1.1.コンピューターの5大構成要素

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コンピューターは、何をしているのか。また、何が出来るのか。 これを理解するには、&bold(){コンピューターを構成する要素}について知る必要があります。 **コンピューターの仕事 コンピューターが必ず持っている、&bold(){5つの要素}を紹介します。 これはつまり、&bold(){コンピューターが行っている仕事}と言い換える事が出来ます。 ・&bold(){制御}-----各装置を制御。人間で言えば神経に相当します。 ・&bold(){演算}-----データを処理。人間では脳に相当します。 ・&bold(){記憶}-----データを保存。これも人間では脳になります。 ・&bold(){入力}-----データを受けつける部分。人間では目や耳になります。 ・&bold(){出力}-----データや処理の結果を外に出す部分。 人間では口や手足等になります。 これらはコンピューターの5大要素と呼ばれます。 5大要素を人間の器官に例えたのは、 コンピューターは人間を真似て作られたからです。 **次に、実際の人間の行動を例に出します。 ①テーブルを見たら →②ハガキが載っていたので →③手に取った これをコンピュータに例えると、 ①映像が入力される →②映像を演算処理。記憶を参照し、「ハガキ」と判明 →③出力装置を制御しつかむ このようになります。 この5大要素は、コンピューターになくてはならないものであり、 企業の巨大なコンピューターも家庭のPCも、必ず持っています。 また、この5大要素は、コンピューターが常に行っている仕事になります。 私達がインターネットを見たり、メールを読んだり、ゲームをしたりしている時も、 コンピューターは休む間も無く制御・演算・記憶・入力・出力を繰り返していると言えます。 各要素を実行している装置 次に、これらの要素を実現している、 実際の装置名を挙げます。 &bold(){・制御装置}-----各装置を制御。パソコンはCPU(*)というものが行っています。 &bold(){・演算装置}-----データを処理。これもパソコンではCPUが行います。 &bold(){・記憶装置}-----データを保存。メモリー・ハードディスクになります。 &bold(){・入力装置}-----データを受けつける部分。キーボード・マウスになります。 &bold(){・出力装置}-----データや処理の結果を外に出す部分。ディスプレイ・プリンタ等 CPUというのは、CentralProcessingUnitの略で、中央処理演算装置と訳されます。 有名なものにIntelペンティアムなどがあります。 マウスを動かすと、画面のマウスポインタが移動します。 これはマウスから送られた移動量のデータを計算して処理し、 画面のデータを書き換えてディスプレイに送っているからです。 CPU e-WordsによるCPUの解説です。 e-Words 各装置の関係 各装置がどのような関係で成り立っているのか、イメージ図を載せます。 |&image(5dai.gif)| ちょっとわかりにくいですね。 そこで、制御装置と演算装置はCPUという1つの装置が行っているので、 一緒にまとめてしまいます。 そしてCPUと記憶装置(メモリ・ハードディスク)は パソコン本体の中にあるので、それらを囲ってみます。 |&image(5dai2.gif)| さらに、入力装置の代表格・キーボード、 出力装置の代表格・ディスプレイにそれぞれ置き換えてみます。 |&image(5dai3.gif)| 実際のパソコンの様子にかなり近づいたのではないでしょうか。 イメージ図は関係を表しているだけなので、 実際の装置の大きさとは関係ありません。 上の図で、なんとなく 「パソコンの中はこんなふうになってるのかなぁ」 という位のイメージだけでも持って頂けたらと思います。 **記憶装置の分類 |&image(5dai4.gif)| 上図では、関係をイメージして頂くために記憶装置を一つにまとめていますが、 実際には主記憶装置と補助記憶装置の2つに分かれます。 主記憶装置は、CPUが直接読み書きできるデータが置かれます。 これはメイン・メモリーと呼ばれ、電気的にデータを記録するので高速です。 しかし、電気で記録しているので、電源を切るとデータが消えてしまいます。 メモリー、RAMとも呼ばれます。 補助記憶装置は、電源を切ってもデータが保持できるよう記録しておく装置で、 主に磁気や光で記録を行います。 磁気で記録しておくものには、フロッピーディスクやハードディスク、 光で記録してくおくものには、CDやDVDがあります。 これらは外部記憶装置とも呼ばれます。 RAM 用語辞典の解説です。外部記憶装置 フロッピーが少なくなってきましたね。 e-Words OSやアプリケーションなどの各プログラムは、電源を切っても消えないように 普段は補助記憶装置(ハードディスク)に格納されていますが、 電源を入れると主記憶装置(メモリー)に読み込まれ、CPUによってデータの処理が行われます。 |&bold(){制御・演算装置}&image(5dai5.gif)|&bold(){CPU}&image(5dai13.jpg)| |~|&bold(){メモリー}&image(5dai6.jpg)| |~|&bold(){ハードディスク}&image(5dai7.jpg)| パソコンの内部の各装置 では、実際のパソコンの中の様子を紹介します。 図では、パソコンのフタを外して横から見た様子になっています。(配置やサイズは例です) CPUとメモリーは、マザーボードという基盤の上に装着されます。 |&bold(){マザーボード}&image(5dai8.jpg)|&image(5dai12.gif)|&bold(){CD-ROMドライブ}&image(5dai10.jpg)| |&bold(){CPU}&image(5dai13.jpg)|~|&bold(){フロッピーディスクドライブ}&image(5dai14.jpg)| |&bold(){メモリー}&image(5dai9.jpg)|~|&bold(){ハードディスクドライブ}&image(5dai11.jpg)| マザーボード CD-ROMドライブ CPU フロッピーディスクドライブ メモリー ハードディスクドライブ これにキーボードやディスプレイ・マウスなどが加われば、一般的なパソコンの形の出来上がりです。 パソコンの中の様子は、あまり見る機会がないかも知れませんが、 これらの装置によって制御・演算・記憶・入力・出力が常に行われています。 私達がメールやインターネットをしている間にも、 「パソコンの中ではこんな部品が動作してるんだろうな~」なんてイメージしてみると、 各装置の仕事内容が理解しやすいかも知れませんね☆
コンピューターは、何をしているのか。また、何が出来るのか。 これを理解するには、&bold(){コンピューターを構成する要素}について知る必要があります。 **コンピューターの仕事 コンピューターが必ず持っている、&bold(){5つの要素}を紹介します。 これはつまり、&bold(){コンピューターが行っている仕事}と言い換える事が出来ます。 ・&bold(){制御}-----各装置を制御。人間で言えば神経に相当します。 ・&bold(){演算}-----データを処理。人間では脳に相当します。 ・&bold(){記憶}-----データを保存。これも人間では脳になります。 ・&bold(){入力}-----データを受けつける部分。人間では目や耳になります。 ・&bold(){出力}-----データや処理の結果を外に出す部分。 人間では口や手足等になります。 これらはコンピューターの5大要素と呼ばれます。 5大要素を人間の器官に例えたのは、 コンピューターは人間を真似て作られたからです。 **次に、実際の人間の行動を例に出します。 ①テーブルを見たら →②ハガキが載っていたので →③手に取った これをコンピュータに例えると、 ①映像が入力される →②映像を演算処理。記憶を参照し、「ハガキ」と判明 →③出力装置を制御しつかむ このようになります。 この5大要素は、コンピューターになくてはならないものであり、 企業の巨大なコンピューターも家庭のPCも、必ず持っています。 また、この5大要素は、コンピューターが常に行っている仕事になります。 私達がインターネットを見たり、メールを読んだり、ゲームをしたりしている時も、 コンピューターは休む間も無く制御・演算・記憶・入力・出力を繰り返していると言えます。 各要素を実行している装置 次に、これらの要素を実現している、 実際の装置名を挙げます。 &bold(){・制御装置}-----各装置を制御。パソコンはCPU(*)というものが行っています。 &bold(){・演算装置}-----データを処理。これもパソコンではCPUが行います。 &bold(){・記憶装置}-----データを保存。メモリー・ハードディスクになります。 &bold(){・入力装置}-----データを受けつける部分。キーボード・マウスになります。 &bold(){・出力装置}-----データや処理の結果を外に出す部分。ディスプレイ・プリンタ等 &bold(){CPU}というのは、&bold(){CentralProcessingUnit}の略で、&bold(){中央処理演算装置}と訳されます。 有名なものにIntelペンティアムなどがあります。 マウスを動かすと、画面のマウスポインタが移動します。 これはマウスから送られた移動量のデータを計算して処理し、 画面のデータを書き換えてディスプレイに送っているからです。 &bold(){CPU} e-WordsによるCPUの解説です。 e-Words 各装置の関係 各装置がどのような関係で成り立っているのか、イメージ図を載せます。 |&image(5dai.gif)| ちょっとわかりにくいですね。 そこで、&bold(){制御装置}と&bold(){演算装置}は&bold(){CPU}という1つの装置が行っているので、 一緒にまとめてしまいます。 そして&bold(){CPU}と&bold(){記憶装置(メモリ・ハードディスク)}は パソコン本体の中にあるので、それらを囲ってみます。 |&image(5dai2.gif)| さらに、&bold(){入力装置}の&bold(){代表格・キーボード}、 &bold(){出力装置}の&bold(){代表格・ディスプレイ}にそれぞれ置き換えてみます。 |&image(5dai3.gif)| 実際のパソコンの様子にかなり近づいたのではないでしょうか。 イメージ図は関係を表しているだけなので、 実際の装置の大きさとは関係ありません。 上の図で、なんとなく 「パソコンの中はこんなふうになってるのかなぁ」 という位のイメージだけでも持って頂けたらと思います。 **記憶装置の分類 |&image(5dai4.gif)| 上図では、関係をイメージして頂くために記憶装置を一つにまとめていますが、 実際には&bold(){主記憶装置}と&bold(){補助記憶装置}の2つに分かれます。 &bold(){主記憶装置}は、&bold(){CPU}が直接読み書きできるデータが置かれます。 これは&bold(){メイン・メモリー}と呼ばれ、電気的にデータを記録するので高速です。 しかし、電気で記録しているので、電源を切るとデータが消えてしまいます。 &bold(){メモリー}、&bold(){RAM}とも呼ばれます。 &bold(){補助記憶装置}は、電源を切ってもデータが保持できるよう記録しておく装置で、 主に磁気や光で記録を行います。 磁気で記録しておくものには、&bold(){フロッピーディスク}や&bold(){ハードディスク}、 光で記録してくおくものには、&bold(){CD}や&bold(){DVD}があります。 これらは&bold(){外部記憶装置}とも呼ばれます。 &bold(){RAM} 用語辞典の解説です。外部記憶装置 フロッピーが少なくなってきましたね。 e-Words &bold(){OS}や&bold(){アプリケーション}などの各プログラムは、電源を切っても消えないように 普段は&bold(){補助記憶装置(ハードディスク)}に格納されていますが、 電源を入れると&bold(){主記憶装置(メモリー)}に読み込まれ、&bold(){CPU}によってデータの処理が行われます。 |&bold(){制御・演算装置}&image(5dai5.gif)|&bold(){CPU}&image(5dai13.jpg)| |~|&bold(){メモリー}&image(5dai6.jpg)| |~|&bold(){ハードディスク}&image(5dai7.jpg)| パソコンの内部の各装置 では、実際のパソコンの中の様子を紹介します。 図では、パソコンのフタを外して横から見た様子になっています。(配置やサイズは例です) CPUとメモリーは、マザーボードという基盤の上に装着されます。 |&bold(){マザーボード}&image(5dai8.jpg)|&image(5dai12.gif)|&bold(){CD-ROMドライブ}&image(5dai10.jpg)| |&bold(){CPU}&image(5dai13.jpg)|~|&bold(){フロッピーディスクドライブ}&image(5dai14.jpg)| |&bold(){メモリー}&image(5dai9.jpg)|~|&bold(){ハードディスクドライブ}&image(5dai11.jpg)| &bold(){マザーボード} &bold(){CD-ROMドライブ} &bold(){CPU} &bold(){フロッピーディスクドライブ} &bold(){メモリー} &bold(){ハードディスクドライブ} これに&bold(){キーボード}や&bold(){ディスプレイ・マウス}などが加われば、一般的なパソコンの形の出来上がりです。 パソコンの中の様子は、あまり見る機会がないかも知れませんが、 これらの装置によって&bold(){制御}・&bold(){演算}・&bold(){記憶}・&bold(){入力}・&bold(){出力}が常に行われています。

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