ビリー・カーン


格闘スタイル:棒術(初代のみ六角棍、2からコンバータ三節棍)
職業:ギースの側近(RBS)
出身地:イギリス
生年月日:1966年12月25日
年齢:26歳(餓狼2~SP)、28歳(KOF'95)、30歳(RBS)
身長:179cm
体重:77kg(~KOF02)、78kg(KOF'03~)
血液型:B
趣味:洗濯
特技:ギターのソロプレイ(RBS)
大切なもの:妹(リリィ
好きな食べ物:卵料理(~KOF'02)
                          妹の手料理(KOF'03~)
嫌いなもの:命令(~KOF'02)、汚れた服(KOF'03~)
得意スポーツ:棒高跳び
好きな音楽:パンク

   "I'm gonna bust you so bad!!"

(意訳:ムカつく野郎だ…ブチのめしてやるぜ!)

餓狼伝説』のキャラクター。餓狼3とMOWを除く全作品に参戦している古参キャラ。
3にはプレイヤーキャラとしては居ないが一部キャラのED、及びギースVSボガード兄弟戦闘前の掛け合いに出演している。
THE KING OF FIGHTERS』シリーズにも'95から参戦。MIシリーズにも2から登場する。
ファンからはよく「ビリカン」と呼ばれている。

担当声優は餓狼2、SP、KOF'95では『TRICK』や『ごくせん』などで有名な生瀬勝久氏。
餓狼3(演出のみ)、CDドラマではアクセル=ロウ役でお馴染みの難波圭一氏。
RB~KOF'02までの声優は風間火月役でもあるドラマ『相棒』の「暇か?」の課長役で有名な山西惇氏。
KOF'03では、声優がかのコンバット越前でお馴染みのせいじろう氏が担当して一部で話題になった。
DVDがMI2の初回特典にもなったアニメ版KOFでも声を当てており、ゲーム版MI2では一旦山西氏に戻るも
家庭用『XIII』では再びせいじろう氏が担当している。
『XIV』では政木まさき氏が担当した。


キャラクター設定

棒術の天才として、そしてギース・ハワードの右腕としてサウスタウンの人々に恐れられている男。
人は皆「歩く凶器」と彼のことを呼ぶ。性格の残忍さではギースさえも一目置くほどで、
彼が戦った後には無惨な姿になった敗北者が残るという。彼の棒術はそれほどまでに凄まじいものだ。
(初代『餓狼伝説』キャラクター紹介)

幼くして両親と死に別れ、八歳年下の妹リリィと共に孤児となる。
ボガード兄弟のように戦い方を教えてくれる大人が周囲に居なかったビリーにはストリートファイトで稼ぐという選択肢は無く、
生活を支える為に時として犯罪に手を出す事もあった。
また妹が幼い内はビリーが代わりに家事全般をこなしていた。

サウスタウンには家計を賄う為の出稼ぎに来ていたが、元々気の短い彼は頻繁に問題を起こしており、
そしてある日、仕事先の工場で取り返しの付かないトラブルを起こす。
大人数との乱闘になり、鉄パイプで全員血祭りに上げた所をギースに見出された。
彼の技名に漢字が多いのはこの事が切欠となり日本で棒術を師事した為、とも言われている
(その際、ギースと同じく師を殺害している)。
当初はただの用心棒であったが徐々に信頼されるようになり、最終的にはギースの右腕と言われるまでになった。
餓狼2ではクラウザーの部下となっていたが、これはギースの命令で潜伏していただけで、
クラウザーがテリーに敗れると秘伝書を持ち去り元の鞘に収まっている。

+ 葬られた歴史

作品ごとに衣装や顔・髪型がコロコロ変わるのが特徴で、初代・KOF95はオーバーオール、
餓狼2・餓狼SPはユニオンジャックのシャツにジーンズ、RB・KOF97以降は禁煙マークの入ったジャケット、
餓狼WAやMIシリーズではスーツ姿でも戦える。プレイヤーキャラではない餓狼3でも、さりげなく新コスが二種類用意されていた。
バンダナの縞模様も、初代~餓狼SP・KOF95が横向き、RB以降が縦向き・KOFは97以降が斜め向きになっている。
初代では破れたバンダナから地肌が見えていたためハゲスキンヘッドだったが、
2以降は短く刈り込まれているという設定になり、RBからは更にフサフサになっていった。
RB以降、禁煙ジャケットは三節棍・バンダナと並ぶビリーのトレードマークである。
顔つきもここから徐々にイケメン化が進むようになっていった(特にKOFシリーズ)。
ジャケットは店頭で見かけたのを気に入り、店主から脅し取った物。背中のマークに反してビリー自身はヘビースモーカー。
銘柄は両切りの「ゴロワーズ」で、一日三箱吸っている。
バンダナをするようになった切欠は、リリィが自分で働いたお金で初めて買った兄への誕生日プレゼントがバンダナだったからだそうである。
それ以来余程気に入ったのか、ラルフ同様、同じ柄の予備を大量に所持しているらしい。

趣味が洗濯という設定はゲーム中にも反映されており、
餓狼SPではロンドンの時計台ステージで4ラウンド目まで進むと周囲に洗濯物が干された状態へと変化する。
RBSでも、ライブハウスステージに洗濯された自分の旧衣装が干されている。
KOF2003に至っては、オープニングで全キャラ登場する中、一人だけ洗濯されて干されたバンダナが表示されるだけという
なんともあんまりな扱いを受けている。

因みに『GUILTY GEAR』のアクセルとは、一部プロフィール、声(3では難波圭一氏が担当)、
伸びる武器に炎、技名が殆ど漢字と色々共通点がある。
初代~餓狼SPまでのモデルはプロレスラーのダイナマイト・キッド。
アクセルのモデルがミュージシャンのアクセル・ローズであるためRBビリーのモデルも同じだと思われがちだが、実際は俳優のエミリオ・エステベスである。

猶、火が使えるのは三節棍に発火装置が付いている為。
また組織内にはビリー棒開発チームなる者達がおり、RB2のビリーEDでそれらしき姿が確認されている。
ちなみにこの時試しに雀落としをしたらはるか上空の飛行機に当てて墜落させてしまうというとんでもないことになっていた。
どんなに強力な超必を受けても壊れないのに、ドローやタイムアップ負けの時に膝で簡単にへし折っているのは
棒のツボを突いているかららしい。

リリィには自分が裏家業へ身を窶している事を隠し通しているが、どうにも感づかれていたようで、兄の事で随分と悩んでいた模様。
そこへジョー東が現われ、彼女と親交を深めたようだ。因みにリリィも満更ではないとの事。
しかし相手が敵対するライバルの親友であるためか、ビリーは二人が親しくなるのを快く思っていない。
それ以前にパンツ一枚で女の子とデートする行為も大きな問題だが。
尤もリリィはRBの時点でジョーの魔の手から奪回できた様子。
ところが、ギースとリリィ、どちらか選べと言われたらギースを選ぶそうな。
(参考資料 新声社発行「餓狼伝説の謎」・「ネオジオフリーク」開発者インタビュー等)

ギースの死後を綴ったSNKの携帯小説でも登場し、こちらではテリーへの復讐をひたすら狙っていた。
その際、途中に遭遇したアンディを倒し病院送りにしている。
またサウスタウンに来ていたローレンスとその一党にリリィが狙われていたが、その際はジョーがそれとなく心配のないように護衛を引き受けてくれた。


そんな彼だが『餓狼SP』の対ギース専用メッセージではギースに対してタメ口で話し掛けており、
勝利メッセージ「あんたのウデもサビついちまったようだな」 という暴言めいたものであった。
その後『餓狼3』での欠場を経て、続く『RB』で上記の新コスチュームをひっさげて再登場。
対ギース専用イントロでお辞儀をしながら「よろしくお願いします」「どうも、ありがとうございました」と日本語で挨拶をし、
専用勝ち台詞でも 「ギ、ギース様、すみません。おけがはありませんか…。」 と敬語で謝るようになった。
EDを見る限りでは、簡単な日本語の読み書き(偽ギースの顔に「にせもの」と落書きしている)も出来るようになったようだ。
+ 忘れたい過去

『RBS』では突然音楽に目覚めたらしく、EDで「ヘビメタキング」を名乗るなどかなりはっちゃけている。
PS版の『DM』ではホワイトに洗脳されて中ボスとして立ちはだかる…のだが、相手がギースだと…?

なお、この作品はEDが全キャラ共通かつ悪役サイドが全く登場しない内容なので、ビリーがその後どうなったのかは不明である。
+ 忘れたい過去その2

ギース死亡直後の様子は各メディアによって諸説あり、SNKの携帯小説で掲載されたこともある。
KOFMIではその後はイギリスの片田舎で妹と共に平穏に暮らしてたらしい。
まあKOF開催の報を聞きサウスタウンへ戻るのだが、おかげでリリィちゃんがビリーの更正に奮闘してしまう事に。
物干し竿を兄のビリー顔負けの棒術で振り回す姿に、旧来からのファンはおてんばになってしまったリリィを見て
悲しみに暮れるか萌えたという。
なお、これはあくまでKOFMI世界での話であり、餓狼本編はまた違う可能性が高い。

+ それ以前にも

天獅子悦也の漫画『ギース・ハワード外伝 闇のギース』では、コネクションは全ての資産を租税回避地へ移動させ、
収集した国家機密等のデータを所持したままサウスタウンを去り、地下へと潜ってしまう。
最終的にはビリーがインターネットを通じて組織を纏め、ギースの遺志を継いでいる事を示唆する描写が見られた。

"I wish I could tear him apart!!"
(意訳:てめえ、八つ裂きにしてやる!!)

一方、『KOF』本編ではギースが存命であり、ビリーがKOFに参加する理由も基本的にギースからの命令である。
しかし参加の為に選ばれたメンバーとは毎回仲が悪く、EDでも碌な目に合わされていない。
初参加の『'95』のEDでに倒された件については、MIシリーズに至るまで根に持っているが当の庵は気にも留めていない様子。
一緒に庵に倒されたチームメイトの影二はビリーが庵と対峙した際にビリーの後ろに現れているが、
お互い慣れ合う気は無かったはずのビリーと影二が打倒庵の点で仲良くなった…かどうかは不明。
『'97』以降は山崎とも腐れ縁が続き、『2003』のEDではオロチの血により暴走寸前になった山崎と対峙する。
その後、彼らがどうなったのかは『XI』や『XII』に2人とも参戦しなかったため不明。
家庭用『XIII』では追加キャラとしてビリーが復活(衣装は初代『餓狼』および『'95』のオーバーオール姿)したが、
事件の顛末については遂に語られなかった。ちなみに今回はギースの命令ではなく、庵への復讐が目的で参戦した模様。
『XIV』では念願のギースと「サウスタウンチーム」を組んでの出場。
同作で初登場した三人目のチームメイト、ハワード・コネクションの新入り構成員ハインとはどこか反りが合わないようだ。

頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』では決戦前のデモでプレイヤーに襲い掛かるが、ライバルキャラに倒されて退場するという役で登場。
しかもEDでも同じ目に合わされている。
カプコンサイドで同じ役回りをしていたバルログはその後CVS2SVCに出演しているが、ビリーはCVS2の背景のみと少々不憫である。
あとCVS2でギースがキャミィに「ただ吠えるだけの番犬とは違うようだな」とギースにしては珍しく賛辞を贈っているが、
ただ吠えるだけの番犬っていったい誰の事ですかギース様。
アンソロや4コマなどでは兄バカか洗濯狂か上司に振り回される常識人のどれかである。

+ おまえはわたしとおなじにおいがするからな……血にうえた餓狼のにおいがな!!

待ってたぜエイリアン


原作中の性能

リーチの長い武器を駆使しての中~遠距離戦を得意とする。
コンボは苦手な方だが、各種牽制技や対空技で相手を寄せ付けないようにチクチクと攻めながら徐々に体力を奪っていき、
懐に潜り込まれた時は超必で切り返していく、というのが大まかな戦い方。
出演作品は敵役としてかなり多く、そのせいか超必殺技もかなり多い。

+ 餓狼シリーズ版
+ KOFシリーズ版

+ ちなみに



     "GO TO HELL!!"

MUGENにおけるビリー・カーン


  • 餓狼伝説系
+ リン&バット氏製作 初代餓狼仕様
+ OMEGAPSYCHO氏製作 餓狼SP仕様
+ ブラウン氏製作 餓狼SP+アレンジ仕様
+ Mouser氏製作 RBS+RB2仕様
+ トラ氏製作 RB2+RBS+RB+DM仕様

  • KOF系
+ Ehnyd氏製作 KOF'98UM仕様
+ Noobic Cube氏製作 KOF'98UM~'02UM+アレンジ仕様
+ J.LEE氏製作 KOF'98~'02仕様
+ J.LEE氏製作 KOF'03+アレンジ仕様
+ GoD_Ryu氏製作 KOF'03+アレンジ仕様
+ RYO2005氏製作 ROTDアレンジ仕様
+ TightRiam氏製作 KOF'02+アレンジ仕様
+ aki氏製作 KOFアレンジ仕様
+ KoopaKoot氏製作 KOF仕様

他には国内で2003+アレンジ仕様が作成されていたが、現在は公開停止中。
製作者がニュースサイトやWIKIでの紹介、動画での使用を禁じているため、詳しくは書かない。

2000年代からはアニメやゲーム、ニコ動においてはMUGENストーリー動画でロックMOWテリーとの共演が見られるようになった。
MOWには出ていないので外見は大体がRB版の姿となっており、本来はビリーより5歳年下であるテリーとの年齢差が逆転している状態である。
MOWの続編が出ていれば中年の彼の姿を拝めていただろうか…。


出場大会

+ 一覧

出演ストーリー

+ 一覧


*1
そんなヘタレっぷりを晒した彼だが、開発者曰く女の子の人気が高かったそうな。所謂ギャップ萌えというやつだろうか。

*2
『バトルアーカイヴス2』はCERO対策のためにマリーの特殊リングアウト時のおっぱい露出の演出を削除しているが、
これを修正した影響で生み出されたバグだということが解析で確認されている。
害悪なる脱衣KOは遥か彼方にふっ飛ばされ、無関係のビリーがヘタを掴まされたッ!まさにD4Cラブトレイン

*3
その代わりといってはなんなのだが、98UMのジャケ絵では特に主要キャラでもないのに
・庵・アテナと並んで前面に大きく描かれるという高待遇を得ている。
しかし余りの唐突さに、ファンからは「嬉しいけど何故そこにいる!?」という戸惑いの声が多く聞かれた。