階層構造をとるTCP > IP(初級)

「階層構造をとるTCP/IP(初級)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

階層構造をとるTCP/IP(初級)」(2007/12/05 (水) 09:06:35) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&bold(){}TCP/IPの構造は図1のように、&bold(){}4つの階層で構成されている。 中央の列は、各階層で規定されている主な&bold(){}プロトコルである。 #image(kai.jpg) 図1● OSI参照モデルとTCP/IPの階層構造。中央はそれぞれの階層で規定されるプロトコル群。 厳密には、TCP/IPとOSI参照モデルでは階層の区切りが同じではないため、便宜的な比較と考えてほしい ただし、文書によっては、&bold(){}TCP/IPにおける&bold(){}トランスポート層と&bold(){}アプリケーション層の区切りの場所が、&bold(){}OSIのセッション層の位置ではない場合がある。 &bold(){}TCP/IPでは、&bold(){}OSIモデルのようにきっちりと分けられないためだ。 図1では便宜的にラインを引いて分けているが、おおまかにこのようなものであると考えてほしい。 &bold(){}TCP/IPプロトコルスタックは、&bold(){}インターネット層より上に存在し、一番下の&bold(){}ネットワークインタフェース層には依存しない。 &bold(){}ネットワークインタフェース層は、&bold(){}LANや&bold(){}WANのネットワークの規格にあたる層であるが、&bold(){}TCP/IPは&bold(){}LANでも&bold(){}WANでも利用できるように設計されているため、この部分では特にプロトコルが規定されていない。 ネットワークインタフェース層の主なプロトコル(ネットワークの規格)は、&bold(){}Ethernetや&bold(){}TokenRing、FDDIといった&bold(){}LANと、&bold(){}ISDN、&bold(){}PPP、&bold(){}フレームリレーといった&bold(){}WANのものである。 こういったさまざまな&bold(){}ネットワークにおいて、&bold(){}TCP/IPを利用して通信を行うことができるというわけだ。
&bold(){TCP/IP}の構造は図1のように、&bold(){4つの階層}で構成されている。 中央の列は、各階層で規定されている主な&bold(){プロトコル}である。 #image(kai.jpg) 図1● &bold(){OSI参照モデル}と&bold(){TCP/IPの階層構造}。中央はそれぞれの階層で規定されるプロトコル群。 厳密には、&bold(){TCP/IP}と&bold(){OSI参照モデル}では階層の区切りが同じではないため、便宜的な比較と考えてほしい ただし、文書によっては、&bold(){TCP/IP}における&bold(){トランスポート層}と&bold(){アプリケーション層}の区切りの場所が、&bold(){OSIのセッション層}の位置ではない場合がある。 &bold(){TCP/IP}では、&bold(){OSIモデル}のようにきっちりと分けられないためだ。 図1では便宜的にラインを引いて分けているが、おおまかにこのようなものであると考えてほしい。 &bold(){TCP/IPプロトコルスタック}は、&bold(){インターネット層}より上に存在し、一番下の&bold(){ネットワークインタフェース層}には依存しない。 &bold(){ネットワークインタフェース層}は、&bold(){LAN}や&bold(){WAN}のネットワークの規格にあたる層であるが、&bold(){TCP/IP}は&bold(){LAN}でも&bold(){WAN}でも利用できるように設計されているため、この部分では特にプロトコルが規定されていない。 ネットワークインタフェース層の主なプロトコル(ネットワークの規格)は、&bold(){Ethernet}や&bold(){TokenRing}、&bold(){FDDI}といった&bold(){LAN}と、&bold(){ISDN}、&bold(){PPP}、&bold(){フレームリレー}といった&bold(){WAN}のものである。 こういったさまざまな&bold(){ネットワーク}において、&bold(){TCP/IP}を利用して通信を行うことができるというわけだ。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。