【伝えたい】



・・・先輩。俺の話を聞いてくれませんか?

俺、先輩のこと・・・好き、なんです。
こんなこと言っても、もう遅いのかもしれない。
だけど、後悔したくないって思ったから・・・。
先輩がどう思っていようと関係ない。
俺はあなたが好きです。

(だけど・・・私・・・)

何よりも恐いのは・・・あなたを失うこと。
俺はどうなったっていいんです。
だけど・・・・先輩の隣にいるのは俺でありたかった。
眠れない夜は、一緒に満月を見上げて・・・
他愛無い話をして、ただ傍にいられればそれで良かった。

(・・・私だって傍に・・・譲くんの傍にいたかったよ・・・
 ずっと同じ時間を過ごしていけると思ってた)

だけど、それはもう叶わない願い。
最後に俺の願いを聞いてくれると言うなら・・・・


どうか・・・さようなら、は言わないでください。


その唇で最後の言葉を紡がないでください。
最初で最後の俺の我が侭・・・・聞いてくれますか?

俺はあなたを想い続けることでしょう。
ずっと・・・永遠に。

(譲くんはずるいよ。そうやって私を縛り付けたままにするんだ・・・・)

俺は・・・ずるくても酷くてもいい。
先輩さえ俺の傍にいてくれるなら。
こんな俺を軽蔑しますか?
これが・・・本当の俺です。

(・・・・)

先輩・・・?

(私が譲くんの傍を離れられるわけないでしょう?
 知ってて言ってるなら、本当に嫌な男だよ・・・)

いいえ・・・これは俺の賭けでした。
もし負けてたら・・・俺、ただの嫌な男で終わってますから。
でも、先輩がここに・・・俺の傍にいてくれることを嬉しく思います。
・・・抱き締めてもいいですか?

(・・・聞くな、バカ)

俺が先輩の傍にいますから・・・・
もう他の誰のことも想わないでください。
この世界には・・・・俺と先輩だけで十分なんですから。


惑星でキリリクだった気がします。
このリクを受けたとき、どきっとしたんです。
・・・何故か、はお教えできませんけど(ヲイ)
てか、譲SS多いよ!(笑)

何かありましたら、以下からどうぞ。
名前:
コメント:
最終更新:2007年10月22日 23:31