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「もうあの頃には戻らない」(2008/06/29 (日) 19:11:08) の最新版変更点
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「また……なのか」
ザフトエリート兵士の象徴である赤服を着たアスラン・ザラは嘆く。
「また……俺にキラと戦えというのかッ!?」
『殺し合いの』の開催宣言――あの場に確かに同席していたキラ・ヤマト――分かり合えた友人との――再戦の兆しに。
アスラン・ザラ、キラ・ヤマト、ラクス・クライン。
この三名は、同じ世界よりこの殺し合いに召集を受けた仲間関係にある。
しかし、その関係に至るまでには長く、遠い道のりがあった。
アスランはザフトのパイロット、キラは連合のパイロット、そしてラクスはプラントの歌姫と、それぞれが異なる位置に身を置き、
アスランとキラに至っては敵同士という対極の関係であった。
だが、それもかつての話。
お互いの戦友であるニコル、トールの死。連合の卑劣極まりないサイクロプス発動。カガリという二人を繋いでくれた友人の存在。
そして何より、アスランを導いてくれた元婚約者の存在。
数々の試練と葛藤を乗り越え、アスランとキラはやっと剣の向き揃えることが出来たのだ。
今さら戦う理由など、ない。
「それは、ここが殺し合いの舞台でもだ!」
誰が友を殺してまで生き延びようとするものか――アスランは、このゲームに抗うことを決意した。
【アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED)
搭乗機体:トライダーG7(無敵ロボトライダーG7)
現在位置:F-1
パイロット状態:良好
機体状態:良好
第一行動方針:キラ、ラクスとの合流
最終行動方針:ゲームからの脱出】
【初日:12:20】
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|本編37話|[[始まりの葬送曲]]|
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