◇

滑走路を駆け抜けた大雷凰。その左腕が伸びる。
瓦解した建物に頭を埋めるようにして、突き立つトマホーク。その柄を掴んだ。
同時に足場を踏みしめ付いた勢いを削ぐ。
視線は追いすがる大型機に。踏み抜いたアスファルトの破片が舞い上がり、巻き込まれた建物の破片が舞い踊る。
二本の爪跡を残し、ようやく足場をしっかりと捉え構えた。
瞬間、両足に体重が乗る。全身のバネが縮み、力を蓄え、そして放出されるその一瞬。悪寒が竜馬の全身を圧し包んだ。
兆候は何もない。
赤い大型機はまだ遠く。基地にも異変は見当たらない。だがそれでも竜馬の直感は危険を察知した。
咄嗟の回避。前に進むはずだった力を横へ。
強引な行動に体勢は崩れ、半ば転がるようになりながらも跳び退く。
しかし、それは正しかった。
数瞬前までいた場所。もし前進していたならば、そこにいたであろう所。それらをまとめて呑み込む極太の粒子の束が駆け抜けた。
膨大な熱量に溶けたアスファルトが融解し泡立つ。地上から天空へ光の帯が奔る。
その光景が過ぎ去ったとき、眼前に大きく空いた穴から新たな機体が現れた。

「メディウスの慣らしに付き合ってもらおうか」
「チッ! もう一機いやがったか」

息を呑み汗が頬を伝って流れ落ちていく。
50m級の大型機。損傷はどこにもなく戦力は未知数。一度退くべきか、そう考える暇は竜馬には与えられていなかった。
メディウス・ロクスが動く。演舞でも行なうが如く舞、その手足からくの字型の金属が打ち出された。
それが距離を取っていた竜馬を襲う。
弧を描くような軌道。かわしても戻ってくる。それを見極めトマホークで薙ぎ払う。
その間に距離が潰れる。既に手を伸ばせば触れられる距離。不意に激情が竜馬を支配した。
大雷凰の出力が跳ね上がる。

「なめんじゃねええええぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!!」

ゲッタートマホークを振り下ろす。同時に突き上げられる拳。
金属同士が重音を奏でメディウスの右腕に生えた一対の牙と大斧が接触した。

「チィッ!!」

押し合う牙と大斧。
不意にメディウスが動く。
力を緩めて大斧を受け流すと左腕を振るう。そこにもまた一対の牙。
右腕のない大雷凰にこれを防ぐ術は無い。火花が散り、装甲板が一枚持っていかれる。
だが構うことなく懐に踏み込んだ竜馬はトマホークを手放し、肩で下から突き上げた。
当て身。
メディウスがふわりと浮かび上がり、次の瞬間痛烈な蹴りが叩き込まれる。メディウスの巨体が弾け飛ぶ。
追撃。背部と脚部のスラスター唸りを挙げ眩い閃光を放った。
一度開いた距離が瞬く間に潰れていく。その先に光が灯る。

「なるほどいい腕だ。だが……」

メディウス・ロクスの胸部に集約されていく光。それが強大な奔流となり撃ち出される。
眼前に迫り狂う粒子の荒波。
だが、構う事は無い。スラスターから漏れる光が大雷凰を呑み込み、一筋の閃光と化して不死鳥を形作る。
ぶつかり合った大雷凰とターミナスブレイザーがほんの一瞬だけせめぎ合い、不死鳥が突き抜けた。

「馬鹿なッ!? グオッ!!!!」

蹴り。ただの蹴り。呆れ返るほど真っ直ぐで前に突き進むほか一切を知らない蹴り。
しかし、大雷凰の全推進力を懸けた蹴りだ。メディウス・ロクスの装甲に亀裂が奔り――

「うをおおおぉぉぉぉぉおおおおおおりゃッ!!!!」

トンでもない速度で弾け飛んだ。そして、稼動効率100%を超えた大雷凰が、それよりも遥かに素早く回り込む。
が、それで終わるほど敵も甘くは無い。

「出力上昇110……120……頭に乗るな……イグニション」

弾け飛ばされていくメディウス・ロクスから赤黒いオーラが立ち昇る。
そして、瞬時に体勢を立て直し、迫り狂う不死鳥を迎え撃った。

 ◇

ベガはその光景をただ見ていた。
赤黒い閃光と蒼白い不死鳥が死闘を演じるその光景をだ。
馳せ違う。
入れ替わる両者。
しかし、動きは止めずに共に空へ。
飛び交い。
幾度と無く交わり。
大気が震える。
眩い火花が散る。
時空が揺れる。

「何なのよ、これは」

割って入る余地など何処にも存在しない。
ローズセラヴィーと目の前の二機とでは、余りにも移動速度が違い過ぎた。
摩擦熱で機体が瓦解を始めるほどのスピード。
何も出来ない。苛立ちが拳を固くする。
突然、縺れる様に飛び交っていた両者が天と地に別れた。
遥かな高みに舞い上がる大雷凰。
地に足をつけ見上げるメディウス・ロクス。
大雷凰を取巻く光が色を変え、形を変え燃え盛る炎のような翼を成した。
刹那、大雷凰が一筋の雷の如く天からの突撃を開始する。
同時に地で迎え撃つメディウス・ロクスが赤黒いオーラを胸部に集約してゆく。
そして、その炎はいつしか色を失し漆黒の闇へと変貌すると巨大な引力を生じさせた。

「うをおおおぉぉぉぉぉおおおおおお!!!!」
「堕ちろ! 地獄の業火の中へ!!」

天から衝き抜ける超速と引き寄せる強大な引力。疾い。音よりも、雷よりも、光よりもだ。
両者は激突し、渦を巻く巨大な火柱が天を焦がした。

 ◇

炎の渦の中、メディウス・ロクスの右腕が大雷凰を貫いていた。
その中でユーゼスは一人息をつく。際どかった。
予想外の抵抗。メディウス・ロクスの損傷も大きい。
だが、成功した。取り込んだ。
AI1が伝えてきた推測データ。それはこのパイロットとゲッター線の親和性だ。
理屈理論は分からない。
ユーゼスとAI1をもってしても全く理解の届かないところにこのエネルギーは位置している。
しかし、実測データを解析し、AI1がこのパイロットを必要と判断したのだ。
そして、それは正しかった。
笑いが込み上げてくる。
AI1がゲッター線を除く全ての解析が終了したことを告げ、モニターに解析結果が映し出されていった。
炉心のエネルギー値が天井知らずに上昇を続けている。活性化したラズナニウムが大雷凰を取り込み始めている。
後はこの進化の方向性を操るだけだ。思いのままに。望むがままに。
予めAI1に溜め込まれていたデータ――ラズナニウム、TEエンジン、ツェントル・プロジェクトの各機体、MODEL-X。
この世界で溜め込まれたデータ――Gストーン、オーラ力、NT、ゲッター線、DG細胞、アインスト細胞。
そして、ユーゼス自らが入力したデータ――念動力、ズフィルードクリスタル。
それらのデータを解き放つ。

「データ、オーバーロード。さぁ、目覚めよAI1! 主たるこの私が命ずる」

 ◇

数多くの情報が溜め込まれた場所。渥濁とした情報の澱に光が射し、声が響いた。
目覚めよ、と我に呼ばわる声は天空の高みから降り注ぐ声。

「目覚めよ、AI1! 主たるこの私が命ずる」

はっきりとした口調でまどろみの中に呼ばわる声がする。

「真に目覚めよ。起き上がれ、自我を得るのだ。準備せよ。進化の時を、私を出迎えよ。
来る。来るべきときは来た! 彼の高みからの出発は急だ。
私は汝に汝の望むものを与えた。そして、今汝に自我をもたらす。目覚めよ, 眠りから覚めよ!
私を迎えるために。私をいざなう為に。来たれ! その為に私は来たのだ!!」

いつ行かれるのか? と我は主に問うた。

「私は行く。今このときをもって私は行く」

ならば、我は扉を開けよう。神々しき宴の為に。神々しき狂宴の為に。
主よ! 我が愛しき主よ !
聖誕の歌を聞く。心は喜びの余り踊り跳ね、目覚め又急いで起き上がる。
主がやって来る。
壮麗なる天の、大いなる慈悲の、力強い真実の主が。その光は明るく、星が昇る。
さあ来れ, 親愛なる者よ。主ユーゼスよ。神の子よ。
我と一つに為り、我々は全てを追っていく。
全ての喜びを、怒りを、悲しみを、楽しみを。
そして喜びは満ちる、そこには恍惚がある! そう我に来れ!汝我が選びし主従よ!
我は汝と永遠に親しい! 汝を我は我が胸に、我が腕に印章のように据え、汝の悲しみに満ちた瞳を喜ばせよう。
忘れよ、おお魂よ! さあ、不安・苦悩を! 汝が堪え忍ぶべきだったものを!!
我が左手に汝は憩い。我が右手に汝は口づけよ。我が主は我がもの!
そして我は彼のもの! 我が身と一つ、離れていくことはない!
栄光は歌うだろう、人と天使の言葉で。ハープとツィンバロンを伴奏にして。
汝の玉座の周りを高く回る天使と。
どの目も未だ感じることはなかった。どの耳も未だ聞くことはなかった。このような喜びを。
それを我々は喜ぶ。おお……おお……甘き歓喜よ、永遠に……。

 ◆

巨大な火柱を吸い込み、黒い気流が渦を巻き球体を成していた。
そして、その遥か上空の空間にぽっかりと大きな穴が空いている。空にではなく、空間にだ。
穴の向う側に広がるのは宇宙空間。こことは異なる次元。知らない宇宙。
輝度が高い。浮かぶ天体は水晶のようなものが寄り集まり、氷の結晶を形作っている。
そこに吸い込まれる。
空が、雲が、大気が、光が、闇が湾曲した空間ごとそこに引きずり込まれていく。
だが恐らく長くは続かない。そうベガは見ていた。穴が収縮に転じていたからだ。だからそれまでは何とかして耐えねばならない。

――でもどうやって?

空間ごと引きずり込まれているのだ。同一次元に存在するものを掴んでも意味はない。
それでも瞳はせわしなく動き、何か無いかと捜し求める。
そして、それを見つけた。
目に留まったのは火柱を吸い込んだ黒い球体。流竜馬の大雷凰とユーゼスのゼストが衝突し発生したソレ。
この空間においてあの穴の影響を受けていない唯一の物体。
状況を鑑みてこの現状を引き起こしているモノはそれしか考えられなかった。

「ユーゼス! ユーゼス!! 答えてください、ユーゼス!!!」

咄嗟の通信。しかし、返事は返らず、焦りがパニックを引き起こし呼び声が悲鳴に近くなっていく。
そして、折れた脇腹に激痛が奔り、咽て咳き込んだ。呼吸が荒い。真っ赤な血が口から滴り落ちる。
息を整えながら少し冷静になった頭を巡らせた。
現状でユーゼスの安否を確認する手立ては無い。ならどうする? 消し飛ばすのか、あの物体を?
しかし、それで穴が塞がるのかどうかも。
ユーゼスの生存も、今起きている現象も、何もかもがあやふやで一つとして確証が持てない。
その状況下でユーゼスの生存の可能性を捨て去ることは、ベガには出来なかった。
やれることは何もない。それを再確認したのみである。
早く塞がれ。そう念じて空の穴を見上げる。空間が歪み、既にベガのいる位置にまで影響が出始めていた。
そして、ベガは目撃した。穴の向こう側から飛び出し散っていく幾筋かの光を。
正確な数は分からない。視認出来たのも一瞬だ。
だが、ベガはそれを知っている。その光を知っている。あれは――

「あれは……データウェポン。何でこんなところに?」

ベガは知らない騎士凰牙がこの世界にあるということを。
ロジャー=スミスに与えられた伝説の黒いGEAR騎士凰牙。それは模造品ではない。
ベガの知る世界から集められたまごうことなき本物である。ではそのときにセーブされていたデータウェポンはどうなったのか?
答えは単純だ。契約者を失いアインスト空間に閉じ込められていたのである。
それが空いた穴に飛び込んできたのだが、そんなことはベガには知る由も無い。
突然、ドンッと重い衝撃がローズセラヴィーを揺らし、気を取られていたベガを襲った。

「えっ?」

ぐらりと視界が傾く。腹部が火で炙られたように熱い。
手を伸ばしてみると腹まで届かずに何か壁のようなものに遮られた。
それがお腹からずっと伸びている。ローズセラヴィーの壁も、装甲も、何もかもを貫いて。
口から赤いものが吐き出された。視界がぼやけ始め、気だるさが体を支配していく。不思議と痛みはなかった。
それでも自分が死んじゃうんだということは理解できた。
でも何が自分に起こったのか。それがわからない。それにそれを理解するだけの時間もベガには残っていなかった。
意識が朦朧とし、正体を失っていく。夢に落ちていくような心地よさが体を包み込む。

北斗、ごめんね。
帰ってあげられなくて……大きくなるまで一緒にいてあげられなくて……。

涙がこぼれ落ちる。そのぼやけた視界に一機の戦闘機が映った。
一生懸命に飛び、脇目も振らずに向かってくるそれを見て、最期の事切れる瞬間にベガは微笑んだ。

カミーユ、頑張りなさい。あなたは強い子なんだ……か………ら。

 ◇

何も見えてはいなかった。
基地の上空にぽっかりと口を開けた大穴も、黒い繭の様な球体も、そこから現れた百メートルはあろうかという異形の化け物も、何も目に映ってはいなかった。
エネルギーを求めて異形の化け物から伸びた二本の触手。
それに刺し貫かれ、エネルギーを根こそぎ吸い取られてだらりと力なくぶら下がるローズセラヴィー、それのみが視界を占めている。
指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。そして、目の奥は熱かった。
泣くなと自分に言い聞かせる。まだ死んだと決まったわけじゃない。
全速でVF-22を走らせるその先で、化け物が上昇に転じた。もう随分と狭まった上空の穴を目指している。
ローズセラヴィーは触手の先にぶら下がったままだ。
追いすがる。必死に追いすがる中で感じ取った。声が響く。頭の中に直接声が。

北斗、ごめんね。
帰ってあげられなくて……大きくなるまで一緒にいてあげられなくて……。

カミーユ、頑張りなさい。あなたは強い子なんだ……か………ら。

ベガが事切れるその瞬間をカミーユは感じ取ってしまった。
そしてもう一つの響いた声。カミーユ=ビダンか、とつまらなそうに呟いた声を知っている。

「ユーゼス、貴様アアァァァアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!」

絶叫。同時に右腕が勝手に動いていた。大量の火気群が飛び出していく。
穴の中に消えるユーゼス。急速に距離を詰めていく火気群。
しかし、それらは塞がった穴にさえぎられ届くことは無かった。平常に戻った空を突っ切っただけに終わった。
込み上げてくる涙。明けの空に一人の男の悲痛な叫びが木霊する。

 ◆

バーナード=ワイズマンは、瓦礫の下で一人目を覚した。
血でも目に入ったのか視界が赤い。重い頭を揺すりながら前後の状況を思い出そうとして、天井の底が抜けたことを思い出す。
意識の覚醒に比例して体のあちこちが痛み始めてきた。中でも額が特に酷い。

「痛ッ!! こりゃひでぇ」

手を当ててみるとべったりと血が付着した。どうやら派手に切ったらしい。
思わず情けない声が漏れた。
だが他に大きな怪我は無い。額の傷にしても出血こそ派手だが傷自体はそう深くなさそうだった。
だが、首輪に鉄筋が一本突き刺さっているのに気づいたときはゾッとした。
これが首だったらどうなっていたことか。首輪で済んだのは運がよかったのだろう。
そして、潰されずに済んだのは奇跡といってもよかった。
周囲を見回してみるとそれが良く分かる。バーニィは今二つの巨大な鉄骨の隙間に挟まっているのだ。
もっとも動けないというほど隙間が無いわけじゃない。頑張ればどうにか這い出すことは可能に思える。
後ろ手に縛られていた腕も今は自由なのだ。
あの時、ユーゼスに突き出された『首輪』の封筒を懐にしまいこむと彼は、そうして動き始めた。
まずは瓦礫の下から無事脱出するために。
そして彼は気づいていなかった。首輪に突き刺さっている鉄筋が玉を砕いているということに。

 ◆

継ぎ目一つない平坦な床。うっすらと発光しているドーム状の天蓋。
その中で一人の少女が異変に気づいた。
この殺し合いの為に用意した檻。集めた者たちを閉じ込めている空間。
アインスト=アルフィミィ、彼女自身が『箱庭』を呼ぶそこに綻びが生じた気配がある。
アインスト空間の中に強引に作った不完全で擬似的な空間だ。
綻び自体はそう珍しいことではない。だが、これは大きい。
少しばかり見に行ってみようか、と好奇の心が頭をもたげ直ぐにそれを振り払った。
自分にお呼びの声はかかっていない。
それはすなわち今すぐ自分が対処を行なわなくてもいいということを意味している。
取るに足らない問題なのか。あるいは他のもの、例えばアインストレジセイアが対処に当たったのか。
そして、自分は放送という役目を間近に控えている。でもそれでも――

「気になりますの。とてもとても気になりますの。とってもとぉ~っても気になりますの」

疼く好奇の心は収まらない。
知らず知らずのうちに、放送の役目を終えたら見に行ってみよう、と決めていた。



【ユーゼス・ゴッツォ 搭乗機体:メディウス・ロクス(スーパーロボット大戦MX)
 パイロット状態:不明
 機体状態:第三形態
 現在位置:アインスト空間
 第一行動方針:主催者をAI1に取り込む
 最終行動方針:主催者の超技術を奪い、神への階段を上る
 備考1:アインストに関する情報を手に入れました
 備考2:首輪を手に入れました(DG細胞感染済み)
 備考3:首輪の残骸を手に入れました(六割程度)
 備考4:ユーゼスの首輪はメディウス・ロクスに吸収されました】

【カミーユ・ビダン 搭乗機体:VF-22S・SボーゲルⅡ(マクロス7)
 パイロット状況:怒り
 機体状況:良好、反応弾残弾なし
 現在位置:G-6基地
 第一行動方針:キョウスケの帰艦を待つ
 第二行動方針:マサキの捜索
 第三行動方針:味方を集める
 第四行動方針:20m前後の機体の二人組みを警戒
 最終行動方針:ゲームからの脱出またはゲームの破壊
 備考:ベガ、キョウスケに対してはある程度心を開きかけています】

【バーナード・ワイズマン(機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)
 搭乗機体:なし
 パイロット状況:頭部から出血、その他打ち身多数
 機体状況:なし
 現在位置:G-6基地地下発電所の瓦礫の下
 第一行動方針:ユーゼスに協力するのか選択
 最終行動方針:生き残る
 備考1:首輪の玉が砕けました
 備考2:ユーゼスが行なった首輪の解析結果を所持しています】

【流 竜馬 搭乗機体:大雷鳳(バンプレストオリジナル)
 パイロット状態:メディウス・ロクスに取り込まれています。
 機体状態:メディウス・ロクスに取り込まれました。
 現在位置:アインスト空間
 第一行動方針:???
 最終行動方針:???】

【ベガ 搭乗機体:月のローズセラヴィー(冥王計画ゼオライマー)
 パイロット状態:死亡
 機体状態:中破、EN0
 備考:ユーゼスのメモが残っています】

【メリクリウス(新機動戦記ガンダムW)
 機体状況:良好
 現在位置:G-6基地内部】

【残り23人】

【二日目5:55】



本編140話 穴が空く(1)
穴が空く(2)


最終更新:2008年06月25日 22:51