サンドマン


+ 日本語吹替声優
鈴木琢磨
『スパイダーマン(1967年アニメ版)』(CS版)
川津泰彦
『スパイダーマン2 エンターエレクトロ』
石田圭祐
『スパイダーマン3』、PS2・PS3・Wii・DS『スパイダーマン3』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
佐藤美一
『アルティメット・スパイダーマン』シリーズ
かぬか光明
『Marvel's Spider-Man 2』

マーベルコミックの作品『スパイダーマン』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。
初出は1963年の『The Amazing Spider-Man #4』。
DCコミックに同名の作品があるが関係はない
スティールボール・ラン』のキャラクターや『パンチアウト!!』のボクサーでもない。

名前はフリント・マルコだが、この名前は少年時代に使っていた偽名であり、本名はウィリアム・ベイカー。身長185cm。体重204kg。
Dr.オクトパスが率いる、スパイダーマンを倒すために作られた犯罪組織「シニスターシックス」の一員。
他にも、ウィザード率いる「フライトフル・フォー」にも加入していた事がある。
ニューヨークの治安の悪い地域に生まれ、3歳の頃に母親共々、父親から捨てられてしまった。貧困に喘いでいた事から、盗みと詐欺を覚える。
金目当てにフットボールの試合で八百長をしてしまい、高校を退学させられる。
以降はみかじめ料で生計を立て、ニューヨークの裏社会で頭角を現していく。
やがて逮捕された後、脱獄中に砂浜で原子炉の実験の爆発に巻き込まれ、砂と体の細胞が結合し砂と一体化してしまった。
スパイダーマンと幾度も戦うが、敗北を繰り返し、改心してヒーローの仲間入りしそうな雰囲気を出していたが、ライターが変わった途端ヴィランに逆戻りした。
作中ではウィザードによって犯罪者へ戻る様に、洗脳されたという展開になっている。

後にスカーレットウィッチの反転魔法で正義の道に戻っていたが、再び魔法が反転するとヴィランに戻り、新生シニスター・シックスへ加入してしまった。
ある時、人間の姿を保つのが難しくなり、死期が近いと思い込む。また、自分自身の物とは知らずに過去と未来を幻視する様になる。
事情を聞いたスパイダーマンに砂浜へ連れて行かれると、人間態は崩れたが、砂浜の中で意識が生きていた。
そして、何十億年もの未来から来た自分が現代の自分の肉体を乗っ取ろうとしている事を知る。
未来のサンドマン相手にスパイダーマンと共闘し、ヒューマン・トーチの助けも得て未来の自分を追い返した。

体が砂で出来ているため自由自在に体の形を変える事ができ、砂となって風に乗れば空を飛ぶ事も出来る。
周りの砂を取り込んで体を巨大化させる事も可能。また、一部だけ砂化してハンマー等の武器に変形させて攻撃する事もある。
たとえ殴ろうが斬ろうが銃で撃とうが体に穴を開けようが爆弾で吹っ飛ばそうが、砂で出来ているためどんな攻撃も一切効かない。
しかし、水を浴びてしまうと体が泥となって流れ出し、体を構成出来なくなってしまう。
ハイドロマンと手を組んでスパイダーマンと戦った時は、彼と混ざってしまい、マッドシングという泥の怪物になって見せしめを受けた。
また、体を再構成する過程で独自の人格を持つ複製を作れる事に気づいた。そして複製の内の何名かが妻を殺してしまった事を知る事になった。
前述の経歴から、宇宙が滅んでも生き続けるであろう不死の存在である事も発覚している。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)

+ 実写映画での活躍

"I didn't choose to be this.
 The only thing left of me now…is my daughter."

望んでこうなったわけじゃない。今俺に残されたのは娘だけだ)

映画『スパイダーマン3』にもスパイダーマンことピーター・パーカーの最愛の叔父を殺した犯人として登場。
映画では脱獄中に素粒子実験場の素粒子分解装置に入り込んでしまい、体の分子が全て砂に変化してしまった。
その後この能力を使い、離婚した妻が引き取っている病気の娘を救う為に強盗行為を繰り返す。

その無敵の体で一度はスパイダーマンを圧倒するが、異星の寄生生物シンビオートに取り憑かれ、
ブラックスパイダーマンと化したピーターに敗れ、下水に流される。
しかし何とか生き延び、スパイダーマンを倒す為にベノムと化したエディと共にスパイダーマンを倒そうとする。

その後ベノムを倒したピーターの前に現れ、叔父殺害の真相を話す。
実はマルコは叔父を殺すつもりは全くなかったのだが、犯行時の相棒の呼びかけに振り向いた際、持っていた銃を暴発させて撃ち殺してしまった。
そのためマルコは後悔の念に悩まされ続けていたのである。
それを聞いたピーターは彼を許し、許された事でようやく解放されたマルコは風に乗ってどこかへ姿を消した…。


MUGENにおけるサンドマン

ソーワンダーウーマンで知られるLoganir氏と、McCready氏の共同で製作されたものが存在する。
月華の剣士』の直衛示源を元に作られているが、
砂の粒の動きまできちんと描き込まれたドット絵の完成度は非常に高く、良い意味でほとんど原形は残っていない。
モーションの一部には『GUILTY GEAR』シリーズのエディなどのものも使用されている模様。
ちなみに、感電アニメを見るに 骨はちゃんとある らしい。

体を武器に変化させてパワフルな攻撃を行うと同時に、相手を砂で捕まえたり、相手の足下から攻撃を加えたり、
巨大な腕で全体攻撃を行ったりとテクニカルな攻撃も使う事ができ、サンドマンのキャラクター性をしっかりと生かしている。
巨大な砂の顔になり相手を飲み込む超必殺技「DEADLY HEADACHE」は、
動画では「ハムナプトラ」だの「イムホテップ」だのと呼ばれる事が多い。
また、3ゲージ技の「SINISTER SIX」を使用すると、Dr.オクトパスミステリオといったシニスター・シックスのメンバーが現れ、攻撃してくれる。
アーケードモード用のOP&EDも搭載されており、非常に力の入った出来映えとなっている。

中々の強さを誇るAIがデフォルトで搭載されている他、naclken氏およびホルン氏の外部AIも存在する。
前者は氏のサイトのOneDriveと語るスレ用小物ロダにて公開されているが、
バージョンが違う事があるので、導入する際には両方チェックしておくと良い。

ちなみにEDでは、スパイダーマンに敗れた事などから自分を見つめ直し、アベンジャーズに加わってヒーローとして活躍するようになる。
……改心フラグ叩き折られたのが納得いかなかったのだろうか。

出場大会

+ 一覧
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チーム
その他
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削除済み

出演ストーリー

MUGEN STORIES INFINITY遺跡のモンスター
ブランドー一家『スティール・ボール・ラン』のサンドマン)


最終更新:2024年01月14日 13:05