iTunes共有実験とは?
P2P@iは,P2Pネットワークを用いて,自律分散型の巨大な仮想IPネットワークを構築することが出来ます.
この仮想IPネットワークを用いたiTunesの共有実験を行っています.
基本的には,下図のように,P2Pネットワークの上につくられた,仮想IPネットワークをつかって,iTunesの共有を行います.
iTunesのサーバは,こちらで,Debian lennyとmt-daapdを用いて構築しています.
各ユーザは,仮想IPネットワークを通して,このiTunesサーバにアクセスすることが出来ます.
注意!
ここで,公開している音楽は,パブリックライセンスの音楽のみです.
P2P@iを用いると,iTunesの共有を簡単に行うことが出来ますが,著作権違反となる音楽,動画等の公開は,私的利用をのぞいて,くれぐれも行わないでください.
どうぞ,その点を理解して,実験に参加してください.
よろしくお願いします.
インストール
まず,P2P@iをインストールして,起動してください.
なお,現在は,Firewall環境下では動作しませんのでご了承ください.
NAT環境下の方は,4649番ポートのUDPとTCP.
さらに,任意にUDPポート一つをブロードバンドルータでマッピングしてください.
設定
次に,設定を行います.
設定はWebベースで行います.
まずはじめに,IPアドレスまたは,ホスト名が正しいか確認します.
間違っていたら,正しいIPアドレスを入力してください.
NAT環境の方は,グローバルIPアドレスを指定してください.
次に,P2Pネットワークへ接続します.
右側のリストから,好きなURLを選んで,connectボタンを押してください.
一度では,うまくいかない場合がありますので,そのときは,何度か接続を試してみてください.
接続に成功すると,以下のようにステータスが変化します.
次に,仮想IPネットワークへ接続します.
接続するネットワークは,
channel = iTunes-planet
password = planet
IPv4 Network Address = 10.0.0.0 / 8
となります.
また,ここでは,Zero ConfigurationはYesとしてください.
利用する,UDPのポート番号を指定したい場合は,適宜,指定してください.
NATの方は,ここで,先にマッピング指定したポートを指定してください.
なお,このネットワークはすでに,左側のリストにありますので,それを選択して接続してもかまいません.
仮想ネットワークの接続が成功すると,下図のように仮想ネットワークインターフェースの情報が現れます.
では,iTunesを起動しましょう.
共有の欄に,Copyleft Musicsという項目が現れれば,実験成功です.
ここまで,つきあってくださってありがとうございました.
コメントはこちらへお寄せください.
- これ応用すればゲームとかに使えるかも・・・・ -- 名無しさん (2007-10-01 15:50:04)
orz...
最終更新:2007年10月01日 15:50