『脳の右側で描け』

出版年 1981年1月10日初版
著者 ベティ・エドワード
訳者 北村孝一
発行所 株式会社マール社
結構分厚くて驚いた。
朝日カルチャースクールとか、ワークブックが出ているが、概要をざっと知りたい時に読むくらいがいいと思う。
原書を読むのが一番おすすめ。
内容は素晴らしいけど読書慣れしてない人には読みにくい文体。

17カ国語以上に翻訳された本書は、世界で最も広く用いられているデッサン技法書です。絵を描く才能など自分にはないと思っている人、いまさら教えてもらってもむりだという人。あるいはプロの画家、画学生、日曜画家として日常的にデッサンに親しんでいる人たちにとって、この本は自分の能力に大きな自信を与え、芸術への考えを深め、この世界への新しい見方を提示してくれるものとなるでしょう。
amazonの内容紹介から

amazonでこの本のレビューが9件しかないのは驚き。
レビューで「左利き推しがどうかと思う」ってのがあるが、本書に左利きを推している記述は一切ない。
むしろ、利き手と右脳の活性に関係があるかどうかは分からないってくらいに書かれてるから、このレビューを書いた人の読解力がなかったか、改訂版で記述が変えられたのかもしれない。

決定版でないほうのレビューは33件ありました。

この本の著者はノーベル賞を受賞した大脳生理学者スペンサーの研究を元にして、大学講師をしながら博士課程で学び、学位取得後、大学で実地に美術を指導しながら3年をかけてこの本の初版を作成しました。その成果が素晴らしいことは、教育関係を中心とするあらゆる分野の優れた書籍で、かなり以前から現在にいたるまで、この本が引用されているのを頻繁に見ることからもうかがい知ることができます。
ただ、この本を純粋に美術の教本、特に、素人画家や、または前衛芸術を志す方が読むには退屈(興味の無い部分が多いかもしれない)ではと思います。

ここでまとめてくれてます
ニコニコ動画に解説動画やワークブック実践動画がありました
解説動画
youtubeにも動画が上がってるようなので気になるようでしたら調べてみましょう。
近くの図書館の蔵書検索をするなら「カーリルローカル」がおすすめ。

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最終更新:2015年11月09日 09:42