■■■■■080219NWCからの談話(まとめ)■■■■■
○マイル貧困層への対策の話
・育成との関連⇒教育と職業訓練
・技族院、文族院、軍事院、初等院との関係?(不明)
・貧困対策は、昔から対策とセオリーがあって日本はこの方面で世界をリードしてる
○日本の教育
・学校教育法施行のタイミングとそれ以前の教育熱と併せて、日本躍進の原動力になった
・日本は他国と比較して教育については差別化しない文化があった
・これが開明主義と階級闘争が加わって、明治日本をつくることになる
・ロマン主義外国人がたくさん加わったことも重要⇒日本びいきへの影響力
○欧州(イギリス)の日本びいき
・まず1860年頃に、イギリスで日本びいき知識層が中流階級から上流下層階級に
⇒
アロー号事件の反動の影響(東洋植民地政策の極化への罪悪感)
⇒「ノーブレスオブレージ」=強い者は弱者を守るべきだという思想
⇒この第1次日本ブームに乗って、技師たちが日本で教育を始める
・この人たちが本国に帰国して、第2次ブームが1880年頃始まる
⇒日本びいきの先代の伝聞を聞いたファンたち(第2世代)=イギリスのロマン主義者
⇒日本文化が美術側面で紹介されるのはこの前後で、浮世絵等が相当流出
⇒フランスは真面目な美術研究の成果で、より正確な日本像を持っていた
・その成果が
日英同盟(主目的はロシア牽制のためではあった)
⇒日本びいきのロマン主義者による新聞論陣の影響力
⇒結果、イギリスの伝統「栄光ある孤立」を捨てさせた
○日本で教育を施し、日本の紹介に務めた人材
・熊本師範時代の
ラフカディオ・ハーンと夏目漱石の話
⇒教育への姿勢、人間性、物事への興味の志向性?
⇒ネコリスに愛されるもの、ネコリスを愛するもの(ネコリス使い)
⇒ソーニャさんがエミリオに聞かせた物語(小笠原ログ)
・明治日本陸軍に参謀教育施した
クレメンス・ウィルヘルム・ヤコブ・フォン・メッケル
⇒
陸軍大学校の参謀教育への貢献
⇒日露戦争時の日本陸軍の高級参謀将校のほとんどがメッケルの門下生
⇒「日露戦争の作戦上の勝利は、メッケル戦術学の勝利である」
⇒帰国後も日本への愛着と誇りを持ち続け、子孫も日本の紹介に努める
⇒作戦畑からの戦勝のお礼への返事「バンザイ ニホンジンメッケルセンセイ」
(メッケルのスキャンダルにて隠棲の話から、軍人寡婦の境遇・軍人の社会保障の話へと流れる)
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○軍人寡婦の境遇
・世界的に軍隊で軍人恩給や遺族年金制度ができる以前、軍人の妻は夫の死後の社会保障を失う
・軍人の妻にそのリスクは高い=不幸の代名詞
・可能な限り短く、そして生還の結果重婚などの悲惨なことにならないように日数が検討
・その結果が再婚規定再婚規定180日、死別だと360日
○軍人の給料
・軍人(中でも士官クラス)が高給取りなのは、私弁(自腹)が多かったため
・たとえばブーツや軍服や拳銃は支給品ではなく、自前で調達
・古代ギリシャ以来の伝統で、長く変更されなかった(だから将校には貴族が多い)
・時代とともに生産力は増大し、結果動員数が増えた⇒生産力が兵力を決める
・軍が大きくなると、当然貴族だけでは全然対応できなくなる
・特に商家や農民出身の士官が増え始めて、これらの層が困窮に苦しむことになる
・そこで、軍人に宮廷序列を一代限りで付与する一方、士官の給料を大幅に上げるという方策へ
○ガンパレードにおける、軍人の保障は旧制度をひきずっている
・ガンパレでは制服代を取られている、等
・ガンオケ緑だと、英吏は私弁制度を利用して最高級品でかためてる
・善行は私物でベレッタ買ってたりする
⇒ + 芝村 > (善行はイタリア銃が好きなのです。緑ではマテバ使ってる) (2/19-01:52:17)
(支給品から、拳銃の話へと流れる)
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○支給品としての拳銃
・支給品は、拳銃に関していえば、まず使える精度ではない(怖くて使えない)
⇒軍では基本的に使わない装備なので、かなり適当だから
⇒特に日本は貧乏国だったので、日本の制式拳銃はひどい欠陥銃だった(強く叩くと暴発する)
・拳銃を良く使っていた軍隊はアメリカとドイツ
○アメリカ
・初期は38口径回転式拳銃
・
45口径ガバメント(フィリピンでのモロ族での戦いで、威力不足を痛感したため)
⇒有効射程50m。全長216mm。重量1077gの大型拳銃。
○ドイツ
・
モーゼルミリタリー
⇒有効射程200m、ストック使用可。やはり1kg以上の大型拳銃。
⇒全長308mm(ストック装着時630mm)。 重量1100g(ストック装着時1750g)。
○日本
・ガバメント・モーゼルともにテストの結果不採用
・主たる理由は、体格に劣る日本人が使うには大きすぎるから
⇒日本人が使えるサイズの拳銃で、戦場で使えるものはない
⇒ゆえに日本での開発優先順位は断然下がった
○特殊装備としてのモーゼルミリタリー(日本制式採用の事情)
・中国で大量に鹵獲(ろかく)されたこともあって
・日本では生産してないにもかかわらず制式採用になって一部の部隊に支給
⇒モーゼルミリタリーは100万丁以上生産
⇒コピー品入れると約2倍?(第一次世界対戦後に流出したものがコピーされた)
⇒1935年までに作りまくって、第2次世界大戦では新規生産してない
・日本軍は弾を生産するため、制式とせざるを得なかった
⇒弾は2種類。オリジナルの7.62mm以外に45口径もある
⇒中国生産の物は45口径が多かった=ガバメントとの弾丸共通性(強装弾)
・モーゼルミリタリーはセーフティがしっかりしてるので、暴発しにくい
○ロシア
・
トカレフ(ロシア軍制式拳銃)
⇒簡易ガバメント(ただしオリジナルとして粗悪品)
⇒強力なのはいいけど、重い、使いにくい、セーフティないから強く叩くと暴発する
⇒戦後、警察任務や実際に警察や麻薬取り締まり、あるいは国境警備の現場で不満噴出
・
マカロフ
⇒
ワルサーPP(悪名高きナチス親衛隊装備)からのコピー
⇒軍用銃としてだけでなく、大成功といってよい実用品
⇒携帯しやすく扱いやすい。私服警官や暗殺用にも良く使う
⇒全長161mm。重量730g。
○ドランジの使用拳銃(絢爛世界の軍用銃)
・レーザーガン(実体弾銃ではない)、タキガワ重工製
⇒GENZさんがトシローから渡された銃も同じ(小笠原ログ)
・火星や宇宙で普通の銃は使えない
⇒無重力エリアで戦闘する事もある場合は無反動は特に重要
⇒閉鎖環境内で外壁に穴あけるような事態はご法度=宇宙船、都市船等
・レーザーガンがOKなのは、焦点距離調整ができるから
⇒(自動照準で出力調整可能、等?)
○L級フレーム(流星号)の問題点
・都市船上陸作戦が視野に入れられているが、都市船保全の観点上大丈夫なのか?
⇒ + 芝村 > 大丈夫じゃないけど、アエリアの戦い(ドラマCDと大絢爛)があったんで、無視できなくなった (2/19-02:56:12)
⇒慈愛号も上陸している
⇒(問題点保留?)
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最終更新:2008年03月18日 19:46