第一次世界大戦後のアメリカ経済力は大きなものになっていた。
世界の金融市場を支配、対外投資ではドイツ・オーストリアの経済も支えた。

暗黒の木曜日

1929年10月24日、ウォール街の株価が大暴落する。

背景

1920年代、アメリカは大量消費時代に入る。
工場生産の急増、それを上回る株価の高騰。株取引は子供にまで広がった。

だがしかし!
周辺のカナダ、ラテンアメリカも工業化が発展。
ヨーロッパ経済も復興に向かっていた。
当然、アメリカの輸出は鈍化。アメリカの物が売れない、余る状態に。


世界恐慌への原因

  • 第一次世界大戦直後から農産物価格が下落⇒農民の貧困化、購買力低下
  • 過剰な設備投資⇒生産過剰⇒合理化による雇用の縮小、クビになって路頭に迷う
  • 各国の高関税政策⇒貿易の縮小
  • アメリカ資本への依存度の高さ

各国の対策

アメリカ⇒ニューディール政策
イギリス・フランス⇒ブロック経済(自国と植民地間に貿易圏を作る)
ドイツ・イタリア・日本⇒ファシズム(個より全という考え方)








最終更新:2007年04月03日 16:56