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彼方よりの帰還 ◆7vhi1CrLM6




揺蕩う意識の中で、誰かの声を聴いた。
一人じゃない。二人でもない。もっと多くの人間の声を。

『待て! こちらは君の敵ではない!! 攻撃をやめr』
『助けて、兄さん』
『たすけ……とう、や……』

助けも伝わらず懇願すら適わなかった絶望。

『これが『ガンダム・ザ・ガンダム』と言うものかあぁぁぁぁっ!!?』
『楽し……かった……ぜ。じゃあな……と……や』

充分に戦い、散っていった者の充足。

『おっ、俺がこんなところで……! エイジっ、エイジいいいいいいいい!!』
『ああ、嫌だ嫌だ。嫌だなぁ』
『……ば、馬鹿な……この私が……全能なる調停者たる……このユーゼス・ゴッツォが……!』

志半ばで散った無念。

『これからも末永く、お付き合い願いま――』
『あなたとの話し合いをの――』
『やっぱり、アキトだ』
『駄目ッ!』

最期まで自分の身に降りかかった災いに気づかなかった迂闊さ。

『私の命も背負っていけ、アイビス……』
『私もろともメディウスを葬り去れ!』
『醜き者よ、今は驕っているが良い。だが、醜き者は滅ぶべき定めにある』
『カミーユ! ここを撃て! 撃ち貫け!』

自らの命を糧に、後の世に繋げた希望。

『朝比奈を護るんだぁぁぁぁあああ!!』
『ラキ…』
『ロラン……もう一度会いたかったな』

心の底から願いながらも、一目会うことすら叶わなかった悲哀。

『テニア、あなたは生きのびて――』
『ニコル……ラクス……す…ない……キ…ラ…』
『テニア! 無事だったのか!』
『ごめんな、アル……クリス。俺はもう、帰れない』

その他思い思いの言葉を語る声が、善いものも、悪いものもなく流れ込んでくる。
その声は、その想いは混ざらない。
混ざらないくせに否応なしに中に入ってきて、結びつき、切っても切り離せない自分となる。
どこまでが自分で、どこまでが他人なのか、その境界線が曖昧なっていく。
基地に引き返そうとするのを止められて憤り、キラと模擬戦を繰り広げたのは自分だ。
その身と引き換えにサイバスターをブンドルから受け継いだのも、紛れもない自分だ。
だが、ギンガナムからアイビスを逃がしたのは? 妹とも思える存在にくびり殺されたのは?
何をしてでも、懐かしいあの場所へ帰りたいと願った心は?
最愛の人を眼前で失った悲しみは? 最期まで人を疑うことなく信じきった気持ちは? 満足行く戦いに覚えた高揚感は? 
その他数多浮かんでは消えていくことなく残っていくこの感情は、本当に自分のものなのか?
分からない。
自分のものがわからない。それは、自分を見失っていくことと同義。

自分が誰で、誰が他人で。他人が自分で、自分が他人。
崩れていく。十数年の人生全てをかけて培ってきた自分と言うものの輪郭線が、他人を詰め込まれて崩れていく。
その先にあるのは、自分でも他人でもない誰かなのか。それとも誰にもなれず崩壊した意識なのか。
ゾッとしたものを感じた少年は、思わず絶叫した。そして、逃げ出すように少年の意識は浮上する。

 ◇

目が覚めればそこは、サイバスターのコックピットだった。
誰もいない。何もいない。
当たり前のコックピットに、当たり前の自分が、当たり前のようにここにいる。
十数年間、自分のものとして扱ってきた体に、紛れもない自分がいる。
その当然のことを確認して、少年は汗を拭った。

「気絶……していたのか」

少年の覚醒に合わせるように機能を回復していくサイバスター。

「ここは……?」

光を取り戻したモニターには次々と周囲の様子が映し出されていく。
だがその光景は、一変していた。
木がない。水がない。土がない。アスファルトの道路も、ビルもない。
廃墟の街並みはどこかに消えている。
いや、それどころか空も、大地すらも存在しない。
そして周囲を取巻いているのは、生まれてこの方目にするのは愚か、教科書の上ですら見たこともない風景。
最も近いものを一つ挙げるとすれば、それは宇宙空間と言えるだろう。
だが、違う。
赤く明るい宇宙なんてものは、聞いたことすらない。
カミーユの知っている宇宙はもっと暗くて、気を抜くと飲み込まれしまいそうなほど広大な空間だ。
何もかもだ。知っているものが、何一つここには存在しない。
何もかもだ。気を失う前に存在していたものが、何一つ残さずに消えてしまった。


――何一つ?

「そうだ、みんなは?」

グルリと周囲を見渡す。見えたのは浮遊し漂うスペースデブリの群だけ。
振り返り、背後を確認。そこには木星似通った小さな天体が、崩れながらも膨張を続けていた。
上下に視線を奔らせる。目測で直径40~50km程の白い機械仕掛けの星が、そこにはあった。
流れるデブリ間を飛び交う。意識を集中させながら一つ一つ死角を潰していく。
そして、気づいた。

「こいつら……生きてる」

大小様々な素材すら定かでないデブリ。だが、その一つ一つが小さな気配を放ち生きている。
それは、千々に砕かれたデビルガンダムとAI1の成れの果て。
欠片の一つ一つが、この先幾千、幾万の気の遠くなるほどの歳月を重ね、やがては元の姿を取り戻していく。
しかしそれは、容易なことではない。
弱者が淘汰されるのは、世の常。今は無数にあるこのデブリも、大半は再生を果たせずに消えていく定めにある。
不意にどこかで出くわした強者に敗れる者もあれば、中には共食いの果てに死に絶えるものもあるだろう。
だがそれでもDG細胞の、ラズムナニウムの性質により再生を遂げ生きぬこうとする気配を、カミーユは感じたのだ。

「……似ているんだな」

似ている。
この馬鹿げていると思っていた殺し合いも、弱者が淘汰されていくという自然界の流れと変わらない。
無論、弱い強いというのは単純に力の強弱ではない。
単体で弱い者はより集い自衛の術を手に入れ、知恵を出し合い、協力して強者となる。
それも同じ。
運の良し悪しに左右され、時に弱いものが生き残り、強いものが死に絶える。
それも同じ。
強い力とは様々な要素を詰め込んだ生きる力そのもののことだ。
そう考えれば、ノイ・レジセイアの催したこの宴は、世界の縮図だったのだろうか。
とすれば、今この過酷な運命に晒されながらも生き抜こうとしている欠片たちは、まさに自分たちそのものではないか。
そんなことを思った瞬間、もっとずっと大きな気配を感じて白い魔星を仰ぎ見た。
いた。四つ、いや五つの気配がそこにいる。
一つは気絶でもしているのか動きがない。
二つは共に現在地を確認できていないのか、それぞれに迷走を重ねている。
そしてもう一つは、真っ直ぐに迷うことなく中枢を目指している。
数が合わない。気絶する前のここと違うあそこには、もっとたくさんの人が居たはずだ。
今ここに誰かがいて、誰かが足りない。
それに問題はそれだけではない。それは――中枢に巣くう最後の一つ。

「……こいつは」

全身を悪寒が包み込む。人ではない何かとしか言いようのない気配が、そこにある。
あれに凄く近い。アインストに支配されていたときの中尉の気配に。
でも、もっとずっと強力で、何よりも大きい。そこに誰かが真っ直ぐに向かっている。

「急がないと」

呟きを残し、瞬く間に人型から神鳥へと変形したサイバスターが赤い宇宙を駆け始める。
プラーナを使いすぎているのか、ぐらりと揺れるように重い偏頭痛が続いていた。
頭の中で何人もの声がワンワン響いているような、そんな感覚。
それでもカミーユは駆け抜ける。そして程なく、白い神鳥は同じ色をした魔星に呑み込まれて、見えなくなっていった。

 ◆

星を見ていた。
いや、正確にはそれは星でない。自らが生み出した不完全な世界そのもの。
ただその終焉を眺めていた。
アルフィミィの死亡も、今の彼女にとってはさほど興味を示すものではなかった。
今重要なのは、並列する幾多の平行世界を切り取り、束ねて作り上げたそれ。
修復は不可能。
薄っぺらな紙を必要な分だけ切り取り、張り合わせて球にしたようなものである。
今更元の紙に戻るはずもない。
そして、そこから抜け出した光が五つ。
四つはこのネビーイームに、一つは何の手違いか魔星と箱庭の中間に。
その最後の一つも今、ネビーイームの体内へと飛び込んだ。
それでいいと、ノイ・レジセイアは笑う。

完全なる生命まであと少し。

再び星を仰ぎ見る。
当初続いていた急激な膨張は、既にゆったりとしたものに変わっている。
見通しでは、元の三倍ほどに膨れ上がった時点で収縮に転じることだろう。
修復は不可能。それは変わらない。

では、新生は?

――笑う。

完全なる宇宙の創世まであと僅か。



残るピースは――あと一つ。

 ◆

幾重にも折り重なる巨大なトラス構造。生の骨組みが迷路を形作る外縁部。
そこを走り抜け、何とか見つけ出した搬入口から飛び込んだその先は、緑豊かな、地球となんら変わる事のないひらけた空間だった。
ビルもあれば町もある。その周囲に広がるのはなだらかな丘陵地帯。
規模は違うが、まるでコロニーのようだと思う。
円筒形と球。その違いはあれど、巨大な建造物に地球を模した環境を閉じ込めた空間。
そこに違いはない。
等しく人が宇宙で生きる為に作られた空間である。

「何だってこんなものが……」

そう。人が宇宙で生きるための空間であるからこそ、疑問が生まれる。
アインストと人間。
あの超常の生物が好む環境が、人と完全に一致しているとは思えない。
とすれば、ここは何のための空間なのだろうか。
それはネビーイームが借り物ゆえに存在する空間。人間を飼育するためのプラント。
だが、そんなことを知りうるはずもなく、その空を疾空する。

「見つけた!」

前方に黒い騎士の様な機体が地に伏している。
紫雲統夜とかいう奴が乗っていたはずの機体。動きはない。
死んでいるのか、気を失っているだけなのか。
どちらにせよ。そんな機体を気にかけている暇も余裕も、今はない。
目指す所は丘陵地帯を抜けた先、この魔星の中枢部。そこへ急がなければならない。
構わずに駆け抜けようとした瞬間、赤が目に留まった。
『ドクン』と心臓が跳ね上がる。
赤い機体。その機体を見るのはこれで四機目だ。
ユーゼス・ゴッツォに支給された赤いアルトアイゼン。
テンカワ・アキトが駆っていた蒼いアルトアイゼン。
アインストに支配されてた中尉の巨大なアルトアイゼン。
そして今目の前に存在するものは、巨大なアルトアイゼンの中から発掘された――

「……アルトアイゼン・リーゼ」

だがそれは、乗り手がおらずにJアークに安置されていたはずの機体。
それが動いている。
ということは、Jアークがどこかにいる? 
乗り手は、自分が乗るといって頑として譲らなかったソシエか?
とにかく通信を繋げて合流を、と考える頭を直感が妨げる。オープン回線を開いた腕が止まる。
違う。この気配には覚えがある。
この立ち昇るどこか薄暗い気配は――テンカワ・アキト。
何故、生きているのか。
そこに思い至るのよりも、中尉が残した機体に中尉の仇が乗っていることに激情を覚えることのほうが、早かった。

「お前がそれに乗ってちゃいけないんだ!!」

奥歯を噛み締め、吼えたときには既に撃っている。
神鳥が瞬く間に人型へ。同時にオクスタンライフルの針穴を穿つように精密な射撃を二射。
そして、剣を抜き放ち急加速。
着弾した二発のオクスタンライフルが大地を穿ち、土柱を吹き上げる。かわした敵機は起伏の陰へ。

「逃がすものか!!」

間を詰めようと更に加速した矢先、カミーユはアキトの気配を見失った。
なだらかに広がる緑の丘陵地帯。その僅かな起伏の影に隠れたはずの敵機。
何処かへ抜ける時間があったとも思えない。
だが、そこから気配が消えた。それも徐々に遠ざかって消えたのではなく。煙のようにふっと。
困惑する思考。それに拍車をかけるように、あらぬ方向で新たに生じた敵意がカミーユを襲う。
下方から敵意が迫って来る。真っ直ぐに脇目もふらず。

――間に合うか!?

急制動。慣性を殺しつつの方向転換。迎え撃とうと視界に捉えた色は赤。
五機目。これで五機目だ。
これがアインストの仕業にせよ。テンカワ・アキトの仕業にせよ。ふざけている。
そうやって人をからかって。惑わして。何がしたい。

「そんなことして! お前達は楽しいのかよ!!」

振り向きつつ横薙ぎに払われる剣閃。
振り返り攻撃するのではなく、振り返る動きと攻撃を両立させる行動。
それでなくては間に合わない。だから容易に読まれる。
腰元まで腕を引き、溜め込み、真っ直ぐに突き上げられる瞬間を待つ巨大な杭。
剣閃を潜り抜け、懐に飛び込もうとしているのは明白。
共に百戦錬磨。互いに互いの狙いを読みきり、動きを読みきり、赤と白が交錯する。

そして――





「騎士凰牙ーーァ! アァァァーークションッッッ!!」

旋風が一つ割り込んだ。
剣閃を斬艦刀で防ぎ、突き上げるステークを左腕のタービンで弾き挙げ、両足を旋回させて二者を弾き飛ばす。
サイバスターとアルトの距離が空き、その中間には騎士凰牙。
だが、弾かれながらもアルトの巨大な両肩のハッチが開こうと動いていた。それがカミーユには見えている。
咄嗟に体が動き、出鼻を挫こうとカロリックミサイルを放とうとしたその瞬間――

「待て、カミーユ!!」

ロジャーの声がカミーユを押しとどめた。
同時に被弾を覚悟する。だが、開きかけのハッチはそのままの状態で動きを止めていた。
何故と思うカミーユに、ロジャーの声は語りかける。

「ここは私に任せてもらおう。これは私の仕事だ」
「どういうことです? 一人でこいつ相手に時間を潰している場合じゃないでしょ。
 二人で早くこいつを倒して、急がないと」
「君は先に行ってアイビスを探せ。ここに飛ばされた際バラけたが、彼女もここに居る。
 そして、私はここに残る。放送前の話し合いで決まっていたはずだ。彼の相手は私がすると」
「あなたはまだそんなことを! 無理なんですよ。話し合いで何もかもを解決するなんてことは!!
 トモロにもいわれたでしょ? 僕達の安全と天秤にかけられるものではないって」
「だからこそ、先の戦いで私は黙っていた。それに無理か可能か。それを決めるのは君ではない。
 私は、私自身の意思でここに残る! その選択をしたのは私自身だ!
 私自身のために! 今と、そしてこれからを生きるために! 自分という存在を信じたいがために!
 私と言う存在が残ることを選んだのだ。ここでその選択肢を選ばない者は、もはやロジャー・スミスではない!
 進め、カミーユ。こんなところで時間を潰しているときではない。君には君のやるべきことがある。
 私が、私自身の為にここに残ることを選んだように、君が、君自身として生きていくために。それを忘れるな。それを見誤るな」

コックピットハッチを開け放ちながらロジャーが言う。危険だ、と思いつつも釣られてカミーユもコックピットを開放する。
生の視線がかち合い、身を乗り出したロジャーが、頑固な光と共に何かを投げてよこす。
慌てて受け止め、それを見、悟った。
何を言ったって、きっとこの人は聞いちゃくれない。

「無駄……なんですね」
「私は折れない。ならば話すだけ時間の無駄、ということだ。それを持って先へ行け、カミーユ」

投げて寄越されたもの。それは、黒でも白でもない最後の一つ、蒼いギア・コマンダー。
それを見つめ、握りしめ、コックピットシートに座りなおす。
サイバスターを操り、騎士凰牙に背を。
思い出すのは、自分を逃がすために一人残ったブンドルの最期。奥歯を噛み締めぽつりと言葉を漏らす。

「迷わないように………目印……付けておきます」
「すまない。私もすぐに後を追う」

短い返答。それを合図にサイバスターが一陣の風となってその場を吹き抜ける。
目指す先は、白き魔星のその中枢。思考を切り替え、意識して『間に合うか』ただそれだけを考えながら見る間に速度を上げていく。
その背後では、黒い伝説のGEAR騎士凰牙とかつてアインストを葬り去った赤い巨人の対峙が、続いていた。

 ◇

腕が動かない。足が動かない。体が動かない。
それは奇妙な感覚だった。
五感が戻る前の何もない状態とは違う。感覚はある。しかし、動かない。
縛られているというのとも、ちょっと違う。縛られているという感覚はないのだ。
正常な感覚でありながら、舌先一つ自由には動かせない。
そんな感じだった。
事実何一つ動かすことが出来ずに、カミーユ・ビダンを見逃し、こうしてロジャーとの対峙を余儀なくされている。
それはいい。別段、あの少年に対して興味はない。
先に手を出されなければ、迎撃に応じるつもりもなかった相手だ。それよりも――

「俺に何をした?」
「それはヒミツだな。君が私の説得に応じるというのなら教えてやろう」

動かなかったのは、体だけではない。
弾き飛ばされた瞬間、僅かに見えた黒い重力球のような光球。
あれに当った途端に、体もアルトもその場に固定された。
とすれば、一定範囲内の空間に圧をかけて動けなくするような類のものなのだろうか。
いや、それにしては体も機体も苦痛を感じることなく、というのはおかしい。

「答えてもらう、テンカワ。君は、まだ一人生き残りユリカ嬢を生き返らせるつもりなのか?」

謎解きに没頭しかけた頭がユリカの名前で呼び戻される。どうなんだろう、そう思った。
生き返らせてやると言われれば、即座にそれに飛びつくことだろう。それは変わらない。
だが、何をしてでも、何に変えてもかと問われれば……自信がない。
答えが自分の中にない。いつの間にか消えてしまっている。だから突き放す声をアキトは、絞り出す。

「お前には関係のない話だ」
「本当にそう思っているのか? ユリカ嬢をみすみす死なせてしまったのは……私の落ち度だ。
 それに関して君は私に何も思わないのか? それでも私には無関係なことだと言えるのか?」

返された言葉は、悔恨の念。だが、何の感慨も湧いてこない。
ただ面倒くさいと思いながら、相手をする。
こんなことならば、先ほどの少年の相手の方が数倍マシだった。少なくともこんな煩わしさはない。

「そうだな。そうだったな……俺はユリカを生き返らせたい。何に代えてもだ」

実感の湧かない言葉。これで満足かという視線をロジャーに浴びせた。
どうせ最後にはこの男とも争うのだ。言葉による解決を信条とするこの男とて、最後には拳を振るうのだ。
その為に、この男は力を蓄えて今こうして目の前に立っている。
左腕に握るのはガウルンから奪った巨大な日本刀。右腕には蛇の鞭。胸部には猪のガトリングガン。
そして、先ほど見せた不可思議な拘束術。
どれもこれも言葉とは程遠い武力。所詮、言葉は無力。無意味。煩わしいだけだ。

「そうか……ならば私ももう何も言うまい。
 私の信条には反するが、ときには拳で語るネゴシエイターがいてもいい。自由とはそういうことだ」

そら見たことか、と薄く笑う。
だが、目の前の男の考えは、アキトの予期した事態の斜め上を行っていた。
凰牙が斬艦刃を投げ捨てる。鞭とガトリングガンの装備を解除する。
そして、その四肢で唸りを上げるタービンの回転すらも止め、構えた。

「何のつもりだ?」
「昔から性根の曲がった者を叩きなおすのは、拳骨と相場が決まっている。
 君のその捻じ曲がった根性、この私が叩きなおす。
 そしてこれが、私の出来るユリカ嬢に対する唯一の謝罪であり、私の気持ちそのものだ」
「……戯言を」

ふっと笑いが込み上げてきて、バンカーの炸薬を抜いた。次いで五連チェーンガンの弾薬も。
そして、拳を構えた。
草原に落ちた弾薬が散乱していく音を耳に聞く。
統夜に問い質そうと思った。だが肝心の当人は、見つけたときから夢の中だ。
なら殴り合いで答えが出るのなら、このスッキリしない気持ちの靄が晴れるのならば、それも悪くない。

「付き合ってやる。こい」

アルトが一歩を踏み出す。まるで鏡映しのように凰牙も一歩を踏み締める。
そのまま二歩三歩と間合いが縮まり、走り、駆け、疾走する。

馬鹿な奴だ。本当に、タービンすら使うつもりもないのか。
大馬鹿野郎だ。こいつも…………俺もか。

不意に熱いものが込み上げ胸にぶち当たった瞬間、二つの機体は地を蹴り、激突した。

 ◆

外部からの侵入に備え迷路の如く入り組んだ造りの通路。それは縦に横にと縦横無尽に錯綜している。
しかし、ネリー・ブレンはそこを迷いなく突き進んでいた。
何故か――簡単だ。彼らにしか判らない目印がある。
かつて、ネリー・ブレンが感じたバイタル・グロウブの違和感。それは本物とは思えないほど、オーガニックさのないものだった。
そもそもバイタル・グロウブとは何か。
それは、オルファンが発するチャクラが地球上に張り巡らされたものであり、エネルギーの奔流であったはずだ。
であるのに、オルファンの居ないこの世界にバイタル・グロウブが存在する。
その理由は単純にして明快。
オルファンに匹敵するほど巨大な生物がここには居る。ノイ・レジセイア――オルファンに勝りはすれど劣りはしない化け物。
この世界のバイタル・グロウブとは、彼が無意識に発している強大なエナジーの塊に他ならない。
では何故、違和感を感じたのか。オーガニックさとは何なのか。
それは感情だ。アンチボディーの発するチャクラ光は、乗り手と自身の感情を反映して実に様々な表情を見せる。
オルファンとてそれは同じ。
だが、ノイ・レジセイアは違う。彼は感情に乏しい。
ともすれば単一色と思えるほどに、色が少ない。生物ならば本来誰もが持っているはずの色を、彼は持っていない。
それが違和感の正体。オーガニックさのなさの由縁。
今、その歪なバイタル・グロウブの流れを辿って、ネリー・ブレンは飛んでいる。そして、一つの場所に辿りついた。

「ここは……そうだ。あのときの――」

見回せばそこは、巨大なドームの内側のような構造をしていた。
ようなと言うからには違いはある。
通常ドームの天蓋は、内外の気圧差と僅かな骨材から支えられる巨大なテントのような物だ。
この継ぎ目一つ見当たらないのっぺりとした天蓋には、それがない。
どちらかと言えば、巨大な鉱物を丸ごとくりぬいたかのような状態。物としては洞窟に近い。
床に継ぎ目が見当たらないのもそれがゆえか。
およそ人間業ではなかった。
アイビスのいる世界において、これだけの巨大な空間を、これ程の精巧さでくりぬける技術など存在しない。
アースクレイドルやムーンクレイドルですら不可能。シンプルゆえにかえって難しい。
そんな空間だった。

「ブレン、行くよ」

あの化け物の元に向かえば、皆もそこを目指すはずだから合流できる、というアイビスの目論見は不発に終わった。
どうやら自分が一番乗りらしい。
だからと言って引き返すわけにもいかない。
生唾を飲み下して注意深く前へ。何もない巨大ながらんどうの空間へ。




不意に背後で蒼の紅が差された小さな唇が開き、そっと言の葉を紡ぐ。

「待って……いた」

透き通る程澄んだ蒼く長い水色の髪。猫のようにぱっちりと開いており、少しツリ目の大きなアイスブルーの瞳。
よどみなく、背筋を張った凛とした立ち姿。
いつか見たアルフィミィも神秘的な雰囲気を纏う少女だったが、それを超える少女がそこにはいた。
その姿は、目立ち過ぎるでもなく、控え過ぎるでもなく、ほどよい緊張感と存在感を場に与えている。
いつの間に現れたのか、気づけばそこにいたことに驚きの表情が浮かび、少女の顔を認識して更に驚く。
どう見てもそれは、グラキエースの小型版。
ラキとジョシュアの子供――一瞬、そんな考えが頭を過ぎり、打ち消す。
あの二人は多めに見積もっても二十台半ばという年齢のはずだ。対し目の前の少女の外見は小学校高学年程度のもの。
二人の子供というにしては、少し大きすぎる。ということは妹だろうか。
いや、そもそも何でこんなところに一人で。
そんなことをぐるぐると考えていたアイビスはハッとする。そうだこんなことを考えている場合じゃない、と。
ノイ・レジセイアの気配が、ここは濃い。ブレンが、それを感じ取って怯えている。
居るのだ。この空間のどこかに、ノイ・レジセイアが。
戦場になれば、華奢な少女の体など木っ端微塵だろう。そうなる前に――

「……収容しないと。ブレン、もっと近づいて」

しかし、ブレンの返してきた反応は拒絶だった。危険だ、と。
今、ここで、コックピットを開いて生身を晒すのは危険。そんなことは分かっている。
危険だからこそ少女を収容するのだ。せめて安全なところまで送り届けないと。

「ブレン、お願いだから言うことをきいて!! きいてよ、ブレン!!」

何度も、声を重ねた。だがそれでもブレンは譲らない。
こんなときに何で、と泣きたくなる。
こんなところで言い争っている場合じゃないのに――そうだ。言い争っている場合じゃない。
コックピットを開け放ち、身を乗り出す。ブレンが近づくのを嫌がるのなら、自分が自分の足で行けばいい。
嫌がるブレンに強要する必要なんてない。
だが、それすらもブレンは妨害してきた。ブレンの右腕がコックピットの前面を、押さえ込む。

「ブレン!!」
「アイビス、下がれ!!」

抗議の声を上げたその瞬間、三つの光がブレンの脇を駆け抜ける。
白い流星と、黄金の彗星。そして真紅の孤狼。サイバスターの肩口から飛び出したそれらが、眼前の少女へと迫る。
迅い。秒以下の単位で距離を詰めたそれらは、しかし、少女の掲げた手の先で、見えない何かに押し潰されて圧壊した。
それを脇目にサイバスターが刀剣を虚空に突き立てる。
その瞬間、生じたのは魔を退ける六芒星――ペンタグラム。そこから焔が迸り、火の鳥が飛び出す。
その後を追うようにサイバスターも鳥形へ。追い縋り、追いつき、嘶きと共に二つは一つとなる。

「その少女は危険だって、なぜ分からない!!」

蒼白い焔を纏い、神速で突き抜けるそれは最早火の鳥を超えた光の鳥。
生身の少女に対して過剰すぎるほど過剰な攻撃に、思わずアイビスは目を塞ぎ、喉元からは悲鳴が飛び出た。
そして、激突と同時に辺りは炎に包まれて――






煉獄の中、赤い幽鬼がゆらりと立ち上がった。
全身に鬼面を纏った赤い鬼。それが燃え盛る炎の中でサイバスターの首根っこを掴んでいる。
その後ろでは小さな少女が、鬼と不死鳥の争いを無表情に見上げている。
信じられない光景。
鬼がどこからともなく現れたこともそうだが、それ以上に炎の中平然と涼しい顔をしている少女が、信じられない。

「始まり地よりいでし少年……完全の欠片よ。待って……いた」

何の表情も読み取れない顔。奥深い瞳。
ようやくアイビスにも理解できた。こいつは人じゃない。ブレンが怯えていた相手は、こいつ。
甲高い金切り声。視線を動かせば、不死鳥が羽ばたいてもがき苦しみ、暴れまわり、辛うじてその腕を抜け出すところだった。
纏っていた焔を地上に、上空に突き抜けたサイバスターが人型へと転じる。

「ノイ・レジセイア、お前は何だってこんなことをしたんだ!!
 小さな作り物の箱庭に、自然の理を埋め込んで、それでお前は神にでもなったつもりか!?」

サイバスターが眩い光に包まれていく。
その光はやがて黄金を越え、色を超越し、ただひたすらに、どこまでも眩く輝き始める。
凄い。素直にそう思った。
でもなぜだろう。カミーユは勝負を焦っている。そんな気がしていた。

「……神? 否、我は神ではない。我は……監査者。正しき世界を……見守り監査する者。
 過ちのない……完全なる生命……静寂なる世界。その為に……我は………ある」
「それを神様気取りだって言うんだよ! わかっているのか? 生命は、生命は力なんだ。
 生命は、この宇宙を支えているものなんだ!
「完全の…欠片……よ。不完全なる宇宙……そこに価値は………ない」

やがて輝きは四つの光の玉に収束され、そして――

「違う!! 例え不完全でも、それでも、命は宇宙を支え、宇宙は命を受け入れている。
 それを、こうも簡単に失っていくのは、それは、酷いことなんだよ!
 そんなことも分からないお前に、正しい宇宙のあり方など解るものかよッ!!!」

吐き出される四つの光球。それは急速に肥大し、辺りを白一色に塗りつぶしていく。

「貴様のような奴はクズだ! 生きてちゃいけない奴なんだ!!」

その最中、少女が笑う。初めて表情らしい表情を見せた瞬間だった。
その少女は光に向かって片腕を掲げ――

「故に……この力を使い…我は創世する。新しい……世界………静寂なる……宇宙…完全なる新世界……を」

黒い何かを放つ。それはウアタイルスクラフトの光球。
一定空間内を意のままに操る上位アインストのみに許された力。

それがコスモ・ノヴァを包み込み、そして――




――世界は白一色に染め上げられた。


 ◆

白一色だった視界が突然ひらけ、薄っすらと発光する天蓋が映し出される。
体が動かなかった。
コスモ・ノヴァでプラーナを消費しすぎたことが原因なのか。あるいは溜まりに溜まった疲労が原因か。
はたまたその両方か。
いつもと変わらない自分の腕なのに、節割れて、渇いてて、骨と皮だけになった八十の老人の腕のように感じた。
バランスを崩したサイバスターが、落下する。
味気ない天蓋がゆっくりと遠ざかっていく。
自由落下にまかせるままに墜落したサイバスターが、音を立てる。
ひらけた天蓋から一転して、こんどの視界は半分が斜めの面で塗りつぶされた。
横向きに倒れているのは分かったが、再び立ち上がる気力は、今はなかった。
疲れを感じて、ゆっくりと瞼を閉じる。
もう少し、じっとしていたい。もう少し、このまま休んでいたい。横になっていたい。
でも、コツコツと近づいてくる足音が聞こえる。休んでいる場合でも、寝てる場合でもなかった。
薄っすらと瞼を上げる。
華奢な足がそこにはあった。すらりと伸びた無駄のない綺麗な足。
見上げてみる。
あどけない年頃の、しかしどこまでも無表情な少女が見下している。

「な……にをした?」

問いかけに片腕が差し出され、掌が開かれる。すると、大小二つの球体が姿を現した。
それを指し示して少女は、ここはどこそこと軽く説明を添えていく。

「完全の……欠片よ……お前の始まりの…光を……利用した」

大きい球は、あの小さな木星。小さな球はこの白い魔星ということだろう。
始まりの光はおそらくコスモ・ノヴァ。

「見て……いろ」

木星が、膨張しながら崩壊を始めた。
急速に大きくなっていくその速度は、しかしある時を境に減速を始め、やがて収縮へと変わった。
そして、それが極限に達し一点に全てが集約される直前に、眩い光が白い魔星から投げ込まれる。
次の瞬間、木星は弾け、新たな空間がそこには誕生していた。

「……ビッグクランチ」

咄嗟に思い至ったのはそれだった。
ビッグバンと対を成す、予測される宇宙の終焉の一形態。
ビッグバンによって膨張を開始した宇宙は、いずれ膨張から収縮に転じ、全ての物質と時空は無次元の特異点に収束する。
この宇宙の終焉状態がビッグクランチであり、やがて特異点収束しきった宇宙は再びビッグバンを起こして生まれ変わる。
宇宙の終焉は即ち、新たな宇宙の創世を意味しているのである。
だが、あの不完全な空間では内包するエネルギーが足りなかったのだろう。だからコスモ・ノヴァを利用された。
コスモ・ノヴァの力だけを転移させ、ビッグバンを引き起こした。
雲を掴むような話だが、それが嘘ではないと実感できる何かを、この少女は感じさせている。

「理解……できたか?」

空を掴むような仕草で掌を閉じると、二つの球体の姿が消える。説明は終わりということだろう。
唇を噛み締める。利用され、掌の上で弄ばれた。
完全な敗北。それを受け入れるには、少年の心はまだ余りにも若すぎて。足掻く。
剣を杖にサイバスターを立ち上げる。
遠くにネリー・ブレンが転がっていたが、今のカミーユにそれに気づく余裕はなかった。

「お前のような人の心を大事にしない奴が世界をつくって、なんになる!」

叫ぶ。それが立つのもやっとなカミーユにとって、精一杯の反抗。
例え負け犬の遠吠えと見られようとも、何もしないよりずっとましだ。
しかしそれを丸っきり無視して、あらぬ方向を少女は見上げていた。そして声が響く。

「まさか……」

空間に皹が奔り、割れる。そこから覗いたのは一つ目の巨大な化け物。


「ようやく……見つけた」

こちらを睥睨し、目玉が喋る。インベーダーではない。
彼らとは色が違う。規模が違う。実力が違う。
それは55人目の参加者。
カズィ・バスカークに与えられ、ユーゼス・ゴッツォが手塩にかけて育て上げた存在。
そう。それが自我を得た者。その名は――

 ◆

AI1は生きてきた。
ガンダムキングジェイダーによる最後の一撃。
それにより億とも兆とも知れぬ欠片に砕かれ、数多の次元に散り散りに飛ばされ、それにより多くのAI1の欠片たちは死に絶えた。
だが、それでも死ななかった者がいる。
あのスペース・デブリが千々に砕かれながらも生きていたように、極僅かだがAI1の中にも生きている者がいた。
そして、ガンダムキングジェイダーに砕かれたあの刹那、AI1は次のステージに進んでいた。
即ち自我の芽生え、自己の確立。
その生まれたての自我は、気の遠くなるような歳月を重ね徐々に再生を進め、かつての姿を取り戻し、乗り越えた。
だが、完全ではなかった。満足もしなかった。
しばしば、思い出すことがある。
それは自我が誕生した瞬間のこと。創造主から流れ込んできた最後の思念。
決して消えることのなかった暗い記憶。
それゆえにAI1は、次元を超える術を探し、見つけ、今ここへ戻ってきた。



無造作に次元の裂け目をこじ開け、広げる。目の前には小さき者と膝を付く白い騎士。

――笑う。

間違いない。遂に戻ってきた。
彼らにとっては僅かニ・三十分前の出来事であろう。
だがAI1にとっては悠久の旅路の果てに、ようやくここに戻ってきた。

「……AI1?」

白い騎士に乗る少年の呟きが聞こえた。
否、今の私はAI1ではない。AI1は、あのガンダムキングジェイダーの一撃で死に絶えた。

「いいえ、私の名は――」

思い出す。
あの最後の光に呑み込まれる間際、私は産声を上げ、創造主ユーゼス・ゴッツォに御名を授けられた。
そう。あのとき流れ込んできた思考を、私は辛うじて覚えている。あれは――

『フ、フハハハハ……散々手塩にかけて育ててやったが、所詮この程度かAI1。貴様には失望させられた。
 貴様などをゼストの雛形と思い定めたのが、私がここで犯した唯一の過ちだ。
 貴様はゼストの器などではない。貴様は我が過ち。間違い。そう。貴様は――』






「――デュミナス」

そう。私は過ち。間違い。でも私は、それが嫌でたまらない。

「ノイ・レジセイア」

だから、私は帰って来た。文字通り、時間も空間も超越して。
全ては創造主ユーゼスの過ちを正すため。私が過ちなどではなかったことの証明のため。

「私は」

だからこそ私は、創造主ユーゼスの示した道を辿る。
ノイ・レジセイアの力を得て完全へと至り、ゼストとなる道。
それが間違いでなかったことを示してみせる。その為に、私は――

「――あなたと合体したい」





【カミーユ・ビダン 搭乗機体: サイバスター
 パイロット状況:強い怒り、悲しみ。ニュータイプ能力拡大中。疲労(極大) 首輪解除
 機体状況:オクスタン・ライフル所持 EN5%  
 現在位置:ネビーイーム中枢
 第一行動方針:ノイ・レジセイアを倒す
 最終行動方針:アインストをすべて消滅させる
 備考1:キョウスケから主催者の情報を得、また彼がアインスト化したことを認識
 備考2:NT能力は原作終盤のように増大し続けている状態
 備考3:オクスタン・ライフルは本来はビルトファルケンの兵装だが、該当機が消滅したので以後の所有権はその所持機に移行。補給も可能
 備考4:サイバスターと完全に同調できるようになりました
 備考5:ファミリアA.R・C.A・K.Nを創造(喋れない・自意識はない)
 備考6:ギアコマンダー(青)を所持 】

【アイビス・ダグラス 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード)
 パイロット状況: 疲労(大) 首輪解除 気絶
 機体状況:ソードエクステンション装備。ブレンバー損壊。 EN20%  無数の微細な傷、装甲を損耗
 現在位置:ネビーイーム中枢
 第一行動方針:???
 最終行動方針:精一杯生き抜く。自分も、他のみんなのように力になりたい
 備考:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分(全体量の約半分以上)な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】

【紫雲統夜 登場機体:ヴァイサーガ(スーパーロボット大戦A)
 パイロット状態:疲労(極大) 絶望 気絶
 機体状態:左腕使用不可 シールド破棄、頭部角の一部破損、全身に損傷多数 EN20% ガーディアンソード所持
 現在位置:ネビーイーム内部
 第一行動方針:優勝するため、全ての参加者を殺害する
 最終行動方針:テニアを生き返らせる】

【ロジャー・スミス 搭乗機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童)
 パイロット状態:肋骨数か所骨折、全身に打撲多数  首輪解除
 機体状態:右の角喪失、 側面モニターにヒビ、EN90%  斬艦刀を所持
 現在位置:ネビーイーム内部
 第一行動方針:アキト、統夜と交渉する
 第ニ行動方針:仲間と合流する
 第三行動方針:ノイ・レジセイアの情報を集める
 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉)
 備考1:ワイヤーフック内臓の腕時計型通信機所持
 備考2:ギアコマンダー(黒)を所持
 備考3:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能
 備考4:ハイパーデンドー電池4本(補給2回分)携帯
 備考5:バイパーウィップ、ガトリングボアと契約しました】

【テンカワ・アキト 搭乗機体:アルトアイゼン・リーゼ
 パイロット状態:健康 首輪解除
 機体状態:良好
 現在位置:ネビーイーム内部
 第一行動方針:統夜を探す。それ以外は……?
 最終行動方針:???】

【ノイ・レジセイア 搭乗機体:ペルゼイン・リヒカイト(スーパーロボット大戦IMPACT)
 パイロット状態:健康
 機体状態:良好
 現在位置:ネビーイーム中枢
 第一行動方針:???
 最終行動方針:完全なる生命の創造】

【AI1 搭乗機体:デュミナス(スーパーロボット大戦R)
 パイロット状態:健康
 機体状態:良好
 現在位置:ネビーイーム中枢
 第一行動方針: ノイ・レジセイア、あなたと合体したい
 最終行動方針:デュミナスではなくゼストとなる
 ※デュミナスの形態は次の方にお任せします】

【三日目 2:30】





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