実力分布関数によって期待勝率を求める

実力分布関数をf(x)とし,プレイヤーA,BのレーティングをそれぞれX,X+aとする。

BがAに勝つためには,BがA以上の実力を発揮すればよい。
いま,Aがwの実力を出したとすると,Bはw以上の実力を発揮しなければいけない。その確率は
    +∞
     f(X+a) dX   (εは>0の小さな値)
    w+ε
となる。
(εはいくらでも小さくできるので0としても差支えない)
※ 実際のレーティングは整数値をとることがほとんどだが,便宜上,連続値をとるものとして考える
よって,Aがwの実力を発揮したとき,Bが勝つ確率は,
        +∞
      f(w) f(X+a) dX
        w
すべてのwについて考えるので,Bの期待勝率は
      +∞  +∞
      ∫(f(w) f(X+a) dX)dw
      -∞  w+ε
となる。

(以下ではMaximaを使用しますが,計算結果に間違いがあった場合は,私の入力ミスの可能性が高いです)
たとえば,f(x)が正規分布とすると(以下明日以降追加)

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最終更新:2007年04月03日 14:37