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獅子は勇者と共に」(2008/11/10 (月) 19:23:47) の最新版変更点

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*&color(red){獅子は勇者と共に ◆ZbL7QonnV.} 「ひゃーっはっはっはは! 死ねぇ! 死ね、死ね、死ね、死ねぇぇぇぇいっ!」  その巨大な豪腕を振り回し、スターガオガイガーはバルキリーに殴り掛かる。  技も、駆け引きも、何も無い、力と勢い任せの殴打。  だが、ウルテクエンジンのパワーで振り回される巨大な腕は、それだけで巨大な脅威となってアムロの身に襲い掛かっていた。 「くっ……!」  紙一重の所で攻撃を避けながら、アムロは現状の打開策について考え続ける。  状況は最悪とまでは言わないが、かなり劣悪な事に変わりは無い。  バルキリーの火力では、スターガオガイガーの強靭な装甲を撃ち抜く事が出来ない。まして、弾数には限りがある。  それに対して、スターガオガイガーの攻撃はバルキリーにとって一撃で致命打となりかねない。  つまり、このままズルズルと持久戦に持ち込まれるようなことになってしまえば、こちらに勝ち目は無いと言う事だ。  その狂気を孕んだ過剰な攻撃性はともかくとして、ゴステロの操縦技能は決して低くない。  アムロが攻撃を危うげなく回避出来ているのは、スターガオガイガーの攻撃手段が単発的である事が大きい。  バルキリーの機動性に、ニュータイプとしての直感力。二つの利点を活かして回避行動を続ける事は、さして難しいわけではなかった。  もっとも、それとて限界が無くはない。長期戦で集中力に乱れが来れば、いつかは攻撃を避け切れなくなってしまう事もあるだろう。  もちろん、アムロとて“連邦の白い悪魔”と呼ばれたエースである。そう易々と、被弾を許すわけがない。  だが―― 「ちぃっ……! ハエみてぇに飛び回りやがって……! うざってぇんだよ、てめぇはぁぁぁぁっ!!」  あまりにも激しく、そして執拗に繰り返される攻撃を前に、なかなか突破口を切り開く事が出来ない。それが、今の状況だった。 「どうする……いっそ、逃げるのも手だが……」  長高々度の飛行能力ならば、おそらくバルキリーに分があるだろう。  ありったけの弾薬を目晦ましにすれば、それで十分な隙は作れるはずだ。  しかし、この危険な男を野放しにして、本当に良いのだろうか……?  ……いや、良くはない。  ニュータイプとしての研ぎ澄まされた神経が、黒い悪意を感じ取っている。  この男は、あまりにも危険過ぎる。今の内に仕留めておかなければ、どれだけの犠牲者を生むか分からない奴だ。  ならば……! 「使うか……? 反応弾を……!」  バルキリーに搭載された最強の武装。その威力は、ガンポッドやマイクロミサイルとは比べ物にならない。  それを直撃させる事が出来さえすれば、この状況を引っ繰り返す事も不可能ではないだろう。  シャアとアイビスは、もう十分遠くに行っているはずだ。  後は反応弾の威力に巻き込まれないだけの、十分な間合いを取れさえすれば……。 「ブロウクン……ファントォォォォムッッッ!!!」 「っ…………!」  唸りを上げて迫る拳。それを回避した所で、アムロは機体の異常に気が付いた。  ほんの僅かにだが、ガタがきている。  片腕を失った状態で、無茶な回避行動を取り続けていたせいだろう。機体のバランスが、ほんの僅かに崩れ始めていた。 「まずいな……早めに勝負を決めなければ……」  ……腹を括る。  機体の不調が、むしろ覚悟を決めさせた。 「畜生がッ……! あの野郎、チョコマカと逃げ回りやがってぇ……!」  バルキリーの機動性に舌を巻きながら、ゴステロは苛烈な攻撃の手を休めようとはしていなかった。  ゴステロとて、無能ではない。あの赤い機体が何かを企んでいる事には、薄々ながら気付いていた。  だが、それがどうした。あの機体が自分に対して有効な攻撃を与えられない事は、これまでの攻防から明らかになっている。  ならば、焦る事は無い。勝利は、じっくりと味わうものだ。逃げる気が無いと言うならば、むしろ自分にとっては好都合というものだ。  あの機体が何を企んでいるかは知らないが、所詮は雑魚の足掻きに過ぎない。  そうだ……このスターガオガイガーの圧倒的な力さえあれば、あんな飛ぶ事しか能の無い機体など敵ではない……! 「おらぁぁぁぁぁぁっ!」  GSライドのパワーに身を委ね、ゴステロは力任せの攻撃を繰り返す。  ……だが、彼は気付いていなかった。  勇気を力の源とするGストーン。ゴステロの歪んだ精神に触れ続けていたそれが、少しずつ輝きを失い始めていた事に……。 「なんだ……? 奴の攻撃……さっきまでと比べて、ほんの僅かに弱まっている……?」  スターガオガイガーの熾烈な攻撃を神業的な機体操作で回避し続けるバルキリー。  機体表面に幾つもの損傷を作りながら、これまで反撃の機会を辛抱強く待ち続けていたアムロは、だからこそ敵機の異常に気付く事が出来ていた。  誘っているのか……?  ……いや、恐らくは違うだろう。  あの巨大な機体から湧き上がる悪意は、その勢いを弱めていなかった。  恐らくは、自分でも気付いてはいない。  ならば……仕掛ける好機は、今を置いて他に無い! 「よし……!」  もう殆ど使い果たしてしまったマイクロミサイル。その全てを“一点”に向けて、バルキリーは一気に射出する。  スターガオガイガー、ではない。その足元に広がる荒野に向けて、ミサイルの雨は降り注ぐ。  轟、と大きな音を立て、砂の嵐が巻き起こる。 「なぁっ……!?」  足場に走った衝撃と、巻き上げられた砂の煙幕。その二つに、スターガオガイガーの攻撃が思わず途絶えた。  その隙を見逃さず、バルキリーは遙か高くに舞い上がる。  最大速度で空を切り裂き、赤の戦闘機は迷う事無く“それ”を目指す。  目指す先は、光の壁だ。あの向こう側に抜けてしまえば、反応弾の威力に巻き込まれる事は無い――!  光の壁を抜ける直前、バルキリーは急激に機体を旋回させる。  そして砂煙で隠れた悪意に向けて、最後の切り札――反応弾を撃ち放った。 「これで……終わりだ!!」  閃光、轟音、そして――  その結果を見届ける事無く、バルキリーは光の壁を抜けて行った。 「うおおおおおおっ!?」  足場を走った衝撃に、ゴステロは思わず叫び声を上げていた。  物凄い勢いで巻き上げられた砂煙が、ゴステロの視界を覆い隠す。  目晦ましか――なめた真似を――!  下らない小細工に、ゴステロの怒りは膨れ上がる。 「何か企んでいるとは思っていたが、こんな煙幕程度で俺様を――――!?」 「……やった、か」  反応弾の確かな手ごたえに、アムロは安堵の溜息を吐いた。  恐ろしい敵だった。まるで悪意と憎悪の塊のような、とてつもないプレッシャーを放つ相手だった。  彼が何者で、どんな人生を歩んできたのか、自分には窺い知る事が出来ない。  だが、ろくなものではないのだろうと言う事は、容易に想像する事が出来た。  ニュータイプとしての直感が感じ取った巨大な悪意ばかりではない。  あの男の戦闘技術は、間違い無く数多くの実戦を踏んだ人間のそれだった。  戦う事……いや、相手を痛め付ける事に喜びを見出す危険人物、か……。  もしこの場にカミーユがいれば、こう彼の事を評していただろう。  生きていてはいけない人間、と。 「ともあれ、これで……」 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっ!!!」 「――――――――っ!?」  ――それは、完全な油断だった。  輝く壁の向こう側から雄叫びと共に現れた、先程の巨大な機体よりも一回り小さい、スマートな印象の白い機体。  だが、アムロには分かる。あの機体に乗っているのは、先程の機体に乗っていた男と同一人物だ。  この巨大な悪意――忘れられるわけがない! 「っ…………!」  バルキリーを急旋回させ、アムロは迫り来る一撃を避けようとする。  だが、遅い。  ほんの僅かな油断を突かれて、どうしても反応が間に合わない。 「まずい――追い付かれ――――!」 「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇい!!」  ドゴォォォォォォォ…………!  ガイガークローがバルキリーを貫き、赤の戦闘機は炎に包まれた。  ……アムロ・レイは生きていた。  バルキリーが破壊される一瞬前に、緊急脱出装置を起動させていたのだ。  もっとも、それはアムロの命を数分だけ延ばす結果にしかならないだろう。  アムロが爆破寸前の機体から脱出した事は、ゴステロの目にも映っていたからだ。 「ひゃーっはっはっはっは! しぶてえなぁ、お互いによぉ!」  反応弾が命中する寸前に取った行動を思い出しながら、ゴステロは大きく笑い声を上げていた。  砂煙が巻き起こった次の瞬間、ゴステロを突き動かしていたのは動物的な生存本能だった。  ヤバい――  そう思った瞬間にゴステロが取った行動は、ブロウクンファントムを打ち出す事だった。  それも、ただ普通に打ち出したのではない。ブロウクンファントムにプロテクトリングを重ね掛けした上で、渾身の一撃を繰り出していた。  計算しての事ではない。ゴステロ自身、咄嗟の事だ。  だが、結論から言うのなら、その行動は間違っていなかった。  プロテクトリングが作り出す防御の力と、ファントムリングが作り出す攻撃の力。  二つの相反する力は偶然にも巨大なエネルギーのうねりを生み出し、ブロウクンファントムが迎撃した反応弾の威力を大きく削ぐ事に成功していた。  攻撃と防御の力を融合させて繰り出したその一撃は、不完全ながらもヘル・アンド・ヘヴンと酷似した性質の力場を発生させていたと推測される。  無論、このような攻撃手段はガオガイガーに装備されていない。咄嗟の行動が偶然に繰り出させた、イレギュラーな一撃である。  そして、イレギュラー故に、その代償は決して安くなかった。  スターガオガイガーの右拳は、荒れ狂う巨大な力に巻き込まれる形で綺麗に消し飛んでいたのである。  それだけではない。ファントムとプロテクトのリングもまた、規定外の使われ方をした為に、過剰な負荷に耐えられず爆発四散してしまった。  ステルスガオーⅡのウルテクエンジンは臨界直前まで酷使されて、もはや使い物にならなくなっている。  使い物にならなくなった両腕と、リングを失いエンジンが焼け付きかけたステルスガオーⅡ。  心残りが無いではなかったが、この二つはもはや使い捨てにするしか――ファイナルフュージョンを解除するしかなくなっていた。  もっとも、そんな事はどうでもいい。  今のゴステロにとって重要な事は、この溜まりまくった鬱憤をどうやって晴らすか。ただ、それだけなのだから。 「くっ……くくっ! くひゃひゃひゃひゃ! 今まで散々俺様をコケにしてくれやがった罰だぁ……!  そう簡単には殺さねぇ! じっくり、たっぷり甚振ってやる!」 「っ…………!」  脱出装置を抜け出たアムロに、ゴステロは狂った哄笑を向ける。  たとえ相手が機体に乗っていなかろうと、ゴステロに容赦する気持ちは無い。  むしろ自分よりも弱い相手を一方的に嬲る事に、ゴステロは歪んだ喜びを憶えていた。  ゆっくりと振り上げられる、ガイガーの足。  ゴステロの企みに気が付いて、アムロは身を起こし走り出していた。  どすんっ……!  つい先程までアムロの居た場所に、ガイガーの足が振り下ろされる。  あと一秒でも逃げ出すのが遅れていたら、アムロの身体は潰れてしまっていただろう。 「ははっ! 上手く避けやがったなぁ! だが、次はどうだぁ?」  無力な蟻を踏み潰すように、ゴステロは逃げ惑うアムロを追い駆ける。  楽しかった。  ちっぽけで無力なゴミどもを、圧倒的な優位に立って踏み潰す。  これだ……! これこそが俺様のあるべき姿だ……! 「俺はなぁ……人殺しが! 大好きなんだよぉッ!!」  ひどく歪んだ喜びを憶えながら、ゴステロはアムロをじわじわと追い詰める。  ……愉しみに浸るゴステロは、だからこそ気付かない。  獅子が、怒っている事に。 「はぁっ……! はぁっ…………!」  息を切らせて、アムロは走る。  その顔に、諦めは無かった。  あまりにも絶望的な状況の中で、それでも生き抜く事を諦めてはいない。  ……アムロとて、馬鹿ではない。この状況を好転させる事が不可能である事は、痛いほどに理解していた。  だが、それでも諦める事だけは出来なかった。  それは、何故か? 「っ…………!」  どさっ……!  体力の限界に達した身体が、ついにアムロの足を止める。足元の小石に蹴躓き、アムロは地面に転がった。 「はっはぁ! なんだ、もう終わりかよ?」 「…………」 「ホラ、逃げてみろよ。なんだったら、泣き喚いて命乞いでもしてみるか? ひょっとしたら、俺様の気が変ったりもするかもしれないぜぇ?」  うずくまるアムロを見下ろして、ゴステロは上機嫌な声で言う。  無論、嘘だ。ゴステロがアムロを見逃す事など、万に一つもありえない。  だが、その言葉に騙された馬鹿が惨めったらしく命乞いをする様子を想像すると、なかなか面白そうだった。 「……断る」 「あぁん……?」  だが、アムロは拒絶する。  この悪意で染まりきった男に屈する事は、そう……アムロ・レイの“勇気”が許さなかった。 「お前のような奴に命乞いをするくらいなら……最後の瞬間まで戦って死んだ方がずっとマシだ!」  ――悪の暴力に屈せず、恐怖と戦う正義の気力。  人、それを……“勇気”と言う! 「ああ、そうかよ……なら死ぃ……!? なぁっ、なんだぁ……!?」  突如起こった機体の異常。ゴステロの意思に反して、やおらガイガーは動きを止めていた。  それは、ギャレオンが見せた反逆の意思に他ならない。  勇気ある者達と共に戦い続けた正義の獅子は、ここにきて激しい怒りを抑えきれなくなっていた。 『ガォォォォォォォォォンッッッッ!!!』  獅子は吼え声を轟かせ、邪悪の束縛を引き千切る。  ――そう、フュージョン状態の強制解除。  これまで自分の身体を支配していた邪悪な存在――ゴステロを排除して、獅子は大地に降り立った。 「なっ……! て、てめぇ、このポンコツ、何のつもりだ!? ど、どうして俺様を……!」  ゴステロが上げる怒りの声に、だがギャレオンは応えない。  正義の獅子が見詰める先には、勇気を示した一人の戦士――そう、アムロ・レイの姿があった。 「お前……は…………?」  ……獅子の瞳に覗き込まれて、アムロは獅子の意思を知る。ニュータイプの力が、ギャレオンの意思を感じ取っていた。  そして……。 『ガォォォォォォォォォンッッッッ!!!』  獅子は再度の吼え声を上げながら、アムロの身体を――呑み込んだ! 「フュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ! ジョォォォォォォンッッッッ!!!」 「ば、馬鹿なっ……! こんな……こんな馬鹿な事があってたまるかよ!? どうしてだ……! どうして俺様の機体がっ……!」  ギャレオンとのフュージョンを果たした、つい先程まで哀れに逃げ惑っていたはずの無力な男。  この場から逃げ出す事すら忘却し、ゴステロは思わず叫び声を上げる。  どうしてこうなってしまったのか……何が悪かったというのか……! 「……お前の敗因は、たった一つだ」 「ひっ……!?」  つい先程とは逆転した立場で、アムロはゴステロに声を掛ける。  いくら機体が無いとは言え、見逃す気は起こらなかった。  この男を生かしておけば、数多くの悲劇が起こる事は間違い無いからだ。 「お前は……勇者じゃなかった……」 「ま、待てっ! 俺が悪かった……! 謝る! もうしない! だから助け…………ひでぶぅぅぅぅぅっ!?」  ……ガイガー渾身の爪先蹴りが、ゴステロの身体を吹き飛ばす。  奇怪な叫び声を上げながら、狂気のサイボーグは絶命した。 「……よし、これは何とか使えそうだな」  反応弾の着弾地点、ガオーパーツの残骸が転がる中、アムロは辛うじて使い物になりそうな機体を漁っていた。  ステルスガオーⅡ、ライナーガオー。この二つに関しては、完全に使用は不可能となっていた。  だが、運良くと言うべきか。ドリルガオーだけは、何とか破壊を免れていた。 「なるほど……このパーツ、分離した状態でも腕に装着できるのか……」  ドリルガオーがガイガーに装着可能な事を知り、アムロは「ついてるな」と呟きを洩らす。  敏捷性に優れるガイガーだが、いかんせん破壊力に乏しい事は否めない。  攻撃力の不足を補う事は出来ないかと悩んでいたが、どうやらこれで問題も解決出来そうだ。  ついでに言えば、シャアの奴に核ミサイルから乗り換えさせる事も出来る。このドリル、人が乗り込む事も出来るらしい。  唯一残念だった事は、ガイガーの蹴りを受けた衝撃によって、ゴステロの首輪が破壊されてしまっていた事だ。  あの時は冷静な判断力を働かせる事が出来なかったが、今になって思うと惜しい事をしたと思う。  ……もっとも、自分だけが機体に乗った状態で生身の人間を嬲り殺しにするような行為に抵抗があった事は否めない。  いくら相手が信じられないほどの外道であったとしても、だ。  もしかしたら無意識の内に、そんな考えが攻撃に必要以上の力を込めてしまっていたのかもしれない。  せめて苦しむ事の無いよう、一思いに……と。 「過ぎた事を悔やんでも仕方ない、か……」  苦いものを噛み締めながら、アムロは沈痛な声で言う。  そうだ、今は前に進むしかない。あの絶体絶命の状況を生き残れた事だけでも、良しとしておくしかないだろう。 「マッハドリル、装着!」  ふと頭の中に浮かび上がった名前を呼び、ガイガーはドリルガオーを装着する。  思った以上に時間を食ってしまった。シャア達との合流を急がなければ……。 【アムロ・レイ 搭乗機体:ガイガー(勇者王ガオガイガー)  パイロット状況:良好  機体状況:機体表面に傷跡(戦闘には支障無し)       マッハドリル(ドリルガオー)装着  現在位置:H-2  第一行動方針:シャア達との合流  第ニ行動方針:首輪の確保  第三行動方針:協力者の探索  第四行動方針:首輪解除のための施設、道具の発見  最終行動方針:ゲームからの脱出  備考:ボールペン(赤、黒)を上着の胸ポケットに挿している】 &color(red){【ゴステロ 搭乗機体:なし} &color(red){ パイロット状態:死亡 } &color(red){ 現在位置:A-2】 } 【時刻 20:45】 ---- |本編112話|[[失われた刻を求めて]]| ----

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