サイクロップス








 "Optic Blast!"

+ 日本語吹替声優
山寺宏一
1992年アニメ版(テレビ東京版))
長嶝高士
1992年アニメ版(トゥーン・ディズニー版)
楠大典
『スパイダーマン(1994年アニメ版)』
檀臣幸
『X-MEN』シリーズ(ソフト版)
中原茂
『X-MEN』シリーズ(テレビ朝日版)
上田陽司(現・上田燿司)
『エボリューション』
木村良平
『アポカリプス』『ダーク・フェニックス』
宮野真守
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
森川智之
マッドハウス版
白川周作
『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』
吉水孝宏
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』

マーヴルコミック『X-MEN』シリーズに登場するキャラクター。英語表記は”Cyclops”。
初出は1963年の『The X-Men #1』。
本名はスコット・サマーズ。身長191cm。体重79kg。
愛称は「サイク」「スリム」。日本の一部ファンには本名をもじって「スットコ」とも。
その立ち位置から「リーダー」と呼ばれる事も多いが、現在の彼の立ち位置からするとむしろ「司令官(コマンダー)」の方がピッタリかもしれない。
『アベンジャーズvsX-MEN』の#0のオマケではヒーローとしてのクラス:コマンダーと表記されていた。

ウルヴァリンがX-MENの主人公的存在だとすると、こちらは主人公(笑)的存在

……などと揶揄されたのもかつての話。
21世紀前後辺りからマーヴルユニバースにおけるミュータント社会の激変に伴いリーダーポジションである彼が大きくクローズアップされており(詳細は後述)、
なんとマーヴルのTop Ten Heroes of 2009において第3位、同2010でも第4位入賞を果たしている。どちらもX-MEN勢の中では最高順位である。
尤も、X-MENは完全な群像劇形式であり、
リーダーのサイクロップスも、何かと優遇されているウルヴァリンも「出番が多い主要メンバー」に過ぎないのであるが。

プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授によって創設された、
ミュータント保護施設「恵まれし子らの学園」の最初の5人の生徒(ファーストファイブ)の内の一人。
他の4人は、ジーン・グレイビーストエンジェルアイスマン。後にジーンに一目惚れをし、恋仲となった。
生真面目な性格のため……というか他に適任がいなかったため、一時期を除きX-MENのリーダーを務めており、
プロフェッサーXに成り代わりX-MEN全体の指揮を執っていた時期もある。

ワイルドな性格のウルヴァリンとは馬が合わず、ジーンを巡る恋敵という事も相まって非常に仲が悪かった。
ジーンの死後もやっぱり仲が悪いが、チームメイトとしての信頼関係は築いている。

+ オプティック・ブラスト
彼の力は、両目から破壊光線「オプティック・ブラスト」を発射する能力。

子供の頃の事故による脳の損傷のため力を制御する事ができず、裸眼の状態だと目を開けている限りビームが放出されてしまうため、
ビームをさえぎる性質を持ったルビー・クオーツ製のサングラスやバイザーで威力を調整している。
彼のコードネーム「サイクロップス(の巨人)」はこのバイザー姿にちなんでいる。
自身の肉体には効果が無いという特性を有しており、目を閉じる事でまぶたでオプティックブラストを遮断できる。
加えて、彼と血縁関係にあるミュータント(後述)の一部にも効果が無く、彼らの能力もまたサイクロップスには効かない。*1

後に、ようやく僅かだが制御が効くようになり、バイザー無しでも少しはブラストを調整できるようになった。
が、あくまでも少しであり、今でもバイザーは手放せない。
当初はを壊す程度の威力だったのだが、後の話ではフルパワーでは都市一つ吹っ飛ばしかねないなどパワーインフレが激しくなっている
例えば90年代においては、MARVEL世界において最高の硬度を持つとされるアダマンチウム*2よりも、
数段劣る硬度の物質であるモジョニウムTMを破壊する事ができなかったが、
その後においては数少ないアダマンチウムを破壊しうる技とされている。

ビジュアル的な派手さに欠けるため今一つ地味な印象を受けるが、実はミュータントの中でもトップクラスの破壊力を持っている。
後付けで太陽エネルギーを吸収する事で目にエネルギーに満ちた異次元への扉を開き、そこからあふれるエネルギーを放出しているという設定になった
(1992年版アニメ(日本は1994年)でも、下水道に長時間滞在した際はオプティックブラストを出せなくなっている)。
なんだかんだで破壊光線を出せるミュータントやヒーローは少なくないし、威力の面で差別化を図ったのかもしれない。
なお、フルパワーで放つ際にはバイザーを外し裸眼で直接ブラストを照射する。
また、身体に負担はかかるが一時的にビームの威力を普段の数倍以上にする事もできるようである。
これは、制御が利くようになる前からちょくちょくやっていたので、
以前から通常~強~最強(身体に負担あり)程度の調整はできていたようであると考えられる。

+ 本気を出した結果がこれだよ!
かつてX-MENを壊滅させた怪物クラコア(クローン)の半身をたった一撃で消し飛ばしてしまった。頭の中のダイナマイト兵器と言われる所以である。

+ 愉快なサマーズファミリー
続柄 コードネーム 本名 解説 備考
コルセア クリストファー・サマーズ 妻と共にシーアー帝国に誘拐される。
後に妻の仇を取るため 宇宙海賊のリーダーになる
(そもそもコルセアとは海賊の一種の事)。
シーアー帝国の皇帝になったヴァルカンによって殺された。
が、生きてた。
故人
キャサリン・アン・サマーズ 夫と共にシーアー帝国に誘拐され、時の皇帝ディケンに殺されてしまう。 故人
ハボック アレックス・サマーズ 元X-MEN、現在別チームのリーダー。
洗脳されたり悪役になったりと不遇な弟。
ヴァルカン ガブリエル・サマーズ 元シーアー帝国皇帝どこぞのハゲに存在を抹消されグレた。
サマーズ一家ではあるが互いの能力が通用する。
ヴィラン
故人(復活の可能性大)
息子 ケーブル ネイサン・クリストファー・
チャールズ・サマーズ
最初の妻との実子。
とある事情で未来人に預けられ、父親より年上になって過去に帰還した。
生還しウイルスからも解放された
息子 ストライフ ネイサン・サマーズ 俺こそ本物のネイサンでケーブルは俺のクローンだ!
と思っていたら実は自分がクローンだったかわいそうな人。
遺伝学的にはケーブルと同一人物。
ヴィラン
息子 X-MAN ナザニエル(ネイト)・グレイ IFの世界で彼とジーンの遺伝子から作られた存在。
遺伝学的には(ry
最近復活した
フェニックスII レイチェル・サマーズ 元X-MEN、現宇宙海賊。
未来から来た彼とジーンとの娘……のはずだったが
彼女を産む前にジーンが死んでしまった。/(^o^)\ナンテコッタイ
ホープ・サマーズ ケーブルの養女なので血のつながりはないが一応孫。
サイクがケーブルを死地へと追いやったため
アイヘイチューやらサノバビッチやらと彼を罵る。
若い自分 サイクロップス スコット・サマーズ 一時錯乱していたサイクの目を覚めさせるためにと
ビーストが過去から呼んできた若き日の本人。
理由は不明だが、過去(彼の本来の時間)に戻れなくなっている。
以下、本編の現在の時間軸には登場していない方々
ルビー・サマーズ マルチプルマンが訪れた別次元の未来における彼とエマとの娘1。
ルビーフォームで全身が真っ赤な女の人。
メガン・サマーズ 別次元の未来における彼とエマとの娘2。

上記のように本人にはケーブルという実の息子以外にも身に覚えのない遺伝子上の子供が何人もおり、家族関係がとんでもない事になっている。
というかサマーズ一家は揃いも揃ってヒーローだったりヴィランだったり未来人だったり、挙句の果てには親父が家族を投げ捨てて宇宙で海賊をやっていたり。
お前ら普通に生きる事ができないのか
シリーズを長く続けていく内に一族血縁がとんでもない事になるのはよくある話だが)。
別の見方をすれば超能力者未来人、異次元人、宇宙海賊(=メンバーに宇宙人がいる)、と某団長も満足の家族構成だが、
楽しく遊ぶ、という事から縁遠いのは困ったものである。

ちなみに上の一覧表、迂闊に鵜呑みにはできない。何故かと言うと設定がコロコロ変わるから
当たり前のように死んだり生き返ったり死んだのは偽物だっただのクローンだっただのと言い出すのがアメコミの常なので、
「故人」と明記された連中もいつ生き返るか分かったものじゃないし、
逆に「生き返ったと思ったら敵が用意したロボットでした、なので本物は死んでます」というオチが待っているかもしれない。
さらに、なにしろサマーズ一家の事だから、またどこぞの異世界から息子や娘が新たに現れる可能性があり……。
「一応現時点ではこうなっているんじゃないかな、たぶん。明日変わるかもしれないけど」ぐらいの信憑性である。

作品中ではピンチになる事も多く、映画2作目『X-MEN2』では敵に洗脳され、
最終作『X-MEN ファイナル ディシジョン』では、
(演じていたジェームズ・マースデンの都合で出番を少なくせざるを得なかったとはいえ)超生命体フェニックスと化したジーンに呆気なく殺されてしまう
さらには過去のX-MENの学生時代を描く『ファースト・ジェネレーション』でも出番がはぶられるなど、まさに主人公(笑)的なキャラと言えようか。

原作でも、ウルヴァリンを意識するあまり、リーダーとして問題ある行動を取ってしまったり、
やや怒りっぽく他メンバーに呆れられたり、女性問題を起こしたり、
その性格ゆえに柔軟性に欠け、有事への対応が遅れてしまうなどといったシーンがあり、
見るに見かねたストームにX-MENのリーダーの座を奪われた(しかも決闘に負けて)事もある。

ただ、そのあまりにもあまりな駄目っぷりが一部で妙な人気を呼んでいるのか進んで問題行動を起こすキャラは便利なのか
出番がなかったり扱いが非常に悪くなったりする事もなくコンスタントに出番を持ち続けている。

実際の所、色々言われているし実際にやらかしてきた事もあるものの、長年X-MENのリーダーとして活躍してきただけあって指揮能力は高く、
X-MEN以外のヒーローとの共闘の際でもアイアンマンキャプテンアメリカまでが彼の指示に従ってくれるほど。
これは才能はなくともひたむきに努力し続けた結果であり、まさに継続は力なり、である。
欠点こそ多いがリーダーとして決める時は決める男であり、扱いの悪さに負けず根強い人気を保ってきた彼も立派なX-MENの顔の一人なのだ。

……まあ、妻がいるのに復活した元カノの元に走ったり、
がいるのに元ヴィランのチームメイトと浮気しそうになったりという女癖の悪さ(というより誘惑に弱い)については本気で弁護しようがないのだが。
ちなみに二度結婚し、二度とも死別しているという女運に恵まれてない人でもある。
なお、の死後は浮気相手と正式に付き合いだしたのだが、明らかに先妻よりも性格面・実務面・能力面等々全てにおいて相性が良い。
しかも「世界中の人間の願望が実現した世界」ではジーンでなくエマと結婚してやがるし
(尤も、これはもうジーンは静かに眠らせてやりたいという内心の思いがあったからだそうであり、
 本編では現在でも重大な事態に遭遇した時は事あるごとにエマを差し置いてジーンの事を思い出している)。
挙句の果てにはX-MEN結成前の時代が舞台の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でまでエマとの名コンビぶりを描かれていた……ジーンカワイソス(´・ω・)

ちなみに恋人と師がことごとく強力なテレパスであったため、その付き合いの中で自身も精神のコントロール法を学んでおり、
自分の精神内に教授クラスのテレパシーでも内容が分からないようなブラックボックスを作れる。
後述の暗殺部隊(X-フォース)の事は、この精神内のブラックボックス内に収めており、恋人にも秘密にしていた。

現在はそこに自分の中に侵入してきた邪悪かつ強大な精神体ヴォイドを閉じ込め、完全に封印している。
絶対その内何か起こす気だろ…いや、ひょっとしてもう起きているのか?

日本ではページ冒頭のような髪を露出させたコスチュームのイメージが強いが、
これ以外にも頭も覆ったコスチュームが存在する
(時期的にこちらの恰好の方が古い。日本人にはコナミが発売したベルトスクロールアクション版『X-MEN』での恰好と言えば、分かるかもしれない。
 尤も、日本では無名だった頃の1992年作品だったため、当時は「誰こいつ、ダセー」扱いされていたが…)。
一見するとサイクロップス先輩ドラえもんっぽいが、頭を覆っている部分を外すとそれがパーカーのようになって非常に爽やかで格好良い。
昔と比べて人気が出てきたのはその爽やかなルックスで新たな女性のファンを得たから…かどうかは定かではない。
+ 件のコスチューム

2011年にはローガンが激しくイケメン化したマッドハウス版『ウルヴァリン』で日本のメディアにも上のようなコスチュームでお目見え。
前作でのローガンのようなチョイ役ではあったが、彼と憎まれ口を叩き合う仲の良さ(?)を見せた。
なお、この『ウルヴァリン』の後番組として『X-MEN』が放送されており、ここでの登場もそういう理由の顔見せである。
ちなみに 森川智之 氏。何かとマーベルキャラ演じる機会多いっすね。
なお96年の『X-MEN VS. STREET FIGHTER』当時ではナッシュを演じていた同氏であったが、これは意外な事実である。
さらにカプコン格闘ゲーム版での勝利台詞では一人称は「」であるが、2011年アニメ版での一人称は「俺」となっている。
+ 誰だ、お前は!
コラそこ!「汚い忍者じゃね?」とか言わない。バイザーは黒目線じゃないぞ。

+ 近況(と言っても相当長い。ストーリーが進むから仕方ないけど)
かつて(ウルヴァリン、コロッサス、ストーム、ナイトクロウラーら第二期X-MENが登場する直前)
弟ヴァルカンを失って心が壊れかけていた時にプロフェッサーXが心を守るために弟に関する記憶を消していた事を知り、
激怒してプロフェッサーXを学園から追放*3し、その後釜に居座る。

教授を追放して学園のトップに立ってからは、肝心な所で判断ミスをする詰めの甘さは相変わらずなものの性格の甘さは完全に捨て、
X-MENのメンバーにも極秘で学園と生徒を守るために、ウルヴァリンらによるチーム「X-フォース」に、
反ミュータント主義の権力者の暗殺を命令するなど、自分や仲間の手を汚す事も厭わなくなった。*4

その後、ミュータントの理想郷を築くべく、独立国家「ユートピア」をサンフランシスコ沖に建国。
X-MENのみならずミュータントという種自体の未来を担う立場にまでなった。
エグゼビアの後継者と目されてきた彼が、師の理想である「人類との共存」ではなく(人類との敵対はしないものの)、
宿敵であるマグニートーが理想とする「ミュータントの楽園の創造」に行き着いた辺りが、
(それが最もミュータントを守るのに現実的な方法ではあったのだが)皮肉なものである。
尤も、教授の理想と完全に決別したわけではなく、ミュータントへの風当たりが強い状況においてこのような道を選んだのであり、
次世代のミュータントに教授の理想を託している。
なお、ユートピア建国はなんだかんだで非常に大きな意義を持つ事であり、
教授もマグニートーも結局は二派に分かれて争う事しかできなかったのに対して、
ミュータントを結束させるという誰にもできなかった事を成し遂げたと、マグニートーがサイクロップスに頭を垂れて恭順したほどである。

……が、幼少のミュータントの育成方針に関してウルヴァリンと衝突。
「子供であっても敵の多いミュータントである以上、戦う術を覚え、必要となれば戦闘にも駆り出すべき」と主張するサイクロップスと、
「ミュータントを兵器として扱う世代は終わりにすべき」と主張するウルヴァリンの意見は平行線を辿り、
暗殺者として扱われてきた幼少のミュータントにサイクが(多くの人々を救うために仕方のない状況だったとは言え)人殺しをさせた事で、
決裂は決定的となり、ミュータントの半分をウルヴァリンに引き抜かれ分裂してしまった。

更にはホープにフェニックスフォースが宿る事がミュータントの救済に繋がると考え、
フェニックスフォースを恐れてホープを排除しようとするアヴェンジャーズと対立、戦争状態にまで陥ってしまう。
紆余曲折を経て、なんとサイクロップス自身がフェニックスフォースを取り込み、
同じくフェニックスフォースを取り込んだコロッサス、ホワイトクイーン、ネイモア、マジックと併せ「フェニックスファイブ」と称される存在へと変化。


フェニックスフォースを手に入れてからはプロフェッサーX並のテレパシーや生身で宇宙空間を航行する能力に加えて、
アベンジャーズが束になっても敵わないほどの力を獲得。
その力に物を言わせ、「フェニックスファイブによる強制的な世界平和の実現」という、事実上の世界征服まで目論み始める。*5
以前は自分もかつてのマグニートーのようになってしまうのではないか、という事を恐れていた彼だが、
本当に同じような人類への憎悪と神にも等しい強大な力をもったマグニートー以上の人類の脅威となっていった。

そんなサイクロップスの態度に、味方のはずだったX-MENたちも次々に離反し、
「アベンジャーズ vs X-MEN」という形で始まった話が、最終的には「アベンジャーズ&X-MEN vs サイクロップス」という状況にまで追い詰められていく。
同じフェニックス・ファイブになっていたエマを攻撃して力を奪い、最後まで説得を試みたプロフェッサーXを殺害し、
ダークフェニックスと化して地球全土を攻撃。
結局、アベンジャーズとX-MENの総攻撃の前に敗れ去り、逮捕、投獄されてしまう。

ただ、この戦いは最終的にスカーレットウィッチとホープの力によってフェニックスフォースが世界中に拡散し、
絶滅寸前であったミュータントが再び増え始めたというオチが付いた。
結果として彼が盲信していたホープこそが救世主という事が証明されたために獄中でも、
ダークフェニックスとして暴走した事による自身の行為については後悔してはいるものの、
そこに至るまでのホープとフェニックスを信奉して行ってきた自身の所行を特に反省する素振りは無かった。
現在はウルヴァリンがミュータントを守り育てる立場となった事を認め、
逆に自身は陰に回りミュータントの脅威を排除していく道を選び、脱獄してスーパーヴィランダークヒーローっぽくなりつつある。



格闘ゲームにおけるサイクロップス

格闘ゲームでは『X-MEN CHILDREN OF THE ATOM』より登場し、その後の『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズの殆どに参戦している。
光線を発射して相手を近付けさせない遠距離キャラとなっている。

+ X-MENのリーダー、サイクロップスの輝かしい歴史
一作目:X-MEN CHILDREN OF THE ATOM
当然登場。しかし初期カーソルは1Pがウルヴァリンなのはいいとして2Pは何故かサイロック
初っ端からリーダーらしさが陰りを見せている。
二作目:MARVEL SUPER HEROES
二作目にして夢のドリームマッチでいきなりクビになる。
ウルヴァリンは当然の如く続投した。
ちなみにどう考えてもハルクとキャラが被るジャガーノートも続投した。
どうやらサイクはジャガーノートや原作で2回しか登場してない某触手目玉以下の必要性であったらしい
なお、本作のモチーフである「インフィニティ・ガントレット」にジャガノやシュマゴラスは登場していない。サイクは出てるのに…
サノスにオプティックブラスト撃ってもビクともしなかったけど
三作目:X-MEN VS. STREET FIGHTER
なんとか復活した。流石に「X-MEN」と付く作品でクビになるわけにはいかない。ウルヴァリンも勿論続投。
タイトル画面ではリュウと握手をしたり1Pカーソルを独占したりと主人公らしさを全開。
でもジャガーノートも続投しているのでこの時点での登場数はジャガーノート以下である。
性能はというと、異様にやりやすく、かつ覚えやすい(エリアルだけ覚えればOK)、更に爽快感もあり微妙にテクさを魅せつけられる永久のおかげで、
街には彼(と他に永久しやすいキャラ)を使うプレイヤーが続出した。主に初心者狩り的な意味で
四作目:MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER
なんと続投できた。しかもジャガーノートが初めてリストラされたので登場数ではようやく互角となる。
そしてウルヴァリンはやはり続投。
1Pカーソルはリュウに、2Pカーソルはスパイダーマンに奪われたものの、
『X-MEN』の主人公としての貫禄を見せつけた形となった。良かったなサイク!
五作目:MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES
と思ったらまたプレイアブルキャラクターとしての続投ができなかった
しかしスペシャルパートナーとして、
登場数争い最大のライバル・ジャガーノートと共に登場しているので、
一応は『X-MEN』主人公の面目を保つ事となる。
ウルヴァリンはやっぱりプレイアブルキャラとして続投していた。
六作目:MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
どうにか復活。それまで登場した連中全ても復活しているが、
サイクロップス自身は上位として扱われているのがせめてもの有り難みか。
ただし今度は息子にマーヴル側の主役級(無いも同然のストーリーではあるが)の立ち位置を奪い取られ、
挙句性能では上方向に遥か彼方を行かれてしまった
ウルヴァリンは言うまでもない。それどころか二人もいた
七作目:MARVEL VS. CAPCOM 3
元嫁は出たのに引き換え彼はジャガノと仲良くお休みである。
しかもカートダズラーといったメンバーもEDで出ているというのに、彼はそこにすら…っていうかジーンのEDには出ろよせめて
ちなみにウルヴァリンは一人になった代わりに女性クローンが参戦。しかもいつの間にかリュウと対比するポジションまで奪い取っていた。
八作目:ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
カプコンのC.ヴァイパーに代名詞のオプティックブラストをパクられた。
技名は「オプティックブラト」。
開発スタッフの新妻PたちがMARVEL側に依頼したら
「この名前なら使ってもいいよ」と、なんとか許可をもらえたらしい。
つまりサイクの技とは関わりを持たせるな、という事かMARVELよ
メンスト時代は殆どの設定関連の要望(豪鬼がウルヴァリンの過去を知ってるとか)にOKしてくれたと船水氏がムックで言ってたのに。
また、リュウも自己強化技を使うと真空波動拳がスーパーオプティックブラストのような性能に変化するようになった。
そしてサイク本人は当然のようにお休み。
九作目:MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE
X-MEN関係のキャラが丸ごと消え、サイクどころかウルヴァリンまでもが不出場

結果としてジャガーノートと登場数は同じである。しかもほとんどの作品で1Pカーソルどころか2Pカーソルすら合っていない。
というかジャガーノートと争っている時点で何か間違っている気がしないでもない
更にゲームへの登場、待遇など見ると明らかにウルヴァリンの方が主役である。
やはり人気の差は如何ともしがたいのか……。
現実は非情である。


『MVC2』における性能は上位クラスであり使いこなせばかなり強い。

+ 『MVC2』におけるサイクロップスの性能
『MVC2』におけるサイクロップスは、簡単に言えばマーヴル側のリュウ
波動昇竜竜巻と所謂「三種の神器」コマンド持ちで、全体の挙動もかなり安定している。
『MVC2』の中でも屈指の扱いやすさなので、ゲームに慣れるのに最も適していると思われる。
そんな初心者向けな彼だが、実際は初心者向けというか、言うなれば器用万能…全体的に強性能が揃っている事が挙げられる。
立ち・屈み強Pが単発飛び道具になるため、それだけで撃ち合いで有利を取りやすい。
対空・空対空でも有利を得やすい通常技も持ち合わせており、どの状況でも対抗する手段がある。
サイクといえばオプティックブラストなのだが、レーザー系で攻撃を貫通しながら攻撃できるので、
牽制をしつつゲージを溜めるのに向いている。
対空方向にも使えるので、スーパージャンプされた後でも何もできないという事もない。
レーザー系は全体的に「ダウンを奪えない」という事で若干の欠点があるのだが、
サイクのオプティックスウィープはヒットするとダウンする効果があるので、その限りではない。
さらにコンボに使えるサイクロンキック、ライジングアッパーカットなど、
ヒット確認が容易な技も揃っているのも強み。
そこから繋ぐ2種のHCだが、どちらもレーザー系で扱いやすく威力も高い。
さらに削りも高いのでぶっぱでも効果が期待でき、逃げられづらいという利点もある。
当然ディレイドでもその力は発揮され、ぶっぱからディレイドも上等。
メガオプティックブラストは発生に時間がかかるため(地上だと暗転まで22F、空中だと発生がやや遅れる)、
安定して使えるスーパーオプティックブラストがメインになっていく。
アシストでも大きく効果を発揮し、β(対空迎撃)アシは非常に強力。
ライジングアッパーカットを繰り出すのだが、多段ヒットの初段までが無敵なので潰されづらい、
さらにヒット確認が容易なためコンボにも使えるという素敵性能。
本人の使いやすさも相まって、アシストとして選ばれる事も多い。
特にケーブルブラックハートと相性が良いとされている。

とはいえそこは4強の壁。やはり格が違った…。
サイク自体は二段ジャンプもあり、機動能力は良い部類に入る。
だが飛行持ちの輩には劣り、さらに飛び道具まで持ち始める始末。
レーザーそのものではケーブルに劣る上、そもそもケーブルはゲージ有り前提の強さ評価なので、
HC(と飛び道具)の部分でしか競う所がない。
接近ができるかというと、4強で接近できそうなのはストームマグニートーだけ。
でもそいつらには火力面で劣るし、そもそも近付く事が困難。
とまぁ、全てが劣るわけでもないのだが、全体的に「厳しい」の一言である。
元々ガンガン攻めるタイプのキャラじゃないので(アシストの事もあり、守りタイプと言われる)、
そこはまぁ4強だからしょうがない
でも実際、こいつより上には(ほぼ)4強しかいないくらいの位置なのよ?

ウメハラとの激戦で有名なジャスティン氏は絶望的に詰んでいる状況でこのサイクロップスを使い奇跡の逆転劇をやってのけた。

流石アイツの父親、只者ではない。
ちなみに上の動画、どれぐらい詰んでるかと言えばマヴカププレイヤー100人中100人が無理だと断言できるほど終わっている
ところが最後にサイロックにエリアルを食らった段階で本来なら追撃及ばず…となったのだが何故かサイロックが締めの胡蝶隠れを発動ミス。
まさに”詰んだ”状況からあそこまでひっくり返されたら動揺するのも無理は無い事だろう。

余談だが、目からバンバンビームを放つ彼の姿は日本の格ゲーユーザー&アニメ視聴者に衝撃を与えたようで、
オマージュと思しき技・性能を持つキャラクターも少なからずいる。
他にも正体不明の存在がビームを放つ際のボイス、「おぷばっ!」は、恐らく「オプティックブラスト」が元ネタであろう。


MUGENにおけるサイクロップス

特徴の無い典型的タイツ系キャラであるため、改変ドットのベースにされる事もある。

+ Reza氏製作
  • Reza氏製作
通称Rezaサイク。
アッパー調整がなされておりボスハルク並の強さがあるため、強~凶大会などで多く見かける。
オリジナル技として100hit以上叩きだす乱舞技がある。
おまけにロック時間&演出が長いので乱発されてお腹いっぱいという声も。
この技の発動条件としては life<500 の記述があるので、動画の用途に応じて条件を変えれば残りライフに応じて乱舞技を連発するようになる。

大ポトレがお笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹に似てるともちらほら言われている(本名(サマーズ)とのネタでもあるのだろう)。

動画で主に活躍しているものはリメイク前のもの。
リメイク後は性能も抑えられて(それでも優秀だが)大ポトレも大竹顔ではない。
現在は某海外サイトでリメイク前のものが代理公開されている。
デフォルトAIが搭載されている。

+ kong氏製作
  • kong氏製作
いつもの『MVC2』風Kong氏アレンジ。
登載されているAIも程々に強く、普通の大会でも出しやすい強さとなっている。
AILvHardはライフ固定と割り込みブロ等が搭載されており、狂クラスの強さになるので注意。

+ aaa氏製作 サイクロッペス
  • aaa氏製作
kong氏によるものを改変したもの。
数の暴力をコンセプトとして製作しており、数体のサイクが暴れ回る狂キャラとなっている。

+ うんこマン氏製作
  • うんこマン氏製作
メンストベース。いくらかアレンジは入っているが、操作感覚はかなり原作に近い。
もちろん永パも完備。というかほぼ基本コンボで10割
現在は公開されていない。
グラテン厨氏によるAIが存在したが現在は公開されていない。
程よい強さから対AI特化まで自在な調整が可能。
Lvを強くほど永久を駆使してくるため、最大レベルに設定すると狂下位~中位に食い込むまでになる。
ミュータントなら仕方がない
最終更新版限定かつ対応していない本体による動画使用は禁止されている。

+ コンボというかなんというか…
なお、このAIの名物コンボが、
「投げなどで相手を空中に放り上げ、空中コンボを叩きこみ、地上でバウンドさせてもう一度空中でコンボ。
 以上を数回繰り返した後、浮いた相手にひたすら立ち小パンチを叩きこみ続ける」というもの。
ファンからはボクササイズと呼ばれ、AIの設定等にもよるが一回はまると7~9割ぐらいはザラにもっていく
動画などでは、どっかのスタンド使いよろしく「オラオラ」等の弾幕が入る事も。
始動技のボイスが「(#゚Д゚)アァ!?」のため、突如マジギレしてフルボッコと言うように見えやすい事もあり、
その様相の何とも言えないシュールさが漂う。

+ 大会ネタバレ
力が・・・勝手に・・・トーナメント プラスコミュニケーションにおいてマーヴルチームとして参戦。
試合中超必殺技が勝手に暴発する大会のルールに振り回され、ビホー!しつつビームを乱射する姿に、「バイザー修理しろw」という声が多数上がった。
…が、戦績はいまいちパッとしなかった。

しかし、おまけ試合のランセレタッグマッチにおいて4人中3人がサイクという珍現象が発生。画面はビームで埋め尽くされた。
その後も度々ランセレに選ばれ、「サイクはランセレの婿」と言われるようになった。

サイクはこの大会を象徴するマスコット…もといマスットコとなったと言えよう。ビホー!

+ サイク怒りの…
凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメント2では風祭みやびを相手に苦戦すると思いきや、「みやびちゃんぷりちー!」と発言した瞬間、
「(#゚Д゚)アァ!?」とマジギレして例のボクササイズで逆転KO勝ちと言う謎の試合展開となり、視聴者達は腹筋崩壊をせざるを得なかった。
13:48と14:20からマジギレタイム
+ そして歴史は繰り返される…
その後、同大会は凍結となってしまったが一年半後に別人が開催したリスペクト大会でお互いの初戦でまさかの激突。
今度はお互い1R取るという展開になり(特に1R目は「みやびちゃんぷりちー!」と書かれたビームにも気に食わなかったのか反応した)、
3R目、相手が「みやびちゃんぷりちー!」と発言した瞬間、またしても「(#゚Д゚)アァ!?」とマジギレして例のボクササイズでフルボッコにしてしまった。
11:46からマジギレタイム

神速久那妓ファンクラブの会 【狂下位・中位】でもみやびとの対決で見事なまでのマジギレっぷりを披露。

両者この結果になったのは起き上がり移動が無敵だったので「みやびちゃんぷりちー」当てようとして空振りしそこから投げられて…

無論このネタを二人がいない大会やMUGEN以外の場所で使ったら「他人がマジギレ」するので気をつける事。
実際、MUGENと関係無い動画に上記ネタ関連のコメントをつける行為には、風祭みやびの製作者も不快感を示している

+ グラテン厨氏製作 サイクロップスP
  • グラテン厨氏製作 サイクロップスP
2020年エイプリルフール公開。
一時期公開終了していたが、同年10月に再公開された。
氏がAIを製作していたうんこマン氏のサイクをベースにした、平和に目覚めたサイクロップス。
『X-MEN VS. STREET FIGHTER』OPでリュウと握手したサイクロップスをそのまま使用した巨大キャラ
常時アーマーを盾にありとあらゆる方法で握手しに掛かり、成立すると反対側からリュウの手が出てくる。
この状態で相手がレバガチャすると不可視の握手ゲージが溜まって手が近付いていき、
一定時間以内に握手ゲージが最大になると握手が成立、平和な世界になってサイクは満足する(KOされる)。
これだけ見ると限り無く逆論外なのだが、
イントロ含めて約30秒以内に握手が成立しない、または体力が半分以下まで削られると、
ブチ切れたサイクが立ち絵を投げ捨てつつ全回復して攻撃力2倍+ステ抜け+常時アーマーのグラテン厨AI入りうんこサイクに変貌
全力で相手に十割を叩き込んで抹殺する。平和とは一体
この状態になった場合のランクは狂中位と言った所。

+ Buckus氏製作
  • Buckus氏製作
同氏製作のガンビットと同様の独自システムが組まれており、パンチ・キックの弱中強6ボタン方式でブロッキングも搭載。
Lv1~3のHC全てにビーム技があり、『MVC』とは違う独自のビームエフェクトとなっているので一見の価値あり。

AIはデフォルトで搭載済み。
かつては斑鳩氏によるAIパッチも存在したが、現在は公開されていない。
こちらは反応速度レベル等を細かく設定可能で、堅実に戦う戦法を取る。
ビームをあまり撃たず、Lv1HC版サイクロンキックを切り返しやコンボに多用する姿は新鮮に見えるだろう。

+ ZVitor氏 & Acey氏製作
  • ZVitor氏 & Acey氏製作
最新コスバージョンに描き換えられた海外製サイク。
海外サイト「The Mugen Multiverse」及び「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている。
日本人の格ゲーマーが長年慣れ親しんできたお馴染みのコスチュームはアメコミ読者にとっては相当古いバージョンで、
あちらから見ればこの改変サイクこそが現行版サイクである。
ビームのエフェクトも描き換えられ、ロケットパックを背負って空中から降下してくるイントロなど演出も新しくなっている。

単なる画像描き換えだけでなく技の構成も新たに組み直されており、
強Pボタン一発でビームが出ていたのが打撃技に変わり、強Pビームは236+Kの「オプティックバレット」に格上げ。
オプティックスイープが消えて、小さくジャンプして地面にビームを撃って地震を起こして全地上判定攻撃の技「コンカッションビーム」が加わったり、
相手を空中に放り上げてビームで追撃する投げ技がゲージ使用の必殺投げ「ボディスラム」になり、
スーパーオプティックブラストが手動で角度を変更する仕様から、
自動で画面下から上に向かって(キャプテンソードの逆向きの軌道)広範囲攻撃をする技「ビームスウィープ」に変化していたりと、
変更されている部分は多いが、普通のオプティックブラストとメガオプティックブラストはいつものままである。
ただしメガオプティックのみ「オプティックレイジ」という技名に変わっている。
メガオプではバイザーを外してフルパワーで繰り出す演出も見られるぞ!
3ゲージ使って弟ハボックと一緒にビームを繰り出す兄弟コンビネーション技「サマーズブラザーズ」も搭載。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

+ Loganir氏製作
  • Loganir氏製作
MUGEN1.0専用。Zvitor氏によるものよりさらにストーリーが進んだものを元に製作されている。
3ゲージ使用のハイパーコンボ「フェニックス・ファイブ」が搭載されている。
デフォルトAIが搭載されている他、ホルン氏によるAIパッチが公開中。

+ KAZ氏製作
  • KAZ氏製作
2013年10月1日公開。
『X-MEN Children of The Atom』風。
大ポトレが「誰だお前」的なイケメンとなっている。
原作モードとアレンジモードが選択できるが、原作モードは凄まじい火力を全く自重してないので注意。
勝利後のBONUSスコア表示や勝利メッセージも含め原作の雰囲気を味わう事ができるが、原作では彼のみハブられたXパワーを搭載させたり、
オプティックブラストの出を早くしたり、ライジングアッパーカットの始動時に無敵時間を付加したりと、かなりのアッパー調整が施されている。
氏の他のキャラ同様ボイスが上記アニメ(2011年)版を担当した森川智之氏のものに設定できるようになっている。

AIもデフォルトで搭載されており、10段階にレベル調節が可能。
11Pカラーが「狂上位」クラス、12Pカラーは「準神」クラスにまで強さが跳ね上がる。
また、氏のキャラ御用達のフライングカウンターが搭載されている。

+ REDHOT氏製作
  • REDHOT氏製作
氏恒例のMVC2原作再現+6ボタンアレンジ。
AIは搭載されていない。

+ Angelus_Silverhead氏製作 ダークフェニックスサイクロップス
  • Angelus_Silverhead氏製作 ダークフェニックスサイクロップス
MUGEN1.0以降専用。
上述のアメコミ展開中、ダークフェニックスと化したサイクロップス。ディスプレイネームは「Drak Cyclops」となっている。
コスチュームの新調、フェニックスフォースのエフェクトや、炎の鳥を飛ばして当たった相手が短時間ピヨるので追撃可能な新技などの変化があるが、
流石に原作のようなコズミックビーイング級の能力は持っていない。

AIはデフォルトで搭載されている。
……が、相手に届かない位置で足下へのオプティックブラストを連発するなど立ち回りに隙が多く、大会に起用するのは厳しい。

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示

出演ストーリー



関連項目



*1
どうもライターに徹底されていないらしく、によっては弟のブラストで兄が殺されるという、致命的な不整合が発生している場合もある。
後になかった事にされて復活……と思ったら「死んだけど生き返った」だった。わざわざ矛盾がある方に戻してどうする

まぁ、これも膨大な設定があるアメコミではよくある事なのでしょうがない
ちなみに、『MVC2』でもMUGENでもそんな事は無いので一安心(?)である。

*2
アダマンチウムはMARVEL全体を見渡しても、何らかの能力を使用して無効化した例はあっても、
単純な力押しで破壊された描写は本当に少ない。

*3
ヴァルカンの一件は元々プロフェッサーXの非道な行為が原因で、許してこそいないが大人としてきちんと和解はしている
(ヴァルカン所属チームが自身のミスで全滅した事を隠蔽するため、それに関する記憶を関係者全員から消していた)。

*4
マーベル世界のアメリカではミュータントはかつての黒人や先進国の先住民もかくやというほど差別・迫害されており、
戦闘力が無ければ街でリンチに遭って殺される事も珍しい事ではなく、
政府は事あるごとにミュータントを社会から排除・抹殺しようとする政策を打ち立てる
センチネルもそんな政府側の存在であり、センチネルの開発者は政府御用達である)など、
ミュータントにとって非常に生きにくい社会になっており、
そんな中でミュータントの集まりを守るためには手段を選んではいられない状況なのである。

さらに言えば、標的にしたのは、
「細菌兵器上等、自爆テロ上等、ミュータントを根絶やしにできるなら一般人がどれだけ巻き込まれようと気にしない」
というような危険な過激派ばかりであり、敵対するものを見境なく抹殺しようとしていたわけではない。

また、非情に振る舞っていても戦いの中でミュータントに犠牲を出してしまった事に内心ではとても苦しんだり、
他に手は無かったとはいえケーブルを死地に送り込み、その結果死なせてしまった時には葬式の席で言葉も出せなくなってしまうなど、
実際の所色々と内に溜め込みちっとも平気ではない。

なお、X-フォースは「セカンドカミング」というミュータントの節目となるイベントにおいてX-フォースの存在が仲間達にバレたが、
それによる非難に対してサイクロップスは、「これは必要な事だった」と返している。
ただし、このイベント後には「新しいミュータントの時代にはふさわしくない」としてサイクロップス自身によってX-フォースは解散された
(ただしウルヴァリンがサイクにも極秘で再結成している)。

*5
フェニックスフォースには宿った者の感覚を増幅し、遠近感を失わせるという効果があるらしい。
即ち、宇宙規模の強大な力を得た事で、それまで自分が価値を見出していた経験や、
忘れ難いトラウマを取るに足らないものと感じてしまうのである。
ジーン・グレイはそれが感情の暴走という形で現れたが、サイクロップスは……逆に感情の揺らぎが無くなり、人間性を失いつつある
何しろ、「全ての人間の願望が叶った世界」であるハウス・オブ・M世界ですら蘇らせなかったかつての恋人ジーン・グレイを、
ただ話し相手が欲しいという理由で月の灰塵から蘇らせた(彼女は月面で死んだ)上、
その死に由来する悲しみを「取るに足らないもの」と考えている事が発覚する。
本人はジーンとの対話からそれを自覚し、その時は人間としての視点を捨てまいと自ら戒しめていたが、
最終的に堕ちる所まで堕ちてしまった……。


最終更新:2023年08月28日 02:01