1000年前の本
「空より現れし、心を持たぬ者…「オメガ」…
それを追ってきた物…「神竜」
12の武器を持つ勇者達でもかなわない…
静かに、次元の狭間に眠らせておくべし…
決して語りかける事なかれ」
+ | FF5 |
『ファイナルファンタジーV』ではラストダンジョン「次元の狭間」の宝箱の中に封じ込められている隠しボス。
開幕直後に8000近いダメージの水属性全体攻撃「タイダルウェイブ」を放ってくるので、 水属性吸収のアクセサリーの珊瑚の指輪を装備していないと確実に全滅する。 「何も知らずに開けて開幕タイダルウェイブで即全滅」はある意味『FF5』のお約束のようなものである。 初見殺しとしてのインパクトが強いため、ラスボスであるエクスデスよりも印象に残る人もいる。 開幕早々4人並んで雑魚寝させられては無理も無いが。
オメガ同様多彩な攻撃を放ってくるが対策の出来るものが多く、なおかつ竜の髭、アポロンのハープ、
飛竜の槍とドラゴン系の敵に大ダメージを与える強力な武器が存在するため、オメガに比べると倒すのは容易。 封殺・瞬殺法を使わなくても、レベルをきちんと上げて上記のような装備を整えれば正攻法でも十分倒せるレベルである。 ちなみに神竜戦で最も有効と思われる武器である飛竜の槍は、 次元の狭間ラストフロアの最初付近に現れる水晶竜などから低確率で盗む事が出来る。
また、オメガと違って逃げる事が出来る。最強の鞭である竜の髭を持っているので、
「盗む→逃げる」を繰り返して竜の髭を増やす事も出来る。 見事倒す事が出来れば、最強の剣ラグナロクと竜の紋章が手に入る。
GBA版ではEXダンジョンに黄色い姿の「神竜改」というボスも現れ、
より多彩な攻撃手段・乱れうち対策・一定間隔で無敵になる・死亡カウンター封じとなる方法で倒そうとすると全回復するなど、大幅に強化されている。 …が、結局極めちゃってる人達の手でLv1単独撃破されている。よりにもよってオーバーフローで。 |
+ | FF9 |
『ファイナルファンタジーIX』では隠しボスではなく、ラストダンジョン「記憶の場所」に入る直前に出現する通常ボスとして登場している。
『V』の時に比べ姿はかなり変わり、四足歩行となっている他、翼も白色で先端が赤色となり、翼を羽ばたかせる際に羽毛が飛び散るなど、 ドラゴンというより鳥に近いものになっている。 終盤のボスとはいえ、流石に『V』ほどの強さでは通常プレイヤーには無理ゲーと化すため、強さは『V』より大分抑えられている。 こちらも「タイダルウェイブ」を使用してくるが、攻撃の際に神竜が羽ばたいて高波を巻き起こすエフェクトになっている。 |
+ | FF10 |
『ファイナルファンタジーX』では訓練場で出現。正しい表記は神竜ではなく「神
龍
」で、エフレイエの色違いである。
水中戦闘となるモンスターを全て3種類以上集めると戦闘可能になる。 水中戦なので使えるキャラがティーダ・ワッカ・リュックと泳げる面子に限られる上、HPが高い。 行動パターンは「光弾」か「イレイザー」(石化)の2種類のみだが、この内イレイザーは、 「完全石化防御」のアビリティを装備していようとも石化し、即時戦闘離脱するため非常に厄介。 ユウナが参戦出来ないため召喚獣を身代わりにする事も出来ず、短期決戦が求められる。 訓練場のボスはどいつもこいつも破格であり、事実上のラスボスであるジェクトを軽く捻り潰せるように思えるが、 設定上ラスボスは魔物や召喚獣の肉体を構成する「幻光虫」を媒介に寄生する事で復活を遂げ、 より手の付けられない化け物へと成長するので、迂闊にけしかける事が出来ないという事情がある。 |
+ | FF11 |
『ファイナルファンタジーXI』でも登場。
「聞こえるか 女神よ 我が命を守りしものよ
我は「復活」する そしておまえの望まぬ「死」へと 虚ろなる闇の果てへと 永遠の沈黙を伴い 落ちるべく 今度こそが 永劫の別れだ 女神よ」
追加コンテンツの一つである「アビセアの覇者」シリーズの同名のクエストで戦う相手。
アビセアの天象の鎖にある「Transcendental Radiance」を調べると出現する。
バトルは6人制限で、制限時間は30分。
非常に強力なボスであり、まともに戦うと後半の猛烈な波状攻撃を凌ぐ事が難しい。 そのため、アビセアで超高値で売られている「天神地祇の薬」を活用して倒すケースがしばしば。 倒すと極々稀に「トワイライト」という名の付いた装備品を落とす事がある。 トワイライト系の装備を入手する方法はこれしかない。
要するに、
「死にたがりの男神を救うために、女神は男神をばらばらにして人間を創った。 しかし男神は不完全ながらも復活してしまう。人間達は男神を倒す事に成功した。 …というのがプレイヤーのいる世界の話であるが、パラレルワールドでは男神を倒せず敗北してしまった。 パラレルワールドの男神がパワーアップした姿が神竜である」 という事。 |
+ | チョコボシリーズ |
『チョコボの不思議なダンジョン』でもおまけダンジョンの88階にちゃっかり登場している。
ちなみに対になるオメガは99階に出現。
『チョコダン2』には登場していない(オメガはボスで出たのに…)が、
『時忘れの迷宮DS+』でチョコボの思い出99階のボスとして再臨。 しかし本作ではどう見ても姿が全く竜に見えない。しかもオメガの方が強い。
競羽ゲーム『チョコボスタリオン』ではレース「神竜賞」(元ネタは皐月賞)のシンボルとなっており、
レース前には神竜が迫ってくるムービーが流れる。 何気に全作品中で恐らく初めてのCGムービー出演となっている。
ボードゲーム『ダイスdeチョコボ』ではオメガと共に事実上のラスボスとして登場。
CPUの神竜とオメガは状態異常全無効の他、ダイスチート能力を持っており、 神竜は「自分以外のCPUを自分に貢がせるマス目に止まらせる(相手の出目を弄る)」事が出来る(人間相手には無効)。 しかしオメガは「自分が不利なマスを避ける(自分の出目を弄る)」能力を持っているため、神竜のこの能力が効かない。 やはりオメガの方が一枚上手であった。 |
+ | ディシディア |
お祭り作品『ディシディア』ではラストボスであるカオス専用の召喚獣として登場。
強力な効果が多く、更に使用回数制限無し(プレイヤーの召喚獣は1バトルで1回限り)の鬼畜仕様でプレイヤーを苦しめた。 ちなみに、この『ディシディア』及び続編『デュオデシム』ではストーリー上重要な役割を担う存在でもある。 なお、デザインは初出の『ファイナルファンタジーV』準拠だが、ラストボス専用であるため、描き下ろしのイラストで登場。 対になる奴は原作のドットのまま登場なのに。
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+ | その他 |
カードゲーム『ロードオブヴァーミリオン』にも参戦。こちらでは「神龍」表記。
また余談だが、『ライブ・ア・ライブ』の幕末編にて登場する隠しボス・魔神竜之介は神竜をもじっていると言われ、
最強武器(こっちは宝箱ではなく壁にかけてあるが)を手に入れるために戦う事になるという点も類似している。 ただし「破道法」(波動砲)という技名など、攻撃についてはもう片方の裏ボスと入れ替わったような形である。 ちなみに幕末編にはもう一体、「岩間さま」という隠しボスが存在し、そちらは「水呼び」というタイダルウェイブに似た技を持っている。 「岩間」の正しい読み方は、攻略本によれば(本は2種類あるがどちらも)「いわま」であるが、 これをわざと捻った重箱読みにすると「ガンマ」とも読む事ができ、 「オメガ→ガンマ→(漢字を当てはめ、少し読み方を変えて)いわまさま」というネタだと思われる。 |
+ | HSR氏製作 |
オメガ同様にゲーム内の性能を完全再現しており、開幕タイダルウェイブでの大ダメージもきちんと再現。
特に注意すべきなのはダメージ半減効果のマイティーガード、即死効果の死のルーレットである。 死のルーレットは原作同様にランダムで自分か相手のどちらかを即死させるが、 当然自分には効かないので倒すのに手間取っていると殺されてしまうので注意が必要である。 オメガ同様に1ラウンド勝つと勝利となり、勝利すると例のBGMと共に竜の紋章とラグナロクが手に入る。 凶悪キャラながらもオメガほど強くはなく、対人戦においては攻撃のパターンを読めば、 弱キャラでも勝つ事が出来るので頑張って倒してみよう。 この辺もある意味原作再現である。
ちなみに、オメガと神竜の攻撃はプログラムの都合上か一部のキャラには効かない事があり、
オメガVS神竜、または同キャラ対戦の場合も攻撃が通用しない。 これは、通常の打撃を除いた全ての攻撃が投げ技同様の判定を持っているためであり、 最弱の一角を占めるキャラであっても、相性によっては完全にフルボッコが可能。 哀れ隠しボス(笑)。
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+ | 七紙零氏製作 神竜・零 |
上記の神竜を元に、氏が一から製作したもの。
1~6Pと、7~12Pで見た目が大きく異なり、前者は何故か可愛らしい見た目。 カラー毎の性能は以下の通り。
基本的に使用してくる技は上記の神竜と同じで、エフェクトやSEもリアリティが増している。
また、「アレンジスイッチ」なるものが存在し、 これをONにすると何故かとび跳ねたり、ジャンプしたり、 銭投げしたり色々なものを投げ付けてきたりと色々な行動を取るようになる。 HSR氏のと違い投げ技判定でない技も多いので、相性の面はある程度克服している。 |
+ | リューサン氏製作 FF11仕様 |
とにかく容量がデカイ。
その容量、なんと1.12ギガバイトという桁外れの値。あのプロト・オメガの倍である。
性能は移動や振り向きが出来ない代わりにハイパーアーマーかつ投げ無効と恐ろしく強力。
さらに特殊技使用時にダメージを吸収したり飛び道具に強い耐性を持つなど、 プレイヤー操作でもなければまともに戦う事もままならないだろう。 また、上記のように容量がとんでもないものなので、通常のMUGENでは起動する事が出来ない。 起動させるには「mugen.exe」自体にあるものをあててから、更にある手順を踏まないといけない。 詳細は付属の説明書を参照の事。 |