自身の管理している記憶装置をネットワーク上の他のコンピュータと共有し外部から利用できるようにするコンピュータ。
ファイルサーバ上にあるファイルは(許可されていれば)誰でも他のコンピュータから読みこんだり書きこんだりできるため、データの一括管理が可能になる。
ファイルサーバの導入によりコンピュータ間でのファイル移動の煩雑さが解消され、また個々のコンピュータに保存されているファイルの整合をとる必要もなくなる。
ネットワークに接続されていれば、他人が途中まで編集したデータにその場で手を加えて完成させる、といったことも可能になる。
プリントサーバと並んで、企業内LANの最も基本的な機能の一つである。
最近では、ファイルサーバ機能だけを持った専用コンピュータも販売されており、「NAS」(Network Attached Storage)と呼ばれる。
最終更新:2007年12月04日 11:13