「ダブル・ドラゴンよ、ついに来たか!
わしの名は、チン・セイメイ!
兄のチン・タイメイは双截拳の前に斃れた。
しかし、わしが猛虎雅山拳の奥義を見せてやろう」
テクノスジャパンのベルトアクションゲーム『
ダブルドラゴン』シリーズの登場人物。
黒歴史として知られる『ダブルドラゴン3』に登場する。
ロゼッタ・ストーンを巡る
リー兄弟の戦いに同行する中国拳法家。
兄に
チン・タイメイ、兄か弟かは不明だがチン・シンメイという3人目の兄弟がいる。
アーケード版
ファミコン版
最初は2面ボスとして登場し、兄の仇を取るために挑んでくる。
戦いの後は「もう一回戦う前に死なれては困る」と王道の台詞で仲間に加わる。
武器として
鉄の爪を装着して戦う事ができるようになった。
足が遅くてパワーがあるという特徴は変わらず、今度は変態移動が無くなったためナードからの評価はボロクソだったが、
TASでは攻撃力の高さのため主力となる(移動の時だけ足が速い柳生乱蔵が引っ張り出される)。
敵として登場する時、出てくる自動ドア扉の前に攻撃を重ねておくと、
そのまま攻撃が直撃して吹っ飛ばされつつ会話シーンになるというバグみたいな仕様があり、
動画でも大抵これをやられている。
エンディングでは中国に帰り、少林寺拳法を身に付ける。
少林寺拳法は日本発祥の武術で、中国拳法の少林拳とは違うものだという事は今では広く知られているが、
ゲーム開発当時はまだ混同される事も多かったのだろう。
最後の最後まで突っ込みどころであった。
英語版での記述によれば、リー兄弟とは良い関係を続けていったようだ。
MUGENにおけるチン・セイメイ
キャノン娘氏が製作。
スプライトはメガドライブ版から採られており、アーケード版より少し枚数が少ない。
当初は合う
ボイスが見付からなかったらしく無言で戦っていたが、後の更新でめでたく搭載された。
チン・タイメイと同じく全ての攻撃が1ボタンで行われる。
見た目の通り攻撃のリーチが全然無いため、接近戦が主体となる。
移動は遅いが、ダッシュがアーケード版のクソゲー移動を元にしており、ダカダカと足音をさせつつ凄まじいスピードで進む事ができる。
体を左右に振っているので軸移動っぽい(実際アーケードでは軸移動そのものである)が、無敵時間は無いので攻撃は普通に喰らう。
ダッシュ中に攻撃ボタンで専用の飛びかかり攻撃が出せ、
発生4Fでダウンが取れる
中段という恐ろしい性能だが、
対となる下段攻撃が一切無いため確実に立ちガードされる。またガード硬直は大きく、反確なので中々難しい。
AIはデフォルトで搭載されている。
キモい前ダッシュで一気に接近し、
コマンド投げ級の間合いと威力を持つ通常投げ「双方眼耳」と、無敵技の「旋風脚」で厳しい攻めをかける。
反面リーチのある攻撃には弱く、ダッシュそのものを止められると苦しい。
……が、相手が対応できなかった場合には、
死ぬまでデブのケツに押し潰されまくるという
精神的にも絵的にも辛い地獄絵図が展開される事に。
出場大会
プレイヤー操作
最終更新:2023年05月09日 20:06