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プロローグ 「世界の中で」
それは、そこにいた。
宇宙の中の、ひとつの銀河系の中に。
その銀河系の中の、ひとつの惑星の中に。
「少女」と呼ばれる「それ」は確かに存在した。
少女は一面真っ白な雪景色の土手の上で、
ただひとり、
手をぶらん、とぶら下げて、
首を肩に大きくもたげたまま、
空を見ていた。
やがて少女は白い息をはいて、
そしてポツリ、と呟いた。
「私は・・・何?」