサポートし続けた一条薫や、
『アギト』で何の超能力も無いただの人間ながら神々との戦いに身を投じて行ったG3装着員の氷川誠等が該当する。

作品をあまり知らない人にとっては単純に仮面ライダー=ヒーローと見がちだが、
実はこの作品群は意外とダーク路線の物が多かったりする。
映像自体には当時の子供向けらしい演出や展開も多いがよく見ると主人公が救われないなんてことは当たり前、犠牲者が多数出ることもザラである。
ウルトラマンが単なる怪獣対巨大ヒーローではないように。ゴジラが単なる正義の大怪獣が悪の怪獣と戦う作品ではないように。
昭和特撮界に生まれた数々の名作は一概に子ども向けとは言い難い側面も多々備えている。
先入観と表面上の演出だけに捉われず、時間があればぜひ一度はご覧いただきたい。

昭和シリーズでだけではなく、平成シリーズでもこういった要素は継承されており、
主人公が余命僅か(後の客演時には既に死亡)主人公に近しい人物が死ぬ主人公が怪人になってしまう等、
決して救いの無いバッドエンドというわけではないものの、平和や戦いの終結の為にメインキャラが犠牲になってしまう作品も少なくない。
初期の生々しさ重視やライダーバトル路線から脱しある程度王道回帰をした近年においても、それらの要素は変わらず込められ続けている。

ちなみに仮面ライダーの裏テーマには、悪しき科学の象徴(ショッカー)に自然の象徴(バッタ)が
戦いを挑むというエコ的な意味があったらしい。ライダー放送当時は皆もご存知の通り公害問題が深刻化していて、
ブーム故に抗議看板に仮面ライダーの絵が書かれていたという話もあったとか。
ショッカーは「ナチス・ドイツや、その人体改造技術集団再結集した組織」という設定もあり
過去の戦争が再び世界に影を落とすことへの危惧なども背後にあるようだ。

また、仮面ライダーの初陣の相手が蜘蛛男だった事から、後のシリーズでも蜘蛛の怪人が最初の敵として登場する作品が多い。
そうでなくとも『X』のクモナポレオンや『剣』のスパイダーアンデッド、『W』のスパイダー・ドーパントのように、
作品内の重要な出来事に関係する特別な敵として登場するなど、蜘蛛は特別なモチーフになっている。
(ただの一般怪人として出る作品が無い訳ではないが)

+変身ポーズの由来
石森章太郎による初期設定では、仮面ライダーは70年代当時の未来っぽいテクノロジー「風力」で戦うヒーローであった。
だからこそ腹部のベルトに風車がついており、風を受けて風車を回して、そのエネルギーで変身して戦うのであり、
しょっちゅうバイクに乗っているのも向かい風でエネルギーを稼ぐためである。
ただし、風力発電ではたいしてエネルギーが得られないことから、子供向けテレビ雑誌などにより
風力は変身して体内のメカニズムを作動させるための副次的なエネルギーであり、
改造人間としての強大なパワーは体内の超小型原子炉が生み出す、という後付設定がなされている。
……これだけでもヤバイが、仮面ライダーV3に至っては負担が大きそうな脚に超小型原子炉があるという設定。
更に小説版においては、ベルトの役割は変身の際に体内のメカニズムの加熱に伴い、
それを冷やす為の冷却装置であるという、より現実味を帯びた後付設定がなされた。

特撮ドラマ版では、仮面ライダー=本郷猛こと主演の藤岡弘がヒーローらしいバイクの乗り方を追求しすぎて
事故、大怪我を負い、10~13話の本郷は映像使い回し+声も別人(声優の納谷六朗氏)で進行し、
14話で新キャラ・仮面ライダー2号を登場させ主役交代をする羽目になってしまった。
当時の藤岡弘は、記念すべき仮面ライダー第1話の本放送を病室で見ていたのだとか。
(余談だが2号役の佐々木氏も後に火事による大火傷で、かなり大変な目に合われた)

そういう無茶を繰り返さないため考案された演出が変身ポーズである。
原型となったポーズ自体は旧1号にも見られるが、変身のためのポーズをとったのは2号が先。
これは2号役の佐々木剛が撮影当初自動二輪の免許を持っておらず、旧1号と同じバイクで走っての変身シーンが
撮れなかったから、という苦肉の策でもあった。
なお、旧1号が殺陣の際に使っていた独特なポーズが後に新1号の変身ポーズへと昇華するのだが、
これはライダーの中の人が「空手の型っぽくポーズ決めたら格好いいんじゃないか?」と思い立ち独自に考案したものである。
それを思いついたのは撮影後に銭湯で腋の下を洗っている時だったらしいが。

やむを得ない事情ながら、漫画原作の設定大改変というドラマ化にあたっての
明らかな死亡フラグを立てることになったのだが、その後どうなったかは言うまでもなく大成功。
子供たちにも分かりやすくてマネしやすかったのだろう。
そのため仮面ライダーは、制作途中のテコ入れが成功した希有なテレビ番組の代表として語られる作品でもある。
この辺りの舞台裏事情は村枝賢一氏の漫画『仮面ライダーを作った男達』に詳しいので、読んでみるのも一興。

このポーズは一見敵の前で隙を晒すように見えるため長年揶揄されてきたが、
リメイク版でその評価を覆すかのような演出が為された。
リメイク版では萬画版に近い変身システムで、ポーズは必要ないのだが、周囲の敵を牽制して構えに戻る
一連の動きがそれぞれの変身ポーズに酷似していた。

+映像作品以外のお話
+原作者・石ノ森章太郎による漫画版
石ノ森章太郎氏の描いた漫画版では城大学に通う学生で本郷財閥の御曹司。
「ショッカーによってバッタの改造人間に改造されるが、恩師の協力によって脳改造前に逃亡する」という点は
TV版と同じだが、TV版では変身すると何処からともなく現れていた仮面に
感情が高ぶると醜く手術の傷跡が浮かび上がるため、仮面で隠している」という設定が付けられていたり、
立花藤兵衛が猛の父の代から本郷家に仕えている執事だったり、その藤兵衛が本郷邸の地下にライダーの戦いを
支援するため巨大な研究所を建設したりするなど、様々な箇所にTV版との違いが見受けられる。

その際たるものが『13人の仮面ライダー』というエピソードで、
この話では本郷は自分と同型の改造人間ショッカーライダーに1対12という
あまりに一方的な*2戦いを挑まれ、戦死してしまうのである。
この戦いの最中に洗脳が解けたショッカーライダーの一人・一文字隼人が本郷の意志を継いで
「仮面ライダー2号」としてショッカーと戦うのだが、その次のエピソードでは本郷は
かろうじて無事だった脳髄を収めた生命維持装置」という形でしか登場していない。
また、これ以降本郷と一文字は機械を通じて感覚や意識等を共有する事となり、
ある意味で後年の『仮面ライダーW』の雛型的な展開になっているとも言える。
最終話ではショッカーの幹部ビッグマシンとの戦いで苦戦する一文字を救うべく、
新しく用意した機械の体に脳を移植して戦いに赴いている。

石ノ森氏の漫画版ではショッカーとの戦いがどういう結末を迎えたかは描かれていないが、
本作の続編という設定の小説『仮面ライダーEVE』によると、様々な設定の違いはあれど、
TV版同様ゲルショッカー以降の組織とも戦っていたらしい。

+村枝賢一の『仮面ライダーSPIRITS』
村枝賢一氏の漫画作品『仮面ライダーSPIRITS』では、読者の前に始めて姿を見せた仮面ライダーである。
それまでの本郷の経緯については、「どこに行ったって相変わらず」だったらしい。
今作の第2部では、性能では自分を大きく上回っているはずのZXを撃破寸前まで追い詰め、
元祖仮面ライダーの威厳と「技の1号」としての姿を読者に見せ付けた。
この時の「苦しいか…お前はまるで俺だ 俺も脳改造をされていたらお前のように…
だからお前のそのかきむしるような苦しみ、俺が止めてやろう!
」という台詞は、
後述の旧1号編のことも含めて、改造人間になってしまった彼の心情をよく表している。
なお自分で改造したライダーマンを除く歴代ライダーは首領JUDOのボディのプロトタイプであり異空間の中でJUDOはそれらに変身できるのだが、
1号に関しては(パワーアップイベントのあったライダー全てに共通するが)『旧1号にしか変身できない』と言う形で特異性が示唆されている。
その割にショッカーライダーは新1号仕様じゃないかって?
また、作品が『新仮面ライダーSPIRITS』として月刊少年マガジンに移籍した後は、
旧1号編の頃の彼の姿が描かれ、改造されたとはいえ元は人間である怪人を殺すことに、
そして自分と同じ境遇の仲間がいない孤独な戦いであることへの悩みを見せたりしている。
そして、同じく改造人間にされた一文字隼人を救出し、彼もまたショッカーと戦う道を選ぶのだが、
頼もしい相棒を得た一方で本郷の心によぎったのは……

「そうだ、一文字…俺は強くあり続ける筈だった―…
  改造ベッドに横たわるお前を…もう1人の俺を見るまでは―…」

「だが…俺は孤独に敗れ…仲間を求めてしまった…
  まるで、人間の様に…地獄の道連れと解っていて
  スマン、スマン一文字―…

 俺はお前を、助けなければよかった」

このように、本郷にとっては他のライダーは仲間であると共に地獄の道連れであり、
9人もの男を道連れにしてでも、戦いを続けるしかなかった」と彼らがライダーになる事を許した
自分の弱さを悔やみ続けている。
(本郷が直接関わったのはV3までで、他の殆どのライダー達は自らライダーの宿命を受け入れたにも関わらず、である)
おまけに、読者視点では10人目の地獄の道連れとなる男が現れるのが分かっているのでなおさら報われない。

余談だが、かの柳田理科雄氏が『空想科学読本』にて行った
「『ライダーキックの垂直ジャンプから斜め下に降下するのは無理』と言う事でどうやったらそれができるか?」という考察の中で
「1号と2号が近くで飛び上がり、お互い足の裏を蹴り合ってその勢いで反転する」という考えを登場させていたのだが、
『仮面ライダーSPIRITS』にて狭い空間で脚力を生かせない状況で怪人集団に囲まれたために、
本当に氏の考察通りの方法で(ただし狭いため低空ジャンプだが)「ライダー反転ダブルキック」という技を使っている。
ちなみに氏の考察ではライダーキックは早い段階で蹴りのポーズをとるため、怪人がいない2号側は着地に失敗して
ダメージを受けるだろうと予想されていた。
他にも「腹部にあるベルトで効率よく風を受けるには、仰向けになってジャンプした後、腹ばいで落下する必要がある」
という考察もあるのだが、やはり『新・仮面ライダーSPIRITS』にて同様の方法で風を受け、
強力な「ライダーキック」を放っている。村枝氏、柳田氏両方とも想像しなかった展開だったと思われる。


また、同書では誰に教わったわけでもないのに仮面ライダーの改造手術ができることにもツッコミを入れている。
こちらについては後に月刊ホビージャパン掲載の小説作品『HERO SAGA』の一篇、
「MASKED RIDER EDITION -仮面ライダー #99-」にて 自分たちの身体構造を参考に行った(ともとれる) という形で説明された。
また、本作では自分たちの部品を風見志郎に移植する描写があり、
カメバズーカ戦での苦戦にも「部品取りの結果、性能が落ちてしまった」として理由づけが行われている。

+江川達也の『仮面ライダー THE FIRST』
『特撮エース』にて連載された、同名映画、すなわちリメイク版のコミカライズ作品…なの、だが……
  • コマ割りが非常に乱雑で、1ページ2~3コマはまだしも、1ページ1コマがざらにある
  • その分背景に気合が入っているかと言うとそんなことはなく、むしろ背景はほぼ真っ白、あっても人物に触れているものだけか実写取り込み
  • そしてキャラの造形もデフォルメを通り越して全体的に崩れており、デッサンの狂った顔のアップばかりで話が進む
  • 怪人の造形も簡略化、細かい装飾がほぼ書かれずベタ塗り、終盤のライダーなどそれっぽい輪郭が書かれているだけでもはや落書き
  • 背景なし、キャラ造形も雑、エフェクトもろくに描かれないため全くキャラの動きがわからない
  • 改造シーンに原作にはないエロ要素(というか下ネタ)をぶち込む
といったように、とにかく何から何までひどい作品として仕上がっている。

あまりにもあんまりなこの作品の仕上がりに、石ノ森ファンとして知られ『仮面ライダーZO』のコミカライズや
仮面ライダーBLACK』の外伝漫画を自分の仕事場の引っ越し作業よりライダーを描き上げることを優先するほどノリノリで手がけた島本和彦氏は、パーソナリティを務めているラジオ番組で
上記の内容について皮肉たっぷりに話した挙句、「描きたくねえなら描くなって感じですよ」と言い放ち、
さらに友人の編集者にこれを見せたところ「俺が角川の編集なら机ひっくり返して受け取らず帰る」と言われたことも話した。
当時ちょうど最終回を迎えた『仮面ライダー響鬼』が路線変更で賛否を呼ぶ中、島本氏は同じ回で作品自体の出来や是非への回答を避けて
「ああしなければ番組やシリーズが終了していた」とスタッフへの評価をしていたり、上述の『SPIRITS』について事実上の敗北宣言をしたりする(最も、島本先生が「自分が感動した作品」に対して負けを認めるのは割とよくある事なのだが)一方で、
江川ライダーにはきつい批判をストレートにぶつけているのだが、前述した島本氏のコミカライズのクオリティや
江川ライダーのあまりのやる気のなさから、ファンからは「島本よく言った」「島本なら批判しても許す」「いっそ改めてイチから島本に描かせよう」などと好意的に受け止められている。
この漫画が白い 江川ライダーについての言及は23:00から

こんな有様なので、後に特撮エースが休刊したこともあり、以降も単行本化の目途は全く立っていない。
そもそも単行本にするだけのストックも無かったし、されたところで売り上げも見込めないだろうが……

+『HERO SAGA』シリーズをはじめとする小説作品
雑誌『ホビージャパン』で連載されている小説作品群『HERO SAGA』シリーズでは、
『Missing Link』『RIDERMAN ANOTHER AFTER』『1973年4月3日』『仮面ライダー #99』等のエピソードに登場。

『Missing Link』は、ショッカーの情報を得るためにかつて自分を改造したショッカー基地に足を踏み入れた本郷が、
「第2次飛蝗男計画」で作られていたショッカーライダー軍団と戦うというエピソード。
最初に遭遇したショッカーライダー(=一文字隼人)は洗脳解除に成功したものの、
それを見たショッカー首領の命によって自爆装置を組み込まれた他のショッカーライダーを救うことはできなかった。

『RIDERMAN ANOTHER AFTER』では、プルトン爆弾と共に空に消えたライダーマンを2号と共に捜索・発見し、
神啓太郎博士(仮面ライダーX・神敬介の父親)と共に彼に改造手術を施した。

『1973年4月3日』では生きていたネガタロス(『電王&キバ クライマックス刑事』の敵)が
2008年の立花藤兵衛の記憶を使って本郷がショッカーに拉致された日に逃亡。
デンライナーに乗って過去に行った藤兵衛はショッカーを妨害して歴史を変えてしまう。
しかし、終盤には『仮面ライダーストロンガー』の最終回直後(恐らく“本来の時間”)からやってきた7人ライダーの一人として登場、
ショッカーにより瀕死の重傷を負った過去の自分の助命の為、本来の歴史通り改造人間になる未来を選択した。

『仮面ライダー #99』では『仮面ライダー』最終回から『仮面ライダーV3』第1話の間のエピソードが語られる。
新組織デストロンのハサミジャガーに追われるショッカー怪人マクロファンガスとヒドラーゲンを
見捨てられずに救おうとするも、力及ばず殺されてしまう。この苦い経験が、瀕死の風見を改造して救うことに繋がった。
本作ではV3の改造に本郷と一文字が抜き取った自らの部品が使われているという設定で、
多くの部品を失い満足に戦う事も出来なくなった状態でカメバズーカと対決。
原作通り相討ちになったものの、生きていたヒドラーゲンに救出された。

また、MOOK用に書き下ろされたエピソード『ここより永遠に』では新1号へのパワーアップが描写された。
ここでは死神博士による再改造説が採用され、ならば何故また脳改造を最後に回して脱走されたのかという疑問にも答えられている。

『HERO SAGA』以前に連載された小説『KIKAIDER00』では本人が直接登場はしないものの、都市伝説として語られていた。
この作品中で仮面ライダーは「スカルマン」と呼ばれており、年を経るごとに姿が変わる謎の戦士として扱われている。
(ライダーが複数いることが知られていないため。一応推察はされている)
1号の他にはTV本編とは平行世界のV3が登場した他、MOOKの最新情報では「鏡の中に姿を見せた」との記載も。
MOOKに掲載された執筆者のコメントによれば、怪人「グリーンホッパー」としてキカイダー00と敵対する案もあったらしい。

また和智正喜氏による「藤岡弘が事故に遭わず、主役交代せずに物語が進んでいたら」というコンセプトで
執筆された小説作品『仮面ライダー 1971誕生』『仮面ライダー 1972希望』『仮面ライダー 1973流星』も存在する。
前2作はそれぞれ講談社から単巻で発売し、後にエンターブレインより最終作を書き下ろした大判として纏められた。
この作品では未来永劫、仮面ライダーは本郷猛しかいないという過酷な運命を背負わされており、
ショッカー、ゲルショッカー、デストロン、GOD機関など、次々に出現する秘密結社と長きに渡って戦う事になるのだが……
彼が仮面ライダーとして戦い続ける事を決意するまでを描ききった、傑作である。

  希望は……やはり、どこにもないのかもしれない。
  自分が探している希望は、誰からも、与えられないのかもしれない。
  それなら、それでいい。
  ならば。

  この俺が。

  希望になろう。

その他、『小説 仮面ライダー響鬼』においても、終盤に意外な形で彼(正確には彼のルーツ)の存在が描かれている。

+ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』
ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』では、V3、BLACK、アギト*3と共演。
現代に復活した5万年前の世紀王・邪眼によって復活した再生ショッカー怪人と戦った。
通常は新1号で登場するが、隠し要素で桜島1号が登場する(それに伴い、2号も新2号から旧2号になる)。
この作品での各ライダーは最終決戦を除き、各々の時代で戦っている。
その為、時を超えた通信で風見志郎が仮面ライダーであることを知って驚くシーンが存在する。
(風見は本郷の大学の後輩であり、『V3』第1話で瀕死の重体の所を延命措置として本郷と一文字に改造された)
この件を踏まえると、V3第1話で当初、本郷と一文字が風見の「自分もライダーにしてくれ」という懇願を断ったのは
風見が仮面ライダーになる未来を変えるためと解釈する事も可能になる。
ちなみにこのゲームには旧1号の最強技「電光ライダーキック」が登場しているが、
この技が原作で登場した時には前述の通り怪我のため声は代役であり、桜島1号以降は使用していない。
そのため藤岡氏が電光ライダーキックと叫んだのはこのゲームが初めてとなっている。

+『仮面ライダーディケイド』以降の映像作品
仮面ライダーディケイド』の劇場版『オールライダー対大ショッカー』では久々に映像作品に出演。
大ショッカーの軍勢に圧倒されるディケイドとディエンドを援護するため、歴代ライダー達と共に駆けつけた。

2011年に劇場公開された40周年記念映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』では、
本来とは大幅に変わってしまった歴史の1号と2号が登場。久々に藤岡氏が映像作品で1号の声を演じた。
デンライナーで40年前の初代『仮面ライダー』の時代に行った『オーズ』のアンクの勝手な行動のせいで、
本来その時代には存在しないアイテムであるセルメダルが1枚だけ置きっぱなしになる。
そのたった1枚がショッカーが開発したショッカーメダルに吸収され、強力怪人・ショッカーグリードが誕生。
1号と2号はショッカーグリードに敗北し、そのまま洗脳されてしまう。
以降40年間新たなライダーは現れず、ショッカーは世界征服に成功してしまった。
数々の秘密結社はショッカーに統合され、世界の政治・警察機構はショッカーが支配、
そして反乱者は最強の怪人・仮面ライダー1号と2号により粛清される恐怖の世界が形成されていたのだ。
本作ではその歴史を修正するために電王・オーズの一行が奔走する訳だが、
実写の映像で、ある意味では本来の悪の怪人としてオーズを圧倒する初代ライダー達の姿は、中々の衝撃である。

『仮面ライダーフォーゼ』では、戦闘員と戦う姿がなんとニコニコっぽい動画共有サイトにスーパー1やRX、クウガ達とともに
個人撮影や流出映像と思われる動画として投稿されており、40年が経ったこの時代でも戦い続けていることを伺わせる。
「仮面ライダー」そのものが「人知れず戦う仮面の戦士」として囁かれる都市伝説と化しており、
フォーゼも彼らにあやかって仮面ライダーを名乗ることを決める。
『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』では実際に栄光の7人ライダーとして登場。
隕石群に付着していたSOLUを巡り世界各地で財団Xと戦っていたが、罠に仕掛けられてスイッチとメダルに封じられてしまう。
しかし終盤でフォーゼとオーズの手により解放、再生怪人戦ではナスカ・ドーパントをライダーキックで粉砕した。

『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』でも同様に7人ライダーを率いていたが
映画冒頭で大ザンギャックの大帝王、キャプテン・マーベラスが変身するゴーカイレッドに敗退してしまった。
その後、戦いを終結させるため仮面ライダーディエンド・海東大樹やゴーカイブルー・ジョーの手でデンライナーの協力により
過去からアカレンジャーが連れてこられるが、そこに倒されたはずの1号が登場、2人は残った戦隊とライダーを率いて争い始める。
実はこの時の1号はディケイドがカメンライドで変身しベルトを偽装した姿で、アカレンジャーもゴーカイレッドが変身した偽者であった。

そして2014年、『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』にて藤岡弘、氏が1号/本郷猛を演じた。
仮面ライダー1号の声を演じたことは何度かあったが、変身前の本郷猛として登場するのは『全員集合! 7人の仮面ライダー!!』以来38年振り。
初代ライダーとして、当時の最新作のライダーである仮面ライダー鎧武との戦いが多かった。

また、仮面ライダー大戦公開翌日に放送された『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル』
(内容は仮面ライダー大戦の前日談)にも登場しているが、こちらでは変身後のみで稲田徹氏が声を演じている。

2015年の『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』では突如現れた謎の戦士仮面ライダー3号に敗れて2号と共に戦死してしまう。
彼らの死によって歴史が変わり、ショッカーが世界を支配。歴代ライダーの多くも洗脳されてショッカーライダーになってしまう。
しかし、終盤にショッカーの歴史改変マシンを利用する形で復活。正義に目覚めた3号や洗脳から介抱された歴代ライダー達と共に戦った。

2016年には彼を主人公とした映画『仮面ライダー1号』が公開。藤岡弘、氏が1号/本郷猛を演じた。
仮面ライダー1号は新規デザインとなっており(上述の3号に近い)、撮影時点での藤岡弘、氏に合わせたガチムチ太めの体型や、桜島1号をオマージュした配色が特徴。
サイクロン号もデザインが一新され「ネオサイクロン」となった。
公式で他の1号と区別する名称はないが、ファンからはネオサイクロンにちなみ「ネオ1号」などと呼ばれることがある(体型から「 力技の1号 」と呼ばれる事も。)。
このデザインで『仮面ライダーゴースト』にもちょっとだけ出演している(この時の声は稲田徹氏)。

「帰ってきたよ…おやっさん!」


+ガンバライド/ガンバライジングにおける1号
ガンバライドには「仮面ライダー新1号」として参戦している。
2号らと共に第1弾から参戦。当時はレジェンドレア枠が少なかったのもあり、スーパーレアでの登場。
必殺技はライダー疾風パンチ、ライダー天舞キック、ライダーキック。
001弾でバイクカードの1枚として新サイクロン号に乗ったバージョンが登場。必殺技はサイクロンチャージとサイクロンチャージ&キック。
005弾で新技「ダブルライダー車輪&キック」が収録され、ついにレジェンドレアに昇格。
03ではライダーアビリティ「タイフーン」が追加。効果はライドパワーの上昇(格ゲー的に言うならゲージの増加)。
シャバドゥビ弾でライダーアビリティは削除されたが、アビリティ発動時の演出が新技「ライダーキック・フルパワー」に使用されている。
技の1号だからなのか06以前のカードは殆どが技属性。また、必殺ベスパに所属するカードが多い。
シャバドゥビ弾のライダータイプは (カゼ)

後継作のガンバライジングにも1弾から参戦。スーパーレアで登場。
演出持ち必殺技は「ライダーキック」。
ガンバライド時代からそうだが、左足でキックを出していることにたまにツッコミが入る。


MUGENにおける仮面ライダー1号

+輝船氏製
  • 輝船氏製
SFC版『仮面ライダー』のグラフィックを基にした、輝船氏製作のものが一般的と思われる。
ヒーローらしく、逆境からでも一発逆転を狙えることがコンセプトとなっているキャラクター。
ライダーキックを始めとする超必殺技の火力は凄まじく、逆に通常攻撃の性能は今一つ。

なお、超必殺技でとどめを刺すと相手キャラは怪人よろしく爆発する。何故殺たし。
ちなみに「ショッカー怪人が爆発するのはベルトにある自爆装置が作動するから」という設定もあるので
ライダーキック自体に爆発機能はないかと思いきや、原作ではそんなもんがなくても爆発する時は爆発する
蹴った対象がただの岩でも爆発を起こすので(『仮面ライダー』第31話の特訓シーンとか)、真相は謎。

防戦一方にさせていると思ったら、攻撃を受けている間でも使用できるライダーキック(ゲージ消費は1.5倍)で
蹴り返されたり、「これだけライフに余裕があれば大丈夫だろう」と思っていたら突如ライダーダブルキックを
叩き込まれて即死したり、彼らを敵に回すと自分が怪人になったような気分を味わえる。

凝ったイントロや勝利演出、新1号、旧1号、桜島1号と各カラー毎に使える技や演出が異なる、
2号とタッグの専用必殺技があるなど、作者の仮面ライダーに対する愛がひしひしと感じられる出来となっている。

デフォルト能力は高めに設定されており(life1200、defence110)、動画使用などにおいては適宜能力調整推奨とのこと。

AIは、デフォルトとニコニコ動画アップローダーに作者自身が公開したもの、サクラカ氏の3つ。
ニコ動のものは立回りと回避技が強化され、超必殺技を使わずとも十分な強さを持っている(これは2号も同様)。強寄りの凶キャラ(相性次第では凶上位)を倒してしまうほど強いためランクは凶下~中位だと思われる。
また「ストーリー動画等で使いやすいように」と、イントロと勝利演出や爆殺KOの無効化設定ができるパッチも公開された。
最新版ではデフォAI=ニコ動AIになっており、演出変更パッチも既に本体に同梱されている。

ニコ動AI完成後、お礼参りということで数々のたちを叩き潰していった。
主な挙動。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5184590 社長怪人サツイルガールも爆殺。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5267205
+c氏製 仮面ライダー1号EX
  • A,c,c氏製 仮面ライダー1号EX
上記の輝船氏の改変版として、A,c,c氏により製作された狂仕様の1号。
デフォルト能力は改変元とは違い、他のキャラと同等である(Life1000,Def100)が、
その分必殺技やゲージ技が非常に強力になっており、特にライダーダブルキックは即死級の威力。
エルクゥ等と互角の戦いをすることが出来、12pはスーパーメカ翡翠を倒せる狂上位クラス。
+way-oh氏製 仮面ライダー1号(THE FIRST)
  • way-oh氏製 仮面ライダー1号(THE FIRST)
BLACKZOなどを制作したway-oh氏により手書きで制作された『THE FIRST』版1号。
開始位置にサイクロンと共に登場し、スタートボタンを推すことで搭乗することが出来る。
搭乗中はBLACK同様に擬似的なのりもの状態になる。
前方向へ移動するとベルトに風を受けることでゲージが少しずつ溜まっていく。
ライダーキックも搭載しており、これでトドメを刺すと当然のように相手は爆発する。
AIは搭載されていない。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23768448

また、著名なヒーローゆえ格闘ゲームでパロディが使われることも多い。
そもそもライダーの原案が元ネタな上にマフラーとベルトがまんまなストEXスカロマニア、悪の組織(しかもショッカー同様ナチスの流れをくむ)によって改造された事で戦士となった上にどっかで聞いたようなセリフやどっかで見たような技を連発してくれるアルカナハート(「3LMSS」から)の天之原みのりなどはかなりあからさまわかり易い。

出場大会

+...
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー



*1
…尤も、『レッツゴー仮面ライダー』のネットムービーによると、そんな風潮に1号・2号はご立腹のようだが。

1号「駄目だ… やっぱり改造だ!
     今からでも遅くない、ショッカーでもデストロンでも
     好きな組織に捕まって改造されてこい!」

2号「その通りだ!改造されてこい!」
1号「なんならこの俺が改造してやる!」

もうお前らがショッカーの怪人なんじゃないのか
そもそもデストロンはライダーの改造してないし
http://www.nicovideo.jp/watch/1372293996

*2
しかも、一度は何とか切り抜けて帰ってきた本郷だがあろうことか自宅に変身前でいるところを奇襲され、
風を受けることで変身する本郷は囲まれてしまっては充分に加速できず変身することもできないのだった。
だがそれでもサイクロンで撥ねたり同士討ちを誘ったりして数体(変身せず攻撃してきた二人を入れれば実に半数)を倒している辺り流石である。
+村枝版ショッカーライダー戦
上記の『新仮面ライダーSPIRITS』では旧1号編なのにショッカーライダー登場という衝撃的な展開が描かれる。
ここで登場するショッカーライダーは旧1号から発展させて変身ポーズによる変身能力等が追加された、旧2号と同型
(芸の細かいことに、変身前は仮面ライダーのスーツアクター経験のある大野剣友会の役者がモデルである)
つまり、原作漫画『13人の仮面ライダー』をTV版の世界で再現したのである(一文字は既に救出されていたが)。
なおこの時登場したショッカーライダーは5人、TV版『仮面ライダー』に登場した新一号タイプは6人、
そして本郷、一文字と合計で計13人となる。
しかし、ここでも旧1号が旧型呼ばわりされながらもショッカーライダー数体を同時に相手にして、経験の差で圧倒し、
さらには怯えさせるという熱い展開が描かれた。

「俺がこれまで…何体の改造人間を葬ってきたと思う」

余談だがこの作品の主役のZXが旧1号と旧2号と戦った際に(ネタバレを避けるため割愛するが、本郷と一文字ではない)
旧1号には余裕を持っていたが、旧2号には圧倒されるなど1号が性能で劣る旧型という事を示されている。
それでも戦い抜いた本郷は凄いといえるだろう。

ちなみに新になる前にも第二部にて再生ショッカーライダーが登場した。
こちらはTV版では活かされなかった「ライダーと怪人の能力を併せ持つ」という裏設定に基づき、
溶解液や体に組み込まれた火炎放射器などを使って戦う。
この時のカードは1号&ZX対ショッカーライダー6人となっており、1号はZXを庇った事で足に溶解液をくらい、
6体全員を超高速でぶつける事で一撃で粉砕する「ライダー車輪」を失敗しそうになってしまっていたが、
ZXのフォロー(ZX自身は2号の脳波通信によるフォローを受けている)によって無事に成功した。
(もし失敗していたら1号とZXが砕け散っていた)

*3
実は本郷猛役の藤岡弘氏とアギト(津上翔一)役の賀集利樹氏はこのゲーム以前にもアギトの劇場版で既に共演を果たしている。
藤岡氏は主人公達を激励するチョイ役の警視総監としてゲスト出演をしたのだが、
この警視総監、まるで自身がかつて仮面ライダーだったかのような意味深な発言をしている。
これについてなんと製作スタッフは「この警視総監は、本郷猛(仮面ライダー1号)と思って頂いて結構です 」
公開当時の各関連雑誌のインタビューで答えている。
冗談半分、お遊び半分の可能性もあるので如何ともし難いが、もしこの警視総監が本郷猛その人なら
アギトは初代『仮面ライダー』の(延いては初代から『BLACK RX』までの昭和シリーズの)続編という事になり、
『アギト』のパラレルワールドと言われている『クウガ』と初代にも何らかの繋がりが生まれる事になる。
(ちなみに『クウガ』にも特徴が本郷猛にそっくりな城南大学の本郷教授なる人物の存在が語られている。
 また、『正義の系譜』の攻略本に掲載された年表では、明確に初代~『BLACK RX』と『真』『ZO』『J』のネオライダー3作品、
 そして『クウガ』『アギト』が全て同一世界として一つの歴史に組込まれていた)

「それで良い…今の俺に出来ない事を君達がやってくれ!」



男は“組織”によって五体を切り刻まれ、骨を鋼と変えられた

筋を、脈を、毛皮を、強靭なものに造り変えられ、その体は兵器と成り果てた…

…それでも男には、“魂”だけが残された――…

組織の名は「SHOCKER(ショッカー)

そして…始まりの男 「仮面ライダー」