「我が血となり肉となれ!」
- 名前:滅界覇王信長(めっかいはおうのぶなが)
- 年齢:49歳
- 流派:古式天魔流
- 身長:210cm
- 体重:102kg
- 武器:神剣“封の剣”
- 声優:原田正夫
公式ストーリー-覇王入城(下)-
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無明神楽蘭丸より続き・長文注意 |
剣を手に入れて以来、法力、霊力、陰陽術、贄など、ありとあらゆる方法を試みた。
血の試みももちろんおこなった…。何百人もの血が封の剣に注がれたが、それはすべて無駄に終わっていた。
恐らく己の一族の血のみが封の剣を発動させる鍵であったのだ。
それに気づいていれば…あの、己を裏切った男、烏丸(それは蘭丸の父だったのだが)を斬った時に、この剣で斬っていれば…。
信長の心は悔恨の念に満ちていた。
彼の生涯を通してその胸を焦がし続けた黄金城の力を手に入れた喜びなど微塵もなく、
それと引き換えに失われたただ一人の、ほんの小さな安らぎを与えてくれた者への思いだった。
(蘭丸…蘭丸…蘭……ぐ…)
鈍い音とともに信長の胸に激痛が走り、初めて彼は我に返った。
「光…ひ…で…」
最後の最後まで信長を守り続けてきた光秀の刀が、背中から信長の胸を貫いていた。彼もまた、世に紛れて生きる己の一人であった。
「…ご容赦を…」
今まで彼らを追いつめていた己の一族の精鋭・天嶺十人衆…その最後の一人、天智こそが光秀のもう一つの姿であった。
入城の方法が不明なままならば、信長への忠義に従いこの場所でともに果てようと思っていた。
だが、黄金城への道が開かれてしまった時、本来の使命に従うことを選んだのだ。
「ぬおおおおおお!」
どこにそんな力が残されていたのか、その胸板に光秀の刀を突き立てたまま、覇王は光秀の体を弾き飛ばし、仁王立ちとなった。
「天聖の龍叉!天舞の不知火!天嶺十人衆よ!いるならば姿を見せよ!!」
鬼神のごとき形相で信長が叫ぶ。信長を包む光球を取り囲むように己の一族が姿を現す。
十人衆の上で己の一族をたばねる天聖の龍叉、十人衆の天和・和の介、天牙・雷蔵、天紅・春霞、天剛・大仙、天明・孔凰、天火・一右衛門、
天翔・斬華、そして天舞・不知火、配下の忍びたち…。
彼らも普段は人に紛れて生きてきた。精鋭・十人衆同士でも、この覇王追討が初対面の者もいる。
「久しいな…不知火…。貴様…ぐ…まだわからぬか!この不浄の世界を救うには、強大な力こそが必要なのだ!
ぬしらただ見ているだけの腰抜けが何をした!」
不知火が静かに応える。
「黄金城の力、あの強大すぎる力は人の手に渡すことはできない。何人たりともな…。お前にも分かるはずだ。滅界覇王…いや、天魔・信長よ…」
信長もまた、己の一族の血を引いていた。光秀さえもしらぬ事実であった。
「ふっ…変わらんな…。所詮お前らは何千年も前の亡霊の遺言を守り続ける墓守にすぎぬ!
我は不滅なり!千度この体が焼かれようと、必ずや力を手に入れてみせる!」
「くるがいい、信長よ。ならばわれら千度生まれ変わって貴様を封ずる!」
不知火がいい放つ。仮にこのまま黄金城に入り命を取り留めたとしても、黄金城そのものを封じる手立てがないわけではない。
信長もそれは知っている。だが、あらゆる手段を用いて必ず復活してみせると誓った。かつての友との二度目の決別であった。
(まずは…この命が…どうなるかだがな…)
胸からの出血が止まらない。さすがの覇王もがっくりと膝をついた。彼を包む光球が炎の天守閣の屋根を突き破り上昇していく。
(まあよい……天が…いや、黄金城が我を生かすかどうかよ…。)
薄れていく意識の中で信長はそう思った。
三百年の昔、天凶十年、六月二日未明のことである。
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使用方法 |
1P側 カムイにカーソルを合わせて
←↓←↑←↑→↓→↑+CD
2P側 サスケにカーソルを合わせて
→↓→↑→↓→↑←↓←+CD
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MUGENにおける滅界覇王信長
Nobun氏製作のものが古くから存在していたが、残念ながら公開サイトの消滅により現在は入手不可。
テレポート等の新技も搭載されており、原作と違い3ゲージ仕様になっている。
相手の頭上に雷を落とすオリジナル闇超力「Thunder Extreme」(
超必殺技、
通称オダデイン)は、
発生が非常に早い超ダメージ技(ちなみにダメージ
2000、削りでも200食らう)。通常のキャラにはほぼ即死技だが、
これ等には数発当てなければ倒せない。
見てからの回避はまず不可能。しかも
AIは3ゲージ溜まると躊躇い無く使ってくるので、
某ルールの場合
あの御方をも上回る鬼畜と化す。
ちなみに同製作者の
無明神楽蘭丸も概ね同様である。まあ
戦国だから仕方な…い…?
ただ、そのほかの技に関しては(
ノーゲージ2000ダメージの投げはあるけど)ラスボスらしく高い性能を誇るものの、それほど鬼畜ではない。
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大会ネタバレ |
また、「cloak destroyer」(原作では「冥道輪廻」)はゲージを消費しない上にこれまた超威力 (ダメージ2000)の投げ技であるが、
相手のステートを奪った後に巨大な攻撃 判定を持つ見えないヘルパーでダメージといった仕様になっており、
そして何故か 無敵が無い。
そのため前述の味方殺し仕様だとオダデイン以上に危険な技と化す。
かくして、 某世紀末病人でさえ成しえなかった 自分含めた皆殺しを実践した彼は、
味方殺しシリーズにおけるアイドルと化してしまった。
そして 主人公連合vsボス連合対抗多人数チームトーナメントでは、
OPの時点で最有力優勝候補として恐れられていた ジェネラルを倒してしまった。
このジェネラル、ニコニコ界隈で有名な狂クラスのジェネラルではないのだが、
それでも投げで5割、1way、3wayの飛び道具の代わりに7way、12wayを発射し、更に大会のルールによって HP3000となっており、
十分すぎる程の凶悪な強さであった。
それだけに、このオダデインの一撃は凄まじいインパクトを残し、これ以降、彼は登場するたびに恐れられつつ謎の期待感を帯びる
名物おじさんと化した。……美味しい役回りなのだろうか?
MUGEN祭 並盛りシングルトーナメントにも何とか資格を得て参戦。
序盤では ミステリアスパワーや パーフェクトセルに苦戦しながらボスキャラとしての威厳を持ち連戦連勝。
どちらかといえばオダデインよりも即死投げを駆使しながら順調に勝ち進んだ。
遂には 通称3500円を死闘の末に下しグループC代表としてベスト8入りを果たした。
そして準々決勝におても アルダー相手にラウンドを落とすもこれに勝利し遂に4強入りを果たす。
準決勝ではMUGEN界の超新星戦慄のタツマキと激突。互いに譲らない戦いを繰り広げるが力及ばず敗北。決勝目前に散った。
ちなみに自慢のオダデインは2回戦で1回使っただけ(しかも防がれた)であった。
しかしこれで終わりではなかった。3位決定戦では ゲス師父と激突。「これが決勝か?」と思わせる非常にハイレベルな試合を繰り広げた。
最終的には最後の最期でオダデインを決めて勝利。何とか3位入賞を果たした。
尤も、この戦いのお蔭で決勝戦の影が少々薄くなってしまった感は否めないが…。
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ストーリーネタバレ |
ストーリー動画には登場ゲームのマイナーさ故に出番こそ少ないが、 某動画では準レギュラー級のキャラであり、
しかも配役は まさかの総理大臣。
そのため、動画内でしばし「こんな首相に政治やってもらいたい…」という切実な愚痴が飛んでくる。
なお、閣僚に こいつとか あいつとか、その部下に あんな人までいる。
正に 戦国SEIFU状態。
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上記の信長とは別に、
『
戦国BASARA』の織田信長の声(時期的に考えて『X』ではなく『1』のもの)が当てられたものも存在する模様。
しかしながら、こちらの詳細は不明である。
「死灰復燃 我は無敵なり」
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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出演ストーリー
最終更新:2024年02月04日 14:29