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【優しさ】


「月森くん!やっぱりここにいた」

練習室で彼の姿を見つけた。
練習熱心でバイオリンが好きな月森くんは、大抵ここにいる。
だけど、たまには息抜きをして欲しいし、
何より・・・月森くんと一緒にいたいって思う。
だから、こうやって誘いに来たわけだけど・・・・

「何だ・・・日野か。何か用か?」

う・・・迷惑そうな顔してる・・・
でも、物は試し!

「あのね。月森くん、ずっと練習してるから、
 たまにはお茶でもどうかな~・・・と思って、
 誘いに来たんだけど・・・」
「・・・君の心遣いはありがたいが、俺は練習したいんだ」
「そう・・・だよね。ごめんね!
 ちょっと言ってみただけだから。気にしないで」

慌てて背中に隠そうとしたバッグが、
ゴトッと音を立てて落ちた。

「・・・・?」
「えっと、あの・・・・これは、ただ時間があって・・・
 スコーンでも焼いてみようかなって・・・・それで、
 ついでに紅茶も淹れてきただけなの」

月森くんは、はぁ・・・と深く溜め息をついて、
私に近づいてくる。
きっと、そんなことをしてる暇があるなら、
練習しろとか怒られるんだろうな・・・
そんなことを思いながら、彼の言葉を待っていると、

「それならそうと言えばいいだろう?・・・場所を移動しよう」

思いがけず、誘いに乗ってくれる返事が返ってきた。
もしかして・・・一緒に食べてくれるってこと?

月森くんは、手にしていたバイオリンを片付け始める。

「じゃあ・・・近くの公園に行かない?
 そこなら、景色もいいし・・・」
「あぁ。公園か・・・ずっと練習ばかりだったからな。
 久々に言ってみるのもいいかもしれない。
 ・・・ありがとう、日野」

月森くんの優しい言葉に、思わず涙がこぼれそうになって。
急いで月森くんに声をかける。

「私も帰る準備してくるから、校門で待ち合わせよう」
「・・・じゃあ、また」

信じられない。
まさか月森くんと一緒に・・・
どんどん想いが加速していく。
いつか・・・私の気持ちを伝えてもいいですか?
ただ、あなたの気持ちが知りたい・・・


れんれん!
ツンデレっぽく書けなかったですorz
なんか難しかったです。
何でこれ書いたのかちょっと記憶がないんですが(苦笑)

何かありましたら、以下からどうぞ。
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